映画『ピッチ・パーフェクト』感想、最高かっ!![ネタバレなし]
やっっっっっっっっと!日本公開された『ピッチ・パーフェクト』!輸入DVDでは見てましたが劇場で見れた喜びが半端ないのでしっかりと感想を書きましょう!
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□スコア
◯私的満足度
★★★★☆(4/5)
=王道ストーリーこそ最高だ!!
◯ファミリーオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=下ネタと汚いネタがw
◯子供オススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=セックス中毒者が出てくるのでw
◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=絶対に盛り上がれる!!
◯デートオススメ度
★★★★☆(4/5)
=セックスネタと汚いネタがあるので付き合いたての場合は要注意w
◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=2と合わせてこの映画が世界的に熱狂的支持を受ける理由を探求すべし!◯WATCHAでレビューをチェック&書いてみる
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□感想「最高かっ!!」
この映画、2012年にアメリカで公開されておりまして日本では2015年になってやっと劇場公開です。輸入DVDで先に拝見をしており、もう大好きな映画だったのですが劇場で映画を見て改めてこの映画の素晴らしさを痛感しました。映画を見ながらノリノリ!そして爆笑!終わった後にはこう叫びたくなります。
最高かっ!!
大学の伝統あるアカペラ部を舞台に個性ある部員たちが衝突し、挫折し、苦難を乗り越え栄光を勝ち取っていくていくザ・ガールズ・ムービー。衝突→挫折→栄光、ザ・ガールズ・ムービーであり、ザ・サクセス・ストーリーであります。
この王道っぷりが良いですよ。王道こそ最高、王道こそ至高と思える素晴らしい映画です。
何が素晴らしいってまずは何と言っても王道の物語を彩るアカペラソングの数々!知ってる曲から何か聴いたことある曲、知らない曲も出てくるのですが、この曲のチョイスのセンスの良さたるや!全編通してもうノリノリなわけです!
そのアカペラを歌うアナ・ケンドリック始めとした個性豊かな出演陣がこの映画のテンションをより引き上げ、全編通して勢いを持続させてくれるのです。
王道ストーリーなのに中だるみせずに一気に見れちゃって気づいたらクライマックスという体感時間の短さがもうたまりません。
王道だけど王道じゃない部分もあります。とにかくこの映画は下品です。だって美人が嘔吐するんですよ?しかもゲロゲロ〜ではなくドバーッとwww最高に下品です。褒めてますよ!もう超褒めてる!
好きな曲だったり、小説だったり、または人だったりって、「そんな言葉で説明できるなら苦労せんわ!」と論理的それなんてどうでも良いことってありますよね。「好きなんだから好きでいさせろ!ほっといてくれ!」と。
私にとっての『ピッチ・パーフェクト』はそれです。私にとっては全ての曲が最高にノリノリで好きで、出演者みんな大好きで、アメリカンティーンコメディ的な下品さも笑えて大好き!
曲が乗れないとか、アナ・ケンドリック知らないとか。下品なの勘弁とか、やかましいわボケ!!好きなもんは好きなんじゃ!!
なんて他の人がこの映画をどう思ってようが関係ない(ほぼ高評価だけどw)くらい好きなんです、『ピッチ・パーフェクト』。
劇場で見たときに小学生がすぐ近くに座ってて、セックス話連発シーンでちょっとヒヤヒヤしましたが(笑)、このノリノリの映画を劇場でたくさんの人と爆笑しながら見れたことは本当に喜びでした。
劇場という空間で、他のものを遮断して、見るべき映画です。
アメリカでは5月末に『ピッチ・パーフェクト2』が公開され超大ヒット!日本でも今年末には是非公開してくださいね!!
下品だけどオススメです!下品だけど!(笑)
サントラも最高!
サントラ イェーセイヤー バーデン・ベラーズ ジ・アウトフィット ソッカペラズ トレブルメーカーズ フットノーツ ハイ・ハイズ アナ・ケンドリック フラバフーズ
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□どんな映画?
個性豊かなガールズアカペラ部のメンバーたちが織りなす友情やプライド、成長を描いたガールズムービー。音楽好きでDJを目指しているベッカは、親の勧めで嫌々ながらも入学した大学で、ひょんなことからガールズアカペラ部に入部することに。個性は豊かだがバラバラなチームメイトたちとともに大会を目指すことになったベッカは、時に周囲と衝突しながらも次第に友情を育ませていく。
参照:http://eiga.com/movie/77562/
予告編
□Cupsという社会現象
この映画でアナ・ケンドリック演じる主人公ベッカがオーディションで披露した"Cups"。これが一つ社会現象になっておりまして、私も家でコツコツ練習しました(笑)映画を見れば「ああ、あれね。」ですが、いくつか動画をご紹介しましよう。
まず、映画のCupsがあまりにも社会現象化して作られた、アナ・ケンドリック本人主演のPVはこちら。
いいでしょ!これ!!
で、アナ・ケンドリックがテレビ番組でムチャぶりされるも完璧にその場でこなしたCupsはこちら!
"Cups"でYoutube検索すると超大量に一般人のパフォーマンスも出てきます。
⇒https://www.youtube.com/results?search_query=cups
このCupsに関しては映画ではほんの1分ですが、これだけ社会現象になるのは映画を見れば納得できます。Cupsの面白さはもちろん、アナ・ケンドリックあってこそ流行ったのは間違いありません。
アナ・ケンドリック最高かっ!!
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□人は何かしら不器用
この映画は大学のアカペラ部を描いたアンサンブル的な側面もありますが、主人公はアナ・ケンドリック演じるベッカです。このベッカという人物は問題児というほどでは無いですが協調性に欠けるんですよね。アカペラ部も別に入りたかったわけではなく、別に夢があってその中継ぎでやったようなもの。自分の殻に閉じこもりたい、人と関わりたくない、映画は長いから途中で飽きてしまうという人物。いますね、こういう人。普通にいる。普通。
他の登場人物たちも何かしら不器用です。
特に感情移入してしまったのが部長でゲロ吐きのオーブリー。嫌われ役的な立ち位置ですが、部長として伝統を守るというそれの役割を果たすために部員たちに命令を一方的にしまくります。
これはされる側からしたらウザいですが、彼女は悪気あってしてるわけではないんですよね。不器用なりに頑張る痛々しさがいたたまれませんでしたが、人の力を借りれるようになればうまくいくのは映画が示してくれました。
人は不器用な生き物です。
言葉というコミュニケーションツールがあっても理解し合うことができなかったりもします。しかし、お互いを助けあう気持ちを持つことができれば1人前と言えない1人も2人で2人以上の力を持ち、10人で20人の力を持つこともできるのです。
衝突→挫折→栄光、という王道の物語は、わかりやすい物語であるからこそ、私たちの経験とも結びつき、勇気と元気をくれるわけです。
もう一度声を大にして言いましょう。
『ピッチ・パーフェクト』、最高かっ!!
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□まとめ
捻りなんて無いです。そういう映画では無いので革新的な何かを求めてる方へはオススメできません。しかし、衝突→挫折→栄光の王道物語がノリノリの音楽とちょっと下品だけど爆笑できるネタを伴ってスクリーンで見れるわけですから、是非日々を頑張るみなさんにご覧頂きたいですね。
映画館で見るか、DVDで見るか、その選択は人ぞれぞれですが、映画館で集中してみることでその映画は、この『ピッチ・パーフェクト』はかけがえの無い人生の1ページの記憶となるでしょう。
公式サイト
⇒http://pitch-perfect.jp/
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