『ファントム・スレッド』感想・あらすじ・あれこれ語り!「こんな女性とはマジで結婚したくない!」
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5月26日(土)より公開されている『ファントム・スレッド』という映画。こちら第90回アカデミー賞に6部門にノミネートされ、見事衣装デザイン賞を受賞した作品です。
この作品、とんでもなく素晴らしいのですが、登場する主人公の奥様が強烈なのでその辺りも余すことなく今回は語っていきたいと思います。
長いですがお付き合いください。
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■『ファントム・スレッド』ってどんな話?
ざっくりですが、本作の概要を箇条書きにて説明いたします。・まず、時代背景ですが1950年代です。
・舞台はイギリスのロンドンです。
・主人公はダニエル・デイ=ルイスが演じるレイノルズという人物です。
・レイノルズはイギリスのファッション界の超有名デザイナーです。
・ザ・こだわり屋のレイノルズですが、あるレストランでウエイトレスをしていたアルマという人物に惚れ込み、自らのオフィスへ迎い入れます。
・一応そこから恋人、そして内縁の妻的に発展をしていきます。
・当初は傲慢なレイノルズの言うことを聞いていたアルマですが、徐々に耐えれなくなります。
・で、何を思ったのかレイノルズに毒を盛ります。で、死にはせずともぶっ倒れます。
・毒を盛られたとは気付いてないレイノルズは、懸命な看病をしてくれたアルマへの愛が深まり、二人はちゃんと結婚し、愛し合う中に。
・そこからもあれこれ、まあ大変!どうなるの!?
という話です。
何も盛ってません。マジで毒を盛られます。
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■真面目な魅力は「圧倒的な芸術性」だなと!
毎月映画作品の連載をしているファッション誌「GINGER」やそのWeb版の「GINGER WEB」でも『ファントム・スレッド』を紹介していますが、とにかく「圧倒的な芸術性」が最大の魅力だなあって思うんです。これは「映像が綺麗!」とか「衣装が美しくて!」とか特定の何かではないんですよね。総合的といか、それぞれの圧倒的に美しいものが折り重なり、十二単とかオーケストラとか、何かそういう折り重なりがもたらす圧倒的な美を感じるんです。
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衣装…
景色…
カメラアングル…
映像…
音楽…
食器…
舞台セット…
俳優陣の表情…
俳優たちの動き…
台詞…
一つひとつの美しさが主張激しく際立つのではなく、控えめに、しかし非の打ち所なく輝いているような感じです。
タイム・アウト誌は本作を以下のように評しています。
「華麗な外見の下で、怪奇なロマンスは魅惑的な執念の物語に結実する。振り子のように揺れる力関係を描いた、アンダーソン監督史上もっとも愉快な作品 !」
そう、美しさの中にある物語や登場人物たちの何とも言葉で言い表せない無形の暴力性というか、人間の狂気がぶつかり合うのです。
その延長線上に「こんな奥さんとは結婚したくない」があるのです。
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では、その話に移りましょう。
お待たせしました。
■とにかく「こんな奥さんとは結婚したくない!」
仕事一筋で自分のことをぞんざいに扱うからって、毒を盛って看病の機会を作る女性…。ちょっと…やっぱり…これはきついですね…。いや、気持ちはわかるんですよ。
レイノルズは自らアルマを招き入れておいて全然相手にしないわけですから、これアルマからしたらまあ寂しくて仕方ないやつです。昼ドラだったら浮気や不倫に走ってさあ大変な流れになるやつです。
なので、どうにか自分に振り向かせたいと思うのは当たり前です。でも毒はちょっと…(笑)
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一度ならまだしも、この毒盛りで味を締めたのかそこから先のアルマはホラー的な恐ろしさが出てくるんですよね。あれだけ完璧主義なレイノルズが後半は完全に翻弄されてますし…最後あんなんだし…。
レイノルズが仕事一辺倒過ぎて招いたことかもしれませんが、その報いを超えてレイノルズは完全に地獄に突き落とされてしまったのではと私は同情したほど。
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映画を冷静に評論すると「この男女の関係は愛の究極を突き詰めたものである」という言葉でまとめられそうですが、言葉を選ばなければ「こんな奥さん、嫌なもんは嫌!映画から出てこないで!貞子みたいに画面から出てこないで!」というのが私の本音でございます。
ということで、タイトルにも記載した通り、このアルマという女性は私の中で「歴代2番目に結婚したくない映画に出てくる女性」になりました。
おめでとうございます。
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1位ですか?
そんなのアイツに決まってるじゃないですか!!
■1位はコイツです。『ゴーン・ガール』のエイミーです。
2014年に公開された『ゴーン・ガール』。この映画に出てくるエイミーが私の中では「歴代もっとも結婚したくない映画に出てくる女性」です!おめでとうございます。
『ゴーン・ガール』は箇条書きで書くとこんな話です。
※完全なネタバレは避けますが、軽めには触れます。
・主人公(男性)の奥さんであるエイミーがある日失踪するんです。
・明らかに事件性があって、旦那の無実を証明できないレベルに旦那が窮地に。
・アメリカの片田舎なので、警察だけでなく住民まで総動員で捜査、主人公マジ窮地。
・でも、マジで旦那は殺してない。
・奥さん、マジどこいった?
というお話です。
細かくは書きませんが、要するにこのエイミーはかなりヤバい奥さんなんです。
ヤバい奥さんなのは映画の後半で明らかになります。
ヤバいから殺されたのか?ヤバいから連れ去られたのか?
その辺りは、映画を見て確認してください!(うまくまとめた気がする)
とにかく!このエイミーはマジでヤバいです。
この奥さんと結婚して、映画のようになったら多分生きていけないと思います…。
■話を『ファントム・スレッド』に戻します。
さて、『ファントム・スレッド』に戻しまして、この映画の監督さんポール・トーマス・アンダーソン監督という方です。(C)2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
まだ1970年6月生まれで、記事を書いている2018年現在47歳のアメリカ人です。
1992年に短編『シガレッツ&コーヒー』が映画祭で注目されてハリウッド映画へと進出を果たしました。
観客の不安を掻き立てるような不穏を扱った映画が多く、私はよく「脳にこびりつく映画」と表現しています。
見ていてまったくハッピーにも爽快にもなれないのですが、たまに見たくなる中毒性のある映画を多く撮られています。今までは『マグノリア』という映画が私は一番好きでしたが、『ファントム・スレッド』…超えたかもしれません…。
とにかく凄い監督さんでして、映画も凄い!
まずは手始めに『ファントム・スレッド』、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後にポール・トーマス・アンダーソン監督のフィルモグラフィーを振り返って終わりとします。(長いので、興味ない方はこの辺りで離脱してください。)
あ、主演を務めるダニエル・デイ=ルイスについては別記事でじっくりと語ります!
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それでは!
■ポール・トーマス・アンダーソン監督のフィルモグラフィー
□『The Dirk Diggler Story(原題)』公開年
1988年
監督・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
Michael Stein
ロバート・リッジリー
Eddie Delcore
ラスティ・シュウィマー
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『シガレッツ&コーヒー』
公開年
1993年
監督
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
フィリップ・ベイカー・ホール
カーク・バルツ
ミゲル・フェラー
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『ハードエイト』
パラマウント (2017-09-21)
売り上げランキング: 25,376
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公開年
1996年
あらすじ
ジョンは母親の葬儀代を稼ぐためにベガスに乗り込むが一文なしになる。しかし、初老の賭博師シドニーに拾われ一人前のギャンブラーに育てられ、片思いのウエイトレスとも結ばれ幸せな日々を送る。しかし、カジノの警備主任ジミーと関わりをもつようになってから彼は窮地に追い込まれる
引用元:シネマトゥデイ
監督・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
フィリップ・ベイカー・ホール
ジョン・C・ライリー
グウィネス・パルトロウ
サミュエル・L・ジャクソン
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『ブギーナイツ』
公開年
1998年
あらすじ
時は1977年。ディスコで皿洗いのバイトをしているエディ・アダムスは、その巨大な男性自身からポルノ映画監督のジャック・ホーナーにスカウトされる。エディが飛び込んだポルノ業界では麻薬に溺れて息子の親権を手放したポルノ・クイーンや、色情狂の妻の浮気に悩まされるマネージャーやゲイの男など、さまざまな人間が存在していた。やがて芸名をダーク・ディグラーとしたエディは、次々と主演作をヒットさせ、またたく間にポルノ界のスーパー・ヒーローに上り詰めていくのだが……。70年代後半のポルノ産業を舞台にした辛辣な人間ドラマ。
引用元:allcinema
監督・製作・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
マーク・ウォールバーグ
バート・レイノルズ
ジュリアン・ムーア
ヘザー・グレアム
ジョン・C・ライリー
ウィリアム・H・メイシー
ドン・チードル
フィリップ・シーモア・ホフマン
トーマス・ジェーン
フィリップ・ベイカー・ホール
アルフレッド・モリナ
ジャック・ウォレス
ルイス・ガスマン
リッキー・ジェイ
ジョアンナ・グリーソン
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『マグノリア』
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2018-02-17)
売り上げランキング: 2,432
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公開年
2000年
あらすじ
「ブギーナイツ」のポール・トーマス・アンダーソン監督による感動の人間ドラマ。死期を迎えた大物プロデューサー、彼と確執のある息子、プロデューサーの妻とその看護人、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、過去の栄光にすがる元天才少年など、LAに住むさまざまな人間たちの24時間を描く。群像劇のスタイルをとりながら、不可思議な糸でつながってゆく脚本は秀逸。トム・クルーズ出演。
引用元:allcinema
監督・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
ジェレミー・ブラックマン
トム・クルーズ
メリンダ・ディロン
フィリップ・ベイカー・ホール
フィリップ・シーモア・ホフマン
リッキー・ジェイ
ウィリアム・H・メイシー
アルフレッド・モリーナ
ジュリアン・ムーア
ジョン・C・ライリー
ジェイソン・ロバーズ
メローラ・ウォルターズ
マイケル・ボーエン
エマニュエル・L・ジョンソン
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『パンチドランク・ラブ』
公開年
2002年
あらすじ
ロサンゼルスのサン・フェルナンド・バレー。バリー・イーガンは、相棒のランスと共に倉庫街でトイレの詰まりを取るための吸盤棒をホテル向けに販売している。突然キレたり泣き出したりと、精神に問題を抱える彼の最近の関心事は、食品会社のマイレージ特典を利用して無料で飛行機に乗ること。そんなバリーはある朝早くから出社すると、隣の修理屋へ車を預けにきたという女性リナと出会う。実は彼女はバリーの姉の同僚で、バリーの写真を見て一目惚れしてしまい、車の修理を口実に様子を見に来たのだった。やがて2人の仲は親密になっていくのだが…。
引用元:allcinema
監督・製作・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
アダム・サンドラー
エミリー・ワトソン
ルイス・ガスマン
メアリー・リン・ライスカブ
フィリップ・シーモア・ホフマン
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
(2016-11-01)
売り上げランキング: 11,308
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公開年
2008年
あらすじ
20世紀初頭。一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴュー。孤児を自分の息子H.W.として連れ歩く彼は、ある日ポールという青年から自分の故郷の土地に油田があるはずだとの情報を得て、西部の町リトル・ボストンへと向かう。そして、すぐさま土地の買い占めに乗り出す。そんな中、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライが、ダニエルへの警戒を強めていく。
引用元:allcinema
監督・製作・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
ダニエル・デイ=ルイス
ポール・ダノ
ケヴィン・J・オコナー
キアラン・ハインズ
ディロン・フリーシャー
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『ザ・マスター』
公開年
2013年
あらすじ
第二次大戦終結後、軍病院のメンタルテストで問題を指摘され除隊した元海兵隊員のフレディ。アルコール依存を抜け出せず、トラブルを繰り返しては職場を転々とする日々を送っていた。そんなある日、いつものように酒に酔ったフレディは、港に停泊中の船にこっそり乗り込んでしまう。やがて船員に見つかり、“マスター”と呼ばれる男、ランカスター・ドッドの前に引き出される。“ザ・コーズ”という新興団体を率いるドッドだったが、意外にも彼はフレディを歓迎し、一方のフレディもドッドに自分を導いてくれる可能性を見出す。以来、2人は行動を共にするようになり、次第に強い絆で結ばれていくが…。
引用元:allcinema
監督・製作・脚本
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
フィリップ・シーモア・ホフマン
ホアキン・フェニックス
エイミー・アダムス
ローラ・ダーン
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『インヒアレント・ヴァイス』
公開年
2015年
あらすじ
ロサンジェルスに住むヒッピーのなれの果ての私立探偵ドック。ある日、そんな彼の前に今も忘れられない元カノ、シャスタが現われる。彼女はなんと、不動産王として知られる大富豪ミッキー・ウルフマンの愛人に収まっていた。彼女の相談事というのは、ミッキーの妻とその浮気相手が、自分とミッキーを罠にはめようと企んでいるというものだった。普通なら絶対関わりたくない案件だが、他ならぬシャスタの頼みとあっては断ることもできず、渋々ながら調査に乗り出すドックだったが…。
引用元:allcinema
監督
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
ホアキン・フェニックス
ジョシュ・ブローリン
オーウェン・ウィルソン
リース・ウィザースプーン
ベニチオ・デル・トロ
キャサリン・ウォーターストン
ジェナ・マローン
マーヤ・ルドルフ
エリック・ロバーツ
セレナ・スコット・トーマス
マーティン・ショート
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『JUNUN』
公開年
2016年
あらすじ
「レディオヘッド」のギタリスト、ジョニー・グリーンウッドのインドでのレコーディングの模様を、ポール・トーマス・アンダーソン監督が記録したドキュメンタリー。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ザ・マスター」「インヒアレント・ヴァイス」と、近年のアンダーソン監督作品で続けて音楽を担当したグリーンウッドが、イスラエル出身の音楽家シャイ・ベン=ツールと、インドの精鋭ミュージシャンたちとコラボレーション。インド西北部の都市ジョードプルにある歴史的建造物、メヘランガール城塞に3週間にわたり滞在し、レコーディングを行った。その模様を、同行したアンダーソン監督がカメラに収めた。タイトルの「JUNUN(ジュヌン)」は、インドで話されているウルドゥー語で「熱情」を意味する「junoon」にちなんだ。
引用元:映画.com
監督
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
ジョニー・グリーンウッド
シャイ・ベン=ツール
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『Daydreaming』
公開年
2016年
監督
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
トム・ヨーク
本作の口コミ
⇒Filmarks
□『ファントム・スレッド』
(C)2017 Phantom Thread, LLC All Rights Reserved
公開年
2018年
あらすじ
1950年代、ロンドン。レイノルズ・ウッドコックは妥協のない職人仕事で英国の高級婦人ファッション界の中心に君臨する天才的仕立て屋。そして神経質な彼が服のことに集中できるよう、雑事を一手に取り仕切るのが姉のシリル。ある日、レイノルズは若いウェイトレスのアルマに出会い、彼女を新しいミューズとして迎え入れる。彼女のモデルとしての“完璧な身体”に多くのインスピレーションをもらい、創作意欲をかき立てられるレイノルズ。しかしアルマは、レイノルズの単なるミューズという立場に甘んじる女ではなかった。そんなアルマの情熱的な愛情に、次第に厳格な生活のリズムが狂わされていくレイノルズだったが…。
引用元:allcinema
監督
ポール・トーマス・アンダーソン
出演
ダニエル・デイ=ルイス
レスリー・マンヴィル
ヴィッキー・クリープス
カミーラ・ラザフォード
ジーナ・マッキー
ブライアン・グリーソン
ハリエット・サンソム・ハリス
ジュリア・デイヴィス
フィリス・マクマーン
サイラス・カーソン
リチャード・グレアム
本作の口コミ
⇒Filmarks
付録:オススメの動画配信サービス
※この章は、映画紹介の各記事共通の項目です。2020年1月現在の情報になります。時代は移りゆくもので、映画館での公開が終わった作品の視聴はBru-Ray/DVDと併せて、動画配信サービスで視聴される方が増えてきました。
私自身は、普段映画メディアの編集長をしている関係で映画に触れる機会が多めですが、その中において現在契約している動画配信サービスを「正直なお気に入り順で」紹介してまいります。
ただし、下位のものも契約している時点で支持をしているものです。それぞれに特性があり、私の好みやライフスタイルから以下の順番で重宝をしております。
オススメ1:Hulu
私は映画が大好きですが、普段民放テレビ局で最も視聴しているのは日本テレビです。テレビドラマに限らず、「Another SkyⅡ」も毎週楽しみにしており、ふと見返すことも多いです。よって、映画外の好みのコンテンツの側面からHuluを最も重宝しています。
日本テレビ系のドラマや各テレビ番組、「名探偵コナン」などを好きな方にはオススメのサービスです。映画のラインナップは日々変動しますが、他社に比べて劣ってると感じる事は少ないです。
金額:933円(税別) ※無料トライアル期間が2週間あり
オススメ2:Netflix
映画切り口でいくと、やはりNetFlixが現時点では王者の風格だなと個人的には思います。「さて、今日は何の映画を見ようか」と思ったら、とりあえずNetFlixを開きます。
併せて、日米それぞれオリジナル作品も多いです。「アイリッシュマン」「ROMA/ローマ」「全裸監督」などなど。今最も目の離せないサービスと言っても過言ではありません。なお、スタジオジブリの配信権獲得が発表されましたが、これには日米は含まれていません。日本で始まるとするならば、日本テレビ資本の入っているHuluの可能性が高いと勝手に思っています。
金額:3種類あり(ベーシック:800円/スタンダード:1200円/プレミアム:1800円 各々税別)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり
オススメ3:Disney Delexue
名前の通り、ディズニー作品を楽しむことができるサブスクリプション動画配信サービスです。時によって見れる作品は異なりますが、ディズニー作品のアニメ・実写。ピクサー作品、スター・ウォーズ、マーベル作品と、ディズニー系列の作品の多くを見ることができます。
常に誰もが知っている作品が配信されており、安心して一度見た映画を鑑賞したいときにはこれで間違いありません。なお、2020年1月現在、ディズニーによって買収された20世紀フォックスの作品はまだ配信されておりません。今後されるとは思いますが。
金額:770円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり
オススメ4:Amazon Primeビデオ
NetFlixと並んで知名度が高いのはこれでしょう。映画やドラマといった映像作品を鑑賞するためのサービスではなく、「Amazon Prime会員」向けサービスの中の一つとして、映画やドラマも見れるよという触れ込みなのが他と異なります。
年間契約での割引が用意されていますが、月額支払いでもたったの500円という破格の仕様。しかもAmazonの他のあらゆるサービスもそれで使えるわけです。普段Amazonを使う方なら「とりあえず入っとけ」サービスでもあります。
金額:500円(税込)
※年会費だと4900円
※無料トライアル期間が1ヶ月あり
オススメ5:Paravi
Huluと同様で、特定のテレビ番組をリピートしたい方向けなのはParaviです。こちらはTBS系列およびテレビ東京系列の番組を楽しむことができます。質の高いドラマの多いTBS系列ドラマを見たい方は入るべきサービスと言えるでしょう。
私自身もそのTBSドラマと、テレビ東京系列のビジネス番組の鑑賞目的、よって映画向けには使ってないです。テレビ東京のビジネス番組は質が高いので、教養目的と考えると日々の出費も投資考えることができて心に優しいです。
金額:925円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり
オススメ6:U-Next
U-Nextは異色です。定額料金で各作品を鑑賞できると同時に、新作を有料で販売、レンタルもしています。言うならば、サブスクリプション系サービスとiTunes等販売・レンタル系サービスのハイブリッドと言えるでしょう。
と聞くと、割が悪いようにも思ってしまいますが、ポイントも貯まっていくので、そのポイントで新作をいち早くレンタルして自宅で鑑賞することができます。どうしてもサブスクリプション系サービスでの配信は少し時差が出てしまうので、ここまで紹介してきた各サービスをうまくサポートする役割として利用をしています。
金額:1990円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり
以上が、2020年1月現在私が契約しているサブスクリプション系サービスです。仕事柄多めです。これら全てを契約することはオススメしません。それぞれ特性があるので、何を目的にするか、頻度はどれくらいかをみなさん自身でお考えの上で選択してみてください。
また、ここにはないサービスもたくさんあります。その旨も理解の上で参考になれば幸いです。