18：映画の音楽に関するコラム

感動…アカデミー賞作品賞ノミネート『Selma』（セルマ）のテーマ曲Gloryの力強いPVにガツンとやられる！〜作品概要や史実と共に〜

第87回アカデミー賞授賞式の作品賞や歌曲賞にノミネートされている『Selma』、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアを描いた映画ですが、この映画のテーマ曲が素晴らしいので本日はその紹介になります。

□テーマ曲"Glory"の力強さ、以下の映像と合わせてよりガツンと！

アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされた『Selma』のテーマ曲"Glory"、これがホント素晴らしい曲なんです。曲だけでも素晴らしいのですが、以下の映像と合わせて見ると心がざわつきます。

□『Selma』はキング牧師の何を描いているのか？

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアはみなさんご存知のアメリカにおける公民権運動を率いた人物の一人です。

Selma＝セルマとは、公民権運動の中心となったアラバマ州のセルマ、つまり地名から来ています。

1965年3月7日に公民権運動と言いますか抗議運動がセルマで起きました。約600人がセルマからモンゴメリーに向かう抗議行進を行ったわけですが、途中で警官と衝突。これが有名な血の日曜日事件です。その妨害もあり、この行進は最終的には2万5000人にまで増えました。

映画で描いているのはここだと思われます。（まだ試写れておりませんので推測です）

□アカデミー賞作品賞受賞は厳しいがとても大切な作品

一概に全てではありませんが、公民権運動や黒人差別の傑作に私はガツンとやられることが多いです。

2012年の『ヘルプ〜心がつなぐストーリー』なんかもうドストライクに素晴らしいと感じました。

今回の『Selma』は『ヘルプ』とは比べ物にならないくらいヘヴィー級の映画と言えると思います。しかし、日本に住んでいる私たちもこの歴史の一部のドラマを見て損は無いと思います。

日本での公開日が確定してないのでもどかしいですが、素晴らしい作品に違いないと思ってるので早く見たいものです。