10月 2014 - Cinema A La Carte

東京国際映画祭『寄生獣』感想、気持ち悪グロ面白い!その裏で人間の本質やドラマもしっかりと描く![ネタバレなし]


東京国際映画祭クロージング作品『寄生獣』、早速見てまいりました!この作品は2部作となっており、本日レビューするのは11月29日に公開される前編であり、後編は2015年4月25日に公開予定です。


私的満足度

★★★★=星4=素晴らしい作品でした!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。


WATCHAでレビューをチェック&書いてみる



まずは率直な感想

※私原作読んでません!よってこのレビューは原作を知らないというとんでもない視点からの率直な感想となります。

で、まず感想を単刀直入に申し上げますと、

「寄生生物気持ち悪くて、わりとグロい描写あり!でも普通に面白くて、強烈な描写の根底に人間の本質(命題)や人間ドラマや青春ドラマを描いてた!良くも悪くもてんこ盛りなお腹いっぱい映画でありました!」


[DVD発売済み]


まずですね、私がどれだけ素人視点で映画を鑑賞したかと言いますと、

公開されている1分足らずの予告編で「染谷将太くんの手が何か変な寄生生物に乗っ取られた」という情報しかない状態です。つまりどんな話か全く知らずに見たわけです。とりあえず変な生物出てくるくらいの情報だけで。

そしたらですよ、もうオープニングから寄生生物が全力なわけですよ。うじゅうじゅした(←表現不明)寄生生物が人間の身体に入って大暴れ。タイトル出る前からキモ&グロで全力で攻めこんできます。これ前情報無しでデートで連れてこられたりしたら拷問もいいとこかとwいや、でも耐性ある分にはキモ&グロですが普通に楽しいですw

で、そこからは染谷将太くんの脳への寄生に失敗したミギーくんが染谷くんの手を使って大暴れw いちいち律儀に人間への疑問を投げかけてくすくすっと笑わせてくれますw いや、普通に「あはは」と笑いました。

その裏で脳に寄生した生物たちが大暴れで人間食いまくり、世間では連続猟奇殺人が起き・・・となかなかカオスな冒頭部分であります。これがまぁグロいグロい。

これ前情報入れてなかった身としてはグロさ耐性ありつつも疲れましたねえ。「このキモグロ2時間は得意じゃないっす・・・」なんて思ったりもしました。冒頭部分では!

しかしですね、深津絵里が登場してから話が一気に動きます。そう、私がちょこっと文句ある冒頭部分は前編×後編両方を楽しむ準備運動だったわけであります。これくらいの準備運動なら耐えられます。深津絵里が出てきてからとっても面白くなりました。

基本的には染谷くんと手に寄生したミギーとその他というストーリー展開なのですが、高校生で多感な年齢であることがいい感じにドラマ性も生んでいました。寄生生物のお話なので言ってしまえば非現実的なお話なのですが、その非現実的世界観はいたって現実的に描かれていて「普通のヘタレ高校生が運命に立ち向かう」的構図がなかなか好感でした。

脇を固める俳優陣が無駄に豪華なのも見ていて飽きない! というか橋本愛ちゃんと東出昌大くんを同じ映画に出すとか何ですかその『桐島、部活やめるってよ』は!(褒めてます)

全編通してもう何もかもが大サービスな展開物語もてんこ盛りで、映像もアクション的な描写からグロ描写やキモ描写までもうてんこ盛りの大迫力、喜怒哀楽も様々な人間で描かれます

このてんこ盛り大サービスは褒める要素にも貶す要素にもなるでしょう。ここ好みでしかないと思います。

寄生生物は本当にキモいし、人間が食われるのでそれは本当にグロい。しかし驚くほどのサービス精神で展開される映画に物足りなさは微塵も感じず、お腹いっぱいの満足な映画に仕上がっておりました。

原作ファンの方とそうでない方で全然受け止め方が変わってくると思いますが、原作未読組としては、

「キモ&グロ耐性があればあとは問題なく楽しめるよ!でもこれ前編だからおいしいところは後編だよ!」


というのがみなさんへお伝えすることになります。

『るろうに剣心 京都大火編』や『レッドクリフ PartⅠ』のように「これから!」ってところで終わります。お楽しみの後編は2015年4月25日だそうですw



強烈なビジュアルの根底で描かれる人間ドラマの王道

さて、前述の通り本作はてんこ盛りな大サービス精神に溢れた映画なのですが、私がそれを好意的に受け止めている理由は根底で描かれているドラマにあります。

至って王道に母と子、友情、青春などのドラマを描いていきます。

まず母子家庭故の母と子の物語が、このぶっ飛んだ映画の根底でしんみりとしっかりと描かれていきます。昔起きた油の悲劇に罪悪感を抱きながら生きる染谷くん演じる新一にウルッとさせられます。

本作はこの母子の物語に容赦なく悲劇性を被せてくるのですが、染谷くん演じる新一が母親を大切に思っていた感情を爆発させるシーンには胸を締め付けられました。


友情は大きくは描かれませんが、言ってしまえば新一とミギーは一心同体のコンビみたいなもんですからそれを友情と私は捉えます。これが後編でどうなっていくのか楽しみであります。


そして青春ドラマですねえ。これはホント何ていうか、率直に申し上げまして「橋本愛ちゃんでドーピング」ですね。橋本愛ちゃんは超美人女優さんですが、本作ではその美人さがいい感じに魅力的に栄えております。これで反則レベルに加点方式で3億点です←

染谷くん演じる新一がヘタレ高校生で、橋本愛ちゃん演じる里美がちょっと気の強い女の子なのでこのバランスがたまりません!こんな女の子と高校の時仲良くしたかったわもう!ふざけんな!

言葉が乱れました。申し訳ございません。

とにかくこの王道青春物語もぶっ飛んだ寄生生物物語の中でいい味を出しておりました。橋本愛ちゃん、あんたホント可愛いっす。





強烈なビジュアルは命題でもある

時折笑いが起きたミギーの台詞の数々。これらは確かに面白おかしい台詞でもありましたが、かなり強烈に人間を皮肉ってる台詞の数々でもあるんですよね。

「動物を殺して食べといて、なぜ私たち(寄生生物)が人間を殺して食べるのはいけないのだ?」

的な台詞だったり、(一言一句はうろ覚えなので合ってないです)

「死んだらただの肉の塊だ。」

的な台詞だったり、(一言一句はうろ覚えなので合ってないです)


要するに寄生生物には「感情」が無いので、人間の喜怒哀楽を痛烈に皮肉ってくるんですよね。もしこれらの命題に明確に答えようとしても、私はある程度必死になって寄生生物に明確に納得させられる説得はできないと思います。


何で人間て喜ぶんでしょうね。


何で人間て怒るんでしょうね。


何で人間て哀しむんでしょうね。


何で人間て楽しむんでしょうね。


ミギーの言うとおり「自分のことだけ考えて」「自分が生きることだけ考えて」「他人なんてかばわないで、自分だけ守って」そうやって生きていけばいいのに。言葉では言えても感情を殺すことはできないのです。


ぶっ飛んだキモ&グロ物語の根底にはこのとても重く出口などない人間への痛烈な皮肉が漂っているのです。



ある程度の解決を見せつつ本題は後編(2015年4月25日へ!)

さえ、キモ&グロであれこれてんこ盛りの大サービスで展開される本作『寄生獣』ですが、11月29日に公開される本作は2部作の1作目になります。

つまりいいところで、これから!というところで映画は終わりますw 最後の最後に超大物俳優を少しだけ出すところとか、もうマジで『るろうに剣心 京都大火編』の福山雅治状態ですねw

全てが中途半端ではなくある程度の物語的解決を見せて、大きな解決は2015年4月25日ね!な終わりなので割と締まってはいますけれども。

とにかく物語の最終着地点や様々な皮肉と言いますか、命題である「人間と寄生生物は共存できるか」は全てこの前編では解決に持っていかれません。


後編を見て、総括して前編の評価も多少は変わるかもしれません。


この映画は大変ぶっ飛んでいます。気持ち悪い描写はグロい描写も多いです。しかしその裏でドラマを描き人間を皮肉り、ただ表面だけ豪華にコーティングした映画にはなっていません。お見事だと思います。

映像的に拒絶反応を見せる人がいるのは間違いないでしょう。この映画を見て気分が悪くなる方もいらっしゃるでしょう。どうぞご無理はなさらずに。

でも、もしこの映画を楽しみたいのであればキモ&グロやコメディ性、迫力ある映像を楽しむだけでなく、ドラマや人間への皮肉も感じ取ってみてくださいね。


公開は11月29日です。



おしまい。

『寄生獣』基本情報

タイトル
=寄生獣

監督
=山崎貴

キャスト
=染谷将太
=深津絵里
=阿部サダヲ
=橋本愛
=東出昌大
=大森南朋
=北村一輝
=余貴美子
=ピエール瀧
=新井浩文
=國村隼
=浅野忠信


ストーリー
ある日、人間の脳を乗っ取って肉体を操り、他の人間を捕食する「パラサイト」と呼ばれる謎の寄生生物が出現。平凡な高校生活を送っていた泉新一も、一匹のパラサイトに襲われる。しかし、新一の脳を奪うことに失敗したパラサイトは、そのまま右腕に寄生し、自らを「ミギー」と名乗って新一と共生することに。当初は困惑した新一も、次第にミギーに対して友情に近い感情を抱くようになるが、やがてパラサイトと人間とが殺し合う事態が発生。新一とミギーもその争いに巻き込まれていく。

公式ウェブページ
http://kiseiju.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=DKEI4A95wSg


written by shuhei


『インターステラー』公開前総力特集その11:サウンドトラックの曲名が解禁!音源はプレビューすらまだ一切出ない厳戒態勢っぷり!


いよいよアメリカで来週公開される『インターステラー』、日本でも1ヶ月を切りまして本格的に待機という感じですが、本日はサントラのお話です。


サウンドトラックのプレビューが一切公開されてないという厳戒態勢!

クリストファー・ノーラン監督は秘密主義者でして作品の事前に漏れる情報の統制が見事です。

「マイケル・ケインのポロリ」という言葉があり、クリストファー・ノーラン監督作品常連のマイケル・ケインがたまーに余計なこと言っちゃうんですがそれくらいしか情報が漏れませんw

今回も例外ではなく見事な情報統制が敷かれております。ハンス・ジマー作曲のサウンドトラックに関しても同じなんですが、今回はその情報統制っぷりが何時にも増して凄まじいです。

『ダークナイト・ライジング』の時ですら数週間前には30秒のプレビューくらいは出してました。今回は皆無。つまり『インターステラー』の音楽のイメージが一切つかめないのです。

無駄な事前情報なく楽しめるということでもありますが、ハンス・ジマーの大ファンとしてはもやもやするのですw


そんな中やっと曲名は公開!

そんな中やっと以下の曲名一覧が解禁されました。

・Dream Of The Crash (3:55)

・Cornfield Chase (2:06)

・Dust (5:41)

・Day One (3:19)

・Stay (6:52)

・Message From Home (1:40)

・The Wormwhole (1:30)

・Mountains (3:39)

・Afraid Of Time (2:32)

・A Place Among The Stars (3:27)

・Running Out (1:57)

・I'm Going Home (5:48)

・Coward (8:26)

・Detach (6:42)

・S.T.A.Y. (6:23)

・Where We're Going (7:41)

・First Step (1:47)

・Flying Drone (1:53)

・Atmospheric Entry (1:40)

・No Need To Come Back (4:32)

・Imperfect Lock (4:32)

・What Happens Now? (2:26)

・Do Not Go Gentle Into That Good Night (1:39)


STAYとS.T.A.Yがあるのが非常に気になりますね。まあ曲名だけじゃ曲調はわからないので余計もやもやするのですがw


11月17日サウンドトラック発売?

アメリカのサイトをいくつか見たところサウンドトラックの発売は11月18日とのことでしたが、今Amazon見たら11月17日になってますね。iTunesとかで告知より早く出てくる可能性もあるので決定では無いかもですが一応iTunesとAmazonリンクを貼っておきます。






Interstellar (Original Motion Picture Soundtrack)

Sony Music Classical (2014-11-17)
売り上げランキング: 14,659


Interstellar - O.S.T.
Interstellar - O.S.T.
posted with amazlet at 14.10.29
Hans Zimmer
Watertower Music (2014-11-17)
売り上げランキング: 1,409



ハンス・ジマーによる『インターステラー』の音楽、新たなる伝説となるのかどうか!楽しみに待ちたいと思います!




『インターステラー』関連記事

『インターステラー』基本情報のまとめ

キャスティングと基本ストーリー概要

公開日はいつ?〜日本は最遅…〜

公開されているポスターたち

公開されている劇中画像&メイキング画像まとめ

3つの予告編と多数のCMまとめ

上映時間は169分!

主人公の娘マーフィーに何と3人の女優がキャスティング!つまり・・・!?

クリストファー・ノーラン監督が断片的に語った言葉

強烈な第4弾(最終?)予告編解禁!ノーランの本気。

アメリカではIMAXシアターで通常より2日ほど早く公開決定!

サウンドトラックの曲名が解禁!音源はプレビューすらまだ一切出ない厳戒態勢っぷり!

【ストーリー言及なし】『インターステラー』を初鑑賞、ノーラン映画史上最も心に響き、涙し、何気ない一瞬を感じるようになった

【ネタバレなし】『インターステラー』感想、映画と人知の究極中の究極がここに。涙なくして見れない驚愕の結末へ、169分の壮大な冒険が始まる!

ネタバレ無しで期待を煽る『インターステラー』の13分のメイキング映像はちょっと情報入れて見たい人必見!

【ネタバレなし】『インセプション』と『インターステラー』の製作きっかけの違いから映画の真面目度を検討する

『インターステラー』のノベライズ本が11月21日に発売!…あのクライマックスを文字で再現できるのか…

『インターステラー』のサウンドトラック発売!メインテーマ「First Step」の入ってるITunesのデラックス版がオススメ!

【※ネタバレあり】『インターステラー』、クライマックスシーンを紐解いて映画のメッセージを整理してみる

『インターステラー』の音楽にまつわる3つのおもしろ話〜オルガンは何とイギリステンプル教会のもの!など〜

『インターステラー』の徹底したリアル撮影志向はもはや笑えるレベルW〜約200万平方メートルのコーン畑、グリーンスクリーン使わない、など〜

『インターステラー』に出てくる詩の紹介と解説〜イギリスの詩人ディラン・トマスの 『Do Not Go Gentle Into That Good Night(あの快い夜のなかへおとなしく流されてはいけない)』〜

『インターステラー』の効果音(サウンドエフェクト)、8分に渡るメイキング映像紹介!〜言うまでもなく音もリアル志向!〜

『インターステラー』、クーパーの家のコンセプトデザインはアンドリュー・ワイエスの絵画に着想あり

『インターステラー』に原作はありませんが、原案は理論物理学者キップ・ソーンの『ブラックホールと時空の歪み―アインシュタインのとんでもない遺産』です

『インターステラー』内の人類が滅亡しそうな地球を見て気持ち悪く思ったこと

『インターステラー』の脚本はAmazon Kindleストアで購入可能!

『インターステラー』の音楽収録&インタビュー映像、テンプル教会でのガチ収録はマジだった!


関連商品



インターステラー (竹書房文庫)
グレッグ・キイズ クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン
竹書房
売り上げランキング: 1,002



「インターステラー」オリジナル・サウンドトラック
ハンス・ジマー
SMJ (2014-12-10)
売り上げランキング: 904



ブラックホールと時空の歪み―アインシュタインのとんでもない遺産
キップ・S. ソーン
白揚社
売り上げランキング: 44,786



The Science of Interstellar
The Science of Interstellar
posted with amazlet at 14.12.10
Kip Thorne
W W Norton & Co Inc
売り上げランキング: 106



Interstellar: Beyond Time and Space
Interstellar: Beyond Time and Space
posted with amazlet at 14.12.10
Mark Cotta Vaz
Running Press
売り上げランキング: 1,403





クリストファー・ノーラン監督作品


ダークナイト トリロジー スペシャル・バリューパック(初回限定生産/3枚組) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2014-07-23)
売り上げランキング: 16


インセプション Blu-ray & DVDセット (初回限定生産)
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-12-07)
売り上げランキング: 26,952


プレステージ [Blu-ray]
プレステージ [Blu-ray]
posted with amazlet at 14.12.10
ギャガ・コミュニケーションズ (2012-07-03)
売り上げランキング: 10,886


メメント [Blu-ray]
メメント [Blu-ray]
posted with amazlet at 14.12.10
アミューズソフトエンタテインメント (2010-12-22)
売り上げランキング: 4,360


ジョン・ラセターが語るクールジャパン講演会のレポート、この人はガチな宮崎駿ヲタだw

こちらの写真はプレス権限が付与されているA LA CARTEが承諾を得て撮影した写真となります。

10月24日に開催された東京国際映画祭のスペシャルトークイベント"ジョン・ラセターが語るクールジャパン"に参加してきましたのでそのレポートになります。


イベントの概要

日時
=2014年10月24日

場所
=EX THEATER ROPPONGI

ジョン・ラセターのプロフィール
=ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ディズニー・トゥーンスタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー。ピクサー創立者の一人で『トイ・ストーリー』や『カーズ』の監督でもあります。


ジョン・ラセターが語ったこと

『ジョン・ラセターが語るクールジャパン』という事で、東京オリンピックも決まって1年という今の状況でどのような観光や文化話になるのかなと楽しみにしていましたが…

60分間ジョン・ラセターはひたすらジブリ愛を語り続けましたw

これ本当ですwひたすら宮崎駿監督作品を褒め称え、日本のアニメについて楽しそうに嬉しそうに語っておられました。とても楽しい講演でありました。

印象に残った内容

箇条書きでいきましょう。

・ジョン・ラセターの結婚話。「奥さんと結婚する前に一緒に宮崎さんのカリオストロの城を見たんだ。僕はこれが大好きだから"面白い!"と彼女が言ってくれたことに感動して結婚したんだよ」とのこと。まさかの宮崎駿監督、間接的にキューピットになっていたわけですw

・『カーズ』に登場するルイジの車種はフィアット500。これはカリオストロの城に登場するルパンが乗っていた車。つまりオマージュとのこと。

・ジョン・ラセターはとにかくカリオストロの城が大好き。ルパンと次元が初めてクラリスと会うカーチェイスシーンを講演中に再生。そして終わって一言"Awesome!!"。この躍動感溢れるカーチェイスシーンがその後のピクサーのあらゆるシーンへ影響を与えているとのことでした。

・またカリオストロの城は子供が見て楽しむアニメーションに留まらず大人が見ても楽しめるアニメーション。それに深く感動し、ピクサーや今のディズニーアニメーションへのそのフィロソフィーは受け継がれているようです。

・ ジョン・ラセターが最も好きなジブリ映画のシーンは別にあってそれは『となりのトトロ』の猫バス登場の直前のシーン。このシーンはとにかく静寂のシーン。バックミュージックもなく、雨の音に最小限の台詞、サツキとメイが別の事をしてバスを待ってるところにトトロ登場、そして猫バス登場。この不思議な静寂のシーン。その構成にアニメーターとしてジョン・ラセターは驚き、今のピクサーにも影響を与えたとのことでした。

・言葉では出てきませんでしたが講演中に複数回六本木の国立新美術館の写真が登場しました。これ『カーズ2』でも『ベイマックス』でも登場するのでジョン・ラセター個人的に大好きな建造物だとわかりました。

・そして最後に話題は東京国際映画祭のオープニング作品でもある『ベイマックス』へ。私は既に鑑賞させて頂きましたが(感想コチラ)日本愛に溢れる映画で、これはディズニーから日本へのラブレターであると同時にジョン・ラセター個人(製作総指揮なので)の日本愛の意向も働いているのだなと感じました。日本人としてとても嬉しく思いました。

・あとは全体を通してとにかく「もう僕、超ジブリ好きなんですよ!」に溢れていました。ただのジブリヲタクと言っても過言ではないかとw


という感じでした!

難しい話は無くとにかく日本が好きだ、アニメが好きだということが伝わってきた講演会。教養ではなくハートを学ぶことができました。

ジョン・ラセターさん、ありがとうございました。



東京国際映画祭 、台湾映画『共犯』感想、自殺の真相の先に描かれる真実(本質)が脳にこびり付く…[ネタバレなし]


東京国際映画祭ワールドフォーカス出品作品『共犯』を東京国際映画祭のプレス上映で鑑賞して参りました。


私的満足度

★★★★★+=星5+=満点以上の個人的超傑作!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

WATCHAでレビューをチェック&書いてみる


なぜ少女は自殺したのか?からの超展開…

ネタバレ厳禁系、というほどではないのですがサスペンスなので一応ネタバレ無しで。

台湾の高校を舞台にしたサスペンス、と見せかけた人生の物語といったところでしょうか。痛烈に脳にこびり付く凄まじい作品でありました。

ある少女が自殺し、「彼女はなぜ自殺したのか?」という真相に迫っていくのですがその展開が面白いです。

この真相を追うのは警察でも親族でもありません。真相を追うのはこの少女が飛び降りた数秒後にそこを通りかかった第一発見者〜第三発見者の同じ高校の生徒。この三人はたまたま同じタイミングでそこを通りかかっただけで、今までの学校生活では面識がありませんでした。そんな三人が興味本位から真相に迫っていくのです。

表向きではな!!(笑)

少女の部屋に侵入したり、交友関係を調べたりして徐々に明らかになっていく「孤独だった美少女」の真相。そして虐められていたと思われる形跡。Facebookに侵入してわかったその虐めの犯人…。

話は自殺の真相を追う展開からまさかの虐めた犯人お仕置き映画に。と思いきやそうではなくて、次は◯◯でそうだと思ったらまさかの△△。そこから話は180度展開して主人公が変わって✕✕。

という感じで話が二転三転していき当初は予想していなかった結末へと進んでいくのです。このストーリーテリングが素晴らしく、映画にのめり込んでしまいました。お見事!

ストーリーテリングを楽しめただけで満足なのですが、それと合わせて本作はしっかりと社会問題も描いているのです。次の章で書きます。


描かれるFacebookと若者との闇

本作ではがっつりとFacebookとFacebookメッセンジャーが登場します。一応現代の台湾の設定ですので。

その使い方がツールとしての使い方に留まらず、若者特有のFacebook中毒だったり、Facebookでのトラブルだったりを描いていくのです。わかりやすく言えば、勉強や友達そっちのけでFacebookメッセンジャーいじったりとか。日本だとこれLINEでよくありますね。

また本作は人が死んでその真相を追うサスペンスですので、Facebookを介して広がる噂(デマを含む)の恐ろしさも描いています。また、隠していた真実がFacebookを介してバレそうになって当事者が取り乱すシーンなども恐ろしくもリアル。

Facebookが事件の発端になっていたりはしないのですが、それ故に若者特有のFacebookの使い方の倫理的問題がリアルに描かれていたと思います。


自殺や承認欲求の極限が脳にこびり付くからこれは凄い作品

少女の自殺の真相と「捜査の真相」(←意味深)が明らかになると唖然とします。「そういうことだったのか・・・」と。あれこれ自然と事が進んでいく何気ないシーンに隠された伏線の活かし方が見事でした。

結末を見て「ああそうだったのか!」で終わらず、自殺と価値観の問題や承認欲求の極限を見せつけられ、心に重石を置かれて脳に記憶を焼き付けられるような暴力的印象(例えです)すら感じました。

それくらい本作はドスンとくる作品でした。価値観を問う映画であり、若者とSNSも描いていて、サスペンスときた。製作国は日本とは友好的な台湾。

現時点で日本公開は未定のようですが、東京国際映画祭での大絶賛ぶりを見るとどこかしらが買い付けて公開してくれることでしょう。

こういった優れた作品をサクッと見せるのが東京国際映画祭の醍醐味でありますね。一般公開を心待ちにしつつ「とんでもない傑作だ」ということを改めて宣言しておきたいと思います。

おしまい。

『共犯』基本情報

タイトル
=共犯

監督
=チャン・ロンジー

キャスト
=ウー・チエンホー
=トン・ユィカイ
=チェン・カイユアン
=ヤオ・アイニン
=サニー・ホン
=ウェン・チェンリン

ストーリー
通学途中で3人の男子高校生、ホアン、リン、イエは、同じ高校の女子生徒シアが変死しているのを見つける。彼らはそれぞれの理由から、彼女の死の真相を突き止めようと調査をはじめる。シャーは秘密の日記をつけていたらしく、すべてのことがそこに書かれている可能性が高い。日記が見つかれば真相が解明されるはずと考えた3人は、日記を探しにシャーの部屋に忍び込む。ここから事態は予期せぬ方向に…。

東京国際映画祭特設ページ
http://2014.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=123


written by shuhei


ニュージーランド航空×ホビットのタイアップ機内安全ビデオ最新版公開!ピージャク&イライジャ出てるしwwwスケールアップし過ぎwwwww


ニュージーランド航空×ホビットのタイアップ機内安全ビデオの最新版が公開されました。過去最高のスケールで攻めてきてますw



百聞は一見に如かずということでまずはこちらをご覧くださいw


もう何か内容全然頭に入ってこないwww

相変わらず攻めますねえニュージーランド航空www

ってか今回はピーター・ジャクソン監督&イライジャ・ウッドが出演とまさかの展開www


ピーター・ジャクソン監督はまだしもイライジャ何してんねんwww
「ありがとうございます。」てwww


ピージャクさんwwwドヤ顔やめてwww


今回も爆笑というか感心というか何か頬が引きつる意味不明な壮大なハイクオリティで迷走を極めたニュージーランド航空さん(褒めてます)


2014年12月、いよいよホビットシリーズも最終章を迎えます。


ニュージーランド航空さん来年以降ネタどうするのか心配であります・・・w



東京国際映画祭『ベイマックス』感想、おもしろい!おもしろい!おもしろい!うがあああああああああ!!!!!!!![ネタバレなし]


12月20日公開、東京国際映画祭オープニング作品&ディズニー新作『ベイマックス』を鑑賞しました。最高に面白いんじゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!


私的満足度

★★★★★+=星5+=満点以上の個人的超傑作!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。


WATCHAでレビューをチェック&書いてみる




もう言うこと1つ!おもしろい!おもしろい!おもしろい!

『アナと雪の女王』に次ぐディズニー新作で、プリンセスじゃないということで控えめに期待していた自分が間違いでしたあああああ!!!!!

もう最高におもしろかったです!!!!!


いや、ちょっと落ち着こう。すーーーーーはーーーーーすーーーーーはーーーーー。


深呼吸してーーーーー


落ち着いてーーーーー


冷静になってーーーーー


はい感想を。


おもしろいいいいいいいいいい!!!!!!!!



冷静になれませんすいません!!!!!!


[DVD発売済み]


いや、ホントおもしろいんです!


映画はあれこれ理論的に語れる娯楽ですが、べつに楽しみたいだけの人が多いのだって事実ですよね。


もうそのド直球に「おもしろい!」を『ベイマックス』は体現してます!!!!!


画像挟んで落ち着いてレビューしますが、とにかく私が伝えたいことはたった1つ。


おもしろい!!!!!


これだけっちゃこれだけです!!!!!



最高に面白いヒーロー映画であり、最高に面白いコメディ映画!

まあストーリーとかネタバレしないで進めますが、まずヒーロー映画として見事なんです。


ここ数年のディズニー×マーベル路線と言いますか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』も含めた明るく楽しいヒーロー映画の路線がこのディズニー映画『ベイマックス』でも取られています。

日本の戦隊モノや『アベンジャーズ』のようにヒーローが複数人で悪(一応)を倒す!そのわくわく感!「がんばれ!がんばれ!」と応援したくなる感。もう最高にエキサイトできるわけであります。

これ原題は"Big Hero6"です。ヒーロー6人戦隊モノなのです。

みんなでトレーニングするところとかもう『ベストキッド』は過去のものと言わんばかりに上がりますし、楽しいですし、面白いんです!

ディズニー映画的面白さに、ここに来て同グループとなったマーベルらしさも加わって最強のヒーロー映画となりました!いや、強くはないかw でも最強!



そしてとにかくこの映画は笑えます!最高に面白いコメディ映画でもあるのです。もう予告編ご覧頂いた方などはおわかりだと思いますが、とにかく白いロボット"ベイマックス"がいちいちおもしろい!w

これは見ればわかる。会場は大爆笑に次ぐ大爆笑でありました。

ロボットでプログラミングされてて感情は無いのでいちいちお利口なんですよw ピンチになってものんびりだし、とにかく「ヘルスケア〜」とか言って癒やすことにしか目的が無いのです。

自分で癒し系とか言うなくっそwwwww



ちょっと私目線でいくつか素晴らしいと思ったところを!

◯まずは音楽!!
音楽担当はヘンリー・ジャックマン!この方ご存知ですかね?ディズニー映画への登板に驚きましたが、ざっくり言うとハンス・ジマー率いる音楽家集団リモートコントロールの一員ですね。

で、今回はバリバリのヒーロー音楽を作り上げてくれてテンションを上げてくれるのですが、彼が手がけたマーベル映画があります。

そう、『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』!!

あのX-MEN史上最高に上がる映画のスコアを担当したのがヘンリー・ジャックマンなのです!意識的なのかどうかはわかりませんが、今回の『ベイマックス』の音楽『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』ぽいのですよ!

ファースト・ジェネレーションで言うとサントラ1曲目の"First Class"という曲ですね。
この曲予習してから『ベイマックス』見るともしかしたら超テンション上がるかも!!


◯続いて街並み!!
『ベイマックス』の舞台は架空の街サンフランソーキョー!どこだよwwwww

まあ名前のまんまでサンフランシスコと東京をいいとこ取りした街ですね。いや、もう少し厳密に言うとサンフランシスコを日本にした感じですかね。一応これ、舞台はほぼ日本と見ても間違いないかと。いやまあ架空ですけどw

この和洋ごっちゃ混ぜの街がいちいち美しいんですよ。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジや美しい港が見えたと思ったら、神社あったり招き猫置かれていたりw あれですね、雰囲気で言うとロサンゼルスのリトルトーキョー的な。あんな感じ。不思議な美しさです。

その美しい街並み!美しい空!美しい海!アニメーションにおける「美しい」はどこか癒やしを与えてくれますね。これは物語的にどうこうではなく単純に見とれてしまいました。

これもまた魅力なり、といったところではないでしょうか。


◯続いてエンドロール!というかエンドロール後!
本日がワールドプレミアで世界初公開でしたので本国版はわかりませんが日本版のエンドロール2曲目はAiの"Story"の英語版です。

そのエンドロールが反則でもうここで会場みんな号泣だったわけですが、このエンドロールの感動を吹き飛ばすのがエンドロール後のおまけ映像!

もうねw エンドロール後のおまけシーンでこんなに爆笑したのは史上初です。

じわじわの笑いから会場全体が大爆笑に包まれ、おまけ中で映画終わってないのに会場拍手喝采の大歓声!!

もう言葉で書いてもおおげさじゃないくらい会場全体が「あはははははははははははは」の拍手喝采に包まれました!

この面白さは極上に素晴らしいわけですが、その空間を体験できたことでこれはもう思い出としていつまでも心に宿り続ける最高の映画体験となったわけです。一緒に見てくださった方々、何かもうありがとう!←


まだまだありますがいったんこの項目はおしまい!画像を挟んでまとめに入ります!




これだけ笑わせといて人生で大切なことが全て詰まってる!

最初に「とにかくおもしろい!」と書いたので、「中身薄くてとにかくおもしろい映画なのかな」と誤解を与えてしまうかもしれませんが、そんなことないです!

とくに説教臭くしてないのに、人生で大切なことと言いますか、気持ちで大切なことが全部詰まってる映画なんです。

兄タダシが弟ヒロを思う愛情友情。弟ヒロが兄タダシを思う愛情友情。主人公ヒロと育てのおばさんの愛情。タダシの友人たちとヒロの友情

そしてタダシとベイマックス。ヒロとベイマックスの友情というかもう何かよくわからない感情。お利口なベイマックスだからこそヒロが学んだ、復讐以上に必要なこと。これはもうある意味、争いはよくない、戦争はよくない、殺し合いはよくない、そんなストレートなメッセージでもあったと思います。それはベイマックスに学んだというか兄から弟へのメッセージ…これ以上は言えない!

「人殺しはしない」なんてバットマンみたいにカッコいいこと言いやがってw 最高じゃねーか!!

また、ネタバレになるので詳しくは言えませんが、ある意味究極の親子愛も複数の形式(一部は憎悪含む、一部は大爆笑含む)で描かれます。それらにもちゃんとすっきりする出口が用意されてるのが素晴らしいですね。ちょこっと悪いことした人はちゃんと反省しましょうね、◯◯さん!

クライマックス直前、「おいおい!ここまで完璧だったのにそんな終わりじゃ大減点だよ!」と"思わせる"展開が起きたのですが無駄な心配でしたw「そうきますか!そうくるんですか!それなら文句ないっす!ってかベイマックスwww お利口www」な展開に、もう最高の高揚感を覚えました。


さてさて、もうどれだけ語っても終わりませんし、これだといつも通り「あいつのレビューはクソ長い」とか悪口言われそうなので締めましょう!


とにかく全編おもしろくて大爆笑してしまいました。そしてその面白さの中で描かれる様々な感情に気付いたら心を鷲掴みにされ気付いたら泣いてた。そんな映画なんです。たくさん笑わせて何も残らないなんてことは無いんです。

たくさん笑ってほろりと泣いて、純粋に生きる上で大切なことや愛まで学ばせてくれたんです。


何よりもこの取り乱したブログのまとまって無さがほんまモンということ!


老若男女に「おもしろいよ!」と純粋にお勧めできる映画ここにありです!


アナ雪見た人!こっちも見ないと後悔しますよー!!!!!


2014年12月20日公開!


年末年始の爆笑&号泣はコイツで決まりだ!!




『ベイマックス』基本情報

タイトル
=ベイマックス

監督
=ドン・ホール
=クリス・ウィリアムズ

ストーリー
最先端の技術が集う都市サンフランソウキョウに暮らす14歳の少年ヒロは、謎の事故で唯一の肉親だった兄のタダシを亡くしてしまう。そんなヒロの前に、タダシが人々の心と体の健康を守るために開発したケアロボットのベイマックスが現れる。献身的なベイマックスにより、心を閉ざしていたヒロは少しずつ元気を取り戻していき、やがて兄の死の裏に潜む巨悪の存在に気付く。ヒロは兄のためにも戦う決意をするが……。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=8Bwy5SMETwU


written by shuhei


東京国際映画祭 『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』感想、ほっこり!切なく!面白い!でも、ちょっと色々語らせろコラ!!!!![ネタバレなし]



11月22日公開、東京国際映画祭特別招待作品『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』を東京国際映画祭のプレス上映で一足お先に鑑賞して参りました。


私的満足度

★★★★=星4=素晴らしい作品でした!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

WATCHAでレビューをチェック&書いてみる




まずは率直な感想!「ほっこり!切ない!面白い!」

※相葉くんと生田くんはジャニーズ所属につき映画の画像素材が配布されておりません。予めご了承ください。

さて、まずは本作のあらすじから。俳優名の方がわかりやすいと思うので俳優名でいきます。というかわかりやすく画像作りました!


まあこんな感じのラブコメであります。

主役=相葉雅紀くん&榮倉奈々ちゃん

脇役=生田斗真くん&ハン・ヒョジュちゃん

という感じですね、出演時間的には。ただ生田くんがピンポイントでクソイケメンなのとハン・ヒョジュちゃんがデキる女だけど弱いとこもあるよ的でピンポイントで可愛いのとで、二人共存在感を放っています。


[DVD発売済み]


では感想!


漫画家を目指す相葉雅紀くんの草食ヘタレっぷりと、夢を叶えつつある芸術家の榮倉奈々ちゃんのツンデレというかツンツンツンツンぶりの相性が絶妙で、付き合ってないのに夫婦漫才を見てるかのようでとても楽しかったです。

最初は相葉雅紀くんの恋成就大作戦の如く楽しく見てたんですが、途中から協力する榮倉奈々ちゃんの「実は相葉雅紀くん好きなの…」が溢れ出てきてもう切ねえの切ねえの。

大好きなのに…ずっと幼なじみなのに…ずっと幼なじみだから…近いけど…これ以上の関係にはなれない…。

おい、相葉!!榮倉奈々ちゃん泣かせんじゃねーぞコラ!!!!!!!!!

映画全編がクリスマスのお話なので、クリスマスソングまでご丁寧に使われ切なさマックス。



榮倉奈々ちゃんが夢を叶えるためにフランスへ行くのがクリスマス・イヴ。



ハン・ヒョジュちゃんはクリスマス・イヴの点灯式の責任者でその日まで奔走。



ハン・ヒョジュちゃんは生田くんが忘れられないというおまけまで付いてる!!



相葉くんはその日にハン・ヒョジュに告白する大作戦!おいおいおい!!



榮倉奈々ちゃんその日に出国!!相葉よ!気づくんだ!奈々ちゃんはお前が好きなんだ!



で!!生田は!?生田!!お前の気持ちはどうなんだよ!?



うわあああああああああ!!!!!!!!!


4人の俳優のスター性を惜しみなく発揮させつつ、デビクロくんというアニメキャラをうまいこと相葉くんの夢物語として描き、全編クリスマスでオサレな雰囲気。

ほっこりしつつ、切なくて、んで面白い!いいじゃないですかこれ。

俗にいう賞とか取る映画のような深みはこの作品にはありません。犬童一心監督であってもそこは題材的に深みとか無いです。しかし、決して浅はかでは無いのです。きっちりしっかりと、堅実にラブコメを作り上げた感じです。

「ジャニーズ二人のスター性で持たせる映画かな」とちょっとよそ見して鑑賞したのですが、とんでもありませんでした。むしろ榮倉奈々ちゃんに感情移入しちゃって全編通して榮倉奈々応援しまくり。男でも女でもこういうポジションは共感できます。

そんな感じでとても楽しめるエンタメ映画でありました。

各俳優の特性を活かしているので、この4人の俳優さんが好きな人ほどこの映画は楽しめるかもしれません。

これは長所でありつつ、批判される短所かもしれませんね。

とにかく、安心の堅実ラブコメでありまして、幅広い層が楽しめる映画ではないかと思いました。


相葉くんが相葉くん過ぎてマジで相葉くんwww

嵐の相葉雅紀くんが地味でヘタレで一途な漫画家を目指す書店員を演じていますが、これがもうハマり役過ぎて面白かったです。

何というかスター性が全くなくて、本当に女の子慣れしてない感じが出てるんですよ。ジャニーズなのにw

でもこれ、どう見ても相葉くんなんですよね。それが凄いw この存在感が凄いw

口癖は「すいません」「ごめんなさい」でいつも頭を下げてばっかりで「ハト」とか言われててwww

マンガキャラとして現実世界に飛び出てくるデビクロくんとの掛け合いも楽しく、みんなから愛されつつも一番近くにいる肝心の榮倉奈々の好意に気付かない辺りがもうヘタレの極みで、これもなぜか憎めない。

この不思議な存在感。キャスティングの妙であります。


榮倉奈々ちゃんがマジでツンデレで可愛すぎて血を吐きそうになるwww

もうですね、言い訳なしでとにかく榮倉奈々ちゃんが可愛いですこの映画!いや、こういう女の子嫌いな人もいるのでしょうけれど私はもう血を吐きそうになるほど可愛くてたまりませんでしたwww

ん〜可愛いとは違うんですかね。ツンツンツンツンなのにちょこっとデレたりたまに女の子になっちゃう感じ。たまらんwwwwwwww

壮大に相葉くんに恋愛価値観ボロカス言ってるんですが、それが全部ブーメランで自分に当てはまっちゃってる辺りが可愛いwww もう可愛いwww ホント可愛いwww

何ていうかこういう器用そうだけど不器用、不器用だけどそれ隠しちゃうツンデレ女子っていますよね。ここまで自己犠牲すぎなくても共感しちゃう女性陣いるのではないでしょうか。

もう私はこのキャラの榮倉奈々ちゃんが可愛すぎて血を吐きそうになりました。(大事なことなので二回言いました)



ハン・ヒョジュちゃんが知的可愛いで放っておけない!

私、韓流に相当疎いためハン・ヒョジュちゃんを存じ上げなかったのですが、というか「なんで韓国人このメンツに混ぜるねん」とかちょっと引きつってたんですが、これはこれであり! 仲の悪い日韓ですが文化面ではまあ良いでしょう。この映画ではありです。

知的な韓国人で、日本語がちょこっとだけ喋れる感が可愛い。んでバリバリキャリアウーマンなのに恋愛不器用ですぐ酔っちゃう。放っておけない系知的美女という感じですね。

こういう風に仕事の面で一切弱みを見せない女性が見せる弱い一面って、男は弱かったりします。榮倉奈々ちゃんよりこっちに可愛いとなった方々もいるかもしれませんね。

まあ私は榮倉奈々ちゃん派ですけどね!!



生田くんイケメンすぎワロタwww

もうね、生田くんカッコイイっす。

登場時間超少ないのに存在感パないっす。

人混みかき分けながら必死で走って来られたらもう抱かれてもいいですね。

これは見ればわかります。良い意味で相葉くんが地味に攻めてるので生田くん引き立ってカッコイイっす。見てくれ!見りゃわかる!!



まとめ

ラブコメクリスマス映画で榮倉奈々ちゃんが可愛かったのでもう普通に満足度の高いエンタメ映画という感じでした。全体的に満足です。



ただこれはこの映画に限りませんがロケ地を知っているとあれこれ矛盾に突っ込んでしまうんですよねえ。

例えば羽田空港に向かうのに晴海⇒豊洲の橋を走ったり(バス使えw)。

例えば羽田空港に到着!と思ったらロケが中部国際空港(セントレア)だったり。

こういうのはロケ地交渉の関係で致し方なしですが、気になっちゃうと意識そっちに持ってかれちゃうのでちょこっと残念です。



あとこれはご愛嬌ですが、途中で相葉くんがミスタードーナツを頬張る超わざとらしいシーンがあるんですよ。んでエンドロール見てたら特別協賛みたいので入ってましたw わかりやすいw

JALも最後便名を放送されるんですが、冒頭のイルミネーション発表シーンでちゃっかりロゴが映ったりとこの辺もわかりやすい協賛w

まあこの辺はご愛嬌ですけどねw



この映画、カップルで見れば愛を確かめ合うといいますか、お互い必要な存在であると再認識できると思います。また付き合うか付き合わないかの男女があと一歩のために一緒に見ても良いかもしれません。

そして、独り身の方々も「恋っていいな」「忘れてたあのドキドキ、また探してみようかな」なんて思えるかもしれませんよ。

娯楽映画なので映画通の方々には色々言われるかもしれませんが、面白かったです!街にクリスマスイルミネーションが灯り始めたら、また見に行こうかなと思います(*^_^*)




『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』基本情報

タイトル
=MIRACLE デビクロくんの恋と魔法

監督
=犬童一心

キャスト
=相葉雅紀
=榮倉奈々
=ハン・ヒョジュ
=生田斗真

ストーリー
漫画家になる夢を抱きながら書店員として働く光は、世界的な照明アーティストのソヨンに恋をし、幼なじみの杏奈に相談するが、偶然にもソヨンは杏奈の仕事仲間だった。杏奈は光の恋を応援するが、彼女は幼いころから密かに光に思いを寄せている。一方の光は、大学の同級生で売れっ子漫画家の北山が、かつてソヨンと付き合っていたことを知り……。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=bJoQZps2ZCQ

written by shuhei