9月 2015 - Cinema A La Carte

ジブリ映画『ハウルの動く城』ネタバレ解説! 劇中で説明されていない謎を解き明かしてみる




宮﨑駿監督作『ハウルの動く城』のさまざまな謎についてネタバレ込で解説しつつ、原作との違いや制作秘話などの豆知識を紹介していきます。


ソフィーはどうして見た目が変わるのか?

荒れ地の魔女に魔法をかけられたソフィーは、物語が進むにつれて外見がコロコロ変わるようになりますよね。老婆になる呪いをかけられたはずなのに、なぜ若返ったり年をとったりを繰り返しているのでしょうか。

ソフィーは、美人で人気者の妹と自分を比較してしまったり「よくあるおとぎ話みたいに、自分は長女だから何をやってもうまくいかない」と思い込んでいる、ネガティブな女の子でした。劇中でハウルに対して「私なんか、美しかったことなんて一度もないわ!」というシーンもありましたね。原作でも(呪いをかけられる前に)鏡に映った自分のことをオールドミスみたいだと自嘲的に言う場面が出てきます。

荒れ地の魔女の呪いはそんなソフィーの意識が反映されたもので、つまりあれは呪いというよりもソフィーの自己暗示のようなものなのです。なので眠っている時や美しい花畑で心躍らせている時は、ソフィーの意識が自己暗示から遠のいているので若い姿のままです。しかしソフィーが自分の外見を意識したりすると、途端に老婆の姿になってしまいます。

ソフィーが若返る/年をとる場面に注目して見てみると、彼女の心境の変化がより理解できるのではないでしょうか。


「ハウルが心臓を食べる」という噂の真偽は……

結論から言って、食べません(笑) ハウルは非常に浮気症で、目をつけた若い女性を次々口説いてしまう(女性のハートを奪ってしまう)のですが、そのことを「心臓(ハート)を食べる」という話に変えて自ら噂を流していました。彼は師匠のサリマンや敵である荒地の魔女、過去に口説き落とした女の子たち、その他諸々から逃れるために、なるべく城に人を近づけないようにしていたのです。

余談ですが、ハウルの浮気症の原因はおそらくカルシファーとの契約にあると考えられます。契約によってハウルの心臓はカルシファーが持っているので、ハウルには心臓がありません。彼は心臓(ハート)を求めるあまり、女性のハートを手に入れることで一時的に喪失感を満たしていたのでは。そしてハートを手に入れてしまうとハウルは満足してしまい、その女性への興味を失ってしまいます。でもしばらくするとまた別の女性のハートが欲しくなり……。原作でもハウルが「契約のせいで誰かをちゃんと愛することができなくなった」という旨の発言をしている場面が出てきます。

(C)2004 二馬力・TGNDDDT

ハウルとカルシファーの契約の秘密とは

終盤、ソフィーがハウルの過去に行くシーンで、少年時代のハウルが星の子(後のカルシファー)に心臓を与えて契約をしていたことが判明しました。「ハウルの心臓をカルシファーに与えることで、カルシファーの力をハウルが得る」これが彼らの契約の秘密です。

同じ場面で、星の子が湖に落ちて消えてしまうシーンがありましたね。星の子は空から地上へ降ってくるとすぐに死んでしまうのです。それを見てかわいそうに思ったハウルが、星の子を死なせないために自分の心臓を与え、悪魔にする契約をしてしまったのです。

星の子(悪魔)との契約は自分の体の一部を与えることで成立しますが、心臓を与えることでより強力な力を得られる代わりに、悪魔と契約者は生死を共にすることとなります。しかも契約の期間が長くなると、契約者は悪魔に心を支配されるようになってしまうのです。

契約によってハウルの心臓を得た星の子は悪魔(カルシファー)となって魔力を増し、またハウルもカルシファーの魔力を分け与えられて力を増しました。しかしハウルが死ねばカルシファーも死ぬし、逆にカルシファーが死ねばハウルも死ぬことに。そのうえハウルにこき使われるのを嫌がっていたカルシファーは、ハウルとの契約を解除したがっていました。

最終的に、契約の秘密を知ったソフィーがハウルに心臓を戻し、二人の契約を解除することに成功しました。しかしこの契約の解除は、実はソフィーでなければできなかったのです。そしてそれにもちゃんと理由がありました。


ソフィーが持つ魔法の力について

実はソフィーは“生命を吹き込む魔法”の力を持っています。原作の小説ではこれについてはっきり説明されているのですが、映画版では非常に曖昧に表現されていました(監督の意向で敢えてそうしたようです)。

ソフィーはハウルに心臓を戻す際、本来であれば契約解除によって死んでしまうはずのハウルとカルシファーに対して、無意識のうちに“生命を吹き込む魔法”の力を使っていたのです。また、かかしのカブ(王子)の呪いが解けたのも、ソフィーの魔法の力のおかげでした。

心臓を失ったハウルと、生命を吹き込む魔法を使えるソフィー。この二人は、出会うべくして出会った二人ということだったのです。


原作との違い

映画『ハウルの動く城』は上記の他にも、ストーリーやキャラクター設定など原作の小説から変更されている点がいくつもあります。その中でも最大の変更点は“戦争描写の有無”でしょう。

原作『魔法使いハウルと火の悪魔』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著)では、戦争をしているという設定はあるものの、戦争そのものは全く描かれていません。なので、原作と映画では後半の展開が全く違ったものになっています。宮崎監督は“戦火の恋”を描きたかったため、戦争描写をクローズアップしたそうです。

それ以外にも、マルクルの設定(原作だとマイケルという名前のティーンエイジャー)やソフィーの妹(三女のマーサ)の存在なども変更されていますので、映画を見て原作が気になった方はぜひ原作も読んでみてはいかがでしょうか。

[原作]

最初は細田守が監督するはずだった!!

あまり知られていませんが、『ハウルの動く城』はもともと細田守が監督する予定でした。細田守といえば『時をかける少女』『サマーウォーズ』で一躍有名となったアニメーション監督ですね。

『ハウルの動く城』は当初、森田宏幸監督の『猫の恩返し』と同時上映する中編作品として企画されており、宮﨑駿の推薦でそのころ東映アニメーションに所属していた細田守を監督に据えて制作が進められていました。しかしトラブルから制作が中止となってしまい、細田版ハウルは幻の作品となったのです。

ちなみに細田監督は昔スタジオジブリの採用試験を受けており、最低2枚の絵を提出するという試験で150枚以上描いて提出したものの、宮﨑駿から直々に「君の才能はうち(ジブリ)に入ったら潰れてしまう」という内容の手紙を送られて不合格になったそうです。そんな彼も今や日本を代表するアニメーション監督の一人。宮﨑駿は早くから彼の才能を見抜いていたのです。



謎が多いと言われる映画『ハウルの動く城』ですが、皆さんの感じた疑問がこの記事によって少しでも解決されていればなによりです。そして上記のような点を理解したうえで再び見直してみると、この作品をより深く理解し、楽しむことができるのではないでしょうか?


written by ayako


『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)感想、1から100まで全部がオシャレ![ネタバレなし]

(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

11月14日公開の『コードネーム U.N.C.L.E.』を一足お先に鑑賞させて頂きました!全く噛み合わない米ソのスパイのバディが痛快で、1から100までオシャレな映画に大満足でありました!


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4.5/5)
=憎いくらいオシャレ!悔しいくらいオシャレ!

◯ファミリーオススメ度
★★★★☆(4/5)
=軽いです、なので楽しめます!

◯子供オススメ度
★★★★☆(4/5)
=軽いスパイ映画なのでいけます!

◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=ザ・娯楽!オシャレ!見るしか無い!

◯デートオススメ度
★★★★★(5/5)
=上に同じ!

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=良くも悪くもガイ・リッチー!

(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

感想「全部が全部オシャレ!」

今から書くことは全て褒め言葉です。全てです。本当に全てです。

まず、この映画、本当にウザいです。

始まってすぐのワーナー・ブラザースのロゴが出るところから全てが全てオシャレ。鼻につくくらいオシャレ。ガイ・リッチー監督のドヤ顔が容易に想像できます。

そこから早速始まるベルリンを舞台にしたアメリカスパイVSソ連スパイのチェイス。アメリカスパイのヘンリー・カヴィル演じるナポレオン・ソロのクールな逃走っぷりがこれまた鼻につくオシャレさ。

その後、10分、30分、1時間、1時間半と経って全てがオシャレ、とにかくオシャレ。1から100まで全部オシャレ!それが面白い!そこが面白い!



さて、言いたいことをまず言わせて頂きましたので、整理整頓して書き進めてまいりましょう。



この映画の設定は難しく見えて実はとってもシンプル。1960年代、アメリカとソ連は仲が悪く「東西冷戦」の時代でしたが、共通で倒さなければいけない敵(ナチスの残党)が出来たので手を組んで対峙するというお話です。

手を組むのはアメリカナンバー1スパイとソ連ナンバー1スパイ。それぞれ仕事のプライドもあり相性は最悪。最悪な相性で衝突しながら共通の敵を倒そうと進んでいくのです。

この最悪な相性が映画的には面白さ抜群!チャラくてエレガンスなヘンリー・カヴィル演じるナポレオン・ソロと、寡黙で短気なアーミー・ハマー演じるイリヤ・クリヤキンが何度も笑いを誘ってくれます。

「どうだ!オシャレだろ!」と言わんばかりのガイ・リッチー監督の演出は隅々まで冴え渡り、オシャレ演出にオシャレ編集が重なった結果、何度も面白おかしいシーンが映画には訪れます。

映画でよくある少し話が進んでから「実際はこうでした〜」と回想シーン的に戻るシーンも何かオシャレ、何かスタイリッシュ。

軽いテイストであるので、軽い気持ちで見ていたわけですが、それゆえに何度かひっくり返るストーリーに「おお!」と純粋に驚いた次第。本当に面白くて、エンドロールに入る前のラストシーンも笑ってしまいました。

おそらく、どんなに涙もろい方でもこの映画では泣くことは無いでしょう。そういう映画ですので。しかしそれはもちろん褒め言葉、二人の相性最悪のバディ・ムービーを笑顔で楽しむことができるでしょう。


と、主役の二人の魅力はもちろんなのですが、二人のキーとなる女性、アリシア・ビカンダーとエリザベス・デビッキがまた抜群の存在感。

その二人のセクシーさにも目を奪われますが、それにも増して、これら4人を凌ぐ「おいしいなあ笑」という役回りがヒュー・グラント。どんな役どころかとか言わないで良いでしょう。その方が楽しめる!

前半は全然出てこないのに後半おいしいシーンありまくり。ヒュー・グラントの正しい使い方がここにはありました。何かいちいち面白いんですよ。おいしいし。これももちろん面白おかしく笑いながら見てしまいました。


とにかく「いちいちオシャレ!」「いちいちおもしろい!」な映画がこの『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)です。

軽い映画なので、映画評論としてはおそらく槍玉に挙げやすい作品でしょうが一般的に娯楽として楽しむには持ってこいの映画です。

お友達とでも、恋人やご夫婦とでも、ご家族でも、一人でも、娯楽として楽しめるオシャレ映画が『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)、公開は11月14日からです!


(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

どんな映画?

大ヒットシリーズ『シャーロック・ホームズ』でお馴染みのガイ・リッチー監督が、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、今まで観た事のない最高にイキでゴージャスなスパイ・サスペンスとして蘇らせた!舞台は東西冷戦真っただ中の1960年代前半。まさに敵同士のCIAエージェントとKGB工作員が、世界を巻き込む一大テロ事件を止めるために手を組んだ!やり方、考え方が真逆のコンビが世界を股にかけ、鍵となる失踪したドイツ人科学者の娘を守りながら科学者本人を探し出さなければならない。タイムリミットが迫る中、核爆弾大量生産技術流出の危機から世界を救えるのか!?


予告編


予習はいらないが、歴史背景(構図)は知っておくとより楽しめる

今回の『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)は、1960年代に放送されたイギリスのTVシリーズ『0011 ナポレオン・ソロ』の「新たなる映画化」という位置付けです。



「リメイク」でも間違いはないでしょう。私全てチェックしていないので詳細の説明までできないのですが、ストーリーは丸々同じという感じではないっぽいですね。

また「リメイク」的な作品=仕切り直しでもあるので特に過去作の予習をしないとわからないとかは全く無いです。

『コードネーム U.N.C.L.E.』単発で楽しめるようになっています。


ただし、「東西冷戦」「ベルリン分断」「ナチス残党」くらいは知っておくとストーリーは理解しやすいでしょう。

要するにアメリカ側とソ連側で戦争しないけど静かに喧嘩してて、それでベルリンは半分ずつに分かれて真ん中にベルリンの壁があったという時代背景です。

ナチス残党は、第2次世界大戦のヒトラー率いるナチスドイツの残り者たちで再び世界を手中に収めようと画策している者たちということですね。

これくらいわかっていればストーリーはすんなりわかると思います。

(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

まとめ

「誰もが安心して楽しめる娯楽スパイ映画」、それ以上でも以下でも無いですし、これこそ最高の褒め言葉。

2015年は様々なスパイ映画が公開されていますが、『キングスマン』同様に娯楽に振り切りつつ、『キングスマン』以上にオシャレでオシャレでオシャレに攻めている『コードネーム U.N.C.L.E.』。

是非11月はこの映画を見て、その後ウイスキーでも飲んでオシャレに自惚れしてみてはいかがでしょうか。

おしまい。


公式HP
= http://wwws.warnerbros.co.jp/codename-uncle/


『トランスポーター・イグニション』のイケメン主演エド・スクレイン初来日!密かに漫画が大好きな一面も

© 2015  EUROPACORP – TF1 FILMS PRODUCTION/Photo:BrunoCalvo

『トランスポーター・イグニション』の新主人公役のエド・スクレインが初来日し28日に、東京・渋谷区のアウディフォーラムで行われたスペシャルイベントに登壇しました。エド・スクレインがどんな方だったか、お伝えいたします!


どんな映画?

運び屋のフランクは、妖艶な美女アンナが率いる犯罪組織に父親を人質に取られ、プロの運び屋のルールに反する依頼を強制される。父親の命の期限は12時間と迫っており、自らに課したルールと父の命の間で揺れ動きながら、フランクは愛車アウディを走らせるが…。
参照:http://eiga.com/movie/81760/


エド・スクレインってどんな人?

1983年3月29日生まれ、現在32歳のイギリス・ロンドン出身。元々はThe Dinnerlady P.I.M.P.という名前でラッパーをやっていた方で、アルバムも28枚リリースしているのです。


フランク役をゲットしたとき、何をしていたか?

実はもう既婚者のようでして、フランク役を手にしたという通知を子供とアニメをみているときに聞いたそうです。でも合格を聞いた直後、再び息子さんとアニメを見入り、アニメが終わったあとに大喜びしたそうな。

フランク役をやることに関しては「プレッシャーはなくて、新しいことができるという喜びが強かった。またマーシャルアーツを学ぶいい機会で、格闘スキルを身につけられると楽しみだった」と語っております。




漫画大好きエド・スクレイン、瓦割りに挑戦

来日してからオフが2日間あったそうで、その間何をしていたかというと…「アキバ(流暢に!)で漫画を買っていた、漫画が大好きだからとても素晴らしい場所だったんだ!気に入ったよ」ととても嬉しそうです。
日本に対しては「時間がある限りいろいろ行ってみたい。撮影もしてみたい。東京も文化的に面白い都市だから、もっといろいろ見て回りたい」と興味津々の様子でした。

イベントでは瓦割りにも挑戦されました。その数20枚!!しかし、エド・スクレインは若干フライング気味で綺麗に真っ二つ!当人は「まったく痛くなかったよ。次はこの倍の数に挑戦したいな」と言ってのけました。さすがアクションをこなしているだけのことはあります。



英国紳士でイケメン。今後は『デッドプール』などに出演

イベントの最後に「この映画はアクションに冒険が溢れてる映画です。ぜひとも劇場で楽しんで!」といって颯爽とさっていきました。

終始ニコニコと笑顔を絶やさずイベントに臨んだエド・スクレイン。佇まいはいかにも英国紳士という感じで、瓦割りもそつなくこなしており、頼れるかっこいい男でした。

今後は『デッドプール』でアジャックスという役や『タイガーハウス』という映画で重要な役どころを演じることが決定しております。おそらく次世代を担うアクション俳優に成長するのではないでしょうか?と期待しております。

イベントを通してですが、非常に愛想がよくてマスコミ対応もしっかりしており、それでいて謙虚。とても好感の持てる俳優さんでした。

ジェイソン・ステイサム版とはまた違った魅力の『トランスポーター・イグニション』は10月24日から全国ロードショーとなります。




公式HP
http://tp-movie.com

 written by Yukikaze


アマゾン・プライム・ビデオで見られるアクション、ヒューマンドラマ、コメディ映画リスト


9月末にサービス開始となった、アマゾン・プライム・ビデオで見られる映画。こちらを邦画・洋画合わせてざっくりとジャンル分けしてみました。検索の一助になればと思います。



アマゾン・プライム・ビデオはアマゾンの有料会員サービス「アマゾン・プライム」(年額3900円)のユーザーが追加で受けれるようになった映画ストリーミングのサービスです。NETFLIXやHuluに比べてお手軽なのが特徴で、元からアマゾン・プライム会員であれば追加料金無しで利用ができます。



※今回のリストは400作品以上あるので「まとめ」記事的なものではございません。あくまでもリストです。オススメ◯◯選的なのは後日ゆっくりと改めて。

アクション

(洋画)
『ウォッチメン』
『トップガン』
『レオン完全版』
『ランボー最後の戦場』
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
『ミッション:インポッシブル3』
『ミッション:インポッシブル2』
『ミッション:インポッシブル』
『エンド・オブ・ホワイトハウス』
『ブラック・レイン』
『アウトロー』
『頭文字D the movie 』
『トランスポーター3 アンリミテッド』
『トランスポーター2』
『トランスポーター』
『ボルケーノ』
『イップ・マン 最終章』
『イップ・マン 葉問』
『イップ・マン 序章』
『イーオン・フラックス 』
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』
『インディ・ジョーンズ/失われた聖櫃』
『エネミー・ライン 』
『バッフィ/ザ・バンパイア・キラー』
『ジャンヌ・ダルク』
『コロンビアーナ』
『TAXI NY 』
『TAXI4』
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 』
『ザ・ビーチ』
『ニキータ』
『ネイビーシールズ』
『ヒットマン』
『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート 』
『イップ・マン 葉問』
『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
『沈黙の魂 TRUE JUSTICE2 PART6』
『沈黙の刻 TRUE JUSTICE2 PART5』
『沈黙の炎 TRUE JUSTICE2 PART4』
『沈黙の牙 TRUE JUSTICE2 PART3』
『沈黙の掟 TRUE JUSTICE2 PART2』
『沈黙の嵐 TRUE JUSTICE2 PART1 』
『沈黙の絆 TRUE JUSTICE2 PART0』
『沈黙の神拳 TRUE JUSTICE PART6』
『沈黙の挽歌 TRUE JUSTICE PART5』
『沈黙の弾痕 TRUE JUSTICE PART4 』
『沈黙の背信 TRUE JUSTICE PART3』
『沈黙の啓示 TRUE JUSTICE PART2』
『沈黙の宿命 TRUE JUSTICE PART1』
『スピード 』
『ウエスタン』
『ザ・シューター/極大射程』
『逃走車』
『ダニー・ザ・ドッグ』
『オーバードライヴ』
『MIA-ミア』
『ピースメーカー』
『コナン・ザ・グレート オリジナル版』
『マーシャル・ロー』
『グランド・マスター』
『アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ』
『アルティメット』
『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』
『殺しのナンバー』
『ザ・メキシカン』
『ローグ・アサシン』
『ネバダ・スミス』
『オーストラリア』
『闇の帝王DON ベルリン強奪作戦』
『ロンドン・ブルバード ラスト・ボディガード 』
『KAN-WOO/関羽 三国志英傑伝』
『ドライブ・アングリー』
『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』
『ハード・ソルジャー 炎の奪還 』
『コンゴ』
『アデル/ファラオと復活の秘薬』
『ハリケーン アワー』
『楽園の瑕 終極版』
『雷神-RAIJIN- 』
『バンディダス 』
『コマンドー 』
『ファイアーストーム』
『シティ・オブ・メン』

(邦画)
『激動の1750日』
『ギターを持った渡り鳥』
『二階堂卓也・銀座無頼帖 銀座旋風児』
『俺たちの血が許さない』
『南国土佐を後にして』
『拳銃無頼帖 抜き射ちの竜』
『東京の暴れん坊』
『男の紋章』
『紅の拳銃』
『関東無宿』
『霧笛が俺を呼んでいる』
『黒い賭博師』
『黒い賭博師 悪魔の左手』
『東京流れ者』
『関東破門状』
『鯨神』
『友よ、静かに瞑れ』
『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』
『ガメラ対大悪獣ギロン』
『ガメラ対大魔獣ジャイガー』
『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』
『ガメラ対深海怪獣ジグラ』
『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』
『宇宙怪獣ガメラ』
『大怪獣ガメラ』
『小さき勇者たち ~ガメラ~』
『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』
『ガメラ2 レギオン襲来』
『座頭市 血煙り街道』
『不夜城』
『からっ風野郎』
『けんかえれじい』
『女の警察』
『嵐を呼ぶ友情』
『拳銃は俺のパスポート』
『殺しの烙印』
『流血の抗争』
『紅の流れ星』
『血斗』
『関東幹部会』
『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』
『GONIN』
『探偵はBARにいる』
『殺人遊戯』
『県警対組織暴力』
『凶気の桜』
『兵隊やくざ』
『大脱獄』
『俺達に墓はない』
『空へ-救いの翼 RESCUE WINGS-』
『神戸国際ギャング』
『制覇』
『DEAD OR ALIVE 犯罪者』
『野獣死すべし』
『KILLERS/キラーズ』
『仁義の墓場』
『悪名』
『最も危険な遊戯』
『琉球バトルロワイアル 琉球空手騒動記』
『愛と誠』
『実録外伝 大阪電撃作戦』
『いつかギラギラする日』
『戦国自衛隊1549』
『CASSHERN』
『戦国自衛隊』
『天と地と』
『伊賀忍法帖』
『トラベラーズ 次元警察』
『鎧 サムライゾンビ』
『ライヴ』
『テコンドー魂 ‐REBIRTH‐』
『特命係長 只野仁 最後の劇場版』
『トラック野郎 故郷特急便』
『トラック野郎 天下御免』
『トラック野郎 一番星北へ帰る』
『トラック野郎 爆走一番星』
『トラック野郎 度胸一番星』
『トラック野郎 男一匹桃次郎』
『トラック野郎 突撃一番星』
『トラック野郎 御意見無用』
『トラック野郎 望郷一番星』
『妖怪大戦争』
『日蓮と蒙古大襲来』
『映画「極道の妻たち・赤い殺意」【TBSオンデマンド】』
『映画「極道の妻たち・リベンジ」【TBSオンデマンド】』
『映画「極道の妻たち・死んで貰います」【TBSオンデマンド】』
『極道の妻たち 三代目姐』
『極道の妻たち』
『湘南爆走族』
『最も危険な遊戯』
『暴力教室』

ドラマ

(洋画)
『ボルベール<帰郷>』
『ローマ法王の休日』
『センター・オブ・ジ・アース 』
『エバー・アフター 』
『グッバイ、レーニン!』
『大統領の料理人』
『ターミナル』
『英国王のスピーチ』
『プレステージ 』
『ゴッド・ファーザーPART3』
『ゴッド・ファーザーPART2』
『ゴッド・ファーザー』
『ゼロ・ダーク・サーティ』
『ダラス・バイヤーズクラブ』
『アンタッチャブル』
『スティーブ・ジョブ』
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
『ターミナル』
『アミスタッド』
『プロミスト・ランド』
『リスボンに誘われて』
『ビューティフル・マインド』
『真実の行方』
『キャスト・アウェイ』
『トゥルーマン・ショー』
『アメリカン・ビューティー』
『ヒトラー ~最期の12日間~』
『フットルース』
『レスラー 』
『ミリオンダラー・ベイビー』
『ノーカントリー』
『アンコール!』
『マイレージ、マイライフ』
『ダイアナ』
『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
『トゥルー・グリット』
『コーチ・カーター』
『パフューム ある人殺しの物語』
『バベル』
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 』
『ワーキング・ガール』
『中国の植物学者の娘たち』
『私の中のあなた』
『エレニの帰郷』
『戦火の勇気』
『バガー・ヴァンスの伝説』
『スラムドッグ$ミリオネア』
『ニュー・シネマ・パラダイス』
『ザ・ファーム/法律事務所』
『ザ・ビーチ』
『ボビー・フィッシャーを探して』
『カルテット!人生のオペラハウス』
『ロード・オブ・ウォー』
『幸福の条件』
『オーケストラ!』
『JUNO/ジュノ』
『ザ・ファイター』
『ステイン アライブ』
『炎のランナー』
『心の旅』
『ドラムライン』
『オーストラリア』
『バッファロー'66』
『エバー・アフター』
『ウォールフラワー』
『ピアニスト』
『21グラム』
『サガン -悲しみよ こんにちはー 』
『シザーハンズ』
『フラッシュダンス』
『秘密と嘘』
『SHAME−シェイム−」
『背徳の囁き」
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
『スマイル、アゲイン』
『ダウン・バイ・ロー』
『シティ・オブ・メン』
『パーマネント・バケーション』
『ブレイブ』

(邦画)
『蒲田行進曲』
『恋の渦』
『終戦のエンペラー 』
『いつでも夢を』
『ビルマの竪琴 総集篇』
『伊豆の踊子』
『泥だらけの純情』
『硝子のジョニー・野獣のように見えて』
『若草物語』
『赤い蕾と白い花』
『TANNKA 短歌』
『舟を編む』
『陸軍中野学校』
『陸軍中野学校 密命』
『陸軍中野学校 竜三号指令』
『陸軍中野学校 開戦前夜』
『陸軍中野学校 雲一号指令』
『おろしや国酔夢譚』
『しとやかな』
『とむらい師たち』
『やくざ絶唱』
『キャバレー』
『ダイブ!!』
『ドロップ』
『ニンゲン合格』
『対決』
『嵐が丘』
『氷点』
『汚れた英雄』
『清作の妻』
『痴人の愛』
『禅 ZEN』
『遊び』
『高校生ブルース』
『NINIFUNI』
『あに・いもうと』
『アカシアの雨がやむとき』
『大空に乾杯』
『嵐を呼ぶ友情』
『忠臣蔵』
『日本橋』
『明日は咲こう花咲こう』
『炎上』
『父と娘の歌』
『破戒』
『稲妻』
『誘惑』
『赤線地帯』
『釈迦』
『鍵』
『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
『手紙』
『寒椿』
『晩春』
『武士の献立』
『岸和田少年愚連隊』
『殺人遊戯』
『魚影の群れ』
『遙かなる山の呼び声』
『人間の証明』
『僕達急行 A列車で行こう』
『はやぶさ 遙かなる帰還』
『男たちの大和/YAMATO』
『GO』
『いぬのえいが』
『金融腐蝕列島呪縛』
『西の魔女が死んだ』
『白昼の死角』
『風が強く吹いている』
『死にゆく妻との旅路』
『凶気の桜』
『壬生義士伝』
『明日の記憶』
『吉原炎上』
『麻雀放浪記』
『鬼龍院花子の生涯』
『東京物語 ニューデジタルリマスター』
『百万円と苦虫女』
『ぼくらの七日間戦争』
『苦役列車』
『小さいおうち』
『利休にたずねよ』
『乱』
『重力ピエロ』
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
『冬の華』
『ホテル・ハイビスカス』
『大脱獄』
『ひまわりと子犬の7日間』
『ナビィの恋』
『武士の家計簿』
『それから』
『ヘルタースケルター』
『異人たちとの夏』
『たそがれ清兵衛』
『日輪の遺産』
『蛇にピアス』
『敦煌』
『青春の門』
『羅生門 デジタル完全版』
『博士の愛した数式』
『さくらん』
『僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.』
『ヒミズ』
『修羅の群れ』
『奇跡』
『幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター2010』
『空へ-救いの翼 RESCUE WINGS』
『秋日和』
『希望の国』
『クヒオ大佐』
『東京家族』
『ファンシイダンス』
『わが母の記』
『グッモーエビアン!』
『隠し剣 鬼の爪』
『はじまりのみち』
『孤高のメス』
『SRサイタマノラッパー3 ロードサイドの逃亡者』
『空海』
『陽はまた昇る』
『北のカナリアたち』
『大奥 ~永遠~ [右衛門佐・綱吉篇]』
『鬼畜』
『旅の重さ』
『まあだだよ』
『草原の椅子』
『青い山脈』
『復讐するは我にあり』
『おかえり、はやぶさ』
『麦秋』
『君が踊る、夏』
『彼岸花 ニューデジタルリマスター版』
『犬と私の10の約束』
『めめめのくらげ』
『陽暉楼』
『ふたたび-swing me again-』
『わるいやつら』
『桜の樹の下で』
『しあわせのかおり』
『地下鉄(メトロ)に乗って』
『ごめん』
『切腹』
『ソラニン』
『キューポラのある街』
『ハチ公物語』
『櫂』
『あゝひめゆりの塔』
『静かなる決闘』
『四季・奈津子』
『お早よう』
『秋刀魚の味 ニューデジタルリマスター版』
『大停電の夜に』
『喜びも悲しみも幾歳月』
『皇帝のいない八月』
『カナリア』
『空中庭園』
『笑う蛙』
『序の舞』
『おとうと』
『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』
『グーグーだって猫である』
『明日泣く』
『226』
『スクラップ・ヘブン』
『ボクが病気になった理由(わけ)』
『君の名は 第3部』
『君の名は 第2部』
『君の名は 第1部』
『ブタがいた教室』
『母べえ』
『長屋紳士録』
『ちゃんと伝える』
『セイジ -陸の魚-』
『愛と死をみつめて』
『浮草』
『白蛇抄』
『人生劇場』
『映画「東京少女」【TBSオンデマンド】』
『肉体の門』
『映画「東京少年」【TBSオンデマンド】』
『キタキツネ物語 ―35周年リニューアル版―』
『天国の駅』
『空がこんなに青いわけがない』

コメディ

(洋画)
『最強のふたり』
『きっと、うまくいく』
『ナポレオン・ダイナマイト』
『スクール・オブ・ロック』
『アダムス・ファミリー2』
『俺たちニュースキャスター』
『フィリップ、きみを愛してる!』
『ミセス・ダウト』
『幸せになるための27のドレス 』
『シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜 』
『フル・モンティ』
『白雪姫と鏡の女王』
『トロピック・サンダー/史上最低の作戦 』
『ワーキング・ガール 』
『ジョージアの日記 ゆーうつでキラキラな毎日』
『ドッジボール』
『俺たちダンクシューター』
『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』
『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』
『ダージリン急行』
『ミーン・ガールズ』

(邦画)
『オカンの嫁入り』
『ジャズ大名』
『花くらべ狸道中』
『インスタント沼』
『イン・ザ・プール』
『東海道お化け道中』
『転校生 -さよなら あなた-』
『鴨川ホルモー』
『キツツキと雨』
『シコふんじゃった。』
『体脂肪計タニタの社員食堂』
『二代目はクリスチャン』
『いぬのえいが』
『俺はまだ本気出してないだけ』
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』
『ファンシイダンス』
『僕は友達が少ない』
『クワイエットルームにようこそ』
『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』
『恋の門』
『指輪をはめたい』
『鈍獣』
『ウォーターズ』
『少年メリケンサック』
『ピンポン』


以上、アクション洋画85作、邦画91作、コメディ洋画21作、邦画25作、ヒューマンドラマ洋画79作、邦画185作品、合計486作となりました。

どのジャンルも邦画の数が多いことがわかりますね。洋画では、スティーブン・セガールの沈黙シリーズが数多くあります。

邦画はドラマだけで200本近くあるのが特徴ですね。オススメ◯◯選的なのはまたゆっくりと考えてみたいと思います。

written by Yukikaze


『ドローン・オブ・ウォー』感想、戦場にいなかろうと兵士の精神は蝕まれる・・・[ネタバレなし]

(C)2014 CLEAR SKIES NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

10月1日に公開される『ドローン・オブ・ウォー』をお先に鑑賞させて頂きました。戦地に直接出向かなくとも、精神を蝕まれていくドローン操縦士の苦悩や今の戦争の現実を突きつけられました。


スコア

◯私的満足度
★★★☆☆(3.5/5)
=なかなかヘヴィー、しかし映画的満足度はあった

◯ファミリーオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=仕事と家族の狭間で葛藤する主人公を見るのはきついが見る価値あり

◯子供オススメ度
☆☆☆☆☆(0/5)
=R15指定なので見れない

◯友人オススメ度
★★★☆☆(3/5)
=静かだがどこか緊迫感のある雰囲気、終わった後語りたくなる

◯デートオススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=ちょっとキツいと思う・・・

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=異色の戦争映画またここに、なので是非とも

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感想「戦場との距離は関係ないのかも」

「ドローン」と聞くと多くの方は日本での首相官邸へドローンが落下した事件を思い浮かべるのでは無いでしょうか。→首相官邸にドローン落下 けが人はなし 

そもそもドローンとは、

無人で遠隔操作や自動制御によって飛行できる航空機の総称
参照:新語時事用語辞典

のことで、本作『ドローン・オブ・ウォー』のドローンは首相官邸の落下事故(事件)のドローンとはちょっと異なります。



ざっくり言えば本作は「無人攻撃機のパイロットの精神を描いた映画」です。アメリカの戦争全体のお話や、政治的あれこれを描くものではありません。

凄く乱暴な言い方を言えば「戦場シーンの無いアメリカンスナイパー」「ビンラディン暗殺の無いゼロ・ダーク・サーティ」です。



イーサン・ホーク演じるドローン操縦士のトミーは元々はF16戦闘機のベテランパイロットの経歴が。そこからラスベガスの空軍基地のコンテナで静寂の中ドローン操縦で空爆をするパイロットへ。

腕は一流ながらも、動きなくゲームでもするが如く数々空爆で(敵であったとしても)人命を奪いまくる仕事に違和感を抱いていきます。

本作はとにかく「静か」な作品。描かれる空爆シーンは、主人公トミーが見ているものと同じで画面を通しての、衛星からの映像のみ。音も無く、ただただ上空から攻撃地点が破壊される映像は繰り返し映しだされます。

そこでは(敵であっても)何十人の命が奪われています。しかし映画を見ていてもその実感はどうも湧かない。映画を見ている私たちですら違和感を感じるわけですので、ドローンのパイロットはよりその違和感を強く感じていると思います。増して元F16戦闘機パイロット。

静かなる任務の積み重ねで主人公トミーは精神を病み始めます。まるで『アメリカン・スナイパー』の戦場帰りのクリス・カイルのように。まるで『ゼロ・ダーク・サーティ』のビンラディン捕獲へ狂乱するマヤのように。

PTSDで精神はズタボロ、家族とも亀裂が起き、酒を煽り、自らのアイデンティティがわからなくなる・・・。静かに静かに、しかし確実に崩れていく彼の精神を見ているのは静かさもあって余計に辛かったです。

その上にCIAが「それダメでしょ」な指示をする始末。それが彼を余計に追い詰めます。

「戦場に行かずして、戦争に苦しむ兵士」、ドローン攻撃はピンポイント爆撃で正確性もありターゲット以外の巻き込み犠牲者が少ないと評判でもありますが、それによって攻撃する側、される側共に変わらず傷つくものがいる現実を突きつけられました。



だからといって「これだから戦争はいけない!」なんていうのは綺麗事でもあるわけで、平和を祈りつつも一人の力ではどうにもならない遣る瀬無さを感じ、未来とは希望だけでなく絶望も多いと思わざるをえないのでした。

映画としては絶望だけでなく希望も描きますが、絶望も抱えて映画館を出ることになる作品です。それも映画、それも映画の良さであります。


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どんな映画?

戦地に行かずして空爆を行う現代の戦争の実態と、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しめられるドローン操縦士の異常な日常をリアルに描く。アメリカ空軍のトミー・イーガン少佐の赴任地は、美しい妻とふたりの子どもと暮らす住宅街のマイホームから車を走らせ、歓楽街を抜けた場所にあるラスベガスの基地に設置されたコンテナの中にあった。そこで無人機ドローンを遠隔操作し、1万キロ以上離れた異国をクリック1つで空爆をする。ゲームのような現実感のない戦場と家族の待つ家との往復、それがイーガンの日常であり、異常ともいえる現代の戦争の姿だった。

参照:http://eiga.com/movie/82364/


予告編


戦争に携わる仕事と日常の困難さ

『アメリカン・スナイパー』、『ゼロ・ダーク・サーティ』を今回例に上げましたが、戦争によって精神を蝕まれる人物を描いた映画は本当に多いですね。

ぱっと思い付くだけでも、『ハートロッカー』、『ディア・ハンター』、『父親たちの星条旗』、『プラトーン』、『フルメタル・ジャケット』、『キリングゲーム』などなど。

戦争によってこびりついた記憶による精神の蝕まれはいつの時代も変わらないものだと今回の『ドローン・オブ・ウォー』を見て改めて思いました。特に今回は直接的な戦闘を経験してないのに精神を蝕まれているので…。

そんな苦しい仕事をしつつ、『ドローン・オブ・ウォー』の主人公トミーは仕事が終わればラスベガスの街へ出て家族と過ごせるわけです。あまりの非日常と日常が24時間の中で重なり合うことは経験しないとわからない辛さなのかもしれないと思いました。

(C)2014 CLEAR SKIES NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

キャスト&スタッフ一覧を見ると色々と興味深い

映画本編のお話では無いですがキャスト&スタッフに目を向けるとまた色々と見えてきます。

監督アンドリュー・ニコル✕主人公イーサン・ホークのコンビは1997年の『ガタカ』のコンビでもあります。

またキャストに目を向けた時、別のドローン操縦士スアレスを演じるゾーイ・クラヴィッツに目がいきます。ゾーイ・クラヴィッツの出演歴を見ると『マッドマックス 怒りのデスロード』と。そう、マッドマックスのレディースの中の一人を演じていました。

製作のニコラス・シャルティエは『ハート・ロッカー』でアカデミー賞を受賞したプロデューサー。

音楽のクリストフ・ベックは『アナと雪の女王』の作曲家です。

多彩な才能が集い製作された異色作であり静かでヘヴィーな作品、それが『ドローン・オブ・ウォー』です。


公開は10月1日からになります。


公式HP
= http://www.drone-of-war.com/

『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その5 〜よくある質問・後編〜

(C)2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC.

なぜビルボは選ばれた? サルマンはいつ裏切った? 前編につづき『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』でよく聞かれる質問にまとめて回答!の後編です。


前回に引き続き、本記事は盛大に『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』のネタバレをしていますので、未見の方はご注意ください。







それでは……










いきますよー!








Q, なぜビルボが忍びの者に選ばれた?

A, 冒険心のあるホビットだったから
そもそもトーリンたちは、はなれ山に巣食う竜スマウグを倒すためにアーケン石を手に入れる必要がありました。アーケン石は全てのドワーフを統べる王が持つに相応しいとされている宝石なので、トーリンがアーケン石を手に入れればドワーフの軍隊を指揮してスマウグと戦うことができるからです。

アーケン石は、はなれ山の中、スマウグの懐にあります。それをこっそり奪うために、忍びの者が必要となりました。そこでガンダルフが目をつけたのが、ホビット族でした。ホビット族は身を隠す術に長けていて、いざという時には他の種族よりも素早く動いて姿をくらますことができるのです。

普通のホビットは、冒険なんて危険なことをしようなどと、絶対に思いません。しかしビルボは違いました。

ビルボは由緒正しい名家バギンズ家の父親と、トゥック家の母親の間に生まれました。トゥック家は『ロード〜』シリーズに出てくるいたずら好きホビット、ピピン(ペレグリン・トゥック)の生まれた家系です。このトゥック家も名家なのですが、時たま好奇心旺盛なホビットらしくないホビットが生まれるという、少し変わった一族でした。そしてビルボも幼いころは、トゥック家の血筋を受け継いだ冒険好きのホビットでした。

ビルボは大人になるにつれ、だんだんと“バギンズ的な”ホビットらしいホビットへと成長していきましたが、“トゥック的な”冒険好きの性質は消えていませんでした。冒険好きで、尚且つバギンズの血も受け継いでるからトラブルメーカーでもない。そこを見抜いたガンダルフが、彼を忍びの者として推薦したのです。


Q, アラゴルンって結局何者?人間じゃないの?

A, 人間だけど、普通の人間よりも寿命が長いんです
 『ホビット 決戦のゆくえ』の終盤、スランドゥイルがレゴラスに、(名前は出していませんが)アラゴルンに会いに行くよう言う場面がありました。ここで「え、これって60年前の話なのに、アラゴルンもう生まれてるの?」と思った方は多かったはず。実は彼、『ロード〜』の時点で87歳(途中で誕生日を迎えたので88歳) なので、『ホビット』の時点で既に20代後半だったのです(原作と映画は時間のズレがありますが、本記事は映画に即して解説しています)。

アラゴルンはヌーメノールという王家の末裔です。この王家の始祖はエルロスという半エルフで、エルロスは裂け谷のエルロンド卿の兄弟にあたります。半エルフとはエルフと人間の間に生まれた者とその子孫のことで、彼らはエルフとして生きるか人間として生きるかを選べました。

エルロスは人間として生きる道を選び、ヌーメノールという島で最初の王となりました。これがヌーメノール王家の始まりで、『ロード〜』『ホビット』の時代から6000年以上前の出来事です。

ヌーメノール人(ドゥーネダインとも呼ぶ)は、普通の人間の3倍近い寿命をもっていましたが、長い年月を経て徐々に衰退していき普通の人間と同じ寿命となりました。しかし王家の者たちは長寿を受け継ぎつづけ、王家の末裔であるアラゴルンはなんと210歳まで生きたのです。


Q, サルマンはいつ裏切った?

A, 『ホビット』の時には既に……
『旅の仲間』でその裏切りが発覚したサルマン。彼は『ホビット』のときにはもうサウロン側だったのか、それともあの後からか、これもよく聞かれます。結論から言うと、『ホビット』のときはサウロン側じゃないけど既に腹黒い計画を目論んでました

サルマンはガンダルフと同じくイスタリとして中つ国に派遣されました(イスタリについては前回の記事参照)が、彼は知識や力を求めるあまり堕落し、やがて一つの指輪を手に入れて中つ国を支配しようと考え始めたのです。本来はマイアである彼らですが、中つ国に来る際に人間に近い体となったため、人間のように欲に負けて堕落することもあり得たのです。

『思いがけない冒険』で、ドル・グルドゥアを攻撃すべきだというガンダルフの意見をサルマンは却下していました。あのころサルマンは、既に指輪を手に入れようと考えていて、サウロンを放置しておけば指輪のほうからサウロンを求めて現れるだろうと踏んでいたのです。

『ロード〜』の時代になるとサウロン側に付いていたサルマンですが、表面上はサウロンに従いつつも、実はサウロンを出し抜いて指輪を手に入れようと画策していました。ということで、彼もまた一つの指輪に翻弄された者のうちの一人だったということなのです。



以上、よくある質問の後編でした! 次回はまた違った視点から解説をしていきたいと思います。それでは!


[徹底解説リンク]
第一弾:『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その1〜基本のおさらい編〜
第二弾:『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その2〜キャスト編〜
第三弾:『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その3〜指輪とフロド編〜
第四弾:『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その4 〜よくある質問・前編〜
第六弾:『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その6〜両シリーズの繋がり編〜
第七弾:『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』徹底解説その7〜ゴラム祭り編〜


written by ayako


映画『時をかける少女』紹介、アニメ版の原作とは違う魅力とは?[ネタバレなし]


時をかける少女 [Blu-ray]

今回は『サマーウォーズ』、『バケモノの子』と立て続けにアニメーション映画でヒット作を生み出してきた細田守監督の作品『時をかける少女』をご紹介します。



タイムパラドックスの名作

元々は筒井康隆が1965年に発表した同名小説が原作で、タイムパラドックスの名作として評価され続けている作品です。実写映画化だけでなく、テレビドラマ、漫画化などもされてきています。

ただ、このアニメ版はその原作をそのままアニメ化したのではなく、原作から20年経ったという現代的なアレンジをしています。1960年代に想定している未来と2000年代になっての未来のイメージとあるので、設定を変えるのは必然だったのかな、と思います。

ちなみに、原作である小説版、そのあとの実写映画版の主人公は映画で「魔女おばさん(芳山和子)」としてさりげなく登場していたりします。主人公真琴(CV.仲里依紗)の叔母にあたり、タイムリープについて知っていたりと割りと重要なポジションであったりします。


物語はシンプルで、タイムパラドックス作品では定番といえば定番な展開です。過去に行くこと(タイムリープ)がひょんなことからできるようになった真琴は、過去に戻って色々と過去を変えていきます。それが結果として未来で問題を引き起こしてしまう訳です。それをまた変えようとして、というのを繰り返しながら描かれる友情、そして恋愛とばっちり青春物語です。

キャラクターデザインが「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズでお馴染みの貞本義行。おかげで、少しややこしく思えるタイムパラドックスが、すっきりとしたアニメーションとして描かれています。なので、非常に見やすい作品だと思います。


爽やかな青春物語を紡ぐ人々

真琴には千昭と功介という仲良しな男子たちがいて、彼らを好きになる女の子がいて、と青春要素が満載となっています。

今となってはバリバリ女優として活躍している仲里依紗や谷村美月。そして石田卓也と若手俳優を上手く声優として起用しているのもよかったなーと思います。プロの声優ではなく、ちょっと素人感の残るようなものが、リアリティを逆に感じさせてくれています。

そして、印象的なのが主題歌、挿入歌です。「ガーネット」と「変わらないもの」は作品の世界観に見事に合っているノスタルジーさを感じる楽曲になってます。「変わらないもの」が挿入されるタイミングは、何だろう泣けます。
絵コンテを読み込んで、書かれた楽曲のため合ってないはずがないんですよね。



そんな彼らを上手く使ったのが細田守監督。時かけのあとに作られた『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』そのどれもが人気作となる売れに売れているアニメ監督です。

細田監督のこだわりは、徹底したロケハンにも現れていて監督作品のどれもが実在する場所をしっかりモデルにしているので聖地巡礼としてロケ地巡りをする人も多いですね。


細田守です。タイムパラドックスものです。ラストに待ち受けている結末は何ともいえない余韻を残します。いや、爽やかですね。


「未来で待ってる」に込められた想い

映画のクライマックスで出てくるセリフなのですが、ここに込められた想いは、単純な愛とか好きとかではなく、時空を超えたものになっています。そりゃ未来で待ってるなんて言われたら、はあ?となるところではありますが映画をしっかり観ていると切なくて切なくてたまらない名シーンなのであります。

そして、「走っていく」と答えるこの会話は名シーンすぎて思い出しただけで泣けてきます。大袈裟でしたね、すみません。

今を全力で駆け抜けて生きることが、未来への一番の近道なんです。
原作とはまた違う青春物語に落とし込んだことで、見やすく、そして鑑賞後に爽やかな気持ちにさせてくれるものになっています。


どういう想いで「未来で待ってる」「走ってく」と会話をしているのかは、ぜひご自身でお確かめください。


written by manabu


『PAN ネバーランド、夢のはじまり』感想、美し過ぎる冒険活劇にワクワクが止まらない![ネタバレなし]

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC


10月31日公開の『PAN ネバーランド、夢のはじまり』をお先に鑑賞させて頂きました。あまりに美しい映像で彩られた冒険活劇にワクワクが止まりませんでした!最高でした!


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4.5/5)
=ジョー・ライト監督の冒険活劇、とんでもなく美しくワクワクするものでした!

◯ファミリーオススメ度
★★★★★(5/5)
=これぞ!これぞ!ファミリー映画!

◯子供オススメ度
★★★★★(5/5)
=ワクワクできる!元気が出る!楽しめる!

◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=上に同じ!

◯デートオススメ度
★★★★★(5/5)
=上に同じ!

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=ジョー・ライト監督のビッグバジェット映画、必見!

(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

感想「ワクワクが止まらない!」

ディズニーがピーターパンを実写化、というのは大間違えで、「ハリーポッターなどを手がけてきたワーナー・ブラザースが製作したピーターパンの前日譚」が正しい情報です。

ファンタジー映画数あれど、こんなにも美しいファンタジー映画がかつてあったでしょうか。壮大な世界観がいちいち美しく、アクションシーンまでも美しい。その美しさは壮大さも兼ねていてとにかく圧巻でございました。

「ピーターがピーターパンになるまで」を描くもので、後の宿敵フックと助け合いながら邪悪な黒ひげと戦っていく物語です。その中で描かれる愛情や友情に心を奪われ、素敵な結末も相まって「満足度100%以上」といった感じになりました。

映像的満足感や音楽的な満足感は極上なわけですが、何よりも主人公ピーターがとっても芯のある男の子なのが素晴らしいです。映画というのは主人公の成長を描くことを命題としてることも多く、そうすると悩んでるシーンを描くことも多いです。

『PAN ネバーランド、夢のはじまり』のピーターは常に一貫した行動をし、必死に生きています。その一貫性が私たち観客を「ピーターがんばれ!」と思わせてくれます。それ故にクライマックスのティンカーベルとの共闘にはとにかく熱が入りました。

最後の最後まで、とにかくワクワクが止まりませんでした。終わってすぐに思うこと、「よし、もう一回見よう!」です。それくらい最高に満足感を得た映画でした。



個人的な話になりますが、私のマイ・ベスト・ムービーは『つぐない』です。
→ 『つぐない』紹介、史上最高のラブストーリー、美しく…残虐で…淡く…悲しく…

この『つぐない』の監督はジョー・ライト。そう、今作『PAN ネバーランド、夢のはじまり』を監督している方なのです!

ジョー・ライト監督の良さは数あれど、何よりも彼の撮る映画は美しいということが筆頭に上げられます。

しかし『つぐない』『プライドと偏見』『アンナ・カレーニナ』と時代モノでこそ力を発揮してきたので、今回の『PAN ネバーランド、夢のはじまり』には不安もありました。

が!そんな心配は無用でした!

今までのジョー・ライト監督作品とは全く異なるファンタジー・アドベンチャー大作ですが、「ジョー・ライトがファンタジー・・アドベンチャー大作を撮ったら」になっているのです。

つまり美しさそのままにアクションや壮大なシーンが描かれているわけです。ジョー・ライト自身の強みを遺憾なく発揮しつつ新境地といったところでしょう。

新境地でありながら、今回のピーターが暮らすのは第二次世界大戦下のイギリスでもあります。つまり『つぐない』と同じ時代設定。『つぐない』でも見せた寂れたロンドン再びといったシーンもあり、ジョー・ライト好きとしてはこれもワクワクするものでした。

そして海賊船が現れ、突如ファンタジー化するのですがこの演出がまたワクワク感全開。ネバーランドも今までのどのネバーランドをも凌ぐ美しさで息を呑みました。


ドラマ性もまた素晴らしく、母子の愛情、歳や種族を超えた友情、昔からの友情など映画を感動へと導くドラマも多数配置。ファンタジー映画であるべき点もクドい説明無く映像で見せてくれるのでとても好感。

とにかく『PAN ネバーランド、夢のはじまり』はワクワクが止まらない映画です。そのワクワク感を支える美しさ、探求すればするほど、細かく見れば見るほど、見えてきます。是非「美しさ」をご堪能ください。



友達同士でも、ご夫婦でも、ご家族でも、カップルでも、もちろん一人でも、誰もがワクワクできて安心して見れる作品『PAN ネバーランド、夢のはじまり』。

公開は10月31日から、全ての方へこの映画をオススメ致します。


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

どんな映画?

永遠の少年ピーターパンの誕生秘話を描くファンタジーエンタテインメント。ロンドンの孤児院に暮らす少年ピーターが母親を探すためにネバーランドに旅立ち、若き日のフック船長やタイガー・リリーといった仲間たちとの出会いや、ネバーランドを牛耳る海賊・黒ひげとの戦いを経験していく姿を、ファンタジックな映像美とともに描く。

参照:http://eiga.com/movie/81622/


予告編


俳優陣が最高すぎるというお話

本作は俳優陣の熱演がより世界観を素敵なことにしてくれてます。


リーバイ・ミラー演じるピーターは力強く応援したくなり、


ヒュー・ジャックマン演じる黒ひげの「うわ〜嫌なやつ」と苦笑いしたくなるファンタジー感も憎たらしくて素敵です。



ギャレット・ヘドランド演じるフックはずる賢く見えてちょっとお馬鹿だったりチャラかったりで等身大な感じが好感で、


ルーニー・マーラ演じるタイガーリリーの美しさとアシスト具合の存在感は良いんを残します。



そしてアマンダ・セイフライド演じるピーターの母のピンポイント存在感が映画をより愛で包み込んでくれます。アマンダ・セイフライド出ることちゃんと情報で掴んで無かったので驚きながら感心しました。


※アマンダ・セイフライドの出演は映画.com等のクレジットにも出ており、サプライズでは無いので明確に記述はさせて頂きました。


個性溢れるキャラクターが、個性を潰し合いせずに張り合うこと、映画としての面白さやおかしさが際立ってきます。俳優陣の熱演がこの映画を何倍も面白くしていることは間違いないのです。



(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

音楽が素晴らしすぎるというお話

ジョー・ライト監督作品と言えば今まではダリオ・マリアネッリが作曲を務めることが多かったです。『プライドと偏見』『つぐない』『アンナ・カレーニナ』などの名曲は今でも音楽鑑賞として引っ張り出してくるくらい大好きです。

しかし今回は降板となり代わりに登板したのはジョン・パウエル!

元々『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『インセプション』のハンス・ジマー一派にいたジョン・パウエルですが、最近は独立した活動が目立ち個性もしっかりと発揮しています。

代表作は数々ありますが、『ボーン・アルティメイタム』のシリーズや『ヒックとドラゴン』などが有名どころですかね。

久々の実写映画の音楽登板でしたが、まあこの音楽は素晴らしいのなんの。


わかりやすく言うと、
「コミカルで壮大」

映画ファン向けに言うと、
「ヒクドラテイスト」


といったところでしょう。アクション・アドベンチャーをより盛り上げるコミカルでありながら壮大で美しさを伴うスコアでした。


サントラが出たら購入&リピート鑑賞を絶対することになるくらい素晴らしかったです。


(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

ピーターパン全般のお話

原作や過去の『ピーターパン』映画との関連性の解説を後日追記予定です。今しばらくお待ち下さい。


------------------

ということで!

『PAN ネバーランド、夢のはじまり』、今年最高のファンタジー映画であり、今年最も美しい映画であり、今年最もワクワクする映画でした。

ジョー・ライト監督の大ファンなので過大評価なのは重々承知ですが、万人が安心して見れる映画ということで大人も子供も、ワクワクしながら楽しんでほしいなと願っています。


公開はハロウィーン当日、10月31日からです。ご期待ください!


公式HP
→ http://wwws.warnerbros.co.jp/pan/


written by shuhei


アニメ映画『パーフェクトブルー』の魅力、それは幻覚か? 現実か? 混乱の末に辿り着いた結末は……[ネタバレなし]

パーフェクトブルー 【通常版】 [DVD]


今敏監督の傑作サイコスリラー『パーフェクトブルー』を紹介。ナタリー・ポートマン主演作『ブラック・スワン』との共通点・相違点についても考えていきます。


「あなた、誰なの?」

B級アイドルグループ“チャム”のメンバーである未麻は、グループを脱退し女優への転身を図るも、役を得た連続ドラマの撮影で大胆なレイプシーンを演じることに。さらにヘアヌード写真集の依頼も来て、アイドル時代では考えられなかったような仕事に精神的ダメージを募らせていく未麻。女優としてキャリアアップするためと自分に言い聞かせるが、やがて彼女はアイドル時代の自分の幻覚を見るようになり……。

というあらすじのアニメ映画『パーフェクトブルー』は、2010年に亡くなったアニメーション監督、今敏の映画初監督作品です。幾重にも張り巡らされた伏線と斬新な演出で、国内外を問わず非常に高く評価されています。

「サイコスリラーっていっても所詮アニメだし……」と侮ってはいけません。レーティングR−15(外国ではほぼR-18)の本作にはなかなか衝撃的なシーンも含まれており、家族や付き合いたてのカップルで見ようものなら気まずくなること間違いなし(笑) ですが、作品自体は非常に面白いので、一人で、もしくはエロ・グロシーンを一緒に見ても気まずくならない方との鑑賞をおすすめします。




『パーフェクトブルー』と『ブラック・スワン』


『パーフェクトブルー』との比較としてよく話題になるのが、ダーレン・アロノフスキー監督作『ブラック・スワン』です。アロノフスキー監督は今監督のファンであることを公言していて、2001年日本公開の監督作『レクイエム・フォー・ドリーム』には『パーフェクトブルー』にオマージュを捧げているシーンもあります。

『ブラック・スワン』は、バレエ「白鳥の湖」のプリマを演じようとするバレリーナのニナ(ナタリー・ポートマン)が精神的に追い詰められていく様を描いた作品で、ざっくり言うと“表舞台に立つ女性が性的経験や精神的苦痛を経て幻覚を見るようになる”という点や“鏡に幻覚が映る”といった演出方法が『パーフェクトブルー』と共通しています。

『ブラック・スワン』の公開当初から「これは『パーフェクトブルー』のパクリだ!」と言っている人もいました。確かに、アロノフスキー監督自身が意識したか、それとも無意識のうちかは分かりませんが、先述した共通点からも『パーフェクトブルー』の影響を受けていると考えられます。


[『ブラック・スワン』DVD/Blu-ray]

ですが、この二作はそれぞれが違った素晴らしさを持っている名作です。ネタバレになってしまうので書きませんが、終盤の展開や主人公の結末は全く違っていて、見終わった後に感じるものも違っているのです。

『パーフェクトブルー』は、とにかくサスペンス色の強い作品です。特に後半、現実・夢・劇中のドラマという3層が入り乱れる目まぐるしい展開と、未麻の周囲で起こる不可解な事件、そしてさりげなく張り巡らされた伏線やミスリードに、見るものはどんどん混乱させられていきます。最終的に物語は二転三転し、予想だにしなかった方向へ。

対する『ブラック・スワン』は、サスペンスよりもホラー要素が強い印象です。物語が進むにつれ、ニナが見る幻覚はより恐ろしいものへと進化していきます。この恐ろしくリアルな幻覚の描写は、実写ならではの良さと言えるでしょう。そしてニナが迎えるラスト。これはハッピーエンドか、はたまたバッドエンドか……。


必ずもう一度見たくなる

似ているようで違っている『パーフェクトブルー』と『ブラック・スワン』にもう一つ共通して言えるのが、どちらももう一度最初から見てみたくなる映画ということです。特に『パーフェクトブルー』後半の畳み掛けるような演出に混乱しないという人はいないでしょう。

どこまでが現実で、どこからが幻覚か。見終わったあともう一度見なおして「ここはこうだったのか!」と理解するところまで楽しむことができる作品です。


written by ayako


映画『真珠の耳飾りの少女』の魅力、フェルメールの絵画のような映像美に酔いしれる作品[ネタバレなし]

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スカーレット・ヨハンソンとコリン・ファースが共演した『真珠の耳飾りの少女』を紹介。美術・絵画好きにはぜひ見て欲しい一本です。


どんな映画?

2004年日本公開の本作は、オランダの画家ヨハネス・フェルメールの代表作『真珠の耳飾りの少女』に着想を得て書かれた同名小説を原作としています。もともと日本では『青いターバンの少女』『ターバンを巻いた少女』といった名前で知られていたこの絵ですが、映画のヒットによって『真珠の耳飾りの少女』の名が一般的となりました。

“絵のモデルになった少女はフェルメール家の下働きだった”という設定のもと、絵が完成するまでの物語をモデルとなった少女の視点から描いていきます。


まるでフェルメールの絵の世界!

本作一番の見どころは、なんといっても映像の美しさでしょう。フェルメールの絵を少しでも知っている方であれば、この作品が全編通してフェルメールの絵のタッチを再現していることにすぐ気がつくのではないでしょうか。特にアトリエのシーンは、フェルメールの絵そのもの! たとえ絵に詳しくない方でも、その映像美に惚れ惚れするはずです。

本作の美術・映像は非常に評価され、第76回アカデミー賞で撮影・美術・衣裳デザインの3部門でノミネートされました(『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』といった強敵がいたことにより受賞は逃しています)。



19歳のスカヨハ! エロいコリン・ファース!

絵のモデルの少女グリートを演じたスカーレット・ヨハンソンは、今でこそ『アベンジャーズ』などの大作映画にも出演するセクシーでかっこいい女優さんですが、本作での彼女はまだ19歳でした。初々しさの中にほんの僅か、大人の女性の色気を感じさせる少女グリートの役がピッタリのスカヨハ。最近の姿しか知らない人が見たら、今とのギャップに驚くのではないでしょうか。

子役出身の彼女は、この『真珠の耳飾りの少女』と、同じく2004年に日本公開した出演作『ロスト・イン・トランスレーション』の二作で高評価を得、その後数々の作品に出演するようになりました。

そして、マシュー・ヴォーン監督の『キングスマン』が絶賛公開中のコリン・ファースは、画家フェルメール役での出演。この役がなんというか、エロいです(笑) 謎の色気を発しています。

BBCのドラマ『高慢と偏見』で一躍有名になった彼は、『ブリジット・ジョーンズの日記』や『英国王のスピーチ』などに出演しており、英国紳士的な印象が強いです。が、ダラっとした服に長く伸ばした髪のフェルメール役は英国紳士とは程遠く、直接的な表現はないのに不思議と官能的。グリートの耳元で小声で囁く彼の姿、中年男性好きの女性には堪らないのでは?



美しい絵に負けず劣らずの美しい音楽!

本作の音楽を担当したのは、映画音楽界で今をときめくアレクサンドル・デプラ。『グランド・ブダペスト・ホテル』でアカデミー作曲賞を受賞した彼がハリウッド映画やイギリス映画の音楽を手がけるようになったのは本作からで、それ以前はフランスの映画・テレビの音楽を担当していました。

美しい映像を引き立てる音楽は聞き惚れるほど美しく、耳に残る印象的なメロディによって、映画を見終わった後も心地の良い余韻に浸ることができるでしょう。



ということで今回ご紹介した『真珠の耳飾りの少女』、家族やお友達と楽しく見るタイプの映画ではありませんが、隠れた名作のひとつです。休日の午後にでもゆったりと、この美しく官能的な世界に浸ってみてはいかがでしょうか。


written by ayako


映画『くちびるに歌を』の感動は音楽にあり!手紙に込められた想い。


くちびるに歌を DVD 通常版

日本中を感動に包み込んだ新垣結衣主演の青春合唱映画『くちびるに歌を』。その作品に主に使われている「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」を中心に作品を紹介します!



『くちびるに歌を』ってどんな映画?

ガッキーこと新垣結衣を主演に、『ソラニン』、『ホットロード』や『アオハライド』といった青春映画をヒットさせてきた三木孝浩監督の2015年に公開された作品です。

長崎県五島列島の中学校に臨時の音楽教師として赴任して来た柏木ユリ(新垣結衣)が嫌々ながも合唱部の顧問を引き受けます。

そこで中学生たちと交流をしていき、中学生である彼らがそれぞれ抱える不安や悩みと向き合い成長する青春物語であると同時に、教師である柏木自身も変わっていくというお話であります。

あらすじをざっくりと聴くと「あーそんな感じの話ね」とあんまり興味がそそられなかったのも事実です。

そんな中、あまり期待せずに劇場へ観に行ったのですが、予想を超えていく良さがあり感動したのを覚えております。

合唱部ではないものの、中学時代は毎年合唱コンクールがあったのでその時の自分を自然と映画の中に投影させてしまいました。こう他人事にできない作品は心に残りますね。


モチーフはアンジェラ・アキの楽曲

この作品の原作は小説ではありますが、元々は2008年のNHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲として書き下ろされたアンジェラ・アキの「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」がモチーフになっています。正確に言えば、この曲にまつわるNHKのドキュメンタリーがモチーフとなっています。

アンジェラ・アキが「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」(以下、「手紙」)を作ったエピソードをさらっと紹介します。

「手紙」は30歳の誕生日に母親から送られてきた「15歳の自分が未来の自分へ書いた手紙」にヒントを得て書かれた楽曲です。

そして、それが合唱コンクールの課題曲となって、全国の中学生に歌われるようになっていきます。

今では、卒業ソングとしても歌われるようになっていて、彼女の代表曲の1曲としても有名です。

この曲にまつわるドキュメンタリーというのは、中学生が合唱コンクールに向けて、練習をしているところへアンジェラ・アキ自身が訪問し、実際に交流をしていくというものでした。

その時に、実際長崎県五島列島を訪れていて、その番組を見ていた作家中田永一が2011年に小説化したということになります。

このドキュメンタリーの中で、中学生たちにアンジェラ・アキが「未来の自分への手紙」を書かせているのですが、映画でも柏木が合唱部に同じように「未来の自分への手紙」を書かせる場面が登場するということからもモチーフであることが伝わってきます。

NHKのドキュメンタリーはそれだけではなく2014年には、5年経ち20歳になっている当時中学生だった子どもたちとアンジェラ・アキが再会するというものが放映されるなど「未来の自分への手紙」が活きるような繋がりのあるものとなり、話題となりました。

(C)2015「くちびるに歌を」製作委員会 (C)2011中田永一/小学館

「手紙」は主題歌としても使われている上に、映画版のミュージック・ビデオが作られるなど映画の一部としてしっかり扱われています。

合唱曲として歌われているものとアンジェラ・アキ自身が歌っているものだとキー(音の高さ)が異なっています。

劇中で、中学生の子どもたちが歌う少し音の高い「手紙」とエンドロールに流れる大人であるアンジェラ・アキの少し音の低い「手紙」を対比しながら聴き比べてみてください。
きっと、この楽曲の内容に相まって深みを増して響いてくるはずです。


15歳の中学生と大人

「手紙」の内容は15歳の自分から、未来の自分へと綴られる手紙とそれに対して未来の自分から15歳の自分へと送られる2つの視点から描かれた楽曲です。

これは、15歳の自分に「今は辛いかもしれないけど、未来では元気にやってるよ」と未来の自分にしか答えられないものがあるので、子供から大人まで共感できる内容になっているのかな、と思います。

映画では、人物関係がこの曲と同じような構図になっています。「15歳の自分」に当たる役柄は合唱部の子たちになります。特に合唱部の部長仲村ナズナ(恒松祐里)で主に描かれています。
「大人の自分」は成長した合唱部が出てくるのではなく、大人なりに悩みを抱え、苦しんでいる柏木ユリになっています。ここの二人の対比があるので、「手紙」という曲が映画に溶け込み、深く響いてきます。


合唱曲の名曲「マイバラード」も響く

映画の中では、もう一曲印象的な歌があります。みんなで歌おう、と始まる合唱曲「マイバラード」です。この曲は有名なので誰もが一度は耳にしたことがあるんじゃないかな、と思います。

元々名曲なのはもちろんなのですが、映画の中での使われ方が非常に上手く、作品の中で熟していくのを感じました。これは映画を通して観て初めて感じることになると思うので、ぜひ体感して欲しいです。

はじめに聞く「マイバラード」と最後に聞く「マイバラード」。それぞれが意味を持って歌われています。ベタな展開でこっ恥ずかしくなるような演出もありますが、歌っていいなと思わされます。

(C)2015「くちびるに歌を」製作委員会 (C)2011中田永一/小学館

と、映画『くちびるに歌を』のモチーフ「手紙」の内容をに焦点を合わせ色々と書いてきました。
そんな歌に乗せて、映画では「合唱」を通じて交流していく登場人物たちの変化が描かれています。きっと、誰しもが思うことがあるんじゃないでしょうか。

中学生役の子たちの瑞々しい演技と爽やかな長崎の青空に響く歌声で、どんな想いを「手紙」に乗せているのか、ぜひ聞いてみてください。


written by manabu



期待せず見た映画『ヒロイン失格』がおもしろすぎてガツンとやられた話

(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社

9月19日公開の『ヒロイン失格』、お先に鑑賞させて頂いたのですが守備範囲外ながらとっても楽しませて頂いたので改めて「この作品みんなにオススメだよ」という記事を用意しました。


ピュアな恋愛模様は楽しく、そして懐かしい!

コミック原作の高校生主人公ラブコメディということで、試写る前は「まあ試写会だから・・・行っとくか・・・」というテンションでした。



ホント失礼な態度であったと思いました。ホント『ヒロイン失格』面白かったです!

何が良かったって、「コミカルとシリアスのバランスが良く、テンポも良くて、ピュアで、どこか懐かしくて、そして面白い」からです。

高校生たちの恋愛模様は本当にピュア。どうピュアってしてること云々ではなく性善説で相手を信じることを入口にしてること。どうしても恋愛って駆け引きが起きるわけですがこの作品での駆け引きは可愛いもの。

「好きなのに」「好きだから」でもがきながら感情が溢れまくってるんですね。とても楽しいです。

その様を見て、社会人としてこのような恋愛はさすがにもうできないですが、複合的にあーだこーだ考える大人の恋愛にはピュアさが無いよなあと思いました。

現実というのはそう甘くないですが、これくらい大人が恋に恋してもいいじゃない!

って思えたのがこの映画の何よりの収穫でした。

結末には全く納得がいきません。私はもう一人の男の方に感情移入してました。というのは映画の批判にあらず。なぜならそう熱弁したくなるということは映画にのめり込んでいた何よりの証拠だからです。

ということで、公開後にリピートすることが確定しております。客層とか気にせずもうすぐ29歳のわたくし、通います!


(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社

ところで具体的にどんな映画?

まずこの映画どんな映画なのかをお伝えしましょう。ざっくり言えば「4人の高校生たちの四角関係の恋愛模様を描いた作品」です。ジャンルは王道のラブコメディといえるでしょう。

映画のキャッチフレーズにある

「私が好きな人か」

「私を好きな人か」

は端的に設定を示せていて、

二人のイケメン高校生の間で松崎はとり(桐谷美玲)が「私はどっちを選べば幸せなの!?」と乙女心を揺らがせまくります。

四角関係と書いた通り、もう一人登場人物がいて、地味で恋愛とは無関係そうな「安達さん」という強烈なキャラが映画をかき乱します。

「果たして主人公の松崎はとりはどういう結末を迎えるのか!?また、他の3人の運命は!?」



その答えは、劇場で!あなたの目で!目撃を!

そして!ピュアな恋愛模様に「若い恋もいいもんですなあ。あの頃の気持ちをもう一度。」と社会人の方は思ってみて頂ければと思います。


公式HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/heroine-shikkaku/


written by shuhei


ミュージカル映画『RENT/レント』の魅力、ニューヨークの片隅で貧しい若者たちに舞い降りた、クリスマスの奇跡[ネタバレなし]

RENT/レント [DVD]

『ピクセル』『ハリー・ポッターと賢者の石』のクリス・コロンバス監督作品『RENT/レント』を紹介。“Seasons of love”をはじめとする珠玉のナンバーに彩られた、社会的マイノリティたちの物語。


伝説となった人物、ジョナサン・ラーソン

2006年に日本公開した『RENT/レント』は、12年間のロングランヒットを記録したブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した作品です。ニューヨークのイースト・ヴィレッジ(オリジナルのミュージカルが作られた90年代半ばまでかなり治安の悪かった地域)を舞台に、貧困層の若者たちの一年間を描いています。

『RENT/レント』を語るうえで忘れてはいけないのが、オリジナルのミュージカルの作詞・作曲・脚本を担当したジョナサン・ラーソンです。プッチーニのオペラ『ラ・ボエーム』に着想を得た彼は、7年もの歳月をかけ、ほぼ一人でミュージカル“RENT”を書き上げました。

1996年2月にオフ・ブロードウェイ(ブロードウェイよりも小規模の劇場で上演される舞台を指す)で開幕したこのミュージカルは、セクシャル マイノリティや麻薬中毒、 HIVといった題材を大きく扱っており、そういった事柄を敬遠しがちだった当時の演劇界においては異色の作品でした。

(c)2005 Sony Pictures Entertainment,Inc.

“RENT”は若者を中心に話題となり、同年4月にはブロードウェイに進出。トニー賞やピューリッツァー賞など数々の栄冠に輝き、先述のとおり12年にも及ぶロングランヒットとなりました。しかし、このミュージカルを作り上げたジョナサン・ラーソンその人は、観客の喝采を浴びる“RENT”を見ることはありませんでした。

“RENT”のプレビュー公演(本公演の前に数週間行われるテスト公演のこと)の初日未明、ラーソンは胸部大動脈瘤破裂によって亡くなりました。その数週間前から体調が悪く病院に通っていたにも関わらず、医師の誤診によって見逃されていたのです。

彼の訃報を受け、プレビューの初演は役者が座ってセリフを読み歌をうたうだけの追悼公演に急遽変更。しかし中盤で気持ちを抑えきれなくなったキャストたちが歌い踊りはじめ、そのまま全員最後まで演じきるという事態に。大きな拍手に包まれたカーテンコールのさなか、観客の一人が“Thank you Jonathan Lason!”と叫んだことで、他の観客とキャストも一緒になってこの言葉を叫んだそうです。

この“Thank you Jonathan Lason”の言葉はブロードウェイのみならず世界各国の公演の最後にバックスクリーンに映しだされるようになり、映画版『RENT/レント』でもエンドクレジットの最後に表示されました。

ちなみにこのミュージカルは日本公演も行われていて、1998年の初演を皮切りに、1999年、2008年、2010年、2012年、そして2015年と、定期的に上演されています。


実力派のキャストと珠玉のナンバー

ブロードウェイのオリジナルキャスト8人のうち、6人が映画版『RENT/レント』でも同じ役で出演しています。その6人のうち、モーリーンを演じたイディナ・メンゼルは皆さんご存知、あの『アナと雪の女王』のエルサの声を担当し“Let it go”を歌っていた人です。今や舞台・映画・ドラマと様々な分野で活躍するイディナ・メンゼルですが、彼女のブロードウェイデビュー作がこの“RENT”でした。

他にも、ラッセル・クロウ主演の『ビューティフル・マインド』など映画と舞台の両方で活躍するアンソニー・ラップや、『シン・シティ』シリーズのロザリオ・ドーソン等も出演。どのキャストも、歌もダンスも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれています。

また本作を見たことがなくても、代表曲“Seasons of love”を聞いたことがあるという方はいるのではないでしょうか。映画版では一番最初に歌われるこの曲は、印象的な歌詞とメロディで私たちを一気にこの作品の世界観に引きこんでくれます。

(c)2005 Sony Pictures Entertainment,Inc.

社会的マイノリティの生き様

本作は同性愛者や麻薬中毒者、エイズ患者といった社会的マイノリティの人たちを主に描いています。これをお読みの方で、そういう人たちにはあまり馴染みがないという方もいれば、まさに自分が該当するという方もいるかもしれません。なので見る人によって、社会的マイノリティの世界を知るきっかけにもなれば、自身の経験を重ねあわせることもできるのではないでしょうか。

ジョナサン・ラーソンが文字通り“命をかけて”作り上げたミュージカルを、クリス・コロンバス監督が丁寧に、原作を尊重しつつ映画化した『RENT/レント』。ぜひご覧になって、彼らがこの作品に込めたメッセージを感じ取ってください。

(c)2005 Sony Pictures Entertainment,Inc.


written by ayako


『ピッチ・パーフェクト2』の楽曲紹介(スタートアップ編)、あなたは何曲歌える?

(C)Universal Pictures

10月16日(六本木のみ10月9日)に全国上映が始まる『ピッチ・パーフェクト2』!知っているともっと楽しめるアカペラナンバーをネタバレしない様に絞りに絞って紹介します!

前作の『ピッチ・パーフェクト』から3年後を描いた今作では、曲の数もアカペラアレンジもますますパワーアップ!今回は公開前に知っていると更に映画を楽しめる6曲を厳選しました。

オリジナルを知ってる人は観る前のおさらいに、輸入版DVDで一足早くアカペラバージョンを聴いた人も
比べてみるとアレンジの巧みさが改めてわかりますよ♪

先取りオリジナル使用楽曲6選!

Icona Pop - We Got The World
アナ・ケンドリック演じるベッカが率いる「バーデン・ベラーズ」が大統領の誕生日式典で披露するナンバーの最初はスウェーデンのポップ・デュオ「アイコナ・ポップ」の1曲。


MIKA - Lollipop
ベッカのボーイフレンドが所属しているベラーズのライバルグループ「トラブルメーカーズ」が歌うのはイギリスのシンガー・ソングライター「ミーカ」の曲。ポップなこの曲が男性アカペラとひねりの効いたアレンジは相性抜群!


Muse - Uprising
ベラーズ最大のライバルとなるドイツのアカペラ軍団「ダス・サウンド・マシーン」は
イギリスの人気ロックバンド「ミューズ」の曲。轟音ギターのこの曲をどうアカペラアレンジするのか!?  

Taylor Swift - We Are Never Ever Getting Back Together
アカペラグループ対抗リフ・オフ(テーマに沿って歌い、相手の歌の単語に合わせて次の曲を歌う音楽しりとり)でベラーズが歌うのは「テラスハウス」でもおなじみのテイラー・スウィフトのヒット曲。
ネタバレになってしまうのでテーマは言えませんが、テイラー、ちょっとしたネタにされてます(笑)

Journey - Any Way You Want It
ベラーズが優勝を目指す世界大会でカメオ出演しているのが、グラミー賞も受賞したアカペラ5人組「ペンタトニックス(Pentatonix)」。彼らがデビューのきっかけになったアカペラ・オーディション番組出身のグループ達と交互に歌うのは、日本でも朝の番組でおなじみのジャーニー。これだけでも鳥肌ものです。
映画ではちょっとだけの登場のペンタトニックスの動画も合わせて紹介します。



Jessie J - Flashlight
作中唯一のオリジナル曲。制作チームにグラミー賞主要4部門を制覇したサム・スミスと、同じくノミネートされたオーストラリア出身の女性アーティスト・シーアが参加しています。
ベッカ達の世界大会優勝への鍵を握るこの曲は映画を観る前と観た後では違った印象になると思います。
こちらはイギリスの歌手ジェシー・Jが歌うポップス・バージョン。アカペラ版は映画を観てのお楽しみ♪

アカペラバージョンはぜひ劇場で!

まだまだ紹介しきれない歌がたくさんあるけれど、これ以上はお話がわかってしまうのでここまで。
アメリカでヒットしたあんな曲こんな歌、音楽や圧巻のパフォーマンスだけでなく、女の子達の友情も見所です。
映画館でぜひ堪能してください!!

『ピッチ・パーフェクト2』公式サイト


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前作『ピッチ・パーフェクト』記事

アカペラよりカップが気になった人向け

written by namiko

『ミケランジェロ・プロジェクト』感想、誰もが楽しめるテイストで彩られた歴史の知られざる一幕に驚きを感じる[ネタバレなし]

(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

11月6日に公開されるジョージ・クルーニー監督の『ミケランジェロ・プロジェクト』を一足お先に鑑賞させて頂きました。第2次世界対戦下でナチス・ドイツから美術品を奪還しようとした男たちのセンス良きドラマが展開されていました!


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4/5)
=シリアスに寄せすぎてないエンタメ性のあるドラマ!

◯ファミリーオススメ度
★★★★☆(4/5)
=歴史ミステリー感とエンタメ感とバランスが良く楽しめる!

◯子供オススメ度
★★★★☆(4/5)
=美術史などは難しいかもだけど楽しめる!

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=深くも浅くも楽しめるので割とどんな友人とでもいける!

◯デートオススメ度
★★★★☆(4/5)
=上の様々な理由によりオススメ!

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=ジョージ・クルーニー自ら監督した意欲作を是非!


(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

感想「美術史好きにはたまらない!」

ナチス・ドイツに奪われた数百万の美術品等を奪還するために組織された部隊がありました。その名は「モニュメンツメン」。

今回の『ミケランジェロ・プロジェクト』はミケランジェロの聖母子像を奪還するのがその中でも重要任務になっているため「ミケランジェロプロジェクト」という通称が付いており、それがそのまま日本語タイトルに。英語の原題は『The Monuments Men』です。

アメリカやイギリスといった連合国側から見た第二次世界大戦の史実で、相手はナチス・ドイツ。そう考えるとシリアスで、場合によっては目を背けるようなシーンがありそうな気もしますが、本作はそんなことありません。

終戦間際で、ノルマンディー上陸作戦後のミッションでもあったため目を背けたくなるような戦闘は一切ありません。ですので、「戦争映画」というより「歴史の知られざる一幕・裏側」といった感じです。

センスよくゆるく描かれる歴史の知られざる一幕。


終戦間際であっても戦闘はあり、命を落としたものもいた。それでも諦めること無く、歴史の偉人たちが生み出してきた美術品を未来へ残すために死力を尽くした。モニュメンツメン。彼らの功績に敬礼!


という感じに感想をまとめたくなる映画でした。


ちなみに原案は以下の本。


「歴史オーシャンズ11」と言っても別に大袈裟ではないです。というかジョージ・クルーニーとマット・デイモンが出てて、何かを奪うと言う時点でそう考えざるを得ないという(笑)センスよくゆるいテイスト、ジョージ・クルーニーが自ら監督もしてるので良い意味でオーシャンズの影を感じもします。

という感じなので戦争を舞台にしつつもバイオレンスなシーンはほぼ無く(死はまあありますが)、楽しみながら歴史の知られざる一幕を見ることが出来ます。


私は高校時代世界史にドハマりしていて、特に美術史などを熱心に勉強というか探求していました。大学に入ってからフランスやイタリアにも行ってこの目で様々な美術品を見ました。それくらい好き。お恥ずかしながらこの「モニュメンツメン」の「ミケランジェロプロジェクト」は存じ上げていなかったので、映画を見て感銘を受けました。

映画を見た後だと数々の美術品を見る目が変わるでしょう。その美術品が作られた背景を史実から感じつつ、第二次世界大戦の元で破壊を免れたエピソードに思いを馳せることでしょう。



レオナルド・ダ・ヴィンチ、レンブラント、ラファエロ、ブリューゲル、 ホイッスラー、ジャン=オーギュスト=ドミニック・アングル、ミケランジェロ、ファン・エイク、フェルメール、デューラー、ロダン、ゴッホ、マティス…

又は

「最後の晩餐」、「モナ・リザ」、「レンブラントの自画像」、「若い男の肖像」、「村祭り」、「母の肖像」、「黄金時代」、「ピエタ」、「ブルージュの聖母子像」、「ヘントの祭壇画」、「真珠の耳飾りの少女」、「占星術師」、「黙示録」、「カレーの市民」、「ひまわり」、「タンバリンを持つ踊り子」…



こういった美術史の偉人や偉大なる作品に「!!」となるような方は、より映画を楽しめることでしょう。とにかく数々の美術品が登場します。ゆるい美術史好きの私で熱狂したので、美術史大好きな方はとてもとても楽しめるでしょう。

もちろん、前述の通りこれらを知らなくてもわかりやすく、センスの良いストーリーで進むので問題なしです。


本作『ミケランジェロ・プロジェクト』は一度日本公開が中止となって紆余曲折あってやっと今年公開に。戦後70周年✕芸術の秋、万人が楽しめる一作です。


映画として楽しみ、知られざる史実を知し学習できる。じわり、じわりと、心地良さが心に充満する素敵な作品でありました。


(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

どんな映画?

ジョージ・クルーニーが監督・製作・脚本・主演を務め、第2次世界大戦中の実話を映画化したサスペンス。ヨーロッパ各国に侵攻したナチスドイツが歴史的に重要な美術品の略奪を繰り返していた第2次世界大戦下、ルーズベルト大統領から建造物や美術品を保護する任務を託された美術館館長フランク・ストークスは、7人の美術専門家で構成される特殊チーム「モニュメンツ・メン」を結成し、危険な状況下で美術品保護のための作戦を遂行していく。主演のクルーニーほか、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ジョン・グッドマン、ジャン・デュジャルダン、ケイト・ブランシェットら豪華キャストが出演。
参照:http://eiga.com/movie/79208/


予告編



美術も演技も音楽もセンス良い

この作品の良さであり、また評価しにくいと感じる方が出そうな点が「ゆるい」こと。

モニュメンツメンたちはノルマンディーのオマハビーチからフランスへ上陸します。あのノルマンディー上陸作戦の死闘が繰り広げられた海岸です。モニュメンツメンたちがノルマンディーへ上陸したのは作戦から3ヶ月以上経ってからなのでもう平和で、連合国側のベースキャンプができている状態でした。

この上陸描写がまあゆるいゆるい(笑)

リアスに演出しようとすれば如何様にでもできたと思います。しかしセンスよく、良い意味でゆるさを持って演出されています。美しい美術品の気品を失わない絶妙な加減のゆるくセンスある演出で、名優たちの演技や音楽が引き立ちます。

そのセンスの良いゆるさは私は良さだと思ってるのですが、「戦争映画」を期待すると全然違うものが用意されてるので肩透かしを食らってしまう方もいるかもしれませんね。

ジョージ・クルーニーやマット・デイモンの演技も良いことながら、名優ジョン・グッドマンや『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジャン・デュジャルダンらのゆるい名演技がとても魅力的です。というか面白いです(笑)

だからと言ってコメディまでは足を踏み入れていません。そこが良いんですよ。

アレクサンドル・デプラの音楽もとてもとても魅力的。色々と「魅せて」くれる映画だなと振り返って改めて思います。


(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

ナチス・ドイツが略奪した数えきれないものと「ネロ指令」

ナチス・ドイツは占領した国や地域から数えきれないものを略奪していきました。

前述のブリュージュの聖母像やモナ・リザ、最後の晩餐、夜警、ダヴィデと言った美術品に限らず、フランスからは鉄道貨物約3万台分の家財道具、オランダからは約300台のトラム、約5000もの鐘が略奪されました。

つまりナチス・ドイツはただ単に美術品という芸術の価値あるものだけを略奪したのではなく、資産となるものの数々を略奪していったわけですね。

モニュメンツメンは数多くのそれらを奪い返す、救い出す使命を持ってミッションに当たりましたが終戦間際でこその都合の悪い事態に遭遇。それは「ネロ指令」

無条件降伏以外に道が無くなったヒトラーが出した命令で、「敵国に何一つとして渡すな」というもの。つまり「美術品が盗まれそうになったら破壊せよ」ということでもあります。

特に重要な美術品を奪還するシーンが本作ではクライマックスとして描かれていて手に汗握る展開となっています。その辺は映画を見てお楽しみください。

史実として、モニュメンツメンは千以上もの隠し場所からたくさんの美術品を救い出しました。任務は終戦後も続き完了したのは1951年。合計で、何と500万近くもの文化財を奪還したのです。驚きしかない・・・。

この章の参考としたリンク:https://goo.gl/aMmYgB


(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

今もモニュメンツメンがいる!?

何とこの美術品奪還部隊の「モニュメンツメン」は現存してます。現在は14名いるそうです。今現在を生きていても「◯◯の名画が発見!」などとニュースになるのは隠されたそれらがまだどこかに眠っているからなのでしょう。

またモニュメンツメンと直接関係はありませんが、アフガニスタンのタリバン政権やイスラム国が歴史的な建造物の破壊をしてしまう痛ましいニュースを私が生まれてからの28年の間に目撃しています。つまり、今でも戦火によって美術品や歴史的な何かが犠牲となってしまうことがあるわけです。

その意味でも、こういった特殊部隊は必要なのかもしれませんね。


映画的な楽しみはもちろん、歴史の一部を目撃し様々な歴史や現在の世界を見つめなおすきっかけになる『ミケランジェロ・プロジェクト』公開は11月6日からです。


どうぞお楽しみに!


公式FBページ:https://www.facebook.com/presidio.co