鈴の音を聞いて思い出すのはサンタクロースではなく「気づかず過ぎた初恋」
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(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED |
鈴の音を聞くとクリスマスのサンタクロースを思い出しますが、今年からは『リトルプリンス 星の王子さまと私』を見たくなるようになりました。今日はそんなお話を。
『リトルプリンス』の日本語主題歌、松任谷由実さんの「気づかず過ぎた初恋」。この曲が鈴の音がから始まるのです。
日本語吹替版のエンディングで流れるこの楽曲ですが、映画を包み込むようにマッチしていて映画の感動をより深いものにしてくれるとてもとても素晴らしい楽曲です。
こちら映像とともに
『リトルプリンス 星の王子さまと私』は既に公開され、大人を中心に多くの方が感動されています。大人向けな部分は正直あります。
以下のような台詞が登場するのですが、こういう言葉が胸に響くのは大人だからこそなのかもしれません。
「誰だっていつかサヨナラを言う時がくる」
「問題は大人になることじゃない、忘れることだ。」
「どこにでもいるバラじゃない。君のバラだ。君が時間をかけて尽くした分、大切なバラなんだ。」
「君はきっと・・・素晴らしい大人になる。」
主人公の女の子や原作の星の王子さまのように真っ直ぐに、ひたむきに、純粋に、目の前にある事象を愛すること、それがどれだけ大切なことかを改めて痛感する映画です。
人間は考えることのできる生き物。「嬉しい」「悲しい」、そして「愛おしい」という感情を持ち合わせる生き物です。
そんな当たり前、本質的な部分を考えさせてくれる『リトルプリンス 星の王子さま』と松任谷由実さんの楽曲。
鈴の音を聴いて思う『リトルプリンス 星の王子さま』と「気づかず過ぎた初恋」。今年の冬はクリスマスイルミネーションを見る心が温かく感じます。
おしまい。
→『リトルプリンス 星の王子さまと私』感想、誰だっていつかサヨナラを言う時がくる。[映画のネタバレ無し/『星の王子さま』のネタバレあり]
written by shuhei