既成概念を打ち破る?『アーロと少年』の新予告編から感じたピクサーの創造力
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日本では2016年3月12日公開となる『アーロと少年』、アメリカでは今年11月の公開なので最新予告編が登場しました。ピクサーの創造力を改めて感じました。
最新予告編はこちら
百聞は一見に如かずということで、まずは予告編をドン!(英語版ですが台詞少ないので大丈夫かなと)
恐竜と少年の立場が私たちの感覚と逆?
地球に巨大隕石が墜落していなかったらという仮説に基づき、絶滅せずに高度な文明を築いた恐竜たちと原始人の少年との交流を描くピクサー・アニメーション。
参照:http://eiga.com/movie/77788/
恐竜が生き残って、ひょんなことから少年と交流となると「少年の内面が恐竜によって癒され〜」とか想像するのが普通。
この映画はその逆をいくっぽいんですよね。つまり恐竜がちょっと臆病で人間ぽい感じ。んで少年が野性的で、その力強さや優しさが恐竜の支えとなる、的な。
こういうのって既成概念を打ち破る発想の転換が必要なので素晴らしいなと思いますね。
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美しすぎる背景描写とかわいい恐竜
予告編を見ると誰もが思うことでしょう。
「風景が実写並に高精細!」と。
この辺りのクオリティ、ピクサーさすがだなと思ってしまいますね。
その一方恐竜たちはアニメーション的な可愛さを伴ったもの。様々な記事で憶測やインタビュアーの解説などされていますが、現実のお話というわけではないので何でもかんでもリアリティを求めるつもりも無いということでしょうね。
アニメーションとして楽しんでほしいためのうまいバランス感覚かなと思いました。
日本での公開までまだまだありますが、『インサイド・ヘッド』の次のピクサー新作ということで楽しみに待ちたいなと思います。
公式HP
written by shuhei