1月 2016 - Cinema A La Carte

『ブラック・スキャンダル』感想、静かに恐ろしいジョニデの演技に震える!

1月30日から公開されるジョニー・デップ×ベネディクト・カンバーバッチ主演の『ブラック・スキャンダル』をお先に鑑賞させて頂きました!久々のジョニー・デップシリアス怪演!お見事!


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4/5)
=これは実話とか・・・恐ろしすぎる!

◯ファミリーオススメ度
★☆☆☆☆(1/5)
=倫理とか無いのであまり勧められません。

◯子供オススメ度
☆☆☆☆☆(0/5)
=R15なので子供は見ちゃダメだよ!

◯友人オススメ度
★★★☆☆(3/5)
=静かなる恐怖を堪能せよ!ジョニー・デップファンは是非!

◯デートオススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=映画好き同志なら!

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=かなり硬派に作ってるので見応えあります!

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

感想:「静かなる恐怖を堪能した・・・」

ボストンのある島(区画)を支配するギャングとFBIが、別の島(区画)のギャングを潰そうと手を組むというあり得ない話が展開されるこの映画。

しかし、このあり得ない話は史実を元にした映画です。

手を組んで時には言えないことをしながら目標を達成すべく奮闘するギャングとFBI。外的要因と内的要因との双方によりその行動は徐々エスカレートし、映画のような(実話であり映画ですが)衝撃的で悲劇的な結末が待ち受けています。

静かに淡々と進む中で、映画の最中ずっと緊張感が途切れず。エンドロールに入っても緊張感が収まらず、映画が終わって少し経ってからやっと現実世界に戻ってきた感覚でした。

非常に硬派な作品で、正直娯楽性もそんな無し(そこがいい!)

だからこそ味わえる恐怖、伝わる恐怖がこの映画にはありました。


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


伝説のギャングと言われたジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを演じるのはジョニー・デップ。髪の毛剃っての演技ということで「またコスプレかい」と思ったらそんなことはなく!キャリアベストとも言える冷徹なジョニデの演技はあまりに恐ろしく震え上がりました。


何気のそんなジョニー・デップとほぼダブル主演とも言えるのはジョエル・エドガートン演じる不正も厭わないFBI捜査官コナリー。

最初はリスキーと思いながらも目標達成のためにギャングを手を組んだわけですが、徐々に感覚が麻痺して暴走していく様は非常に痛々しい。そして待ち受ける結末もまた痛々しい。これが実話と思うと改めて驚くものであります。


ギャングであるジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの弟を演じたのはベネディクト・カンバーバッチ。ギャングの弟ですが何と政治家!しかもボストン一とも言える超人気政治家。この絶妙な立ち位置の役はベネディクト・カンバーバッチが演じます。

このベネディクト・カンバーバッチ演じる政治家ビリー・バルジャーは上の二人に比べると登場時間は少なめ。物語でも「あれ?意外と外側の人間?傍観者?」と思うことも。まあそりゃギャングとFBIが汚い手を結んでるのに政治家は入り込めませんからね。

しかし、そうは言っても伝説のギャングの弟ということで、最後のテロップを見て「彼も物語の中の1人であった」ことを痛感しました。

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

・これが実話という衝撃の題材

・ジョニー・デップの怪演

この2つが本作の大きな見どころですが、本当にジョニー・デップの怪演が素晴らしい。

ジョニー・デップが×シリアスな作品と言うと2009年の『パブリック・エネミーズ』が最近ですかね。って7年近くも前だけど。実在の人物ジョン・デリンジャーを演じました。

ジョン・デリンジャーも犯罪者でしたが、何かどこかカッコ良かったんですよね。マリオン・コティヤール演じるビリーとの熱愛も大人の恋愛でとても素晴らしかったなと。

そんなジョン・デリンジャーと今回のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーは完全に真逆の印象。とにかくジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーは雰囲気から恐ろしい。そして実際も静かにしか怒らないので余計に恐ろしいのです。

ある悲劇から椅子を投げるブチ切れシーンがあるのですが、そこでも叫んだりせず静かにキレるのです。

繰り返し、繰り返し、「ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー恐ろしい!」と思わされるわけですが、最も恐ろしいなと思ったのがFBI捜査官コナリーの妻を心配するシーン。熱はないかと心配するだけのシーンなのですが、これがまあ恐ろしいこと!!

見ればわかります!見て!!

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

この題材が映画化される=この衝撃の事件はバレた

と言うことです。つまりギャングとFBIにハッピーエンドは訪れません。ネタバレとかじゃなく事実としてそう。

そのバレるまでの転落劇はドラマティックなものではなく、静かに静かにその瞬間を迎えました。


二度の悲劇も影響し、どんどんとやることがカオスになっていったジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー。

自らの出世とメンツを保つためにどんどんやることが違法でカオスになっていったFBI捜査官のコナリー。

その先に待ち受けるバッドエンド。その時彼らは何を思ったのでしょうね。


エンドロール直前で登場人物たちの実際の末路も描かれます。それを見たので、また映画の最初から見てみたいと思う自分がここにいます。

二度目の方が恐怖を感じ、登場人物複数名にはやるせなさを感じることでしょう。『ミスティック・リバー』好きな方とか楽しめるのではないでしょうか。幼い頃の絆が残る辺りも似てるし。

是非、この映画の静かなる恐怖を味わい、静かなる魅力に取り憑かれてみてください。

『ブラック・スキャンダル』は1月30日より全国公開です。

それでは!


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


どんな映画?

1970年代、サウス・ボストン。FBI捜査官コナリーはアイルランド系マフィアのボスであるホワイティに、共通の敵であるイタリア系マフィアを協力して排除しようと持ちかける。しかし歯止めのきかなくなったホワイティは法の網をかいくぐって絶大な権力を握るようになり、ボストンで最も危険なギャングへとのし上がっていく。


公式HP


予告編


written by shuhei


ケイト・ブランシェット来日。『キャロル』ジャパンプレミア。愛は変わらないと作品アピール



『キャロル』のジャパンプレミアが22日、TOHOシネマズ六本木で行われケイト・ブランシェットが舞台あいさつを行いました。このイベントに参加させてもらったのでレポートいたします。

※Cinema A La Carteはマスコミのスチールとして参加をしております。そのため写真撮影の方が可能となっております。

どんな映画?

52年、冬。ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。
参照:http://eiga.com/movie/81816/

予告編

 

20日に来日されたケイト。イベント来日はあったけど、映画の舞台あいさつを日本でするのは今回が初めてとのことでした。

客席の間を歩きステージへ登壇したケイトは、まず「こんにちわ暖かく迎えてくださいありがとう。でも一人でここに立っているのが少し寂しいです。監督やルーニーなどいろんな人たちの力で作られているからです」とあいさつ。



アカデミー賞で主演女優ノミネートについては「ほんとにすばらしいこと。多くの業界の方々から認められてのノミネート。キャロルからほかにもノミネートされています」。またルーニーとの主演・助演女優賞ノミネートについては「この作品は2人の女性の愛が描かれています。だからルーニーと二人でノミネートされたことが嬉しい」と嬉しげ。

また女性同士の恋愛について「これこそが映画の力。監督だからこそこの作品ができたのはジェンダーの垣根を越えたロミオとジュリエットのように純愛が描かれています。愛は変わりません」と説明しました。

最後に「配給会社の方々ありがとう。これは愛の作品。皆様に伝われば嬉しいです」と話し、イベントは終了しました。


written by Yukikaze


またもや炸裂エールフランス・クオリティ! “ついフランス語で言ってみたくなる。 エールフランスの魅力”動画がオシャレ!



当ブログで何度か取り上げている、エールフランスのオシャレなプロモーションの数々。今回新たに「 ついフランス語で言ってみたくなる。 エールフランスの魅力」がリリースされまして、またもやオシャレで感動しました!



まずはオシャレな動画をご覧あれ!



[特設サイトはこちら]

エールフランスの機内からフランスらしさを体験できるというプロモーションの動画ですが、オシャレで可愛くて安定の「さすがエールフランス!」という動画に仕上がっていますね。




このシャンパン動画1つ取ってもオシャレな感じ、ホント何なんですかねエールフランス。最高か。


ビジネスクラス航空券などが200名に当たるクイズ実施中!

今回の動画はエールフランス及びフランス観光促進のプロモーションの一環。昨年起きたテロ事件の影響で観光客が激減している中での、「是非パリへ」という熱き思いもあることでしょう。

この動画公開に合わせてプレゼントキャンペーンの実施しています。

キャンペーン期間
2016年1月12日~2016年2月29日

賞品
ビジネスクラスペア航空券 1組2名様
プレミアムエコノミークラスペア航空券 1組2名様
エコノミークラスペア航空券 3組6名様
エールフランス オリジナルキーリング 190名様

クイズに答えで応募する方法ですが、動画を見ればすぐわかるクイズですので、動画を楽しんで是非応募してみてくださいね。


パリは本当に素敵なところ

久しくパリへ出向いてない私ですが、世界で好きな都市の1つです。もちろんきらびやかな部分ばかりではありませんが、あの雰囲気でまた身を置きたいとふとした瞬間思います。





私も今年は是非エールフランスの翼でパリへ出向きたいと思います。「思います」はやめましょう。出向きます!(笑)


written by shuhei


『エージェント・ウルトラ』感想、アホとバカとキチガイがドンパチやる「ロマンティック・ラブストーリー」!

Markfield
(C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved.

1月23日に公開される『エージェント・ウルトラ』をお先に鑑賞させて頂きました。いやあアホと、バカと、キチガイが暴れまわる映画は楽しいですね!安心してください、褒めてます!


スコア

◯私的満足度
★★★☆☆(3.5/5)
=アホとバカとキチガイが出てきておまけにラブストーリーなので申し分なしです!

◯ファミリーオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=R15のバイオレンス描写あるのでそこだけ注意!

◯子供オススメ度
☆☆☆☆☆(0/5)
=R15だから良い子は見ちゃダメだよ!

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=かるーい気持ちでお楽しみください!

◯デートオススメ度
★★★★★(5/5)
=マジで、「ロマンティックラブストーリー」です!

◯映画リピーターオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=楽しいB級映画です!是非とも!

◯WATCHAでレビューをチェック&書いてみる




Markfield
(C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved.

感想:ロマンティック・ラブストーリーだった!

コンビニでバイトしてるマイクが、謎の暗号を聞かされたらなぜか眠っていた戦闘能力が覚醒。その後なぜか暴漢たちに襲われ一網打尽。そこから街全体を巻き込む一大バトルへと進んでいく映画です。

もう設定からしてB級映画フラグ立ちまくりなのですが、これは「超良いB級映画」です。安心して楽しめるB級映画です。バイオレンス描写だけいければね。

Markfield
(C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved.

この映画の登場人物は3種類に分けられます。

・アホ

・バカ

・キチガイ

です。まあクリステン・スチュワート演じるフィービーはまともかな。いやバカだとは思う。

いいですか、アホとバカとキチガイしかいない世界ですよ。これ映画として最高じゃないですか!

もう一度言いますよ。アホとバカとキチガイしかいない世界ですよ。


主人公のマイクはCIAの特殊エージェントだったという設定なのですが、マイクを潰すためにCIAが街全体を封鎖する辺りのキチガイっぷりもホント面白いです。

『ボーン・アルティメイタム』でもここまでCIAキチガイでは無かったぞ!(褒めてます)


Markfield
(C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved.

そんなアホとバカとキチガイしかいない世界での物語。そこにアクションがふんだんに盛り込まれるわけですが、ホントこれであとアクションだけなら割と薄っぺらい物語ですよね。


しかし!

本作はそんなことない!


この映画のマイクは終始「いつフィービーにプロポーズしようか」と悩んでいるのです。常にポケットに婚約指輪をしまっていて、バトルの合間にプロポーズしようと試みるアホさも見せてくれます。

なのでこの映画は「プロポーズ大作戦」的な側面も終始見せるのです。

バトルしている間もきっと彼の頭の中では「早く戦い終わらせてプロポーズしたいよ〜」的な感じだったのではないかなと容易に予想ができるわけです。

もう清々しいほどのアホです。ここまでアホだと面白くて仕方ありません。

Markfield
(C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved.

全体的にぶっ飛んだ物語なのですが、そんなアホなマイクをどこまでも愛するフィービーにはちょっとホロリとくるものが。

愛すると決めたらその人をどこまでも愛する。例え誰かに襲われたとしても命がけで守る。

最高か!!!!!

フィービー演じるクリステン・スチュワートは『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督と不倫した「ゲスの極み」の過去があります。
クリステン・スチュワート「スノーホワイト」監督との不倫を謝罪

そんなクリステン・スチュワートが純粋なフィービーを演じる。監督がそれを演じさせたと考えるとこれまた泣けてくるわけであります。

何なんでしょうこの感情・・・。


何はともあれバイオレンス描写耐性がある人なら軽い気持ちでスカッと楽しめる本作『エージェント・ウルトラ』。96分という短さも軽く楽しめる感じを後押ししてくれます。


公開は1月23日からです。どうぞお楽しみに!

Markfield
(C)2015 American Ultra, LLC. All Rights Reserved.

どんな映画?

日々をのらりくらりと過ごしてきたダメ男のマイクは、恋人フィービーに最高のプロポーズをしようと決心するが、なかなかうまくいかない。そんなある日、アルバイト先のコンビニで店番をしていたところ、謎の暗号を聞かされたマイクは、眠っていた能力が覚醒。スプーン1本で2人の暴漢を倒してしまう。実はマイクは、CIAが極秘計画でトレーニングされたエージェントだった。マイクは、計画の封印を目論むCIAに命を狙われることになるが……。
参照:http://agent-ultra.jp/

公式HP


予告編


written by shuhei



『99分,世界美味めぐり』感想、ブロガー必見!ブロガーの本気がここにある!美食も圧巻!

(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.


1月30日に公開される『99分,世界美味めぐり』をお先に鑑賞させて頂きました。とにかく美食たちに圧倒される芸術を堪能するかの99分なのですが、ブロガーとしてとにかく触発されました!ブロガーの本気凄まじい!


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4.5/5)
=圧巻の美食たち!それ以上にブロガーの本気に圧倒された!

◯ファミリーオススメ度
★★★★☆(4/5)
=美味しいものへの探究心が上がるかも!

◯子供オススメ度
★★★★☆(4/5)
=食育にも良いかも。

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=あまりの美食に終わった後色々語りたくなる!

◯デートオススメ度
★★★★☆(4/5)
=見た後のディナーは考えるのが大変そうだ(笑)

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=グルメドキュメンタリー、めっちゃ良いです!

◯WATCHAでレビューをチェック&書いてみる


(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.

感想:「ブロガーの本気半端ない!」

この映画はタイトル通りで美食めぐりのドキュメンタリー映画です。ミシュランの3つ星レストランを中心に美食について様々なことが語られます。

その中では「美食家にとって日本は必ず訪れたい楽園です。」と語られるほど日本の美食についてもクローズアップされ、日本人としては非常に誇らしい作品にもなっています。

東京、京都、パリ、ロンドン、ニューヨーク、香港、オスロ、コペンハーゲン、ストックホルム、バルセロナ、マカオ、杭州…様々な都市の様々な美食をめぐる冒険。

映画を見る前に「これ空腹で見たらヤバイやつかな」と思ったらそんなこともなく。なぜなら料理の数々がまるで芸術品のようでうっとりしてしまったからです。それくらい見た目も美しい料理の数々でした。

あれですね、おそらく「うわあああああ!おいしそおおおおお!」ってのはB級グルメ方面でこそ思う感情なのでしょう。

褒め言葉として冷静に「いつかこれくらい美食を楽しみたい・・・」となったのでありました。

(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.


この映画で私がガツンとやられた箇所はその美味しそうな料理そのものではありませんでした。ズバリ、「フーディーズ」と呼ばれるカリスマグルメブロガーたちの本気のグルメ批評。これにやられました。

彼らは一種のブロガーでして、言うならば「超カリスマ美食ブロガー」です。映画内では5名の方が登場します。


スティーヴ・プロトニキ
(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.
レコードレーベルの元オーナーで、かつてRun DMCやRob Base & DJ E-Z Rock、DJクイックらを見出したこともある。他の“フーディーズ”を、進歩もなければ専門的な知識もないと歯に衣着せず批判することもあり、あちこちから恐れられている。父親の意外な職業と子供時代の思い出を打ち明ける。
参照:http://99bimi.jp/



アンディ・ヘイラー
(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.
“フーディーズ”界では伝説的な存在で、ロンドンを拠点に活動している。画期的なソフトウェアを開発したコンピューターの専門家。1960〜70年代にイギリスの恐るべき食文化の中で育った経験についても語ってくれる。
参照:http://99bimi.jp/



アイステ・ミセヴィチューテ
(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.
カウナスで育ち、大変な苦労をして食べ物を探す日々を送った。町にバナナが送られてくるという噂を聞きつけ、家族全員で何時間も列に並んだことを覚えている。やっとのことでバナナを手に入れると、ベッドの下に隠して熟するのを待った。18歳でパリに出てモデルとなり、今では世界を舞台に活躍、たくさんのファンがいる。
参照:http://99bimi.jp/


パーム・パイタヤワット
(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.
シェイクスピアを学ぶ、グルメ界期待の新人。中国とタイの家系で、食に関する冒険心は中国の台所に登場する一風変わった食材から芽生えたという。現在は、新しい食材とユニークな味の組み合わせを発見することにすべてを賭けている。一方で、13歳で家を出されたために、家庭の味が恋しかったりもする。
参照:http://99bimi.jp/



ケイティ・ケイコ・タム
(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.
“フーディーズ”界の新人。両親と同居中で、定時の仕事で得た給料で高級料理を食べ歩く。まだ不慣れで、ウェイターに対しても緊張するし、ワインのテイスティングを忘れることもある。
参照:http://99bimi.jp/

この5人の「これでもか!」というプロフェッショナリズムを見せつけられます!

(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.


彼らは食事をしたいレストランのためなら地球の裏側だろと、どんな山奥だろうと足を運びます。アイステ・ミセヴィチューテさんは日本をかなり気に入られているようで日本でのアクティブな活動に感激しました。

真似る必要はなくとも、様々なジャンルのブロガーさんはきっと彼らの本気の行動に刺激を受けると思うのです。


映画の中に出てきた台詞がとても印象的でした。反論しようとも思わないほど100%同意でした。


フーディーズが「食べることだけが好き」なんて嘘だ。

ブロガーはステータスを求めてるんだよ。

ブログに書きたいのは注目されたいから。有名になりたいから。一目置かれたいから。


その通り。その上で彼らの「そこまでするか!」の行動の数々を見てしまうと、「自分なんてまだまだだ・・・」と思うわけです。

実際映画ブロガーというのは映画を見て記事を書くので一つの「行動ブロガー」かもしれませんが、そうは言っても都内をうろちょろしてるだけっちゃだけです。

世界は広いです。名前すら知らない映画はこの世に溢れ、きっと見たこともない映画文化や映画館は世界に溢れているのです。

せっかくここまで来たからにはそういった外の世界もちゃんと見ていかないとなと本作を見て触発されました。

すぐに何かできるわけではありませんが、「面白い!」と多くの読者の方に思って頂けるCinema A La Carteに成長させていきたいと改めて思った次第です。


(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.


と言うように、本作は美食方面での素晴らしさの魅力と、5人のフーディーズたちの魅力が詰まっています。

ここに出てきた食事はいつか食べてみたいです。ここに出てきた5人のフーディーズたちみたいにジャンルは違えど行動を起こしていきたいです。

そのように「こうしたい」「こうなりたい」という風な行動にフォーカスして感想を書きたくなった本作『99分,世界美味めぐり』。


公式HPでは紹介されたレストランまとめなども出ていますので、映画と合わせて楽しめると思います。


様々な角度から思わぬ刺激を受けた『99分,世界美味めぐり』、公開は1月30日からです。どうぞお楽しみに!


(C)2014 B REEL. All Rights Reserved.



どんな映画?

最高のひと皿を求めて地球中を巡りSNSで情報発信する「フーディーズ」の中でも美食家の最高峰と名高い5人が案内役を務め、ニューヨークやコペンハーゲンにある最先端の人気レストランから中国の歴史が凝縮された料理まで、全29店を取材。カリスマシェフからも厚い信頼を寄せられる彼らのおかげで、本来なら取材お断りの店にも潜入し、撮影厳禁な究極の料理の数々を初めてカメラに収めることに成功した。京都の菊乃井や東京の鮨さいとうなど、日本が誇る名店も登場する。
参照:http://99bimi.jp/


公式HP



予告編




written by shuhei



『の・ようなもの のようなもの』感想、心地よさと、おもしろさと、森田芳光監督と

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

2011年に急逝した森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」(1981)のその後を描いた『の・ようなもの のようなもの』を鑑賞させて頂きました。森田芳光監督作品を全て見ていなくても「心地よい」「面白い」と思える素晴らしい作品でした。


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4/5)
=本当に心地よい!何も起こらないけど人の温かさを感じる!

◯ファミリーオススメ度
★★★★☆(4/5)
=ほんわか楽しく笑えます

◯子供オススメ度
★★★☆☆(3/5)
=少し難しいかもだけど楽しく見れるかなと

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=ほんわか楽しく、是非とも!

◯デートオススメ度
★★★★☆(4/5)
=上に同じ

◯映画リピーターオススメ度
★★★★★(5/5)
=森田芳光監督オマージュ満載で楽しめます!

◯WATCHAでレビューをチェック&書いてみる

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

感想:「心地よさと、おもしろさと、森田芳光監督と」

下町での落語家たちのドタバタを描いた本作。映画自体は実は続編でして、35年前に公開された森田芳光監督デビュー作『の・ようなもの』。その35年後を描き、当時のキャストも総出演。

と言うとかなり敷居が高いイメージですがそんなことはありません。

私自身35年前は生まれておらず、森田芳光監督の作品は全て見てなく、デビュー作の『の・ようなもの』もお恥ずかしながら拝見しておりません。それでも本作をとても楽しむことができました。

主演は松山ケンイチでして、北川景子がナイスアシスト。『の・ようなもの』の主要キャストは総出演ですが、主演という切り口が変わっているので問題なく作品に入っていくことができます。

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会


もちろん『の・ようなもの』鑑賞済みの方はより楽しめて感無量のようで、その熱き感想は私が編集長を務める「シネマズby松竹」の公式ライター増當竜也さんの記事を是非ご覧頂ければと思います。

正直に申しますと、いくら森田監督へのオマージュといっても、今さら『の・ようなもの』の続編なんて……などと見る前は思っていたのですが、いざ鑑賞してびっくり、ここまで今の時代に見合った1本の映画として屹立させながら、見事にオマージュまで捧げ得ていたことに対し、こちらの思慮の足りなさを反省すると同時に、前作と同じく尾藤イサオが歌うエンディング・テーマ『シー・ユー・アゲイン雰囲気』を聴きながら、もっと広くこの快作をアピールしたくなった次第です。
参照:森田芳光監督の遺志を受け継いだ快作 『の・ようなもの のようなもの』

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

私は映画に詳しくなく、森田芳光監督作品も全て拝見してるわけではないのでこのようなことを言うのは恐縮なのですが、日本映画らしさをこの映画から深く感じることができました。、何も起こずとも人と人との繋がりや温かさを笑いとともに感じれる時間は至福で、その自然とした日本らしさは見ていて本当に心地よいのです。

言わなくてもわかると思いますが、本作はアクションだったり、駆け引きだったり、どんでん返しだったりはありません。予定調和なんですが、その予定調和がとても心地よいのです。もちろんそこに賛否はあるかと思いますけれども。

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会


『椿三十郎』や『僕達急行』などの森田芳光監督作品に出演していた松山ケンイチですが、本作の落語演技はとても魅力的。コメディ的な演技にどんどん磨きがかかってきたなと感じますね。

『間宮兄弟』で同じく森田芳光監督作品に出演した北川景子のナイスアシスト感もとても魅力的。北川景子と言えばオシャレで美人(&Daigoの嫁)というイメージですが、本作では美しいけどどことなくオーラがイマイチ感が出ているのが楽しいですし魅力的です。

そして本作で何と言っても最も魅力的なのは出船亭志ん魚を『の・ようなもの』以来、35年ぶりに演じる伊藤克信。より磨きのかかった落語やその練習シーンは圧巻です。カムチャッカ半島笑いました(笑)

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

というように、予定調和だからこそ、人と人との繋がりや温かさを笑いとともに感じれる魅力を映画で堪能することができました。

しかし私は悔しいんですよ。だって、絶対この映画森田芳光監督作品を隅々まで知ってる方の方がもっと楽しんでますもん。だから私は、森田芳光監督作品をもっともっと見て、全作品見た後繰り返し繰り返し見て、この映画をもっと愛そうと思います。

そう思わせてくれるだけの心地よさとおもしろさを感じたのでありました。


おしまい!

(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会

どんな映画?

東京の下町。落語家一門の出船亭に入門した志ん田(しんでん)は、師匠の志ん米(しんこめ)から、かつて一門に在籍していた志ん魚(しんとと)を探してほしいと頼まれる。志ん米は、一門のスポンサー的存在で、志ん魚を贔屓にしている女性会長のご機嫌をとるため、もう一度志ん魚を高座に引っ張り出そうと考えていた。志ん田は、師匠の弟弟子である志ん水(しんすい)や昔の門下生を訪ね歩いて手がかりを集めようとするが、なかなかうまくいかず……。
参照:http://no-younamono.jp/


公式HP



予告編




written by shuhei


第88回アカデミー賞ノミネーション発表!レヴェナントが最多12部門ノミネート!マッドマックスは10部門ノミネート!


第88回アカデミー賞ノミネーションが発表されました!『レヴェナント:蘇えりし者』が最多12部門ノミネート、『マッドマックス 怒りのデスロード』が10部門ノミネートで続きました!


作品賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
ブリッジ・オブ・スパイ
Brooklyn
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
ルーム
スポットライト 世紀のスクープ

監督賞
レニー・エイブラハムソン(ルーム)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(レヴェナント:蘇えりし者)
ジョージ・ミラー(マッドマックス 怒りのデス・ロード)
アダム・マッケイ(マネー・ショート 華麗なる大逆転)
トーマス・マッカーシー(スポットライト 世紀のスクープ)

主演男優賞
ブライアン・クランストン(Trumbo)
マット・デイモン(オデッセイ)
レオナルド・ディカプリオ(レヴェナント:蘇えりし者)
マイケル・ファスベンダー(スティーブ・ジョブズ)
エディ・レッドメイン(リリーのすべて)

主演女優賞
ケイト・ブランシェット(キャロル)
ブリー・ラーソン(ルーム)
ジェニファー・ローレンス(Joy)
シャーロット・ランプリング(さざなみ)
シアーシャ・ローナン(Brooklyn)

助演男優賞
クリスチャン・ベール(マネー・ショート 華麗なる大逆転)
トム・ハーディ(レヴェナント:蘇えりし者)
マーク・ラファロ(スポットライト 世紀のスクープ)
マーク・ライランス(ブリッジ・オブ・スパイ)
シルヴェスター・スタローン(クリード チャンプを継ぐ男)

助演女優賞
ジェニファー・ジェイソン・リー(ヘイトフル・エイト)
ルーニー・マーラ(キャロル)
レイチェル・マクアダムス(スポットライト 世紀のスクープ)
アリシア・ヴィキャンデル(リリーのすべて)
ケイト・ウィンスレット(スティーブ・ジョブズ)

脚本賞
ブリッジ・オブ・スパイ
Ex Machina
インサイド・ヘッド
スポットライト 世紀のスクープ
ストレイト・アウタ・コンプトン

脚色賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
Brooklyn
キャロル
オデッセイ
ルーム

撮影賞
キャロル
ヘイトフル・エイト
マッドマックス 怒りのデス・ロード
レヴェナント:蘇えりし者
ボーダーライン

編集賞
マネー・ショート 華麗なる大逆転
マッドマックス 怒りのデス・ロード
レヴェナント:蘇えりし者
スポットライト 世紀のスクープ
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

美術賞
ブリッジ・オブ・スパイ
リリーのすべて
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者

衣装デザイン賞
キャロル
シンデレラ
リリーのすべて
マッドマックス 怒りのデス・ロード
レヴェナント:蘇えりし者

メイキャップ&ヘアスタイリング賞
100歳の華麗なる冒険
マッドマックス 怒りのデス・ロード
レヴェナント:蘇えりし者

視覚効果賞
Ex Machina
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

録音賞
ブリッジ・オブ・スパイ
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

音響効果賞
マッドマックス 怒りのデス・ロード
オデッセイ
レヴェナント:蘇えりし者
ボーダーライン
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

作曲賞
ブリッジ・オブ・スパイ
キャロル
ヘイトフル・エイト
ボーダーライン
スター・ウォーズ/フォースの覚醒

主題歌賞
「Earned It」(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)
「Manta Ray」(Racing Extinction)
「Simple Song #3」(Youth)
「Til It Happens to You」(The Hunting Ground)
「Writing's on the Wall」(007/スペクター)

アニメーション映画賞
Anomalisa
父を探して
インサイド・ヘッド
ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム
思い出のマーニー

外国語映画賞
Embrace of the Serpent(コロンビア)
Mustang(フランス)
サウルの息子(ハンガリー)
Theeb(ヨルダン)
A War(デンマーク)

ドキュメンタリー映画賞(長編)
Amy
Cartel Land
ルック・オブ・サイレンス
ニーナ・シモン 魂の歌
Winter on Fire: Ukraine's Fight for Freedom

ドキュメンタリー映画賞(短編)
Body Team 12
Chau, beyond the Lines
Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah
A Girl in the River: The Price of Forgiveness
Last Day of Freedom

短編映画賞(実写)
Ave Maria
Day One
Everything Will Be Okay (Alles Wird Gut)
Shok
Stutterer

短編映画賞(アニメーション)
Bear Story (Historia De Un Oso)
Prologue
Sanjay's Super Team
We Can't Live without Cosmos
World of Tomorrow


『レヴェナント:蘇えりし者』と『マッドマックス 怒りのデスロード』の強さが非常に目立つ結果となりました!!

第88回アカデミー賞の授賞式は2月28日(日本時間3月1日午前)です!直前になったら毎年恒例の予想しますのでそちらもお楽しみに!!

昨年の結果はこちら!(的中率75%)
http://www.cinemawith-alc.com/2015/02/Oscar-prediction.html

written by shuhei

『天空の城ラピュタ』の海外での評判などを調べてわかったこと8つ

© 1986 二馬力・G

みんな大好き『天空の城ラピュタ。ところで「海外では評判どうなん?」という声もあると思うので、色々と整理をしてみます。

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その1:海外でも評判は良い

海外(主にアメリカ)での映画評価の指標となる「rottentomatoes」と「iMDb」。どちらも非常に良いレビュー結果となっています。

■rottentomatoesスコア:95
http://www.rottentomatoes.com/m/castle_in_the_sky_1989/

■iMDbスコア:8.1
http://www.imdb.com/title/tt0092067/?ref_=nv_sr_1

ちなみにアメリカのAmazonストアのソフトレビューでは7割が星5つの満点評価。非常に良い結果です。

■AMAZON :7割☆5つ
http://www.amazon.com/Castle-Sky-Two-Disc-Blu-ray-Combo/dp/B007JNTOBC



その2:ムスカの声がマーク・ハミル!

『スターウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカーであるマーク・ハミル。そのマーク・ハミルがあのムスカの声を担当しています!


その3:音楽が違う!?

全く違うわけではないですが、英語版はディズニー監修の元で久石譲と再度作曲を行い、サウンドトラックも別で発売しているのです!


その4:バルス祭りに対する海外の反応がだいたい呆れれて楽しい

毎度のことTwitterがバルス祭りになる金曜ロードSHOW!の『天空の城ラピュタ』放送ですが、海外での反応は・・・生暖かい目で驚かれています(笑)

■海外の反応 - 日本、「バルス!」でTwitter新記録 -
http://gyanko.seesaa.net/article/240892426.html

■「日本人がみんな『バルス』ってツイートしてるけど、どういう意味?」海外の反応
http://blog.livedoor.jp/drazuli/archives/4962645.html

■天空の城ラピュタに対する海外の反応
http://lakatan.net/archives/30257441.html


その5:「君をのせて」の合唱は海外でも感動を呼ぶ

日本での「君をのせて」800人合唱、まずこれ普通にというか本当に感動するので是非聴いてみてください!



感動は世界を超えるもので、海外でも多くの感動を呼んでいます。

■【海外】「聞くたびに鳥肌が立つ」800人によるラピュタの合唱に外国人も涙が止まらない!
http://kaigainohannou.blog.jp/archives/1005417783.html


その6:Twitter社、バルス祭りに公式見解出してた

バルス祭りでTwitterがダウンしたあと、Twitter社は公式見解と次のバルス祭りへ備えての具体的な施策を公式ブログに書いていました(笑)

■[英語記事]Twitter公式blog :New Tweets per second record, and how!
https://blog.twitter.com/2013/new-tweets-per-second-record-and-how


その7:Broomberg、ガチコラム書いてた

金融やビジネスニュースのニュースメディアであるBroombergにコラムが出てました。真面目なやつ。「どのようにして古いアニメ作品はツイッターの記録を塗り替えたのか?」的なやつですね。

■[英語記事]Broomberg:How an Old Anime Film Broke Records on Twitter
http://www.bloomberg.com/news/2013-08-27/how-an-old-anime-film-broke-records-on-twitter.html


その8:他にも海外で「バルス祭り」はやはり取り上げられていた

■KOTAKU:How an Old Japanese Anime Broke a Twitter Record(2011)
(どのようにして古い日本のアニメ作品はツイッターの記録を塗り替えたのか?)
http://kotaku.com/5868320/how-an-old-japanese-anime-broke-twitter-records/

■KOTAKU:How Japan Is Making Twitter Stronger(2013)
(日本はどのようにしてツイッターを強くしたのか)
http://kotaku.com/how-japan-is-making-twitter-stronger-1039740627

■Cnet:This crazy Japanese film just blew away Twitter's tweet record
(イカれた日本の映画がツイッターの記録を打ち破った)
http://www.cnet.com/news/this-crazy-japanese-film-just-blew-away-twitters-tweet-record/



ざっくりですが、このような感じで海外でも「作品自体の評価」と「バルス祭りへの注目」共々ある感じですね。

こんなところでおしまい。

『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』感想、アイドルと哲学は紙一重[一部ネタバレあり]

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

NMB48のドキュメンタリー映画、 『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』をお先に鑑賞させて頂きました。「DOCUMENTARY of」シリーズにはいつも驚かされますが、今回はまさか「哲学」で驚かされるとは…


(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

前提条件

まず前提条件として私はNMB48に詳しくありません。山本彩、渡辺美優紀、卒業しましたが山田菜々は知ってるというレベル。

AKBグループではSKE48は松井玲奈のファンであったのでメンバーであった一時期は応援してました。ただし、映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY Of SKE48』は消化しにくい作品という感想でした。

秋元康プロデュースでは乃木坂46は映画『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY Of 乃木坂46』を絶賛させて頂いておりますが、アーティストとしては詳しくない感じです。

これが前提条件。よって、ドキュメンタリー映画として見た純粋な感想を綴っていければと思います。


[過去記事]
『DOCUMENTARY Of AKB48 The Time Has Come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』感想、こうして優子は去っていった

『アイドルの涙 DOCUMENTARY Of SKE48』感想、負が笑顔に変わるとき

『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY Of 乃木坂46』感想、人は変われる、そのためには条件がある



--以下「部分的な」ネタバレを含みます--

※ドキュメンタリー映画につきネタバレは特に考慮しておりません。ただし、部分部分へ言及であり、これを読んで「より見たくなった!」と思って頂けるように心がけております。

※本レビューはマスコミ試写会で「ある部分への言及は控える」というお願いに基いて執筆しております。つきましてネタバレと思われるかもしれませんが、映画の割と重要な部分へは一切言及をしておりません。

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

感想1:「オープニングで大混乱」

映画は華やかなライブシーンからスタート。曲に合わせて歌い踊るNMB48のメンバー。そしてサイリウムを振りながら声援を送るファンの姿も。

華やかで勢いのあるオープニングシーン。NMB48らしさを最初から見せつけられれたと思ったら、突然曇空の大阪へ。船の上に佇む1人の少女。彼女は最近加入したメンバーで、12枚目のシングル「ドリアン少年」 でセンターに抜擢された須藤凛々花

ここで私は大混乱に陥りました。彼女が本を見ながら哲学的な台詞を言い始めたのです。何なんだこれは…一体何が始まるのだ…。わくわくが優先しながらも、曇空の映像が不安も掻き立て、そして映画は本編へと突入していくのでした。

哲学については「感想5」で詳細に。

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感想2:非常にわかりやすく集団としてのNMBを綴っていた

本作の監督は数多くのドキュメンタリー映画を撮ってきた舩橋淳監督。当初今回の企画へ難色を示していたという船橋監督。

近年の作品で、原発事故を扱った『フタバから遠く離れて』などでもそうであった「集団」を切り口とすることで、「集団」の中の「個」をしっかりと描き、その先に答えではなく問いを残していくという映画に仕上げていました。

船橋監督自身がNMB48を詳しく知らないでいたため、NMB48がどのように出来、どのように今日まで歩んできたかは非常にわかりやすく描かれます。

ちょっとだけしかNMB48を知らない私ですが「それくらいは知ってるよ」と思えたので、何も知らない人がNMB48を知るには持ってこいとも言えるでしょう。

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

感想3:甘えてられない競争社会を描き出していた

昨年公開された『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』では主要メンバー5人の苦悩と希望が描かれてきました。それぞれの胸の内や家族など、奥へ奥へと深掘りしていく映画に仕上がっていました。

今回の『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』は、良し悪し置いておいて、そんな甘い感動はありません。

NMB48として共にてっぺんを目指すメンバーたち同士の熾烈な競争社会を痛烈に描いています。これはメンバー同士の確執という意味ではありません。

握手会の人気…

シングル選抜…

AKBグループ総選挙…

山本彩という不動のエース…

二番手の渡辺美優紀…

山田菜々の卒業…

白間美瑠と矢倉楓子という作られたライバル関係…

須藤凛々花のセンター大抜擢と苦悩…

そして日の目を見ない選抜外のメンバーたち…

様々な競争がこのグループを取り巻き、それが苦しみを生んでいると同時に実は原動力でもあるんだなと突きつけられました。

そんな競争社会、序列社会、それはまるで現在社会の縮図とでも言えるもの。「アイドルなんて」と馬鹿にする人も多いですが、私たちが生きるこの社会の縮図が本当にここにはあると改めて痛感させられました。

その中で、勝者と敗者は必然的に生まれます。そして敗れたものは去りゆく者となることも。


「現実は甘くない。でもやるしかないねん。」


メンバーたちだけでなく、私たち映画を見てる観客もそう感じることでしょう。


そしてそのメッセージはファンたちの行動にも言えることです。(次の章へ)

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

感想4:ファンの姿を全面に出してきた映画

今回驚いたのが、今までの「 DOCUMENTARY of」シリーズとは比べ物にならないくらいファンの姿が全面に出ていたこと。

出てくるのが割と熱狂的なファンの方々なので、これは印象の良し悪し、ファンの間での賛否で、公開後論争となることも予想されます。

しかし、それはあくまでも表面的なそれであって、このファンたちのエピソードもまた、

「現実は甘くない。でもやるしかないねん。」

に帰結するものなのです。


人気メンバーを応援するファンもいれば、

ライバル関係(白間美瑠と矢倉楓子)の中で何とか一歩引き離してあげたいと選挙に注力するファンもいれば、

日の目をみないメンバーを全力で選抜に入れようと応援するファンもいました。


アイドルでなくても、ハマったそれには熱中するもの。

好きなスポーツチームには勝ってほしい。好きな映画にはヒットしてほしい。好きな歌手にはもっと輝いてほしい。何かのファンになればそう願うものです。

そのファンの姿、見ていて思ったことは「熱中できることは素敵なこと。でも、それが趣味でもそこには悩みや苦しみが内在するんだな」という現実の難しさでした。

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

感想5:アイドルと哲学は紙一重

冒頭の須藤凛々花の哲学朗読は映画の中で何度か差し込まれます。エンドロールでわかったことはこの台詞は須藤凛々花本人が書いたということ。

須藤凛々花は哲学者になりたいという夢を持っています。しかもその過程でアイドルとなっています。彼女の中ではアイドルになって、その後哲学者というのがキャリアの流れなのです。

多くの人は意味がわからないと思いますし、私もわかりませんでした。

しかし、最後まで見てわかりました。


アイドルたちのその姿は「アイドルとしての自分」であって、それは100%「本当の自分」では無いのです。

須藤凛々花で例えるなら、「アイドルとしての須藤凛々花」と「日常の須藤凛々花」は別ということです。

私たちで言うなら、「仕事の自分」と「休日の自分」は違うということです。

これは悪い意味ではなく、しっかりしている時と気を抜いている時と考えれば特に違和感も無いでしょう。


踊っている時に「手をあげて、足をひねって何になるんだろう?」と思うことがあるようです。仕事として一生懸命やってる時にふと疑問に思うのでしょう。


なぜ踊るのか?

なぜカメラに笑顔を振りまくのか?

なぜファンを増やそうと努力するのか?

そもそもなぜNMB48にいるのか?

いつまでいるのか?

その後の人生はどうなるのか?


なるほど…哲学とは問い続けることでありますが、アイドルとして生きるということは自然とそれをするということなのかもしれませんね。


アイドルと哲学は紙一重。


映画を見て、須藤凛々花の台詞や哲学について語るインタビューを見て非常に感銘を受けました。

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

感想6:矢倉楓子さんに感動した

個人的にこの映画で最も感動したのは矢倉楓子さんの一連のシーン。

彼女のことを私は存じ上げませんでした。非常に努力家、家族思い。そう感じ、ファンになりました。

望まずも白間美瑠とライバル関係にされ、常に比べられる二人。映画の中でも容赦なく握手人気や総選挙の順位で比べられていました。

本人はそれが嫌だと言いました。AKB48との兼任時代があった矢倉楓子さんですが、兼任解除の後でこれからどうすべきか悩み、家族の前で涙するシーンがありました。こっちも思わず涙。

矢倉楓子さんはNMB48では相当序列の高いメンバーです。しかしそんなメンバーであっても悩みはあり、これからどうすべきかわからない。この気持ち痛いほどわかるのです。

レベルは違えど、私自身ここ数年キャリアや代表を務めるイベントを成長させてきました。登る山の頂上を目指してきたら頂上まで来てしまって、そこからどうしたら良いのかわからなくなることがあります。

矢倉楓子が感じたどうしたら良いかわからないという、辛さ、苦しさは、壁にぶち当たると非常によくわかるのです。

そんな状況で、涙を流しつつも、「よし、ここから頑張ろう」と前を向いた矢倉楓子さんは本当に素晴らしい。私自身色々壁にぶち当たること多いですが、勇気を貰ったので、できることをしっかりとこれからやっていこうと思いました。

彼女のこれからのNMB48での更なる活躍を心から応援したいです。

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

まとめ

NMB48のドキュメンタリー映画。感動というよりも感銘を受けました。

非常に個人的な好みの問題ですが、テーマ曲の"道頓堀よ、泣かせてくれ!"がとても素晴らしいので、エンドロールの最初からかけて、かつ歌詞表示をしてほしかったなと思いました。ここだけ本当にもったいない。

しかし映画は非常にわかりやすく、ファンの方もそうでない方も安心して楽しめる一本に仕上がっていたと思いました。

同日公開となるHKT48のドキュメンタリー映画をまだ試写ってないので、試写った後でこの2作品の比較であったり、SKE48と乃木坂46の映画、歴代のAKB48の映画との総論なども書いていきたいと思います。

『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』は1月29日より公開です。

お楽しみに!

(C)2016「DOCUMENTARY of NMB48」製作委員会

どんな映画?

「アイドル不毛の地」と言われ続けてきた大阪に誕生したNMB48。2011年のデビューから5年が過ぎ、地元・大阪城ホールはもちろん、東京の日本武道館2日間も満員にするなど、大きな成功を収めるに至ったが、そこには、従来のアイドルたちが隠そうとしてきた泥臭さや、汗にまみれた人間臭さをさらけだすメンバーたちの姿があった。不格好でも夢にしがみつき、もがき苦しみながらも成功を勝ち取ってきた、大阪の少女たちの5年間を記録した。
参照:http://www.2015-nmb48.jp/


公式HP


予告編




written by shuhei