『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』感想、現代に暮らすヴァンパイアがくだらなすぎてもう「大好き」!![ネタバレなし]
2015年1月24日公開予定の『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』を鑑賞させて頂きました。もうくだらなすぎて爆笑しましたw大好きです!
□スコア
◯私的満足度
★★★☆☆(3/5)
=バカ映画バンザイ!!楽しかった!
◯ファミリーオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=家族でもゲラゲラ笑える!そんなグロくもない!
◯子供オススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=グロくはないけどヴァンパイア耐性がいるかもw
◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=友達とゲラゲラ笑うのに超最適!
◯デートオススメ度
★★★★☆(4/5)
=上映時間も短く「面白かったね!」と言えるのでデート向き!
◯一人映画オススメ度
□一言感想
シェアハウスのコメディってだけでそれなりに面白いのは確実なのに、それのヴァンパイア版!見ていても、終わった後も別になーんも深く考えることなんて無い映画wでもどこをどう切り取っても面白い映画!愛すべき馬鹿映画がまた1本増えました♪□どんな話?
ときは現代、ニュージランドの首都ウェリントンにある一軒家には、ヴィアゴ、ディーコン、ヴラド、ピーターの4人が暮らしている。だが彼らはみな100年以上のベテラン(!?)ヴァンパイア。ピーターにいたっては8000歳というヴァンパイア界のパイセンだ。そこにニックという新人が入居したことから、シェアハウスに新風……ならぬ100年以上なかった大騒動が巻き起こる。
公式プレスシートより
どうです?くだらないでしょwww
予告編見てみてくださいよ。もっとくだらなく思えますからwww
くwwwだwwwらwwwなwwwいwww
でもですね、予告編に出ている以上にくだらない事がたーくさん、たーくさん起こりますw
ホント全編通してもうとにかくくだらなくて、面白くて、たくさん笑って、ヴァンパイアたちが大好きになる映画に仕上がっています♪
□見どころは何と言っても「ゆるさ」!
「くだらない、くだらない」言ってますがこれはもう馬鹿映画として最高の賛辞だと思ってください。ホント大好きになっちゃいましたよこの映画!この映画、映画内でドキュメンタリーが撮影されている設定、いわゆるモキュメンタリーという手法を取っているんですね。
なので人間である私たちがヴァンパイアたちの日常の密着ドキュメンタリーを見ているような感覚になるのです。
インタビューとか挟み込まれるんですがこれが真顔で答えてるけどもういちいち面白くても笑っても笑っても笑いきれないほど小ネタ&突っ込み満載の映画になっています。
ヴァンパイア映画ですので血は飛ぶんですが、グロさは特に感じず。『寄生獣』の方が全然グロいくらい。全く問題ありません。
途中で新人ヴァンパイア&その友人の人間がドキュメンタリーに入ってきてからもう大騒動になるわけですが変にシリアステイストにせず、というかもう潔く全編悪ふざけに徹することで結局「ゆるさ」からくる映画の持つ力は最後まで失われません。
結末含めてもうとにかく「ゆるい」、そして「おもしろい」!
でもこの映画の内容、全然思い出せないんですよねー。細かいこと全然思い出せないんです。なぜか?それは映画をご覧になって頂いてエンドロール後の映像を見れば全てわかります!
この言い回しが何を示しているか、この言い回しもネタであること、それをエンドロール後のおまけ映像見て笑ってくださいw
□ヴァンパイア映画の小ネタが満載!!!!!
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』というタイトルは『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』をもじったもので、
ビデオカメラでヴァンパイアに密着するのはMTVの老舗番組『リアルワールド』がベースとなっています。
ヴァンパイアの主格の一人ヴラドは小説『吸血鬼ドラキュラ』のモデルになったルーマニアの串刺公ヴラド三世がモチーフ。
言葉を喋れないピーターは『吸血鬼ドラキュラ』を無許可映画化した『吸血鬼ノスフェラトゥ』のノスフェラトゥにそっくり。
狼男と度々もめるのはもう言うまでもなく『トワイライト』のパロディとなっているわけです。
ここまでの参照:公式プレスシートの町山智浩さん解説文より
他にも様々なパロディが出てきて、前述の『トワイライト』に至っては映画内でタイトル出してネタにする始末。これ現代が舞台だからこそできる技ですねえ。
笑ったのが映画のキャラクター仮装するにあたってウーピー・ゴールドバーグの名前まで出してきたこと。ヴァンパイアが『天使にラブソングを』の仮装とかとんでもないブラックジョークです、はいw
私はヴァンパイア映画を隅々まで知ってるわけではありませんが、ちょこちょこパロディやら現代ネタが出てきてもう最高に面白かったです。詳しければ詳しいほどくだらないパロディの連発に爆笑することでしょう。
□万人に勧められる!
B級映画臭が漂い、馬鹿映画で、ヴァンパイア映画ですので、見る人を選ぶ映画に思われるかもしれませんが、この映画誰にでもお勧めできる馬鹿映画です!
誰にでもというのは年代問わず、一人でも、友人とでも、カップルとでも、ご家族とでも、です。
上映時間が85分なんですね。気軽に見れるというのも利点です。169分とかないですからねw
公開は2015年1月24日です。そいえばマスコミ試写で何かステッカーもらったのでペタリw
前売り券に付いてくるようなので気になる方は是非購入してみてください♪
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』、お勧めです♪