世界一センスの良い殺し合い!映画『キングスマン』感想、最高かよ!?祭りかよ!?[ネタバレなし]
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(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation |
9月11日に公開されるマシュー・ボーン監督待望の新作『キングスマン』をお先に鑑賞させて頂きました。クッソ面白かったです!もう最高のセンスと最高の面白さの殺し合いバトル!ヒャッハー!!!!
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世界一センスの良い殺し合い映画が遂に誕生したぞ!!
よーし、お前ら、『キック・アス』好きか?おお、好きか。よしわかった!
よーし、お前ら、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』好きか?
おお、好きか。よしわかった!
そうだ、そういうことだ。そのマシュー・ボーン監督の新作だ。しかも『キック・アス』を凌ぐ面白さとアクションと殺し合いだぞ。
つ ま り い い か ら こ の 映 画 を 見 ろ っ て こ と だ ! !
今年は上半期に『マッドマックス 怒りのデスロード』という祭り映画がありましたが下半期の祭り映画は『キングスマン』に決まりですよ。
オープニングからフルスロットルで始まるセンス抜群でR指定を恐れないアクションシーン!
そのオープニングから一度もペースを落とすことなく天丼天丼でハイセンスなアクションシーンが加速!
クライマックス付近のアクションシーンなんて超残虐なことが起きてるのに、バックにかかる曲はKC and The Sunshine Bandの"Give it up"だぞ。
こちら
→https://www.youtube.com/watch?v=IeqtAB1WgEw
最高かよ!?
祭りかよ!?
もうホント超面白かった!!
ジャンルはスパイアクションといったところですかね。
「キングスマン」というスパイ組織が人類抹殺計画を企てる悪の組織に立ち向かっていくというお話。いいでしょ、聴いただけで馬鹿っぽいでしょ。
あのね、ホントに馬鹿な話です。期待を裏切りません。
繰り返しますが、人類抹殺の最終段階でかかる曲がKC and The Sunshine Bandの"Give it up"ですよ!?
でもその「馬鹿」が超ハイセンスで描かれるんですよ。もうマシュー・ボーン監督の本気出まくり!ハイセンスで爆笑を伴いながら世界の平和を取り戻すために奮闘するコリン・ファースと少年タロン・エガートンですよ。
英国紳士のおっさんと少年ですよ。ってかあの『英国王のスピーチ』『ブリジット・ジョーンズの日記』のコリン・ファースがアクションですよ!?
最高かよ!?
祭りかよ!?
本作の見所は問答無用でアクション!!とにかくアクションが凄い!!
大規模アクションというより基本的に肉弾戦の人VS人のアクション。それが全編に渡って大量に投入されているのに二つとして同じシーンが無い!どれも今まで見たこと無いセンスとテンポで見ていてもうとにかく上がります!
R15指定はもう致し方ないくらいに殺し合いや殴り合い多発。頭がたくさん吹っ飛んでました。そこはグロくなくてコミカルに描かれてるんですけどね。とにかく世界一センスの良い殺し合いが多発です!
最高かよ!?
祭りかよ!?
「コリン・ファースええ!?」
「マイケル・ケインええ!?」
「マーク・ストロング・・・はいつも通り(^。^)」
ってな感じで。マーク・ストロングのマーク・ストロング感は今回も見もの(褒めてます)
とにかく加速するアクションにストーリーもうまいことスパイスとなって驚きの連発。しかもその驚きがまたセンス抜群で常にニヤニヤしながら見るというね。
最高かよ!?
祭りかよ!?
『キック・アス』の監督✕原作コンビですので、ストーリーこそ違えどあのテイストです。ハイセンスでコミカルに面白い話を進めつつ、アクションガチ、残虐描写ガチ、ってやつです。
それが好きなら超楽しめる!この映画はあらゆる面であの『キック・アス』より進化しています。クロエ・モレッツが出てないくらいしか劣ってる点は無い!(その点はデカいポイントだけど・・・)
でも色っぽい姉ちゃんのお尻が丸見えで拝めますのでそれでいいでしょ!許せ!!
『キック・アス』の1作目でヒット・ガールの最初のアクションシーンで笑える人は本作の全てにこう思うはず。
最高かよ!?
祭りかよ!?
公開は9月11日からです。
あのね、ホント「ヒャッハー!!」な映画ですから気になる人は見ないと損。まあ気にならない人を無理やり巻き込むのはアレですが、
あなたが気になっているなら絶対に!絶対に!絶対に!見てください!!
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武器が楽しい!俳優が楽しい!音楽が楽しい!
本作は「面白い」「楽しい」がド直球に似合う映画です。『キック・アス』のマシュー・ボーン監督ですからね。とにかくエンターテイメント性が抜群なんです。キングスマンはスパイ組織なので007のMI6的なあれです。なので武器の数々が超面白いんですよ。傘からペンから靴から、もうとにかくあらゆる日常品が実は武器でした感がお見事!
その武器を駆使したり、敵側はテクノロジーを駆使したりで全編祭り状態なのですが、それを演じる俳優陣がまた超最高に楽しいんですね。
まずは前述の『英国王のスピーチ』『ブリジット・ジョーンズの日記』のコリン・ファースが初アクションに挑戦。なのに超フルスロットルでアクション頑張ってますwww最高ですwww
実質主役は若手の新進気鋭タロン・エガートン。存じ上げない俳優さんでしたが名優陣の中で見事にセンスよくアクションをこなし、映画内で成長も遂げめっちゃ爽快で好印象!1989年生まれとのこと!
キングスマンのボスはマイケル・ケイン!こういう出演時間短めだけど重要な役をやらせたらマイケル・ケインの右に出るものはやっぱいませんねえ!
マーク・ストロングはキングスマンの教官というかアシストポジ。これがまーたおいしい!マーク・ストロングはいつもおいしい!ズルい!最高!
んで敵役のサミュエル・L・ジャクソンが超適当な感じで異色な悪役感が出ててこれがもう面白さに拍車をかけています。
というように俳優陣の演技合戦もコミカルさを伴った魅力を放っていて最強最高です。
そんな最高の演出や映像、演技、ストーリーにダメ押しでノリの良いスコア音楽とセンスの良い楽曲の数々が襲いかかり映画は傑作へ。
音楽はヘンリー・ジャックマン。マシュー・ボーン監督作品ではお馴染みですね。最近では『ベイマックス』なども手がけられています。このスコアが変に存在感全開ではないバランスの良い感じに落ち着いてるんですよ。
映画を見ると何度も聴きたくなる、そんな楽曲に仕上がっています。
そして映画内で数々の楽曲も最高です。前述の"Give it up"はもちろん、"Slave to Love"、"Money for Nothing"、などが映画を彩ります。センス良すぎていちいちニヤニヤしてました。
というように見ていてもう「これでもか!!」というくらい「楽しい!」が詰まっている作品なんです。
『キック・アス』レベルのバイオレンス耐性があればこのエンターテイメント作品は絶対に見てほしいです!!
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予習は何もいらないよ!
本作は単発作品なので予習とかそういうものは一切いりません。安心して「面白そう!」なら是非公開される9月11日以降劇場へ足をお運びください。
本作はとにかくコミカルに仕上がっています。その意味ではここ数作品の007(スカイフォール、慰めの報酬、カジノ・ロワイヤル)と対極に位置するスパイ映画です。
テイストが真逆すぎて比べてどっちが好きとか選べません。どっちも好きです!こっち(キングスマン)はとにかく軽いです!それが最高です。
いよいよよ9月11日公開!
夏の暑さが残る中、多くの映画ファンのハートを暑くしてくれることでしょう!