『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』感想、疑問が衝撃に変わり、ビターな余韻に包み込まれる[オープニングのみネタバレあり]

2020/02/28

03:オススメ映画(旧作)

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『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』、2回以上見ることで感動が増幅するお見事な作品だなと思いました!「裏切りと因縁の頂上決戦」の名に相応しい映画20弾でした!

0:前提条件「私はコナンに詳しくない」

(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

私は名探偵コナンが大好きですが詳しくないです。

・映画は全部見てます。しかし何と初めて見たのは2014年の『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』で、その後Hulu&DVDで全部見ました。

・アニメはHuluを中心に見てますが完全制覇をしていません。

・漫画は1冊も、1ページも読んでいません。

つまり、私はコナンを語るには足りなすぎる乏しい知識と経験値しか持ち合わせていません。その前提で今回の感想を読んでいただければ幸いです。

先に言いたいことは「私は今回の映画、大好きです!」ということ!

1:陰謀の連鎖とまさかの感動に大満足!

(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

今回は工藤新一が小さくなったアノエピソードの絡みでもある"黒ずくめの組織"のお話。

物語は警察へ侵入したスパイが追われるシーンからスタート。そのスパイは機密情報を奪って何とか逃げ切るものの、逃走途中の衝撃で記憶喪失になってしまいます。そして翌日水族館へ遊びにきていたコナンや灰原哀、博士、そして少年探偵団のみんなと出会います。

こうして物語は動き出します。

同時に世界各国に潜入していた二重スパイたちが黒ずくめの組織のジンの指示の元次々と暗殺。そしてジンは日本へと足を向け…物語は1つに重なっていく…

今回の概要がこんな感じです!ここまでは予告編でも描かれていますね。
予告編

今回は、どんでん返し的な衝撃よりも、それぞれの人物がする意外な行動の驚きが重なっていく映画となっていました。それ故に心に響くシーンが後半頻発しました。

見ている最中は中盤の水族館のシーンを正直「長いな」と感じました。退屈はしないけれどずっと水族館のシーンなので、サスペンス要素を感じずそう思ったのでしょう。

しかし!結末、特にコナンが放った最後の台詞を持って思ったことは「あのシーンは必要だった」ということです。あのシーンがあったからこそ、少しビターで良い意味で後を引く結末になっていたと思いました。

おそらく公開後に二度目の鑑賞をすると、明るい音楽がかかってる該当シーンでも切なくなってしまうと思います。結末を知って見ると色が違って見える映画。最高じゃないですか。

また、B'zのエンディング曲がまた合うんですよ、このビターなエンディングに。

前提条件で書いた通り私はコナンを隅々まで理解はしていません。しかし、混乱することなく物語を追うことができ、かつビターなエンディングにリピートを誓いました。あの最後の台詞とエンディング曲は本当に脳に焼き付きます…。


2:最高にカッコいいオープニング!


(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

中盤少し「長い」と思いつつも、後半の感動を増幅させる水族館シーン、そして終盤のやりたい放題アクションとまさかの感動。

思い返すだけで鳥肌が立ちます。

おそらく設定や結末に賛否は割れるでしょう。しかし、様々なドラマが交錯する本作、元からのファンの方もそうで無い方も、様々語ることが出来る濃密な映画20弾とは断言できるでしょう。

語ることが出来る映画第20弾、余韻に浸ることが出来る映画第20弾です!

3:【初心者向け】"安室透"と"赤井秀一"は知っておくと良し

私は上記の通り『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』でコナンデビューしました。まあいきなりこれですので、人物相関いまいちわからなかったわけです。でもそこからハマったので、本作でコナンデビューの方も「まずは見て!」と言いたいです。

一応"安室透"と"赤井秀一"は知っておくとすんなり話に入れるとは思います。


画像の左が赤井秀一、画像右が安室透です。


赤井秀一はFBIの捜査官です。元々組織に潜入していました。

安室透は公安警察官ですが、バーボンという名で組織に今も潜入をしています。

上の画像の通り確執があるということを知っておくだけでもだいぶ映画を楽しむことが出来るでしょう。

この二人の確執を知っておくと、オープニングのチェイスシーンはもうコナン映画史上最高にカッコいいと思えるものに映ることでしょう。

4:灰原哀は今回も見どころ多し!

(C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

コナン同様に元々大人であったが小さくなってしまっている灰原哀ですが、今回も非常に物語に深みを与える重要な役どころです。

前作同様、言葉にしなくても伝わってくるコナンへの恋愛とか違うかもだけれど溢れ出る愛情が今回も切ないです。

コナンと灰原哀のドラマは今回も見どころですが、合わせて灰原哀はクライマックス付近で大きなドラマが展開されます。それが非常に感動的というか衝撃でした。

「コナンで一番好きなキャラクターは?」

と聞かれたら即答で

「灰原哀!」

と答える私には今回も大満足の灰原哀の役どころでした。

5:水族館のあるテーマパークはお台場+シンガポール!

今回の映画のメイン舞台である水族館や観覧車のあるテーマパーク。レインボーブリッジっぽい橋を渡った先にあったのでお台場をモチーフにしたことがすぐにわかりました。

しかし、だいぶ盛られてるんですよね。

これ何だろう?と思ったらシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ周辺とお台場をミックスしていたのです。

具体的には「シンガポール・フライヤー」と「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」です。お台場(国内)を舞台にシンガポールの革新的な現代建造物をミックスさせるとはまあよく考えたなと思いました!

シンガポール・フライヤー


ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
wikiより引用転載

まとめ

前作『名探偵コナン 業火の向日葵』は怪盗キッドが暴れまわっていたため非常にテンポの良い作品でした。(賛否は割れましたが)

今作は前述のとおり中盤ちょっと「長いな」と思ったのが正直なところ。この時点でいったん脳内で「前作以下」判定を出してしまったのは今となっては反省です。

前述の通りそれは必要なシーン、必要な積み重ねでした。早く二度目が見たくて仕方ないです。

みなさんも黒に染まりましょう!!



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自己紹介

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現在(2020年1月)33歳で、映画メディア「シネマズPLUS」の編集長をフリーランスで請け負いながら、その他複数メディアの監修やアドバイザーをしています。 個人活動としては、このブログを2020年より再稼働し、YouTubeも併せて頑張っています。みなさんのお役に立てる情報発信をしていけたらと考えています。

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