期待せず見た映画『ヒロイン失格』がおもしろすぎてガツンとやられた話
2015/09/17
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(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社 |
9月19日公開の『ヒロイン失格』、お先に鑑賞させて頂いたのですが守備範囲外ながらとっても楽しませて頂いたので改めて「この作品みんなにオススメだよ」という記事を用意しました。
ピュアな恋愛模様は楽しく、そして懐かしい!
コミック原作の高校生主人公ラブコメディということで、試写る前は「まあ試写会だから・・・行っとくか・・・」というテンションでした。ホント失礼な態度であったと思いました。ホント『ヒロイン失格』面白かったです!
何が良かったって、「コミカルとシリアスのバランスが良く、テンポも良くて、ピュアで、どこか懐かしくて、そして面白い」からです。
高校生たちの恋愛模様は本当にピュア。どうピュアってしてること云々ではなく性善説で相手を信じることを入口にしてること。どうしても恋愛って駆け引きが起きるわけですがこの作品での駆け引きは可愛いもの。
「好きなのに」「好きだから」でもがきながら感情が溢れまくってるんですね。とても楽しいです。
その様を見て、社会人としてこのような恋愛はさすがにもうできないですが、複合的にあーだこーだ考える大人の恋愛にはピュアさが無いよなあと思いました。
現実というのはそう甘くないですが、これくらい大人が恋に恋してもいいじゃない!
って思えたのがこの映画の何よりの収穫でした。
結末には全く納得がいきません。私はもう一人の男の方に感情移入してました。というのは映画の批判にあらず。なぜならそう熱弁したくなるということは映画にのめり込んでいた何よりの証拠だからです。
ということで、公開後にリピートすることが確定しております。客層とか気にせずもうすぐ29歳のわたくし、通います!
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(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社 |
ところで具体的にどんな映画?
まずこの映画どんな映画なのかをお伝えしましょう。ざっくり言えば「4人の高校生たちの四角関係の恋愛模様を描いた作品」です。ジャンルは王道のラブコメディといえるでしょう。映画のキャッチフレーズにある
「私が好きな人か」
「私を好きな人か」
は端的に設定を示せていて、
二人のイケメン高校生の間で松崎はとり(桐谷美玲)が「私はどっちを選べば幸せなの!?」と乙女心を揺らがせまくります。
四角関係と書いた通り、もう一人登場人物がいて、地味で恋愛とは無関係そうな「安達さん」という強烈なキャラが映画をかき乱します。
「果たして主人公の松崎はとりはどういう結末を迎えるのか!?また、他の3人の運命は!?」
その答えは、劇場で!あなたの目で!目撃を!
そして!ピュアな恋愛模様に「若い恋もいいもんですなあ。あの頃の気持ちをもう一度。」と社会人の方は思ってみて頂ければと思います。
公式HP
=http://wwws.warnerbros.co.jp/heroine-shikkaku/
written by shuhei