『ハンガー・ゲーム2』感想、1作目を凌ぐスケールで大満足の2作目!しかし続きが気になる!(笑)【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]
□『ハンガー・ゲーム2』基本情報
タイトル=ハンガー・ゲーム2
原題
=The Hunger Games: Catching Fire
監督
=フランシス・ローレンス
出演
=ジェニファー・ローレンス
=ジョシュ・ハッチャーソン
=リアム・ヘムズワース
=ウッディ・ハレルソン
=エリザベス・バンクス
ストーリー
独裁国家パネムが毎年開催し、12の地区から選ばれた少年少女が最後の1人になるまで戦い続ける「ハンガー・ゲーム」を生き延びたカットニス。彼女の勇気ある行動が民衆に希望を与え、国家に対する革命の火種になりつつあった。やがて節目の記念大会となる第75回ハンガー・ゲームが開催されることとなり、カットニス抹殺を企む独裁者スノーは、歴代のゲーム勝者を戦わせるという特別ルールを設ける。
予告編
=http://www.youtube.com/watch?v=e52SwCcaYUI
□感想「1作目を凌ぐスケールで大満足の2作目!しかし続きが気になる(笑)」
"スノーはカットニスが大嫌いなので第75回ハンガー・ゲームを開催して消しちゃえ!というのが今回2作目のお話です。でもカットニス最強じゃね?そう、最強だから歴代の優勝者で競わせて消そうぜ!"っていうのが今回のお話です。↑上の意味がわからない方は本作を楽しめませんので1作目『ハンガー・ゲーム』をご覧になってから挑んでください。
[DVD発売済み]
『ハンガー・ゲーム』1作目
私は1作目の『ハンガー・ゲーム』が大好きで、それを踏まえてのこの2作目鑑賞でした。なので、もう存分に楽しんだわけですが、日本て『ハンガー・ゲーム』の評判悪いんですよねえ。これはおそらく「ハリウッド版のバトルロイヤル」とかいう宣伝をしたせいもあると思うんです。
バトルロイヤルはバトルロイヤル!
ハンガーゲームはハンガーゲーム!
そうしないと本作はもっとつまらなくなります。なぜなら映画『ハンガー・ゲーム』シリーズにおいて殺し合いのゲームは一側面でしか無いからです。このシリーズはあくまでも架空の設定において主人公カットニスを描くものなのです。
なのでゲーム以外にカットニスの心情だったり、ピータとの恋愛模様だったりもしっかりと描かれていきます。その世界観が魅力の映画なのです。
ここまで書いたことに納得できた方は今回の『ハンガー・ゲーム2』を楽しめます。まあ言ってしまえば今回の殺し合いゲームは映画の後半だけですよ、ってことです。その点は構えておいて良いと思います。
前半ドラマを楽しんだ後の後半の殺し合いゲームは超スケールアップ!これはもう問題なく楽しめる要素でしょう。スケールアップは言いすぎですかね、要は敵が強いんです。そりゃ歴代勝者ですから。よって見応え充分です。
主演のジェニファー・ローレンスが相変わらず魅力的にもほどがあります。『世界にひとつのプレイブック』で主演女優賞を受賞してからの本作、ホント波に乗ってますね。お見事であります。
あとはやはり主催側の怪演が1同様に面白いですね。ドナルド・サザーランド、ウディ・ハレルソン、エリザベス・バンクスに加えてフィリップ・シーモア・ホフマンも。この怪演がまあ憎くて憎くて。それすら魅力であります。
テンポが早いので飽きることは一切無くファンなら絶対に楽しめますが原作の説明を少々省いているようにも思いました。原作ファン向けでもありますし、それで良いのかもですし、不必要と判断して映画では切り落としたのかもしれないですね。それがテンポの良さという意味で好転してるのでこれも文句とまではいかないです。
という感じで『ハンガー・ゲーム』ファンなら絶対に楽しめます!オススメです!
が・・・2作目だけあって続きが気になる終わり方でしたね(笑)次が最終章ですがハリーポッターやトワイライト同様に2部作で分けられます。よってこの2でやっと折り返し点といった所でしょう。
「早く最後まで見たい!」「続きが気になる!」そう思った時点で本作は相当魅力的だったのでしょう。素晴らしい映画でありました。
□『ハンガー・ゲーム』原作小説
□ジェニファー・ローレンス出演作品
written by shuhei