映画が好きになった“きっかけ”を改めて辿る
Photo credit: blondinrikard via Visualhunt / CC BY
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幼稚園から小学校低学年にかけては、レンタルビデオ屋さんでドラえもんのVHSをひたすら借りて見ていた記憶です。
※私は1986年生まれ、今年(2018年)で32歳になります。
なので、このお話は1990年とかそれくらいのお話ですね。
あとテレビでもドラえもんは欠かさず見ていた記憶です。
「大晦日だよドラえもんスペシャル」
とか
「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」
とか
そういうワードを今でも何となく記憶しています。
大人になってからはドラえもんはあまりチェックしていなかったのですが、エンタメにコアにハマった最初はおそらくこれになります。
よって、私のエンタメのルーツはここになるのかなと思います。顕在意識下ではあまり感じませんが、多感な幼少期の視聴体験ですので潜在意識下ではおそらくベースとなっていることでしょう。
ゲームから派生して、「ポケットモンスター」や「爆走兄弟レッツ&ゴー!! 」などは見ていた記憶です。
あとは18時前に「忍たま乱太郎」は欠かさず見たり、確かNHK教育テレビかなんかで18時過ぎとかにやっていたアメリカのテレビドラマ「フルハウス」などを見ていた記憶です。
あと、海外旅行に行った帰りの今はなきノースウエスト航空の機内で『アポロ13』を見ました。(←あとで重要になってきます)
また、今はなくなってしまいましたが、埼玉県志木市にあった「ららぽーとシネマ志木」に初めて親同伴無しで子どもたちだけで映画鑑賞をした記憶です。
最初に子どもたちだけで見たのはちゃんと覚えています。
『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』
懐かしい…。
あと翌年には『踊る大捜査線 the movie』
小泉今日子さん演じる日向真奈美がめっちゃ怖かった記憶です笑
あと『アルマゲドン』ですね。
これも懐かしい…。
ちなみに、『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』の時期には『タイタニック』が社会現象。
それよりも半年ほど前の夏には『もののけ姫』が社会現象になっていましたが、それらは劇場では見ませんでした。見ておけば良かったと今でも後悔しています。
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それは中学でも変わらずで、記憶にあるのは映画の『GTO』ですね。
今ブログを書きながら「Yahoo!映画」の評価を見たら、2.53と低いのですが、当時の自分には超面白かった記憶です。
こういう記憶思い返すと、大人になって平均評価とか気にしちゃうの良くないなあと思う次第です。映画のかけがえのない体験は、周りがどう言おうと、平均評価が低かろうと、自分の中で大切に残しておけば良いのです。
中学時代は、2001年に『千と千尋の神隠し』が超社会現象になりましたが、絶賛高校受験モードだったのか全く記憶にないんですよね。
受験終わりで『モンスターズ・インク』は見に行った記憶はありますが。
まあそんな感じで「映画大好き!」スイッチはここでも全く入らずな感じでした。
映画館での鑑賞はあんまり記憶にないのですが、ちょうどTSUTAYAのDVDレンタルの品揃えが豊富になり始めた時期でして、家にDVD対応のパソコンがきたので、初のDVD鑑賞をした記憶です。
これがですね、なぜそれを選んだのか今でも不明なのですが、何と『ブラックホーク・ダウン』。それまでグロさ耐性が全くなかったのですが、ほぼ全編戦闘モードの映画を見ちゃったもんなので、ショック療法でここから割りと何ても見れるようになった記憶です。
ホント、何でこれ見たのか不明でございます…。
でも、この体験が後々生きてきます。(←伏線)
とりあえず進めます。
あくまでも土壌ですが、「映画って奥深いんだなあ」と初めて思ったのは高校2年生だったと思います。
その後、私は大学受験の際に世界史の選択をしたのですが、これが良いのか悪いのか「映画大好き!」になるきっかけとなりました。
世界史の授業で「全てが史実通りではないけれど、ローマ史のイメージを確認したかったら『グラディエーター』を見なさい」とアドバイスされたのです。
で、見てみるわけですよ。
カッコいいわけですよ。凄いわけですよ。最後感動なわけですよ。
「ラッセル・クロウ、半端ねえ!!」
「この映画作った監督(リドリー・スコット)、半端ねえ!!」
となるわけです。
ええ、おわかりの通り鮮烈なDVD鑑賞体験をした『ブラックホーク・ダウン』もリドリー・スコット監督作品です。
完全にこれでリドリー・スコット監督信者になるわけです。(思考が単純)
晴れて受験が終わったので、
「ラッセル・クロウの他の作品も見てみよう」
となり、『ビューティフル・マインド』を見たわけです。
今でも好きな映画歴代ベスト5に入るほどの衝撃を受けました。
さて、ここで前述している伏線を回収しましょう。
小学生の時に海外旅行の帰りに見た『アポロ13』、そして『ビューティフル・マインド』。どちらもロン・ハワード監督の作品です。
「ロン・ハワード監督、半端ねえ!!」とここで好きな監督がもう一人できたわけです(相変わらず単純思考)
あと、ずっと気になっていた『チャーリーとチョコレート工場』をDVDで見ました。
「ジョニー・デップ面白え!!」
「ティム・バートン監督、半端ねえ!!」
となりました。
で、ここで晴れて大学入学です。
受験時よりは時間ができたので、以下のように超偏った目標を立てて映画を見まくり始めるのです。
・ラッセル・クロウ出演作品全部見る。
・リドリー・スコット監督作品全部見る。
・ロン・ハワード監督作品全部見る。
・ジョニー・デップ出演作品全部見る。
・ティム・バートン出演作品全部見る。
これが私の映画好きのスタートとなります。
よく「柳下さんてエンタメ映画とか、大作映画好きですよね」と言われるのですが、このベースからご納得頂けるのではと思います。
で、映像作品ではドラえもんというシリーズアニメーションがベースにあるので、今「名探偵コナン」が大好きなのも繋がってるなという感じですね。
ありがたいことに、映画を見れば見るほど、映画の面白さに気づき、何でも楽しめるようになってきています(評価に厳しくならないかなと心配してましたが、全然です)
また、これは「シネマズby松竹」の編集長になって、他媒体含む様々な方の映画の文章を読んで「映画の世界は本当に広い。まだ1ミリくらいしかわかってない」と思い、探究心がどんどんと広がっていってます。
考えれば考えるほど、書けば書くほど、「もっと勉強しないと」「もっと考えないと」「諸先輩方に追いつかないと」と課題がどんどん増えていき、世界の広さと人々の有能さにポジティブな意味でも絶望感を感じます。
それが凄く幸せでもあります。
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まあだいたいこんな感じですね。
きっかけを辿ろうとしたら思った以上に長くなりました。
映画でなくても、自分の「好き」のルーツを辿ると色々と思考が整理されるので、みなさんも是非やってみてくださいね。
私は映画を中心にしつつ、興味があることや好きなこと、情報発信すべきと思うことなどを、今後も探り続けていければなと思います。
それでは!
映画についてあれこれ考える中で、映画が好きになったきっかけについて改めて辿ってみました。なかなかの偏ったきっかけですが、暇つぶしに是非お楽しみください。
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1:おそらくベースはテレビ放送していた「ドラえもん」
まず、映画との付き合いではなく“映像作品”との付き合いのお話から。幼稚園から小学校低学年にかけては、レンタルビデオ屋さんでドラえもんのVHSをひたすら借りて見ていた記憶です。
※私は1986年生まれ、今年(2018年)で32歳になります。
なので、このお話は1990年とかそれくらいのお話ですね。
あとテレビでもドラえもんは欠かさず見ていた記憶です。
「大晦日だよドラえもんスペシャル」
とか
「ドラえもん のび太のドラビアンナイト」
とか
そういうワードを今でも何となく記憶しています。
大人になってからはドラえもんはあまりチェックしていなかったのですが、エンタメにコアにハマった最初はおそらくこれになります。
よって、私のエンタメのルーツはここになるのかなと思います。顕在意識下ではあまり感じませんが、多感な幼少期の視聴体験ですので潜在意識下ではおそらくベースとなっていることでしょう。
2:小学校時代はどちらかというとゲーム
小中学生の時はプレステブームでゲームばっかりやってた記憶です。なので、あまり映像コンテンツの記憶がありません。ゲームから派生して、「ポケットモンスター」や「爆走兄弟レッツ&ゴー!! 」などは見ていた記憶です。
あとは18時前に「忍たま乱太郎」は欠かさず見たり、確かNHK教育テレビかなんかで18時過ぎとかにやっていたアメリカのテレビドラマ「フルハウス」などを見ていた記憶です。
3:単発で記憶にある映画体験
一応小学校時代、映画の記憶はあり、劇場へは親や親戚には『クレヨンしんちゃん』に連れて行ってもらったりはしてた記憶です。あと、海外旅行に行った帰りの今はなきノースウエスト航空の機内で『アポロ13』を見ました。(←あとで重要になってきます)
また、今はなくなってしまいましたが、埼玉県志木市にあった「ららぽーとシネマ志木」に初めて親同伴無しで子どもたちだけで映画鑑賞をした記憶です。
最初に子どもたちだけで見たのはちゃんと覚えています。
『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』
懐かしい…。
あと翌年には『踊る大捜査線 the movie』
フジテレビジョン (2003-06-18)
売り上げランキング: 2,489
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小泉今日子さん演じる日向真奈美がめっちゃ怖かった記憶です笑
あと『アルマゲドン』ですね。
これも懐かしい…。
ちなみに、『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』の時期には『タイタニック』が社会現象。
それよりも半年ほど前の夏には『もののけ姫』が社会現象になっていましたが、それらは劇場では見ませんでした。見ておけば良かったと今でも後悔しています。
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4:中学時代も単発の記憶
ここまでのお話でわかる通り、ちらほら話題作を見てるくらいなので「映画大好き!」のスイッチはまだ入っておりません。それは中学でも変わらずで、記憶にあるのは映画の『GTO』ですね。
今ブログを書きながら「Yahoo!映画」の評価を見たら、2.53と低いのですが、当時の自分には超面白かった記憶です。
こういう記憶思い返すと、大人になって平均評価とか気にしちゃうの良くないなあと思う次第です。映画のかけがえのない体験は、周りがどう言おうと、平均評価が低かろうと、自分の中で大切に残しておけば良いのです。
中学時代は、2001年に『千と千尋の神隠し』が超社会現象になりましたが、絶賛高校受験モードだったのか全く記憶にないんですよね。
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2002-07-19)
売り上げランキング: 363
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受験終わりで『モンスターズ・インク』は見に行った記憶はありますが。
まあそんな感じで「映画大好き!」スイッチはここでも全く入らずな感じでした。
5:高校時代はDVD初鑑賞の鮮烈な記憶!
高校時代ですが、ここでもまだスイッチは入ってませんが、土壌ができてきたなという感じです。映画館での鑑賞はあんまり記憶にないのですが、ちょうどTSUTAYAのDVDレンタルの品揃えが豊富になり始めた時期でして、家にDVD対応のパソコンがきたので、初のDVD鑑賞をした記憶です。
これがですね、なぜそれを選んだのか今でも不明なのですが、何と『ブラックホーク・ダウン』。それまでグロさ耐性が全くなかったのですが、ほぼ全編戦闘モードの映画を見ちゃったもんなので、ショック療法でここから割りと何ても見れるようになった記憶です。
ホント、何でこれ見たのか不明でございます…。
でも、この体験が後々生きてきます。(←伏線)
とりあえず進めます。
6:映画好きになったきっかけは歴史!
さて、映画好きになったきっかけは高校時代の日本史の先生が映画文筆家のお仕事もされてた方で、色々お話を伺って興味が出てきた記憶です。あくまでも土壌ですが、「映画って奥深いんだなあ」と初めて思ったのは高校2年生だったと思います。
その後、私は大学受験の際に世界史の選択をしたのですが、これが良いのか悪いのか「映画大好き!」になるきっかけとなりました。
世界史の授業で「全てが史実通りではないけれど、ローマ史のイメージを確認したかったら『グラディエーター』を見なさい」とアドバイスされたのです。
で、見てみるわけですよ。
カッコいいわけですよ。凄いわけですよ。最後感動なわけですよ。
「ラッセル・クロウ、半端ねえ!!」
「この映画作った監督(リドリー・スコット)、半端ねえ!!」
となるわけです。
ええ、おわかりの通り鮮烈なDVD鑑賞体験をした『ブラックホーク・ダウン』もリドリー・スコット監督作品です。
完全にこれでリドリー・スコット監督信者になるわけです。(思考が単純)
晴れて受験が終わったので、
「ラッセル・クロウの他の作品も見てみよう」
となり、『ビューティフル・マインド』を見たわけです。
今でも好きな映画歴代ベスト5に入るほどの衝撃を受けました。
さて、ここで前述している伏線を回収しましょう。
小学生の時に海外旅行の帰りに見た『アポロ13』、そして『ビューティフル・マインド』。どちらもロン・ハワード監督の作品です。
「ロン・ハワード監督、半端ねえ!!」とここで好きな監督がもう一人できたわけです(相変わらず単純思考)
あと、ずっと気になっていた『チャーリーとチョコレート工場』をDVDで見ました。
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売り上げランキング: 4,392
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「ジョニー・デップ面白え!!」
「ティム・バートン監督、半端ねえ!!」
となりました。
7:そして映画沼へ
で、ここで晴れて大学入学です。
受験時よりは時間ができたので、以下のように超偏った目標を立てて映画を見まくり始めるのです。
・ラッセル・クロウ出演作品全部見る。
・リドリー・スコット監督作品全部見る。
・ロン・ハワード監督作品全部見る。
・ジョニー・デップ出演作品全部見る。
・ティム・バートン出演作品全部見る。
これが私の映画好きのスタートとなります。
よく「柳下さんてエンタメ映画とか、大作映画好きですよね」と言われるのですが、このベースからご納得頂けるのではと思います。
で、映像作品ではドラえもんというシリーズアニメーションがベースにあるので、今「名探偵コナン」が大好きなのも繋がってるなという感じですね。
8:あとは世界がどんどん広がった
あとは色々見る中で「あれも見ないと」「これも見ないと」「新作も見ないと」とどんどん映画の世界が広がっていきました。ありがたいことに、映画を見れば見るほど、映画の面白さに気づき、何でも楽しめるようになってきています(評価に厳しくならないかなと心配してましたが、全然です)
また、これは「シネマズby松竹」の編集長になって、他媒体含む様々な方の映画の文章を読んで「映画の世界は本当に広い。まだ1ミリくらいしかわかってない」と思い、探究心がどんどんと広がっていってます。
考えれば考えるほど、書けば書くほど、「もっと勉強しないと」「もっと考えないと」「諸先輩方に追いつかないと」と課題がどんどん増えていき、世界の広さと人々の有能さにポジティブな意味でも絶望感を感じます。
それが凄く幸せでもあります。
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まあだいたいこんな感じですね。
きっかけを辿ろうとしたら思った以上に長くなりました。
映画でなくても、自分の「好き」のルーツを辿ると色々と思考が整理されるので、みなさんも是非やってみてくださいね。
私は映画を中心にしつつ、興味があることや好きなこと、情報発信すべきと思うことなどを、今後も探り続けていければなと思います。
それでは!