東京国際映画祭『ベイマックス』感想、おもしろい!おもしろい!おもしろい!うがあああああああああ!!!!!!!![ネタバレなし]
12月20日公開、東京国際映画祭オープニング作品&ディズニー新作『ベイマックス』を鑑賞しました。最高に面白いんじゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
□私的満足度
★★★★★+=星5+=満点以上の個人的超傑作!
【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。
□もう言うこと1つ!おもしろい!おもしろい!おもしろい!
『アナと雪の女王』に次ぐディズニー新作で、プリンセスじゃないということで控えめに期待していた自分が間違いでしたあああああ!!!!!もう最高におもしろかったです!!!!!
いや、ちょっと落ち着こう。すーーーーーはーーーーーすーーーーーはーーーーー。
深呼吸してーーーーー
落ち着いてーーーーー
冷静になってーーーーー
はい感想を。
おもしろいいいいいいいいいい!!!!!!!!
冷静になれませんすいません!!!!!!
[DVD発売済み]
いや、ホントおもしろいんです!
映画はあれこれ理論的に語れる娯楽ですが、べつに楽しみたいだけの人が多いのだって事実ですよね。
もうそのド直球に「おもしろい!」を『ベイマックス』は体現してます!!!!!
画像挟んで落ち着いてレビューしますが、とにかく私が伝えたいことはたった1つ。
おもしろい!!!!!
これだけっちゃこれだけです!!!!!
□最高に面白いヒーロー映画であり、最高に面白いコメディ映画!
まあストーリーとかネタバレしないで進めますが、まずヒーロー映画として見事なんです。ここ数年のディズニー×マーベル路線と言いますか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も含めた明るく楽しいヒーロー映画の路線がこのディズニー映画『ベイマックス』でも取られています。
日本の戦隊モノや『アベンジャーズ』のようにヒーローが複数人で悪(一応)を倒す!そのわくわく感!「がんばれ!がんばれ!」と応援したくなる感。もう最高にエキサイトできるわけであります。
これ原題は"Big Hero6"です。ヒーロー6人戦隊モノなのです。
みんなでトレーニングするところとかもう『ベストキッド』は過去のものと言わんばかりに上がりますし、楽しいですし、面白いんです!
ディズニー映画的面白さに、ここに来て同グループとなったマーベルらしさも加わって最強のヒーロー映画となりました!いや、強くはないかw でも最強!
そしてとにかくこの映画は笑えます!最高に面白いコメディ映画でもあるのです。もう予告編ご覧頂いた方などはおわかりだと思いますが、とにかく白いロボット"ベイマックス"がいちいちおもしろい!w
これは見ればわかる。会場は大爆笑に次ぐ大爆笑でありました。
ロボットでプログラミングされてて感情は無いのでいちいちお利口なんですよw ピンチになってものんびりだし、とにかく「ヘルスケア〜」とか言って癒やすことにしか目的が無いのです。
自分で癒し系とか言うなくっそwwwww
□ちょっと私目線でいくつか素晴らしいと思ったところを!
◯まずは音楽!!音楽担当はヘンリー・ジャックマン!この方ご存知ですかね?ディズニー映画への登板に驚きましたが、ざっくり言うとハンス・ジマー率いる音楽家集団リモートコントロールの一員ですね。
で、今回はバリバリのヒーロー音楽を作り上げてくれてテンションを上げてくれるのですが、彼が手がけたマーベル映画があります。
そう、『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』!!
あのX-MEN史上最高に上がる映画のスコアを担当したのがヘンリー・ジャックマンなのです!意識的なのかどうかはわかりませんが、今回の『ベイマックス』の音楽『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ぽいのですよ!
ファースト・ジェネレーションで言うとサントラ1曲目の"First Class"という曲ですね。
この曲予習してから『ベイマックス』見るともしかしたら超テンション上がるかも!!
◯続いて街並み!!
『ベイマックス』の舞台は架空の街サンフランソーキョー!どこだよwwwww
まあ名前のまんまでサンフランシスコと東京をいいとこ取りした街ですね。いや、もう少し厳密に言うとサンフランシスコを日本にした感じですかね。一応これ、舞台はほぼ日本と見ても間違いないかと。いやまあ架空ですけどw
この和洋ごっちゃ混ぜの街がいちいち美しいんですよ。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジや美しい港が見えたと思ったら、神社あったり招き猫置かれていたりw あれですね、雰囲気で言うとロサンゼルスのリトルトーキョー的な。あんな感じ。不思議な美しさです。
その美しい街並み!美しい空!美しい海!アニメーションにおける「美しい」はどこか癒やしを与えてくれますね。これは物語的にどうこうではなく単純に見とれてしまいました。
これもまた魅力なり、といったところではないでしょうか。
◯続いてエンドロール!というかエンドロール後!
本日がワールドプレミアで世界初公開でしたので本国版はわかりませんが日本版のエンドロール2曲目はAiの"Story"の英語版です。
そのエンドロールが反則でもうここで会場みんな号泣だったわけですが、このエンドロールの感動を吹き飛ばすのがエンドロール後のおまけ映像!
もうねw エンドロール後のおまけシーンでこんなに爆笑したのは史上初です。
じわじわの笑いから会場全体が大爆笑に包まれ、おまけ中で映画終わってないのに会場拍手喝采の大歓声!!
もう言葉で書いてもおおげさじゃないくらい会場全体が「あはははははははははははは」の拍手喝采に包まれました!
この面白さは極上に素晴らしいわけですが、その空間を体験できたことでこれはもう思い出としていつまでも心に宿り続ける最高の映画体験となったわけです。一緒に見てくださった方々、何かもうありがとう!←
まだまだありますがいったんこの項目はおしまい!画像を挟んでまとめに入ります!
□これだけ笑わせといて人生で大切なことが全て詰まってる!
最初に「とにかくおもしろい!」と書いたので、「中身薄くてとにかくおもしろい映画なのかな」と誤解を与えてしまうかもしれませんが、そんなことないです!とくに説教臭くしてないのに、人生で大切なことと言いますか、気持ちで大切なことが全部詰まってる映画なんです。
兄タダシが弟ヒロを思う愛情や友情。弟ヒロが兄タダシを思う愛情や友情。主人公ヒロと育てのおばさんの愛情。タダシの友人たちとヒロの友情。
そしてタダシとベイマックス。ヒロとベイマックスの友情というかもう何かよくわからない感情。お利口なベイマックスだからこそヒロが学んだ、復讐以上に必要なこと。これはもうある意味、争いはよくない、戦争はよくない、殺し合いはよくない、そんなストレートなメッセージでもあったと思います。それはベイマックスに学んだというか兄から弟へのメッセージ…これ以上は言えない!
「人殺しはしない」なんてバットマンみたいにカッコいいこと言いやがってw 最高じゃねーか!!
また、ネタバレになるので詳しくは言えませんが、ある意味究極の親子愛も複数の形式(一部は憎悪含む、一部は大爆笑含む)で描かれます。それらにもちゃんとすっきりする出口が用意されてるのが素晴らしいですね。ちょこっと悪いことした人はちゃんと反省しましょうね、◯◯さん!
クライマックス直前、「おいおい!ここまで完璧だったのにそんな終わりじゃ大減点だよ!」と"思わせる"展開が起きたのですが無駄な心配でしたw「そうきますか!そうくるんですか!それなら文句ないっす!ってかベイマックスwww お利口www」な展開に、もう最高の高揚感を覚えました。
さてさて、もうどれだけ語っても終わりませんし、これだといつも通り「あいつのレビューはクソ長い」とか悪口言われそうなので締めましょう!
とにかく全編おもしろくて大爆笑してしまいました。そしてその面白さの中で描かれる様々な感情に気付いたら心を鷲掴みにされ気付いたら泣いてた。そんな映画なんです。たくさん笑わせて何も残らないなんてことは無いんです。
たくさん笑ってほろりと泣いて、純粋に生きる上で大切なことや愛まで学ばせてくれたんです。
何よりもこの取り乱したブログのまとまって無さがほんまモンということ!
老若男女に「おもしろいよ!」と純粋にお勧めできる映画ここにありです!
アナ雪見た人!こっちも見ないと後悔しますよー!!!!!
2014年12月20日公開!
年末年始の爆笑&号泣はコイツで決まりだ!!
□『ベイマックス』基本情報
タイトル=ベイマックス
監督
=ドン・ホール
=クリス・ウィリアムズ
ストーリー
最先端の技術が集う都市サンフランソウキョウに暮らす14歳の少年ヒロは、謎の事故で唯一の肉親だった兄のタダシを亡くしてしまう。そんなヒロの前に、タダシが人々の心と体の健康を守るために開発したケアロボットのベイマックスが現れる。献身的なベイマックスにより、心を閉ざしていたヒロは少しずつ元気を取り戻していき、やがて兄の死の裏に潜む巨悪の存在に気付く。ヒロは兄のためにも戦う決意をするが……。
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=8Bwy5SMETwU
written by shuhei