『エージェント・ウルトラ』感想、アホとバカとキチガイがドンパチやる「ロマンティック・ラブストーリー」!
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Markfield (C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved. |
1月23日に公開される『エージェント・ウルトラ』をお先に鑑賞させて頂きました。いやあアホと、バカと、キチガイが暴れまわる映画は楽しいですね!安心してください、褒めてます!
この記事の目次
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■ 感想Q&A
■ 感想:ロマンティック・ラブストーリーだった!
■ 作品概要
感想Q&A
柳下さんは満足できましたか?アホとバカとキチガイが出てきておまけにラブストーリーなので申し分なしです!
家族で楽しむことはできますか?
R15のバイオレンス描写あるのでそこだけ注意!
小学生の子供が楽しむことはできますか?
R15だから良い子は見ちゃダメだよ!
友達同士で楽しむことはできますか?
かるーい気持ちでお楽しみください!
デートで行くのはどうですか?
マジで、「ロマンティックラブストーリー」です!
映画リピーターは見た方が良いですか?
楽しいB級映画です!是非とも!
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感想:ロマンティック・ラブストーリーだった!
コンビニでバイトしてるマイクが、謎の暗号を聞かされたらなぜか眠っていた戦闘能力が覚醒。その後なぜか暴漢たちに襲われ一網打尽。そこから街全体を巻き込む一大バトルへと進んでいく映画です。もう設定からしてB級映画フラグ立ちまくりなのですが、これは「超良いB級映画」です。安心して楽しめるB級映画です。バイオレンス描写だけいければね。
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この映画の登場人物は3種類に分けられます。
・アホ
・バカ
・キチガイ
です。まあクリステン・スチュワート演じるフィービーはまともかな。いやバカだとは思う。
いいですか、アホとバカとキチガイしかいない世界ですよ。これ映画として最高じゃないですか!
もう一度言いますよ。アホとバカとキチガイしかいない世界ですよ。
主人公のマイクはCIAの特殊エージェントだったという設定なのですが、マイクを潰すためにCIAが街全体を封鎖する辺りのキチガイっぷりもホント面白いです。
『ボーン・アルティメイタム』でもここまでCIAキチガイでは無かったぞ!(褒めてます)
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そんなアホとバカとキチガイしかいない世界での物語。そこにアクションがふんだんに盛り込まれるわけですが、ホントこれであとアクションだけなら割と薄っぺらい物語ですよね。
しかし!
本作はそんなことない!
この映画のマイクは終始「いつフィービーにプロポーズしようか」と悩んでいるのです。常にポケットに婚約指輪をしまっていて、バトルの合間にプロポーズしようと試みるアホさも見せてくれます。
なのでこの映画は「プロポーズ大作戦」的な側面も終始見せるのです。
バトルしている間もきっと彼の頭の中では「早く戦い終わらせてプロポーズしたいよ〜」的な感じだったのではないかなと容易に予想ができるわけです。
もう清々しいほどのアホです。ここまでアホだと面白くて仕方ありません。
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全体的にぶっ飛んだ物語なのですが、そんなアホなマイクをどこまでも愛するフィービーにはちょっとホロリとくるものが。
愛すると決めたらその人をどこまでも愛する。例え誰かに襲われたとしても命がけで守る。
最高か!!!!!
フィービー演じるクリステン・スチュワートは『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督と不倫した
⇒クリステン・スチュワート「スノーホワイト」監督との不倫を謝罪
そんなクリステン・スチュワートが純粋なフィービーを演じる。監督がそれを演じさせたと考えるとこれまた泣けてくるわけであります。
何なんでしょうこの感情・・・。
何はともあれバイオレンス描写耐性がある人なら軽い気持ちでスカッと楽しめる本作『エージェント・ウルトラ』。96分という短さも軽く楽しめる感じを後押ししてくれます。
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作品概要
映画タイトル
『エージェント・ウルトラ』
キャスト
ジェシー・アイゼンバーグ
クリステン・スチュワート
ビル・プルマン
トファー・グレイス
ウォルトン・ゴギンズ
コニ―・ブリットン
監督
ニマ・ウリザテ
脚本
マックス・ランディス
ストーリー
片田舎のコンビニでバイトする若者マイク・ハウエル。フィービーという恋人がいながら、ボンクラな毎日を送る典型的なダメ男だった。ところがある日、店に現われた謎の女性が彼に向かって意味不明な暗号のような言葉を発して立ち去る。その瞬間、彼の中で何かが覚醒する。直後、彼に襲いかかってきた2人の暴漢をスプーン1本で難なく退治してしまう。マイク自身すら知らない彼の正体は、CIAが極秘のマインド・コントロール実験で生み出したスーパー・エージェントだったのだ。やがてプロジェクトの封印を目論むCIAによって命を狙われるマイクだったが…公開日
2016年1月23日
公式サイト
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/agent_ultra/
鑑賞者のレビュー
Filmarksの参照をオススメします。
予告編
written by shuhei