なぜ日本のNetflixでは、ジブリの配信をしないのか?

2020/01/31

02:動画配信サービス関連

t f B! P L

Netflixはでスタジオジブリの長編アニメが2020年2月より配信開始となります。しかし!ここには日本、アメリカ、カナダが入ってません。よって日本人は見れません。今回はその理由と今後の展望を考えていきます。




(1)そもそもNetflixとは?

Netflixは、月額定額制の動画配信サービス。
https://www.netflix.com

映画だけでなく、ドラマも配信されており。Netflixオリジナル作品も多いです。

日本やアメリカのみならず、世界190か国以上でサービスが提供されていて、既にユーザー数は1億人を超えています。

料金プランは3種類あり、ベーシック:800円/スタンダード:1200円/プレミアム:1800円となっています。(※無料トライアル期間が1ヶ月あり)

Netflix ベーシックプラン とは?

同時視聴人数は1人。HD動画・4K動画は見れません。最低限の機能ですが、一人暮らしでたまに映画を見られるという方には十分でしょう。

Netflix スタンダードプラン とは?

同時視聴人数は2人。HD動画を見ることができます。ご家族がいらっしゃって、自分の部屋で観たいという方がおられるのであれば、検討すべきプランでしょう。

Netflix プレミアムプラン とは?

同時視聴人数は4人で、HD動画や、4K動画を見ることができます。大きなテレビでご覧になられる方や、スタンダードプランでは事足りなそうな家族構成の方はこちらがオススメです。例えば、高校生のお子さんがお二人いらっしゃったりすると、お部屋でそれぞれ観たいということもあるかと思いますので、このプランにしておけば喧嘩は起きません。

と、基礎的なお話を済ませたので、本題へ入りましょう。



(2)世界各国での配信の概要

世界各国で2月より開始となるスタジオ・ジブリ作品のNetflixでの配信。

プレスリリースによると『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』から『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』など21作品。厳密にはジブリ創設前に制作された『風の谷のナウシカ』も配信されるとのことで、4月までかけて順次配信監視となります。

対応字幕数は28言語、吹き替えは最大20言語用意されるとのこと。「最大」の意味は、作品によっては20言語全て用意されないものもあるということでしょう。

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは以下のコメントを発表されています。

「この時代、映画を観客に届けるさまざまな素晴らしい方法があります。私たちはファンの声に耳を傾け、映画を配信する決定をしました。世界中の人がこの体験を通じて、スタジオジブリの世界を発見してくれることを期待します」

でも、日本はありません。


(3)なぜ日本やアメリカのNetflixではジブリが見れないのか?

鈴木プロデューサーの発言からして、日本での動画配信に消極的ということではないでしょう。

つまり「Netflixは日本での配信権を獲得できなかった」と考えるのが妥当です。

元々スタジオ・ジブリは、日本での興行成績を上げるために日本テレビと協力関係を気付いてきました。金曜ロードSHOW!でのみ、スタジオ・ジブリ作品がテレビ放送されている事実を思い出して頂ければ納得もいくでしょう。

そうなると、日本での配信権は日本テレビへの配慮というか、日本テレビとの協力関係の上で検討されると思われます。

日本テレビ系列の配信サービスはHuluです。


将来的にHuluにて配信が開始となれば、「でしょうね」という感じで納得がいきます。その良し悪しの感覚は人それぞれなので賛否あって良いとは思います。

また、ウルトラCと言いますか、数%の確率でディズニー系列の配信サービス。つまり日本ではDisney Delexueで配信開始となっても、予想外というまでもいかない予想の範疇でしょう。ジブリとディズニーは仲良いので。(そもそもジブリの星野会長は、ウォルト・ディズニー・ジャパンにいらっしゃった方です)

というような感じで、日本のNetflixは権利が取れなかったということになります。残念というか、致し方なしの既定路線でしょう。

なおアメリカではワーナー系列の新動画配信サービス「HBO Max」でジブリ作品の配信が決定しています。つまり、アメリカでは配信権の関係でNetflixでの配信がされないということが明確に可視化されています。



そう考えると、日本もそれと同じ事象と言えるでしょう。

ただし、日本テレビの「金曜ロードSHOW!」で毎回抜群の視聴率を誇るジブリ作品たち。簡単にHuluに登場できるのかという疑問もあります。

早期の配信開始を心待ちにしたいですが、何とも読めないところであります。


(4)ジブリが大好きな人は多い!

よくSNSで、ジブリのどの作品が一番好きかで論争になります。

私は断トツ『もののけ姫』ですが、

「いやいや初期のラピュタとかの方がいいでしょ!」

「ジブリではないけど、そもそも宮崎駿の最高傑作はカリオストロだろ!」

とか、大いに盛り上がります。










これは喧嘩ではなく、ネットのジブリオフ会と言っても良いでしょう。みんなジブリが大好きなのです。

なので、今回「Netflixでジブリ配信します!日本ではありませーん!」となってみんな激怒したのです。

みんな大好きジブリだからこそ、是非動画配信サービスで視聴できる日がきてほしいものです。

動画配信サービスのヘヴィーユーザーとしては、その日を心待ちにし続けます。

※『ルパン三世 カリオストロの城』は時たま動画配信サービスに登場します。2020年2月5日までならHuluでお楽しみ頂けます。


(5)付録:オススメの動画配信サービス

※この章は、映画紹介の各記事共通の項目です。2020年1月現在の情報になります。

時代は移りゆくもので、映画館での公開が終わった作品の視聴はBru-Ray/DVDと併せて、動画配信サービスで視聴される方が増えてきました。

私自身は、普段映画メディアの編集長をしている関係で映画に触れる機会が多めですが、その中において現在契約している動画配信サービスを「正直なお気に入り順で」紹介してまいります。

ただし、下位のものも契約している時点で支持をしているものです。それぞれに特性があり、私の好みやライフスタイルから以下の順番で重宝をしております。

オススメ1:Hulu



私は映画が大好きですが、普段民放テレビ局で最も視聴しているのは日本テレビです。テレビドラマに限らず、「Another SkyⅡ」も毎週楽しみにしており、ふと見返すことも多いです。よって、映画外の好みのコンテンツの側面からHuluを最も重宝しています。
日本テレビ系のドラマや各テレビ番組、「名探偵コナン」などを好きな方にはオススメのサービスです。映画のラインナップは日々変動しますが、他社に比べて劣ってると感じる事は少ないです。
金額:933円(税別) ※無料トライアル期間が2週間あり

オススメ2:Netflix



映画切り口でいくと、やはりNetFlixが現時点では王者の風格だなと個人的には思います。「さて、今日は何の映画を見ようか」と思ったら、とりあえずNetFlixを開きます。

併せて、日米それぞれオリジナル作品も多いです。「アイリッシュマン」「ROMA/ローマ」「全裸監督」などなど。今最も目の離せないサービスと言っても過言ではありません。なお、スタジオジブリの配信権獲得が発表されましたが、これには日米は含まれていません。日本で始まるとするならば、日本テレビ資本の入っているHuluの可能性が高いと勝手に思っています。

金額:3種類あり(ベーシック:800円/スタンダード:1200円/プレミアム:1800円 各々税別)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり

オススメ3:Disney Delexue



名前の通り、ディズニー作品を楽しむことができるサブスクリプション動画配信サービスです。時によって見れる作品は異なりますが、ディズニー作品のアニメ・実写。ピクサー作品、スター・ウォーズ、マーベル作品と、ディズニー系列の作品の多くを見ることができます。

常に誰もが知っている作品が配信されており、安心して一度見た映画を鑑賞したいときにはこれで間違いありません。なお、2020年1月現在、ディズニーによって買収された20世紀フォックスの作品はまだ配信されておりません。今後されるとは思いますが。

金額:770円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり

オススメ4:Amazon Primeビデオ


NetFlixと並んで知名度が高いのはこれでしょう。映画やドラマといった映像作品を鑑賞するためのサービスではなく、「Amazon Prime会員」向けサービスの中の一つとして、映画やドラマも見れるよという触れ込みなのが他と異なります。

年間契約での割引が用意されていますが、月額支払いでもたったの500円という破格の仕様。しかもAmazonの他のあらゆるサービスもそれで使えるわけです。普段Amazonを使う方なら「とりあえず入っとけ」サービスでもあります。

金額:500円(税込)
※年会費だと4900円
※無料トライアル期間が1ヶ月あり


オススメ5:Paravi



Huluと同様で、特定のテレビ番組をリピートしたい方向けなのはParaviです。こちらはTBS系列およびテレビ東京系列の番組を楽しむことができます。質の高いドラマの多いTBS系列ドラマを見たい方は入るべきサービスと言えるでしょう。

私自身もそのTBSドラマと、テレビ東京系列のビジネス番組の鑑賞目的、よって映画向けには使ってないです。テレビ東京のビジネス番組は質が高いので、教養目的と考えると日々の出費も投資考えることができて心に優しいです。

金額:925円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり

オススメ6:U-Next



U-Nextは異色です。定額料金で各作品を鑑賞できると同時に、新作を有料で販売、レンタルもしています。言うならば、サブスクリプション系サービスとiTunes等販売・レンタル系サービスのハイブリッドと言えるでしょう。

と聞くと、割が悪いようにも思ってしまいますが、ポイントも貯まっていくので、そのポイントで新作をいち早くレンタルして自宅で鑑賞することができます。どうしてもサブスクリプション系サービスでの配信は少し時差が出てしまうので、ここまで紹介してきた各サービスをうまくサポートする役割として利用をしています。

金額:1990円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり


以上が、2020年1月現在私が契約しているサブスクリプション系サービスです。仕事柄多めです。これら全てを契約することはオススメしません。それぞれ特性があるので、何を目的にするか、頻度はどれくらいかをみなさん自身でお考えの上で選択してみてください。

また、ここにはないサービスもたくさんあります。その旨も理解の上で参考になれば幸いです。

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自己紹介

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現在(2020年1月)33歳で、映画メディア「シネマズPLUS」の編集長をフリーランスで請け負いながら、その他複数メディアの監修やアドバイザーをしています。 個人活動としては、このブログを2020年より再稼働し、YouTubeも併せて頑張っています。みなさんのお役に立てる情報発信をしていけたらと考えています。

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