『ジュラシック・ワールド/炎の王国』感想、良い意味で悲しくなる映画

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』賛否割れそうな予感…

(C)Universal Pictures

明日2018年7月13日(金)から公開となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。シリーズ最大のスケールで映画は展開されるのですが、終わった後悲しくなったので今回はそんな話をしていきます。


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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

□『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の簡単あらすじ

□『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の感想Q&A

□『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の率直な感想

□『ジュラシック・ワールド/炎の王国』監督、J・A・バヨナってどんな人?

□『ジュラシック・ワールド』へようこそ

□『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の作品情報

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の簡単あらすじ

・「ジュラシック」シリーズの最新作です。

・前作『ジュラシック・ワールド』の完全なる続編です。

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・今回も人間が恐竜たちを見て楽しむことができるテーマパーク「ジュラシック・ワールド」からスタート。

・しかし、その島に、火山の大噴火の兆候が訪れます。

・大噴火を前に恐竜たちを人間同様に救い出すべきか否かに、主要登場人物たちは迫られます。

・という宣伝でよく示されてるここまでの物語は前半に過ぎず!

・後半は舞台を移し、緊張感のある究極の物語が待ち受けます!

・主要人物や恐竜たちの運命やいかに…!?

という感じの物語です。

とにかく後半が想定外!

率直に言えばこの想定外は賛否割れることでしょう。その辺りはまたのちほど語ります。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の感想Q&A

・映画を見て満足できましたか?
⇒満足しました!でも、悲しさ溢れるクライマックス…。

・家族で楽しむことはできますか?
⇒できます!でも恐竜がマジ恐竜なので、恐竜恐いお子さんは泣いちゃうかも…?

・小学生の子供が楽しむことはできますか?
⇒上に同じです!

・友達同士で楽しむことはできますか?
⇒できます!ぜひ!

・デートで行くのはどうですか?
⇒ぜひぜひ!でも彼氏さんがビビりの場合は色々アレです笑

・映画リピーターは見た方が良いですか?
⇒ぜひ!J・A・バヨナ監督の作品として見るとかなり奥深く鑑賞できると思います。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の率直な感想
「良い意味で悲しくなる映画」

いやはや…今までで一番深い「ジュラシック」映画でしたよ。何とも色々と考えさせられます。

人間の愚かさ…

人間の儚さ…

人間の強さ…

人間の弱さ…

人間の希望…

生きる宿命…

生きる意味…

現実世界と結びつけてこういうさまざまな、ちょっと哲学的かもしれないことも考えてしまいますね。


と、いきなり暗めに語ってますが、冷静に考えて凄くないですか。

一応確認ですが、これ「ジュラシック」シリーズの最新作ですからね。

こういった深い物語になってるわけなんです。


(C)Universal Pictures

となると、「いや、娯楽映画を楽しみたいのだけれど…」と思われるかもですが、心配ご無用!

シリーズ最大のスケールや恐竜の数で展開される本作は、いつにも増してアトラクション感が強いです。技術の進歩もあり、3Dや4Dが身近になった今、そういったフォーマットで映画を楽しむに持ってこいという感じに仕上がっています。

とにかくクオリティが高く、ハラハラ・ドキドキさせてくれるいつもの「ジュラシック」が今回もここにちゃんとあります!

その上で最初に語ったように今まで以上に深い物語も描き込まれているという感じです。

(C)Universal Pictures

恐竜たちがいつも以上に登場するので、それらの存在感が際立ちますが、それ以上に冒頭で書いたように"人間"について考える映画でした。

要するに現在に蘇った恐竜たちを"守る者"VS"使う者"の戦いが繰り広げられるのです。"使う"は要するに金儲けです。

何というか、人間のエゴ丸出しというか、映画的な悪役感も全開で、「コイツ、嫌い」って思うキャラクターが何人か出てくるんです。

現実世界に恐竜はいませんが、何となく現実世界のビジネスでもこういうウザい奴っているよなと思ったり、思わなかったり。

いやあ、「ジュラシック」でこんなこと語る日がくるとは思いませんでしたよ。本当に深い映画でした。

(C)Universal Pictures

そして、タイトルにも書いた通り悲しさを覚える映画でもありました。

本作で鍵を握る謎の少女がいるのですが、彼女の生まれ育った境遇だったり、最後に選択するある決断だったりが非常に悲しいというか、切ないのです。

○○である彼女の本当の気持ちは○○にしかわからないはず。私たちは○○じゃないから、多分彼女のことをわかってあげられない…。
※○○は映画を見てせひチェックしてみてください!

そんなもやもやというか、絶望感というか、何か引っかかるものがあります。

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最後の結末もね。決してすっきりするものではありません。

今作上の物語はちゃんと終わりますが、「え、これどうなっちゃうの?」と思うラストであるのは事実。

その「どうなっちゃうの?」は、どうやら2021年にわかる(最終章公開)のようですので、これはもう待つしか無いですね。

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とにかく、娯楽要素もドラマ要素も満載の高密度な映画でした!

鑑賞するとこの意味はわかるはずです!ぜひ劇場でご覧になってみてください!

※ここから先はより細かなお話を進めていきます。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』監督、J・A・バヨナってどんな人?

本作の監督を務められたのはスペイン人のJ・A・バヨナ。

彼の代表作と言えば、以下の3作品でしょう。

『永遠のこどもたち』
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『永遠のこどもたち』では子供たちの悲しみを描きました。

『インポッシブル』では、津波に巻き込まれ引き裂かれた家族たちの力強さを描きました。

そして、『怪物はささやく』では少年の悩める心をファンタジーとして描きました。


それぞれジャンルも物語のテイストも異なりますが、絶望感や恐怖といった心情が含まれているという部分で共通項があったりもします。(個人の見解です)

そのJ・A・バヨナが監督で、今まででもっともシリアスな「ジュラシック」シリーズ。

なるほどな、となるかと思います。

(C)Universal Pictures

また、本作は『ジュラシック・ワールド』3部作の2作目ということもあり、最終章を煽る意味でもかなりチャレンジングな内容と結末になっていますが、これが監督の作風とうまくマッチしているなとも思います。

とにかく、いつもの「ジュラシック」を楽しめつつ、いつもと違う「ジュラシック」もここにあるわけなので、賛否両論になることは間違いなしです。

でも、それを語るのも映画の楽しさだなって思ったり。ぜひ映画を見て、さまざまな感想を教え合ってみてください。

『ジュラシック・ワールド』へようこそ

さて、今回の映画の感想はこの辺で。

とにかく見応え抜群の高密度な映画。賛否両論必須なテイストです。

個人的にはある人物が発した「『ジュラシック・ワールド』へようこそ」的な台詞で鳥肌が立ちましたね。その意味は、映画を見ればわかりますが、想像を絶する意味になっています。

さあ、劇場へ!大きなスクリーンへ!

今年の夏最大の冒険を堪能しましょう!

(C)Universal Pictures

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の作品情報

タイトル
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

原題
Jurassic World: Fallen Kingdom

出演
クリス・プラット
ブライス・ダラス・ハワード
レイフ・スポール
ジャスティス・スミス
ダニエラ・ピネダ
ジェームズ・クロムウェル
トビー・ジョーンズ
テッド・レビン
ジェフ・ゴールドブラム
B・D・ウォン
ジェラルディン・チャップリン
イザベラ・サーモン

監督
J・A・バヨナ

製作
フランク・マーシャル
パトリック・クローリー
ベレン・アティエンザ

製作総指揮
スティーブン・スピルバーグ
コリン・トレボロウ

キャラクター創造
マイケル・クライトン

脚本
デレク・コノリー
コリン・トレボロウ

撮影
オスカル・ファウラ

美術
アンディ・ニコルソン

衣装
サミー・シェルドン・ディファー

編集
ベルナ・ビラプラーナ

音楽マイケル・ジアッキノ

テーマ曲ジョン・ウィリアムズ

視覚効果監修
デビッド・ビッカリー
アレックス・ブトケ

アニマトロニクス&特殊効果監修
ニール・スキャンラン

配給
東宝東和

上映時間
128分

公式サイト
http://www.jurassicworld.jp/

公開
2018年7月13日(金)

©表記
(C)Universal Pictures

作品概要
シリーズ14年ぶりの新作として2015年に公開され、記録的な大ヒットとなった「ジュラシック・ワールド」の続編。前作でハイブリッド恐竜のインドミナス・レックスとT-REXが激闘を繰り広げ崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れ、恐竜たちの生死を自然に委ねるか、あるいは危険を冒してでも救い出すか、人間たちは判断を迫られていた。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する