7月 2014 - Cinema A La Carte

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』感想、最高にチャーミングな愛と人生の物語、今生きることに至福を感じることができる作品![ネタバレなし]


『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督の引退作品で、9月27日公開の『アバウト・タイム 愛おしい時間について』のレビューです。もう最高すぎました。ありがとうございました。




私的満足度

★★★★★=星5+=満点以上の個人的超傑作!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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タイムトラベル能力よりも大切なものがここに

21歳になった主人公のティムは、一家代々タイムトラベルの力を持っていることを父親から知らされます。暗闇で目を閉じてこぶしをにぎるだけで時間を少し巻き戻すことができるという、超やっつけ設定w

しかしその適当極まりないタイムトラベル設定ゆえに、物語はタイムトラベル云々よりもそれを使って少しだけ良い方向に人生や大切な人を導こうとする「愛と人生の物語」に主眼が置かれています。

陳腐な言葉で恐縮ですが、今年最高レベルの充足感を得ることができる大傑作ここにあり。といったところです。


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『ラブ・アクチュアリー』という傑作を生み出したリチャード・カーティス監督が引退作品と公言する本作。あの『ラブ・アクチュアリー』という超傑作からすると一見地味な青年の話に見えたりもしますが、それが本作では強みとして発揮されます。

主人公ティムの成長が描かれる本作。彼がスター俳優っぽさを持っておらず不器用そうな印象しかないので、とても身近な物語に感じるんですよね。

「年を取るにつれ、人生に大事なものを描きたくなった。私は車も普通のスピードで運転するし、殺人の経験もなく、スーパーヒーローに出会ったこともありません。愛、家族、友情という、普段の生活に幸せがあると気づくような映画を作りたかった」

監督自らこんなことを仰っていますね。まさにその通りです。至って普通のイギリスの青年の、成長の物語。愛と人生の物語。タイムトラベル要素を入れることで人生を是正するというSF性もありますが、それが無い私たちの生きる世界でも「失敗してもまたチャレンジ」に置き換えればティムと同じような人生を味わえる気がします。

悪役なんていない。派手なシーンなんてない。R指定ラブシーンなんてない。派手な夫婦喧嘩や家族とのいざこざなんてない。映画のスパイス無い無い尽くしの『アバウト・タイム 愛おしい時間について』。

なのに最後に感じるのはただただ満足感。見てるとき感じるのは喜びや楽しみ。

何なんでしょうこの傑作は。最後はただただ幸せで心が温かくなります。見終わってすぐ、もう一度登場人物たちに会いたくなりました。

つまりこの映画は、私にとってもう最高レベルに満足できたということであります。



主題は「家族」にあり

本作のティムはレイチェル・マクアダムス演じるメアリーと恋に落ち、セックスのミスなどをタイムトラベルで軌道修正しながら愛を育んでいきます。通常は、特殊能力を持った主人公の映画は陰謀に巻き込まれたり悪影響が出ていくSF展開になりますが、本作はなりません。

ティムはタイムトラベル能力を、ちょこっと良い方向へ軌道修正することや、家族や友人のためにしか使わないのです。だからこそ物語がトンデモ展開には発展しません。それ故にタイムトラベル能力に親近感が沸き、すんなりと受け入れようという気になるのです。

そして物語の主題をしっかりと押さえることができます。メアリーとの恋愛を含めて、本作は「家族」の物語です。メアリーとの恋愛も大切な要素でそちらも心温まるものですが、それ以上にティムと父親との物語が胸を打ちます。

父親を演じるのはリチャード・カーティス監督作品おなじみのビル・ナイです。『ラブ・アクチュアリー』のロックスター役と言えばおわかり頂けるでしょうか。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでデイヴィ・ジョーンズを演じていたのもこの俳優さんなんですよ。

そんなビル・ナイ、最高にチャーミングな父親を演じてくれています。父と息子の物語ですが、ここも変な修羅場はありません。人生を歩みながら、タイムトラベルを繰り返しながら、二人の距離はより縮まっていきます。これも変な感動とかよりもほっこりするもの。だから良いのです。

何を取っても身近に感じるエピソードの積み重ね。ちょいちょいタイムトラベル出てくるのに。

クライマックスのシーンもとても小さな物語。ある女の子が学校に登校する時、二度もパパにバイバイしに戻ってくるあの笑顔。そうそう、小さな幸せだけど最高の幸せってこういうことだと思うのです。

日常で笑顔になれることが、どれだけ幸せなことか。

世界で紛争がまた増えている今だからこそ、『アバウト・タイム 愛おしい時間について』は家族という日常の大切さをより感じさせてくれるのです。



"The Luckiest"の神懸かり的使い方と映像のチャーミングさ

『ラブ・アクチュアリー』でもそうでしたが、リチャード・カーティス監督作品は挿入歌のセンスが抜群ですよね。あとで歌詞など再確認するとより物語を深く堪能できるので、映画を鑑賞したら是非チェックしてみてくださいね。

特に今回はベン・フォールズの"The Luckiest"の使い方が神懸かりです。恋愛の素晴らしさを伝える某場面でかかるのですが、もう最高にハッピーな気持ちにさせてくれます。

ベン・フォールズ"The Luckiest"、Youtubeこちら

この曲を繰り返し聴くだけで、映画を思い出してハッピーな気持ちになります。映画のことを思い出すと同時に、いま自分が置かれている状況が如何に幸せなものかも実感できます。1曲聴くだけでこの効果。何たる映画でしょうか。

そしてロンドンを中心としたイギリスの街並みもいい味を出してます。私フランス厨でしてイギリスへ足を運んだこと無いのですが、改めてロンドン行きたいなと思いました。1〜2年以内には行ってみようかな。


身近な物語、優しさを染みこませよう

繰り返し書いてるとおり、タイムトラベル映画でありながらとても身近に感じる物語なのです。みなさん今日まで生きている中で様々な人生の道を歩んできたことでしょう。中には家族とトラブルがあった方もいるでしょう。

『アバウト・タイム 愛おしい時間について』にはそんなトラブルは描かれません。ここにあるのは最高にチャーミングな家族物語や恋模様です。それが仮にみなさんの家族エピソードと合致しなくても「こんな家族いいな」と思えることでしょう。

その意味で、今独り身であっても、家族とうまくいってなくても、恋人とうまくいってなくても、万人に見てほしい作品であります。もちろん今幸せを感じてる方々がより幸せになるヒントも詰まってます。

公開までまだ少しありますが、9月のお勧め作品です。是非覚えておいてくださいね。


あ、大事なことを言い忘れてました!レイチェル・マクアダムスが今回も可愛すぎます。これだけで元取れます。


おしまい。


『アバウト・タイム 愛おしい時間について』基本情報

タイトル
=アバウト・タイム 愛おしい時間について

英語タイトル
=About Time

監督
=リチャード・カーティス

キャスト
ドーナル・グリーソン
=レイチェル・マクアダムス
=ビル・ナイ
=トム・ホランダー
=マーゴット・ロビー

ストーリー
イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=u2PUMA6nFWk


written by shuhei


『ぼくを探しに』感想、都合良く(悪く)改変された記憶を正す旅、そして思わず吹き出す童貞と処女の攻防…![ネタバレなし]


傑作アニメ『イリュージョニスト』のシルヴァン・ショメ監督の実写映画『ぼくを探しに』のレビューです。


私的満足度

★★★★★=星5=お見事!これは傑作です!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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2歳の記憶を改変する旅へ

試写で拝見させて頂きましたが、前情報少なめどころか0で拝見しました。ポスタービジュアル1枚と『アメリ』のプロデューサーという情報だけです。

映画が始まってもフランス映画特有(褒め言葉)の何が進んでるのかわからない感が先行して、最初の30分は若干眉間にしわを寄せながら物語に入り込もうと努力する我慢の時間が続きました。

30分を過ぎた頃でしょうか、物語が徐々に動き始めました。そこからはもう様々な魅力溢れる至福の時間。どうあがいても丸く収まらないだろうというクライマックス直前の展開から、強引に丸く綺麗に納めてしまう神がかりのエピローグもあり、大満足の1時間40分となりました。


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主人公ポールは2歳の時に両親を亡くしたショックから、言葉を発することができなくなってしまいました。しかし2歳の時に何が起きたかはポール自身もちゃんとは覚えてない。ただ覚えてることは母親は優しくて父親はおっかなかったということだけ。

そんなポールは33歳になったある日、同じアパートにすむプルーストおばさんと出会います。このプルーストおばさんはちょいと怪しい人で、飲むと過去の記憶を辿ることができるというハーブティーを調合してました。

ポールもそのハーブティーを飲むことになり、彼は徐々に過去の記憶を取り戻し、真実へと迫っていきます。


「両親は殺された」それはなぜ?誰が?何のために?


それを迫っていくミステリー的展開、まさかのミュージカル調シーン、童貞ポールに歩み寄る超積極的処女の中国人の行動、そしてポールの未来…重い題材になりそうなものをユーモラスで可愛く楽しく描いた『ぼくを探しに』。これ、愛せずにはいられないわけです。



シルヴァン・ショメ監督初の実写長編映画

傑作アニメーション『イリュージョニスト』のシルヴァン・ショメ監督が初めて長編実写監督を務めた本作ですが、アニメーション出身であるその過去の経験が良い意味で染みついている世界観が、本作にピッタリです。

パリの雰囲気を癖たっぷりに描き、記憶のシーンはミュージカル調となり、色はまるで絵本の世界、それでいて描くべき主題や物語はきっちり描く。お見事なバランス感覚であります。もし夢の世界が普通の演出だったり、逆に全てが絵本のようだったらこういう満足度にはならなかったとおもいます。

「私は映画館に、違う世界を探検しに行くのが好きなのです」という監督の言葉が、映画に愛溢れて体現されていたと思いました。

非日常っぽさが魅力でありつつ、記憶を辿り未来を見据える重要性は今を生きる私たちも必要としているものです。そのバランスがかなり気に入りました。

楽曲が全て3拍子!

「ディスコチューンを含めた楽曲すべてを3拍子にしました。3拍子でダンスを踊るときは、子供をゆするように、或いは腕に誰かを抱えるように体を動かすからです。それは温かく、まるで母親のようです。」

こんなことを監督自ら仰っています。

なるほど!だからこそ心地よさを感じ、派手でないのに音楽を心地よく感じ(映像との連動もあり)、愛を感じたのでしょう。


マダム・プルーストおばさん最高!

映画に突如登場し、謎の行動しまくって、謎のハーブティー差し出して、ポールを記憶の旅へと誘うプルーストおばさん。このおばさん、癖ありまくりですが物語が進むにつれてとても愛情を持ったすてきなおばさんであることがわかります。

いつも気さくで力強くポールを支えてくれたおばさんの、後半のまさかの展開には驚きもあります。いつも冷静なおばさんが取り乱す様、色々考えるところがありました。

この映画の主人公はポールですが、プルーストおばさんがいなければあのエンディングにはならないわけです。その意味でこの映画の登場人物たちの中で最大の功労者はプルーストおばさんで間違いないのです。



童貞と処女の攻防に抱腹絶倒w

ポールは言葉を喋れず、友達もいません。そんなある日コミュ障の中国人と出会います。お互い音楽をやっている共通点があり、合奏することで心を少し開いたかなと・・・思われたとき映画では大事件が起きました。

「あなた童貞?わたし処女なの」

何ですか、この唐突のカミングアウトは! この中国人の女の子、嫌みではなく好感的に申し上げて地味子ちゃん。そんな子がいきなり音楽やってる時にこんな発言するもんですから童貞のポールくん大慌てw

その後なぜか超積極的アプローチし始めた中国人w 手を触れようとするだけで手をどけるポールw おいwww 童貞しっかりしろwww

馬鹿にする意図はなく、絵本に書いたような恋愛初心者二人の攻防は見ていてにやにやしてしまうながら「おい! 二人ともガンバレ!」と応援したくなるものでした。

結末がどうなったか? それは劇場でご覧くださいw


『思い出のマーニー』とテーマは似てる

記憶の旅と未来への成長。このテーマは、物語こそ違えど現在公開中のジブリ最新作『思い出のマーニー』と似てるんですよね。

人間は壁にぶつかったとき、すぐに外の何かにすがろうとします。しかし、肝心な答えはその外ではなく自分の内側にあったりするんですよね。

これは『思い出のマーニー』でも『ぼくを探しに』でも同じでした。そこから未来をしっかりと提示してるのも良かったです。

『ぼくを探しに』は童貞と処女の攻防こそありますが、誰が見ても楽しめるほんわかした傑作です。ミニシアター扱いになると思いますが、デートにもオススメできる1本だったりします。

公開は8月2日から。たくさんの方に見てほしいですね。

おしまい。



『ぼくを探しに』基本情報

タイトル
=ぼくを探しに

英語タイトル
=ATTILA MARCEL

監督
=シルヴァン・ショメ

キャスト
ギョーム・グイ
=マダム・プルースト
=ベルナデット・ラフォン
=エレーヌ・バンサン
=ルイス・レゴ
=ファニー・トゥーロン


ストーリー
「ベルヴィル・ランデブー」のサントラで使われた楽曲「アッティラ・マルセル」に着想を得て、仏文豪マルセル・プルーストの小説「失われた時を求めて」のエッセンスも織り交ぜながら、孤独な主人公が不思議な女性との出会いから失われた過去の記憶が呼び覚まされ、少しずつ変化していく人生を描いたファンタジックな物語。幼い頃に両親を亡くし、そのショックで言葉を話すことができなくなったポールは、伯母のもとで世界一のピアニストになるよう育てられる。友だちもいない孤独な人生を歩み、大人になったポールは、ある日、同じアパルトマンに住む謎めいた女性マダム・プルーストと出会う。彼女のいれたハーブティーを飲むと、固く閉ざされた心の奥底の記憶が呼び覚まされていき、ポールの人生に変化が訪れる

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=v8Pouv1nNSI


written by shuhei


『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』感想、こうして優子は去っていった[ネタバレなし]


遅ればせながら『DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?』を鑑賞しました。


大島優子、大島優子、大島優子!

大島優子の卒業に併せての映画公開の時点で予想はついておりましたが、やはり大島優子、大島優子、大島優子な内容でした。個人的にこれに関しては特に賛否の意見は持ちあわせておりません。

私はAKB48に関してはヲタクではありませんが、かなり好意的な意見を持っており、推し(と言っても握手とか行ったことないですが)は一応松井玲奈ちゃんだったりします。誰かのアンチでもないので、大島優子も普通に好きな部類でありました。

その大島優子の卒業発表からの卒業コンサートの半年間をカメラは追い続けていました。彼女のAKBに対する思いや今後の夢を改めて見ることができて、感動することができました。

良くも悪くもとにかく大島優子の内容ですので、大島優子推しの方にはかなり良い内容でしょう。逆に大島優子のアンチなんかであったら全く響かないのではないかなと思いました。


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映画を見る直前、私が思ったことは「誰から始まるのかな?」でした。これが何と大島優子ではなかったんですね。しかし本編は大島優子、大島優子、大島優子。前回のドキュメンタリーのように最初と最後が繋がっていない点など若干とっ散らかってる感じがしました。

しかし破綻してることは全くなく、大島優子以外のエピソードがクライマックス直前にちゃんと集約されていったのは良かったです。ただ最後は結局大島優子の話なので、その辺のバランスが前回のドキュメンタリーよりも悪くは感じました。


実は私、前回のドキュメンタリーを見てAKB48を好きになりました。嫌いだったわけではなく、ただ興味が無かっただけで、映画を見て一気に興味を持ちました。気付いたらAKB本体よりSKE48に興味を持ったのはきっと何かの事故です(笑)

前回よりもとっ散らかってる感は否めない作品ですが、ドキュメンタリーであり、推しの松井玲奈ちゃんが前回ほぼ出演なしだったのが数分のエピソードは入るようになった点などで満足してる事もあり、最後は何だかんだ感動したのは事実です。

AKBが好きで、特にアンチメンなどいない人なら、きっとこの作品を見て何かを感じると思います。


ここからは主要メンバーに関して軽く感想を。

高橋みなみ

今回はとにかく強い面が描かれていました。前作ではインタビュー映像などもありましたが、今回は実際活動してる部分がクローズアップされていました。大島優子が卒業した今、たかみなにはただただ最後まで頑張ってほしいなと思います

渡辺麻友

総選挙で遂に1位になったまゆゆですが、意外と扱いが小さかったです。大島優子卒業発表直後に「麻友ちゃんは大丈夫だよね」とたかみなに言われて特に動揺もしていなかったことにプロ意識を垣間見ました。ひたむきなザ・アイドルは健在で、推しではないですが改めて好感が持てました。

指原莉乃

前作ではスキャンダルの話を扱われていましたが、今回はほぼ扱いなしでびっくりです。さしこが1位になった2013年の総選挙もかなり扱いが小さく、『恋するフォーチュンクッキー』のエピソードなど皆無。良し悪しでは無くコメントできないほど話が出てきませんでした。

柏木由紀

相変わらずゆきりんは素を出さないというか弱い面を出しませんよね。そこが好感持てるとこでもあります。大組閣でNMBとの兼任が発表されても、驚いてる風のコメントしつつ堂々としてる姿などがザ・アイドルで見事だなと改めて思いました。

松井珠理奈

珠理奈の扱いに今回は最も驚きました。前回は成長物語やUZAのエピソード、「恋愛なんていつだってできる」発言など、かなり存在感がありました。しかし今回は指原同様にほぼ扱いなし。松井玲奈推しとしては珠理奈の扱いが大きいと少ししょぼくれること多いですが、前作のあの続きの珠理奈の成長を見たかったこともあり、些か残念でもありました。

松井玲奈

やっと扱ってくれた!やっと!やっと!というのが推しとしての感想です。大組閣で乃木坂46との兼任が発表された玲奈ひょんですが、チームEのメンバーへ大人なまとめコメントをした後、エレベーターで1人泣き崩れるシーン、推しとして涙するしかありませんでした。

AKBの選抜もやり、SKEではW松井としてフロント、乃木坂46でも選抜、映画の主演デビューもした玲奈ひょん。ドキュメンタリーでは少しの扱いでしたが、これからも応援していきたいと改めて思いました。

山本彩

さや姉もほぼ扱い無しでびっくりです。好きなメンバーの1人ですが、ほぼ出てないのでコメントもできないですね。

島崎遥香

ぱるるも意外な事にほぼ扱い無しでしたね。「AKBとして次に進みたい」発言はありましたが、特にエピソードはありませんでした。ただ大島優子の卒業コンサートでメンバーみんなが優子と握手をしてく中サラッと手だけ振って去っていった辺り、さすがマイペースぱるるだなと思いました。ぱるるのマイペースっぷりは賛否割れますが、これからも応援していきたいメンバーの1人であります。

小嶋陽菜

相変わらず(笑)これだけ(笑)

宮澤佐江

佐江ちゃんは大島優子の親友なので卒業の事はやはり事前に知っていたようですね。そのシーンくらいしか扱いがありませんでしたが、SKE兼任にもなったのでこれからも頑張ってほしいです。

横山由依

次世代リーダー、というかもう普通にたかみな後継レベルなわけですが、意外にも扱いが小さかったです。ただ、少しだけ出てきたエピソードを見ても、ゆいはんはリーダーらしさ出てきたなと改めて思いました。

峯岸みなみ

優子を支え、チーム4を支える姿に好感度がアップしました。丸坊主事件で好きじゃなくなりましたが、ここ半年のバラエティでの活躍などもあって最近はわりと好感持ててます。またニセ剛力やってほしいですね(笑)


その他気になったことやメンバーについて書いておしまいにします。

ドラフト生

最初の方でかなりふんだんに使われていましたが、後半は優子一色になりイマイチ存在感示せず。前作みたいにクライマックスで使用することで「これからのAKB」という希望を見せてほしかった気もしますね。

岩田華怜

意外にも大きな扱われ方をしましたね。あまり興味がないメンバーでしたが、東北出身メンバーでもあり、これからも頑張ってほしいなと思いました。

小嶋真子

こじまこはちょいちょい映画で存在感ありましたが、やっぱ選挙結果悔しかったんだなあと改めて思いました。来年は選抜目指して頑張れ!

岡田奈々

岡田奈々ちゃんのザ・真面目っぷりは大好きなんですよ。映画を見てて気付かなかったのですが、リハ中に靴履いたまま客席の椅子に寝転がった件が一部で問題視されちゃってますね。まあそこは後から知ったのでコメントさし控えます。

今回の映画において最も印象に残った言葉はこの岡田奈々の言葉なんです。
「泣いたって何も変わらないんだから。」このストイックさ、さすがです。泣いてる暇あるなら考えて行動しないとというそのスタンス、大好きです。

ただ、その真面目でストイックな岡田奈々ちゃんは、だからこそ色々抱え込んでしまっていて悩みまくってるのが映画から伝わってきました。真面目というキャラクターは浸透させにくい部分がありますが、これからもほぼ2推しで応援していきたいと思いました。


UZA

国立競技場で開催されたコンサートの"UZA"の映像が使われてましたが・・・、何なんですかこのカッコよさ・・・"UZA"自体がAKBの楽曲でかなりカッコいい部類なわけですが、PVやじゃんけん大会でのお披露目の映像を抜いて最高の"UZA"を見ることができました。この部分だけでも映像売ってほしいです(笑)

襲撃事件

川栄李奈と入山杏奈がのこぎりで襲われた事件ですが、映画では避けて通らずに扱われていました。しかし、ここは良い意味で淡々としていました。起きたことを伝え、メンバーたちのその後のSNSの書き込みを紹介。そしてチームAの公演再開。

痛ましい事件がではありましたが、ここからAKBグループはまた頑張っていくんだという展望が描かれていて素直に感動しました。


その先へ

結論として大島優子卒業エピソード以外が「その他」と言う感じであり、ここが潔くもあり、残念でもあると思いました。せめて最後に「これからのAKB」を時間取って入れてくれたらもっと好感持てたのになと思いました。

残念と書きましたが、言い直しましょう。「もったいない」です。

AKBグループは、これからも苦難をガチで乗り越えてくのでしょう。アイドルである以上、いつか人気に寿命が来るかもしれません。AKBは毎年「今年で終わる」なんて囁かれます。しかし、間違いなくここ1年は大丈夫でしょう。1年後にまたドキュメンタリーが見れたら個人的には嬉しいです。


今回の映画はAKBを知らない方にはあまり面白くないかもしれません。AKBを知るためでしたら、ドキュメンタリー第3弾『DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain』の方がお勧めですのでこちらを入手してまずはご覧になられると良いでしょう。


AKB48グループ、これからも頑張ってください。応援しています。


written by shuhei


モノクロPhotos:夏ディズニー"雅涼群舞"、その1

今年の夏ディズニー、ディズニーランドのスペシャルショーは"雅涼群舞"。とりあえず中央後ろ付近からミッキー、ミニー、ドナルド、デイジーを。


まずはピンでミッキー


ミッキー&ミニー、安定のイチャコラw


続いてデイジーをピンで。


ドナデジも負けじとイチャコラ


両チーム揃う後半、引き目で撮るとこんなんですな。


 同じく引き目で。


最後は健闘を讃え合い。


とりあえずこんな感じですね。

雅涼群舞はやはり昨年・一昨年の"爽涼鼓舞"に比べると色々ダウンスケール感が否めません。ただ、ダウンスケールの中で演出は頑張ったなと思いますね。音楽もノリ良くて好きです。

クリエイター頑張ってるのでオリエンタルランド、もう少しだけ予算割いてほしいものですね^^;

『ダイバージェント』感想、ハンガー・ゲームのように作り上げられた世界で展開されるのは何と・・・[ネタバレなし]


アメリカで大ヒットを記録した『ダイバージェント』、やっと日本公開したので見て参りました。

私的満足度

★★★=星3=普通に楽しめました!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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『ハンガー・ゲーム』好きとしてはこの作り上げられた世界観は好き!

大きな戦争があった100年後の世界で、平和均衡を保つため5つの派閥共同体が作られ、人々は16歳の時に受ける性格診断でその5つのどれかに振り分けられる。

という『ハンガー・ゲーム』顔負けのコテコテに作り上げられた世界観で展開されるのがこの『ダイバージェント』です。


[DVD発売済み]

設定ありきで運命に翻弄されながらも戦いぬく少女を描く点でも『ハンガー・ゲーム』と似ていますね。主演を演じるシャイリーン・ウッドリーは『ファミリー・ツリー』で主演のジョージ・クルーニーの娘役を演じ一気にブレイク。『アメイジング・スパイダーマン3』への出演も決まっている注目女優です。

そんなシャイリーン・ウッドリーが主演で『ハンガー・ゲーム』っぽいことするとなったら、私とっても期待してしまったわけであります。評価は平均の3つ星とさせて頂きましたが、コテコテ世界観での少女の苦悩や葛藤、そして戦い、こういうのやっぱ良いですね。

一応本作は4部作の1作目という立ち位置なので今回はルールをしっかりと描くことに徹していたのかなと思いました。丁寧にルールを描きつつ、少女の16歳というターニングポイントとその後を描くので間延びしません。あっという間の1時間20分でありました。

作り上げられた世界観で展開される作り上げられたお話はリアリティが無く、そのリアリティの無さが実写でしっかりとディテイルまで描かれる点、むしろたまらない部分がありました。


さながらベストキッド

主人公ベアトリスは異端とされてしまい、生命を追われることになってしまうのですが、一応選択した派閥は勇敢(ドーントレス)でした。

ここで1人の戦士となるがごとく訓練を重ねていくのですが、このトレーニングして鍛え上げられて成長させられる様、さながら『ベストキッド』ですね。また『バットマン・ビギンズ』でもあるでしょう。こういう訓練、鍛錬を重ねて成長してその後に繋がる様、高揚感があってたまりません。


アメリカのティーンにバカ受け

『トワイライト』シリーズ、『ハンガー・ゲーム』シリーズなど、日本では大ヒットせずともアメリカではアメコミ大作並にヒットしたシリーズ。この2つと『ダイバージェント』は共通しています。

そう、アメリカでの大ヒットの主要因がティーン層から圧倒的支持を受けたということです。

皆と同じではない異端の道に進まざるを得なくなり、そこで男と出会いつつも淫らな恋愛はせず愛を模索する。そして苦悩しながらも人生も模索していく様。その主人公がティーンの女の子。アメリカティーン層のヒット条件が『トワイライト』『ハンガー・ゲーム』と同じで揃ってるんですよね。作り上げられたお話も没頭するためのプラス要因として働きます。

単純に感覚の違いもあるのでしょうけれど、日本だとこういうの流行りませんね。私は『トワイライト』は好きじゃなくて『ハンガー・ゲーム』は好きという意味不明な好みですが、『ダイバージェント』も好みが分かれるなと思いました。そしてそれだけでなく、残念ながらほとんどの日本人はこの映画の存在すら知らずに過ごしていくのだろうと思いましたね。


この結末は続きにどう影響するのか?

1つの作品としての起承転結をしっかりと構築してるので「おい!残りは続きかよ!」にはならない作品になっています。ただ結末を迎えたその後の運命がやはり気になるところで、続編ありきの1作目ですので、次以降あのラストが影響していくのだろうと思うと楽しみにもなります。

アメリカでは大ヒットしましたが、超大ヒットはせず。ペイはできてると思いますが続編どうなることやら。

是非みなさんには『ダイバージェント』を見る見ないよりも、この映画の主人公を演じたシャイリーン・ウッドリーを覚えてほしいと思います。今後注目される女優の1人となるでしょうからね。

おしまい。




『ダイバージェント』基本情報

タイトル
=ダイバージェント

英語タイトル
=Divergent

監督
=ニール・バーガー

キャスト
=シャイリーン・ウッドリー
=テオ・ジェームズ
=ケイト・ウィンスレット
=マギー・Q
=ジェイ・コートニー

ストーリー
全人類が16歳になると強制的に5つの共同体(ファクション)に振り分けられ、その中で生涯を過ごすことで平和を築いた近未来世界。少女ベアトリスは、ファクションに振り分けられる「選択の儀式」において、「勇敢(ドーントレス)」「無欲(アブネゲーション)」「平和(アミティー)」「高潔(キャンダー)」「博学(エリュダイト)」のどのファクションにも該当しない「異端者(ダイバージェント)」であると判定される。異端者は、その存在自体が知られてはならず、政府の抹殺対象でもあることを知った彼女は、儀式の結果を偽って「勇敢」のファクションに所属し、名前もトリスに変えて身を隠す。軍事・警察の役割を担う「勇敢」での厳しい訓練で徐々に強さを身につけていくトリスだが、何者かによる異端者暗殺計画が動き出し、その身に危険が迫る。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=sROzAsJ1qds


written by shuhei


『複製された男』感想、何ですかこれは?w [ネタバレなし]


ジェイク・ギレンホール主演の『複製された男』を鑑賞したのでレビューになります。

私的満足度

★★=星2=ん〜イマイチ乗れませんでした。

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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えっと、何がしたいんでしょうか?(笑)

日本では今年公開された『プリズナーズ』という秀作を監督したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作です。『プリズナーズ』が良質サスペンス+問題提起でお見事な完成度だったわけですが、本作に関しては「は〜?w」と苦笑交じりの意味不明さでございました。

しかしですね、決して「許せない!」とか「駄作だ!」では無いんです。イラッとはしません。???に頭が包まれつつ、「あ〜これ監督好き勝手作ってるから監督は超満足してるパターンだw」となぜか微笑ましくなるくらいでしたw


[DVD発売済み]

話の構成は単純で、大学教授のジェイク・ギレンホールが映画を見てたら自分そっくりさんの脇役を発見して会いに行くお話です。これがですね、会ってみたらそっくりじゃなくて瓜二つでまるでクローンのような人だったんですよ。

で、「誰だお前は!?お前はオレか!?」となるわけです。構成はこんな感じで簡単です。問題はその経過の描き方やオチ等なわけです。

サスペンスフルに何かの陰謀に巻き込まれる事もなく、淡々と二人のジェイク・ギレンホールが対面して、周りの人間関係も淡々と浮かび上がるだけの物語の運び。演出は『プリズナーズ』と同じっちゃ同じなんですが、娘が誘拐されてるそれとジェイク・ギレンホール二人が向き合ってるそれじゃまあ緊張感に雲泥の差がありましたね。


解説いくつか読んで「ああ、なるほど!」とはなった

本作はホント意味不明なので配給会社さんも困っちゃったのかネタバレ解説&レビュー投稿ページなるものが公式に用意されています。

これ見て二人の男と二人の女の真意を把握し、母親の存在感を痛感し、蜘蛛に象徴される呪縛的な諸々を痛感しました。

ネタバレは書きませんが、物語の基本構造自体は実はとてもシンプルでございました。まあ浮気いくない!という話っちゃ話ですねw


他にプロット無かったのでしょうか?w

二人の男の対峙、二人の女性、母親、蜘蛛。これらが主要要素となるわけですが、これらを描いてメッセージ性や社会への問題提起をするのであれば、もっとわかりやすいプロットや面白いプロット用意できなかったんでしょうかね?

とも思うわけでありますが、冒頭に書いたように監督の満足度というかドヤ顔感が作品全体から伝わってくるので、これがやりたかったんだろうなとどこか微笑ましくもなったりしますw

ぶっ飛んでいて、わかりにくい作品ですが、物語の真意がわかると全く違った見方ができる作品ですので、色々細かいとこなど詰めてきたい方には楽しめる映画と思いました。

あとジェイク・ギレンホールが二人出てくるので当然ジェイク・ギレンホール好きにはたまらないでしょう。

おしまい。


『複製された男』基本情報

タイトル
=複製された男

英語タイトル
=Enemy

監督
=ドゥニ・ビルヌーブ

キャスト
=ジェイク・ギレンホール
=メラニー・ロラン
=サラ・ガドン
=イザベラ・ロッセリーニ
=ジョシュ・ピース

ストーリー
自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたミステリー。大学の歴史講師アダムは、DVDでなにげなく鑑賞した映画の中に自分とそっくりの端役の俳優を発見する。驚いたアダムは、取り憑かれたようにその俳優アンソニーの居場所を突き止め、気づかれないよう監視するが、その後2人は対面し、顔、声、体格に加え生年月日も同じ、更には後天的にできた傷までもが同じ位置にあることを知る。やがて2人はそれぞれの恋人と妻を巻き込み、想像を絶する運命をたどる。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=PCBnoKpAXQU


written by shuhei