11月 2013 - Cinema A La Carte

【ノーラン先生神経質過ぎwww】『ダークナイト・ライジング』のラストの流れをスタッフにも極秘にするため、ブルース・ウェインも参列のミランダ・テイトの葬儀シーン(フェイクシーン)を撮影していたwwwww

『クリストファー・ノーラン版バットマン三部作、闇の騎士徹底解説』
Amazonにて電子書籍発売中


※この記事は『ダークナイト・ライジング』のラストシーンに言及しています。

こちらのニュース記事で知って爆笑しましたw→こちら(英語記事)

さて、タイトルそのまんまの内容になりますw
『ダークナイト・ライジング』のラストシーンを極秘にするためスタッフすら騙していたクリストファー・ノーラン監督www

『ダークナイト・ライジング』のラストの流れはベインは手下で、ブルース・ウェインの恋人になったと思われていたミランダ・テイトが実は黒幕。んで本名はタリア・アルグールで『バットマン・ビギンズ』のラーズ・アル・グールの娘という流れでした。

何とかバットマンはタリアを倒しましたがその後ザ・バットで沖合に爆弾を運びそのまま爆死という流れでした。(その後生きてたってわかるけど)

で、映画ではブルース・ウェインの葬式がゴードン、ジョン・ブレイク、フォックス、そしてアルフレッド参列の元に開かれました。

しかしその時映ったお墓の"ブルース・ウェイン"という名前はCG処理して作っていたことが判明www撮影時は下の画像のようにミランダ・テイトの葬式で撮ってたみたいですwwwラストの流れは1人でも少ない人数での極秘事項にしたかったのでしょう…。


どんだけ秘密主義なのクリストファー・ノーランwww
下のYoutubeの映像を見るとクリスチャン・ベイルの姿が!
つまり偽シーン撮るためだけに登場とwww




流れとしては、

1:いつも通り撮影開始

2:スタッフを減らしてリテイクと見せかけて映画で見れたあのシーン撮影

3:お墓の名前CGで置き換え

お墓をミランダ・テイトで作っておくことで美術周りの方々にはまずラストを極秘にできます。その場で撮影していたごく一部のスタッフのに真実を知っていたという流れにできます。

今だからこそ爆笑エピソードですが、『ダークナイト・ライジング』のラストは公開当初「決して言ってはいけない」風潮でしたもんね。

クリストファー・ノーラン、恐るべし!!wwwww

【超悲報】『かぐや姫の物語』の興行が大苦戦…ここら辺でジブリの過去の興収全て振り返ってみましょうか。


↑この記事が「かぐや姫の物語 感想」で検索1ページ目に出る関係で
ブログは大盛況なんですが、映画の興行が・・・



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ジブリ映画オープニング興行比較

『かぐや姫の物語』
オープニング2日間=2億8425万円、動員22万2822人
→最終興収予想20〜30億円

『風立ちぬ』
オープニング2日間=9億6088万5850円、動員74万7451人
→興収約120億円で現在も興行中

『崖の上のポニョ』
オープニング2日間=10億2488万555円、動員81万4333名
(3日で15億7500万円の動員約125万人)
→最終興収155億円

『ハウルの動く城』
オープニング2日間=14億8384万3060円、動員110万4980人
→最終興収196億円


『かぐや姫の物語』、言葉悪いですが456スクリーンでこれは大ゴケです…。

『かぐや姫の物語』の最終興収予想

『かぐや姫の物語』はジブリ屈指の傑作だと思うんですけどねえ…この苦戦具合はとても残念です。さて感情でものを言っても仕方ないので軽く試算を。

近年のオープニング2日間興収をざっくり並べると以下になります。

ハウル=14.8億

ゲド=9.1億

ポニョ=10.3億

アリエッティ=9.0億

コクリコ坂=5.9億

風立ちぬ=9.6億

かぐや姫=2.8億

『かぐや姫の物語』は『コクリコ坂から』の約半分という惨敗結果。

『コクリコ坂から』の最終興収は44.6億円です。となると『かぐや姫の物語』はこのままだと30億円に届かない結果になりそうです…。製作費50億円に宣伝費も考えると…『風立ちぬ』の稼ぎでとんとんと言ったところでしょうか…。

『かぐや姫の物語』は本当に傑作なんですよ。ただ私知ってます。映画ファンが傑作って言ってもそこまで人入らないの。『ダークナイト』なんかそうだったし。一般層へのテコ入れでどれだけ上乗せできるか…さあ電通✕博報堂頑張るんだ!!(他人事)

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※12月2日追記
公開2週目にして早くも首位陥落してしまいました…。
『劇場版 SPEC−結− 爻ノ篇』が初登場首位となりました。
先週この記事を書いた際に「期待値が高くてみんな初日を避けたんだ」と批判コメント頂きましたが、まあこういうことです。

SNS等で何度も言ってますが『かぐや姫の物語』は超傑作で私絶賛しかしてません。なのでこの記事を書くことは映画を貶めるのではなく頑張ってほしいという表れであります。

今のままでは大赤字へまっしぐら。みなさん・・・劇場へ行きましょう・・・。

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ジブリ作品の興収ランキング(風立ちぬまで)

※映画の値段や興収と配収の違いなどありますが順番は多分これで合ってます。

第1位
『千と千尋の神隠し』…宮崎駿監督/304億円/2350万人/2001年

第2位
『ハウルの動く城』…宮崎駿監督/196億円/1500万人 /2004年

第3位
『もののけ姫』…宮崎駿監督/193億円/1420万人/1997年

第4位
『崖の上のポニョ』…宮崎駿/155億円/1200万人/2008年

第5位
『風立ちぬ』…宮崎駿/約120億円/約1000万人/2013年
※まだ興行中

第6位
『借りぐらしのアリエッティ』…米林宏昌監督/92.5億円/750万人/2010年

第7位
『ゲド戦記』…宮崎吾朗監督/76.5億円/588万人/2006年

第8位
『猫の恩返し/ギブリーズ episode2』…森田宏幸監督/64.6億円/550万人/2002年

第9位
『コクリコ坂から』…宮崎吾朗監督/44.6億円/355万人/2011年

第10位
『紅の豚』…宮崎駿監督/28億円/304万人/ 1992年

第11位
『平成狸合戦ぽんぽこ』…高畑勲監督/26.5億円/325万人/1994年

第12位
『魔女の宅急便』…宮崎駿監督/21.5億円/264万人/1989年

第13位
『おもひでぽろぽろ』…高畑勲監督/18.7億円/216万人/1991年

第14位
『耳をすませば/On Your Mark』…近藤喜文監督/18.5億円/208万人/1995年

第15位
『ホーホケキョ となりの山田くん』…高畑勲監督/7.9億円/115万人/1999年

第16位
『となりのトトロ/火垂るの墓』…宮崎駿監督、高畑勲監督/5.9億円/80万人/1988年

第17位
『天空の城ラピュタ』…宮崎駿監督/5.8億円/77万人/1986年

第18位
『風の谷のナウシカ』…宮崎駿監督/7.4億円/91万人/1984年
※ナウシカは厳密にはジブリ創設前ですがいつも含まれるので入れました。


今回の損失が今後の影響しなければいいなと思いつつ記事閉じます。

『夢と狂気の王国』の感想、『風立ちぬ』メイキング×宮さんからの別れのメッセージ×高畑勲神話、宮さんお疲れ様でした。【映画紹介/2013年公開作】

スタジオジブリの1年のドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』のレビューです。


『夢と狂気の王国』基本情報

ウェブサイト
http://yumetokyoki.com/

監督
=砂田麻美

出演
=宮崎駿
=高畑勲
=鈴木敏夫
=庵野秀明
=宮崎吾朗

概要
「エンディングノート」で数々の映画賞を受賞した砂田麻美監督が、スタジオジブリの内幕に迫ったドキュメンタリー。「風立ちぬ」を最後に長編映画の製作から引退を表明した宮崎駿監督、宮崎監督の盟友でともに切磋琢磨してきた高畑勲監督、2人の巨匠の間で奔走する鈴木敏夫プロデューサーというスタジオジブリの核となる3人を中心に、数十年におよぶ長い時間の中で、いかにして夢を生み出してきたのか、3人の抱える愛憎や創作現場としてのスタジオジブリの実態を描き出した。「ニコニコ動画」を運営する株式会社ドワンゴの会長で、2011年からスタジオジブリでプロデューサー見習いとしても働く川上量生が初プロデュースを務めた。


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予告編


感想:映画としての評価はいらない、ただ色々考えさせられた

私は映画が大好きで、ジブリも大好きで、ブログも書いてて映画ライター業にも進出しました。しかし、ドキュメンタリー映画は数えるほどしか見てません。なのでドキュメンタリー映画の評価基準を自分の中に持ちあわせていません。

よって本作に関してもドキュメンタリー映画として優れているかどうかはわかりません。ただ、スタジオジブリの映画が大好きな方は以下の4つの理由から見るべき映画ではないかと思いました。

1:『風立ちぬ』のメイキング映像となっているのでジブリファンにはたまらない

2:宮崎駿監督の引退に関する内容が含まれていて感慨深い

3:宮崎駿×鈴木敏夫メインのジブリと思われるがその裏でどれだけ高畑勲監督の存在が重要か再認識させられる

4:『風立ちぬ』の中に宮崎駿監督と高畑勲監督の関係性が暗示されてるとわかる

この4点です。

『風立ちぬ』と『かぐや姫の物語』の製作現場に迫ったドキュメンタリー映画かと思いきや違いました。これは『風立ちぬ』の製作現場を中心にしたドキュメンタリーです。しかし少ししか登場しない高畑勲監督がどれだけ重要なものかが、それによって明快に伝わってくるのです。

高畑勲監督と宮崎駿監督は元々師弟関係。高畑師匠に宮崎さんが見出されたと言っても過言ではありません。
しかし、今現在アニメの巨匠は宮崎駿監督。それでも宮崎駿監督の中では高畑勲監督は永遠のライバルなんだなと映画を見ながら感じました。


2人は今でも当然仲良しでありながらライバルです。同じジブリにいながらも一緒に映画を作ることはここ十数年ありませんでした。
それは『風立ちぬ』における堀越二郎と本庄のライバル関係にも現れていると映画を見てわかりました。

『風立ちぬ』において、二郎と本庄は大の仲良しでありライバルでした。そんな2人が一緒に働くことを上司の黒川はやめろと言いました。それはまさに宮崎駿監督と高畑勲監督の関係そのものではありませんか。

これを映画を見て痛感し鳥肌がたちました。それだけで本作を見た価値があったなと思いました。


引退に関するエピソードを見ることで何とも言えない気持ちになりました。先日の引退会見後、様々なコメントをみなさん出しています。ねぎらう声、惜しむ声様々です。「また作るでしょ」という声もありました。

この映画を見たあとに思ったことは、
「周りが引っ張り出せば作れるのかもしれないけど、もう自由にさせてあげようよ」
ということです。

宮さんはもうやり切ったと思うんです。あとは会見の通り"自由"にさせてあげればいいと思うんです。
なので「もう一本期待します!」なんて思わないのがいいと思うんです。惜しいのは間違いないんですけどね。


そんな感じで映画の良し悪しを完全に飛び越えて、ジブリの様々な事について自らの思い出と併せて考えさせられた次第です。

そう感じるものがあるので、ジブリが好きな方は是非ご覧になってほしいです。




written by shuhei


【必見!】『風立ちぬ』アメリカ版のポスターと予告編が美しすぎる件

日本では100億円を超える大ヒットとなった宮﨑駿監督の『風立ちぬ』。アメリカでは来年2月に公開されます。ちなみにアカデミー賞の長編アニメーション部門へのノミネート資格を得るために11月初旬よりロサンゼルスとニューヨークで限定公開されています。


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そんな『風立ちぬ』の英語タイトルは"THE WIND RISES"です。"風が起きる"とそのままに力強いタイトルになっています。

ポスターは上の通り。日本の通常ポスターと違うものになりましたね。一応国内の劇場ではこのバージョン公開前貼られてたので新規ではないですが良い感じです。

そして今朝見てたまげたのがアメリカ版の予告編!!
台詞無しで美しいのなんの・・・


映像的美しさを全面に出した予告編。
映画をご覧になられた方の方が色々思い出してグッときます。

『風立ちぬ』は本当に素晴らしい作品でした。
難しい作品でもありましたが今振り返ってまた劇場で見たくなってきました。

また日本では今週末からいよいよ高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が公開です。
こちらもまあとんでもない傑作でありました!日本人ならこっちも要チェックですよー!!

『かぐや姫の物語』の感想!高畑勲最高傑作であり、ジブリ史に残る超傑作!

『かぐや姫の物語』の感想!高畑勲最高傑作であり、ジブリ史に残る超傑作!【映画紹介/2013年公開作】/"Kaguya-hime no Monogatari (The Tale of Princess Kaguya)" [ネタバレなし]


『かぐや姫の物語』基本情報

公開日
=2013年11月23日

公式サイト
http://kaguyahime-monogatari.jp/

監督
=高畑勲

声優
=朝倉あき
=高良健吾
=地井武男
=宮本信子
=高畑淳子
=田畑智子
=立川志の輔
=上川隆也
=伊集院光
=宇崎竜童
=古城環石
=中村七之助
=橋爪功
=朝丘雪路
=仲代達矢

主題歌
=いのちの記憶 - 二階堂和美

音楽
=久石譲

予告編




[ Blu-ray/DVD 発売済み ]



10年に1度と言えるほどの傑作に圧倒された

ジブリ作品今年2本目で、高畑勲監督14年ぶりの作品『かぐや姫の物語』。お先に鑑賞して参りました。日本最古の物語と言われる"竹取物語"の完全映画化です。


もう最高でした。酔いしれました。


誰もが少しは知ってるであろう"竹取物語"ってここまで深い物語だったのかという感銘。

水墨画が動いているかのような見たことのない芸術的な映像。

命を吹き込む声と音楽。

罪と罰ゆえに到達する悲しい結末。

そこからの畳み掛け。


迫力ではなく引き算の流儀で完成したこの映画は"圧倒"という言葉ではなく"酔いしれた"という表現が相応しい感想になると思います。
一般の映画ファンとして限られた数ではあるもののアニメーション映画を観てきて今までにしたことの無い体験を『かぐや姫の物語』はさせてくれました。

最古の物語を完全解釈し、完全映画化。物語は内面奥深くまで徹底的に描かれており、高畑勲監督の本気が感じられます。

それ故に『風立ちぬ』同様にザ・エンターテイメントではないのは間違いありません。小さなお子さんには難しい部分はあります。


私はこの映画最大の見どころは完成度そのものだと思います。

特に絵と言いますか映像。『風立ちぬ』は約14万枚、『崖の上のポニョ』は約17万枚の作画数で圧倒的映像クオリティで妥協なきジブリ映画ですが、『かぐや姫の物語』は桁違いの約50万枚の作画数!予告編のような圧倒的な映像が2時間20分に渡って繰り広げられるのです。

アニメーションにも様々ありますが、この映画は前述の通り"動く水墨画"という新たな芸術表現に出会ったような衝撃を受けます。それに酔いしれるのは万人共通になるのではないかと思います。

それに命を吹き込んだ声と音楽。宮崎駿監督作では声優陣に毎回賛否出ますが今作は、これ文句無いと思うのです。見事にはまってたと思います。朝倉あきさん・・・素敵すぎます。
そして、地井武男さん。本作の声のお仕事を最後に天に旅立たれました。優しい声と翁の姫を思う故の優しさと間違いに涙しました。悲しい。

高畑勲監督作では初めての起用となる、ジブリ作品ではお馴染みの久石譲さんですが、宮崎駿監督作品とまた違った音楽に酔いしれました。『風立ちぬ』と共通点で言えば音楽が主役になってないこと。映画を彩る名脇役としてお見事で、最後は驚きと感動すら覚えました。


そしてストーリーです。徹底的に"竹取物語"を完全解釈した本作。罪と罰についてかなり深いところまで描いています。

罪を犯して罰を受けて地球にきたのになぜ月に戻るのか?地球から月に帰る=釈放と考えると・・・地球で受けた罰とは?

その答えから逃げない本作、最後は涙が溢れました。この辺りの解説は『風立ちぬ』のように連載コラムにしたいと思いますが、もう数回見てからにしたいとは思います。深いです本当に。

2時間17分というジブリ映画最長の旅は動く水墨画の旅であり、罪と罰を中心としつつ、成長や心を描く深い物語でありました。そして最後は悲しくも、そのスクリーンの外に生きる私たちに言葉では言い表せない生きる力と感動を与えてくれました。

これは、高畑勲監督の最高傑作であることは間違いなく、ジブリ映画でも屈指のレベルの超傑作だと思いました。私の価値観と言いますか好みでいくと映画体験としてはジブリ最高傑作、好きの度合いでいくと『もののけ姫』に次いで2位という感じでした。

私たちの記憶の彼方に必ず存在するご先祖様たちの経験という記憶にも語りかける映画だと思います。人それぞれ見て思うことがあるでしょう。
是非表面上の好き嫌い、面白い面白くないではなくて、心に語りかけてみなさんなりの思いを整理して大切にしてほしいです。

アニメーションの一つの到達点。高畑勲、恐るべしです。


English

Stadio Ghibli's new film

 "Kaguya-hime no Monogatari
(The Tale of Princess Kaguya)",

directed by Isao Takahata,will be released on November 23th in Japan.

This is the second Studio Ghibli's movie in this year. This is Takahata’s fifth feature directorial effort, and his first film since My Neighbors the Yamadas which was released fourteen years ago.

I've watched it in a test screening some days ago.
Pencil line and free-flowing animation style is very emotional and amazing.It's epic.Incredible Movie.One of my best experiences.
The most emotional animation I've ever watched.


written by shuhei


『悪の法則』、頭使うも、リドリー色薄いも、緊迫感とラストに痺れる作品!キャメロン・ディアス凄い!【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]


『悪の法則』基本情報

公開
=2013年11月15日

監督
=リドリー・スコット

出演
=マイケル・ファスベンダー
=ペネロペ・クルス
=ハヴィエル・バルデム
=キャメロン・ディアス
=ブラッド・ピット

ストーリー
若くハンサムで有能な弁護士(カウンセラー)が、美しいフィアンセとの輝かしい未来のため、出来心から裏社会のビジネスに手を染める。そのことをきっかけに周囲のセレブたちにも危険な事態が及び、虚飾に満ちた彼らの日常が揺るがされていく。

予告編


ちょっと難しいけど好きな人は好き!

リドリー・スコット監督×コーマック・マッカーシー脚本。
『グラディエーター』の監督と『ノーカントリー』の脚本家ですよ?
色んな意味でやばい、と見る前から思ってたわけですが案の定やばかったです。

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この映画、見る人を選びます。そしてR15指定食らってるので結構エグい。麻薬カルテルの話が出てくるのでその辺の背景知識無いと多分ストーリーわからない。そんな映画です。『トラフィック』とか『野蛮な奴らSAVAGES』見てればいけると思います。

見る人は選びますが面白い人はかなり面白く感じるのではないでしょうか。批評家受けが悪いのは親切な映画ではないのと、ブラックジョークだかマジなのかわからないところなどあるからでしょうね。そんな強烈さ含めてマッカーシーの脚本だなと。

弁護士(カウンセラー)が裏ビジネスに手を出して、それで連鎖的にやばいことになってく映画です。マイケル・ファスベンダーはスター俳優5人共演の中でもオーラ出せるまでになりましたね。いやはや色々お見事。色々。

実生活でも夫婦のペネロペ・クルスとハヴィエル・バルデムですが、映画内では割と離れた配置。ペネロペはいい意味でオーラを隠して頭も悪い健気なレディといった様相。こういうペネロペも素敵です。

バルデムさんは思ったよりバルデムさんではありませんでした。
(訳:ノーカントリーやスカイフォールのように恐ろしい役ではありませんでした)

ブラピカッコいいですね、相変わらず。髪伸ばしてるのプライベート写真で見た時は似合わね〜って思いましたが、映画内ではスーツビシっと決めてていい感じでありました。

と、役柄に関して言及をちゃんとしてませんがこれはできないんですよ!ネタバレになるんで。許してください(笑)

しかーし!MVPはダントツでキャメロン・ディアス!!最高の演技と役柄でありました!180度開脚はセクシーなのですがあれギャグですよね?(笑)

とにかくキャメロン・ディアスだけでもお腹いっぱいでした!!キャリアベストではないでしょうか?


メキシコの麻薬カルテルについて少しでも知ってる方はあの周辺の闇ビジネスが相当やばいことはご存知かと思います。それぞれの利害関係が交錯し複数構造で、陰謀が働いていきます。
ストーリーが進むにつれ、誰が裏で操っているのかが徐々に見えていきます。そこからの大オチが痛快でありました。

このように、ストーリーをサスペンスとして楽しむ物語です。しかし、その陰謀は麻薬カルテル絡み故に少々複雑。置いてけぼりになる方が出るのも致し方無しでしょう。

気になったのは映画としてはとても痛快で私は大満足だったのですが、リドリー・スコット監督らしさをそこまで感じませんでした。どうしても中東だったり歴史ものだったりSFだったりという、いくつかのリドリー映画と舞台が異なることもあるからでしょうかね。映像は相変わらずビチッと決まってますが、リドリー信者必見という感じでは無かったのは少し意外でした。

この映画、リドリー・スコット監督の弟、トニー・スコット監督の死去の影響で一時撮影が中断となりました。少しばかり作品に見える粗がそれによるものなのかな、と勘ぐりたくなってしまう辺りもう一歩だったなと思う次第です。

ちょっと大人でバイオレンスなサスペンスが好きな方のオススメです。あとキャメロン・ディアス好きな人は絶対見てね(笑)



written by shuhei


『ラブアクチュアリー』の魅力を語る!最高のクリスマス映画はやっぱこれだ!!


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クリスマスはこの映画だけあれば良い

クリスマス映画の最高傑作『ラブアクチュアリー』をご紹介します。 クリスマス映画と言えばやっぱりこれですよね! 同意して下さる方もたくさんいるのではないでしょうか。魅力を語っていきますが、   


もうこれはとにかく見てくれ!! 


としか言いようがありませんw とにかく傑作です!



主人公無しでに複数の物語が同時に進む映画であり、 クリスマスの五週間前から物語が始まります。ラブストーリーというよりもラブコメディーの形式を取っているので一つ一つのエピソードが切なくもあり、面白くもあり、最終的にはても幸せな気持ちになる一本です。 イギリスの名優たちがこぞって出演しているので、そういった意味で演技一つ一つもとても魅力的です。

ヒューグラント

コリンファース

リーアムニーソン

キーラ・ナイトレイ

ビルナイ

エマトンプソン

アラン・リックマン

ローラ・リニー などなど

イギリスが誇る超豪華キャストが集結です!

アンサンブル映画であるので一つ一つの物語りは非常に短い時間で描かれているのですが、それでも一つ一つの物語りがとても親しみやすく、 それが最終的には幸せな方向に向かっていくので、 終わった後とてもハッピーな気持ちになります。


オープニングの台詞が素敵!

何回も何回も見てればこの映画が傑作であることは間違いないと思うのですが、 最初に見た時からこの映画に一気に入り込んだのは、 やはりオープニングの素晴らしさではないかと思います。 オープニングのセリフを一部ご紹介します。

人は言う。 

現代は憎しみと欲だけだと。 


実際そうだろうか? 


父と子、 


母と子、 


夫と妻、 


恋人同士、 


懐かしい友人・・・ 


9月11日の犠牲者がかけた最後の電話も憎しみや復讐ではなく 愛のメッセージだった。 


見回すと、実際のところ この世には愛が満ち溢れている・・・ 


 love actually 



これだけでこの映画は素晴らしいと言えます。ホント素敵な台詞です。

そこからひとつひとつの物語、

時に面白く、

時に幸福で、

時に切なく、

時に悲しい、

さまざまな愛の形が描かれていきます。



見どころ満載!特に子供がいいんだよ、子供が!

一つ一つを語っていたら日が暮れてしまうので私が一番好きなエピソードをまずはご紹介したいと思います。 これは同意して下さる方非常に多いと思うのですが、 やはり子供のシーンではないでしょうか。

小学生の子供がある女の子に惚れてその女の子振り向かせるために一心不乱にドラム練習を始める。もうこれは「頑張れ!」としか言いようがない気持ちになります。この映画の素晴らしいところはドラムの練習をして、そして女の子が振り向くなんていう単純は展開ではないということです。

詳しくは映画を観ていただきたいのですが、ヒースロー空港全力でダッシュするのを見て「頑張れ!」という風にこの映画を見ていた人全てが思ったのではないでしょうか。そして義理の父親を演じたリーアム・ニーソンと最後に抱き合う姿は何度見ても嬉し泣きをしてしまう、とてもとても感動的なシーンです。

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魅力をどこまでも書き続けしまいそうなので、 この後はピンポイントに私が好きなシーンを羅列していきたいと思いますw

・ビルナイの大暴走 

・首相のクネクネダンス 

・ポルトガル語学習 

・原稿が池にばら撒かれるシーン 

・to me you are perfect・・・ 

・ローラ・リニーの1秒だけ待っての後のガッツポーズ 

・首相がサッチャーの写真を眺めるシーン 

・子供のコンサートシーンからのヒースロー空港ダッシュ 

・ポルトガルでのプロポース 

・アメリカへ旅だったバカw 

もう上げ切れないくらい好きなシーンてんこ盛りですw映画を観た方であれば同意して頂けるでしょう☆ まだの方は是非映画をご覧になって確認して頂きたいと思います。


まとめ 

ラブコメディーですがここで描かれている愛というのは恋愛に偏っているものではありません。 言葉で説明するの難しいですが、愛という名の人と人との絆を描いているのではないかと私は思います。

クリスマスという光り輝くとても素敵な時期ではありますが、日本では恋人がいないと若干切なかったり寂しかったりする時期でもあります。しかし幸せの定義は人それぞれ、笑顔になれる定義も人それぞれでありますし、この映画を見て幸せな気持ちになったり、

笑顔を分け与えてもらったりすることができるので、 

やはりこの映画はどのような境遇の方にもお勧めしたい一本であります。 

様々な物語りが展開された後のラストシーン、全ての物語が終わった後、 一般人がたくさん写し出されますが、このたくさんの映像がを見て、本当にこの世は憎しみだけではなく愛に溢れているんだなということを実感できます。



本当に大好きな映画で、1年通して何回も何回も見たくなりますが、やはりこの時期に見ると何か特別な気持ちになりとても心が温かくなる映画であります。

クリスマスシーズンは街中やテーマパークなどのクリスマスイルミネーションが素敵な季節。外を歩くだけでクリスマスのワクワク感を感じることができます。そうは言ってもクリスマスシーズンと言えばまず真っ先に思い浮かぶのは、この『ラブ・アクチュアリー』なのです。それぐらい私にとって大切なクリスマス映画です。

きっとこの映画が大好きな方たくさんいると思います。まだの方は是非ご覧になって、友達や恋人に好きかどうかを聞いてみたらどうでしょうか。

映画が詳しい詳しくないにかかわらず、この映画が好きな人同士で細かいこと語らなくても

「いい映画だよねぇ~」

と 笑顔で同意し合うだけでもそこに一つの絆が生まれる幸せになる時間が生まれることでしょう。

愛は溢れている。それを実感してそしてその愛を笑顔に変えて振りまいていきましょう。


『ラブ・アクチュアリー』基本情報

タイトル
=ラブ・アクチュアリー

原題
=love actually

監督
=リチャード・カーティス

出演
=ヒューグラント
=コリンファース
=リーアムニーソン
=キーラ・ナイトレイ
=ビル・ナイ
=エマ・トンプソン
=アラン・リックマン
=ローラ・リニー
=マーティン・フリーマン

ストーリー 
12月のロンドン、 人々は幸せなクリスマスを迎えようと、ささやかな夢を胸に毎日を過ごしていた。秘書に恋をした英国首相、義理の息子との関係に悩む父親、ポルトガル人のメイドと恋に落ちる小説家、夫の浮気に気付き、悶々とした日々を過ごす熟年の主婦、親友の恋人に思いをよせる新進画家、新曲のクリスマスソングに起死回生を賭ける元ロックスター。クリスマスに人生のクライマックスを迎えることを、誰もが願っていた。そしてイブの夜、全てのドラマが、ハッピーエンドに向かって動き始めた。様々な人々の「愛」についての物語。

映画『ステキな金縛り』紹介、好きなシーンがあり過ぎて映画自体大好き![ネタバレなし]


『ステキな金縛り』基本情報

監督
=三谷幸喜

出演
=深津絵里
=西田敏行
=阿部寛
=竹内結子
=浅野忠信
=草なぎ剛
=中井貴一
=市村正親
=小日向文世
=小林隆
=KAN
=木下隆行
=山本亘
=山本耕史
=戸田恵子
=浅野和之
=生瀬勝久
=梶原善
=阿南健治
=近藤芳正
=佐藤浩市
=深田恭子
=篠原涼子
=唐沢寿明

ストーリー
失敗が続いて後がない弁護士のエミは、ある殺人事件を担当することになる。被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛を証人として法廷に召喚させるが……。

予告編




好きなシーンがあり過ぎる!

『清須会議』のレビュー書いたのでこっちもいっときます!

『清須会議』が映画を一本の線とした時とても面白い映画でした。『THE 有頂天ホテル』もこの部類だったなと思います。『ザ・マジック・アワー』は映画の一場面、一場面が面白く爆笑の連発の映画でした。

『ステキな金縛り』はピンポイントで爆笑と言うよりも面白いエピソードと言いますかシーンが積み重なって、途中じーんとするシーンもあってと、そういう感じでとても楽しめた作品でありました!

そもそも設定が無理あり過ぎで喜劇だからこそ成立する辺りさすが三谷幸喜監督なわけでありまして、いつものキャスト陣の面白さと三谷映画初参戦のキャスト陣の融合も素晴らしかったです。

深津絵里と西田敏行という『ザ・マジック・アワー』の愛人コンビの相性はもうさすがとしか言い用がなく、西田敏行はもうやりたい放題で爆笑でありました。

それにも増してやはろ魅力的だったのが中井貴一と阿部寛。特に中井貴一はあまりコメディの印象が無いので面白かったです。映画中盤までは真面目な役なんですが途中犬と戯れるところの一人芝居に大爆笑。いい味出してました。阿部ちゃんは相変わらず阿部ちゃんで、タップダンス最高でした(笑)

佐藤浩市は『ザ・マジック・アワー』のキャラで、篠原涼子は『THE 有頂天ホテル』のキャラで登場という小ネタも三谷映画ならではで面白かったです。三谷映画お馴染みに浅野和之&戸田恵子のピンポイント活用も爆笑(笑)

このようにやはり各役者が役の大小関係なく楽しんでる姿を見れるのが三谷映画の面白いところだなと思います。

そうやって楽しませてくれた上での最後の父と娘のシーンですよ。感動的でステキではありませんか!最後の中井貴一と阿部寛のやり取りもほっこりです。

そして忘れてはいけない市村正親と小日向文世の戦い(笑)これも素敵でした(・∀・)
こうやって、「あのシーン面白かった!このシーン面白かった!」って語りたくなる映画なんです。

時が経ってもそうやって笑顔で語れる映画ってやっぱ素敵です!
ステキな金縛り、ステキな映画!




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三谷喜劇の真骨頂、会議は踊るよ『清須会議』、中谷美紀最強なだけでOK!(笑)【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]

『清須会議』鑑賞レビュー


『清須会議』基本情報

監督
=三谷幸喜

キャスト
=役所広司
=大泉洋羽
=小日向文世
=佐藤浩市
=鈴木京香
=妻夫木聡
=伊勢谷友介
=坂東巳之助
=剛力彩芽
=篠井英介
=中村勘九郎
=浅野忠信
=寺島進
=阿南健治
=松山ケンイチ
=でんでん
=市川しんぺー
=浅野和之
=染谷将太
=瀬戸カトリーヌ
=近藤芳正
=中谷美紀
=戸田恵子
=梶原善
=天海祐希
=西田敏行

ストーリー
本能寺の変で織田信長が死去した後、家臣の柴田勝家と羽柴(豊臣)秀吉らが後継者を決め、日本史上初めて合議によって歴史が動いたとされる清須会議の全貌をオールスターキャストで描く。三谷監督作品では初の時代劇。天正10年(1582年)、本能寺の変で織田信長がこの世を去り、筆頭家老の柴田勝家は信長の三男でしっかり者の信孝を、羽柴秀吉は次男で大うつけ者と噂される信雄をそれぞれ後継者に推薦する。勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市は秀吉への恨みから勝家に肩入れし、秀吉は軍師・黒田官兵衛の策で、信長の弟・三十郎信包を味方に引き入れ、家臣たちの人心を掌握していく。やがて後継者を決める会議が開かれ、それぞれの思惑が交錯する。

予告編


"笑う"は減ったが"楽しむ"は相変わらずお見事で満足!

どうしても三谷幸喜監督の映画は『マジック・アワー』で経験したことが忘れられません。公開初日のユナイテッド・シネマ豊洲で超満員の10番スクリーン。佐藤浩市さんの演技にみんな手を叩いて大爆笑。この経験が忘れられません。最高でありました。

なので今回の『清須会議』も人がたくさんいる初日にサクッと見てまいりました!(試写会は都合つかず)


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結果としては劇場体験としては『マジック・アワー』の経験超えはならず。しかし、ある程度の日本史知識もあり会議と付随事項だけで進む映画をくすくすと笑いながら楽しむことができました。

いくつかレビュー読んでて気になったことがあるんですが、「史実と違う」という否定意見て何なんですかね?
史実そのものを描きたいならドキュメンタリーでやりますって。これは本作に限ったことではないです。

映画は史実を元に作られる娯楽なのです。歴史家気取ってツッコミ入れても面白く無いですよ。昔やってたけど面白くなかった(笑) 映画は楽しみましょう。


さて、話を戻しまして映画の感想を。
要するに狙いギャグ連発ではなく映画を一本の線として楽しむ感じだったな、と思いました。楽しむ映画として申し分無しだなと思いました。

役所広司さんがどすんと中心にいると思いきや、存在感でそれを上回る大泉洋さんが最高に面白かったです。小日向文世さんは『アウトレイジ ビヨンド』でもそうでしたが脇役でいい存在感出しますのう。

そんな感じで、一人ずつ俳優さんの良かったところを語っていきたい映画だな、と思いました。片っ端から書いていったら枚挙に暇がないので、一番気に入った方だけピックアップさせていただきます。

これはもう中谷美紀さんでしょう。最高に面白かったです!
中谷美紀さん無くしてこの映画は語れません。この人はシリアスな演技も良いですがこっちの突き抜けた感の方がやっぱ見てて面白いですよ。ダンスPV出してほしいくらいです(笑)

映画は史実ベースにしたエンターテイメントですが、史実を知らなくても俳優さんたちをご存知ならそういう視点でも楽しめると思います。ただ、史実を知ってる方がより深く楽しめるのは間違いないでしょう。でもエンタメに脚色してるからね。史実ツッコミやめなさいね(笑)

明らかにセット組んでやってます感、CG使ってます感も『マジック・アワー』や『ステキな金縛り』に通じて三谷監督映画らしくて好きです。空が青すぎるという批判を見受けましたが狙ってますって絶対。そう深刻にならないの(笑)

結局喜劇なんですよ、三谷映画って。その喜劇を腕組んで評論なんて私はしたくありません。そういうのは評論家様にお任せしまして一般の私たちは楽しむに越したことないんです!

いいです、映画に難ありって思っても。それは人それぞれ。
しかしこれだけは譲れませんよ。

中谷美紀最高じゃー!!

これだけは同意して頂きたい所存です。
もう一回観に行こっと。おしまい。



written by shuhei


『42 世界を変えた男』、差別にも中傷にも諦めないで困難に立ち向かう勇気を貰う傑作【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]



『42 世界を変えた男』基本情報

監督
=ブライアン・ヘルゲランド

キャスト
=チャドウィック・ボーズマン
=ハリソン・フォード
=ニコール・ベハーリー
=クリストファー・メローニ

ストーリー
史上初の黒人メジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンの半生を、ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のジェネラル・マネージャー、ブランチ・リッキーとの交流を軸に描いたドラマ。1947年、ブルックリン・ドジャースのGMだったリッキーは周囲の反対を押し切り、ロンビンソンとメジャー契約を結ぶ。2人はファンやマスコミ、チームメイトからも誹謗中傷を浴びせられるが、自制心を貫き通し、プレーに徹するロンビンソンの姿勢に、次第に周囲の人々の心もひとつになっていく。

予告編



"不屈の精神と友情"という王道が心にくる傑作

周りで評判が良いもののアメリカの野球の歴史に詳しいわけでもないので、イマイチ鑑賞モチベーションが上がりませんでした。しかし、周りでの評判がとても良く、これは見ないと、と思い劇場行ってまいりました!

いやはや、傑作です。感動しました。


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野球映画と言うと私はやはり『フィールド・オブ・ドリームス』が一番好きなんです。だからこそ、このどこか懐かしいテイストと言いますか、少し時代ものな野球場の映像が大好きなんです。その空気感、演出だけでもう大満足でありました。

日本でもありますが、野球には"永久欠番”という風習があります。偉大な選手の付けてた番号は敬意を表し、その後空けておくというあれですね。長嶋監督の3番エピソードなどご存知の方も多いでしょう。

誠に無礼ながら、私はこの映画の主人公であるジャッキー・ロビンソンを存じ上げませんでした。それ故に彼が付けていた42という番号が永久欠番であることも知りませんでした。
しかし、それを知らないからこそこの偉大な選手の事を映画で知ることができた喜びに満ち溢れています。

彼はメジャーリーグ初の黒人選手です。アメリカと黒人差別の歴史は程度の差こそあれみなさん知るところだと思います。
その差別が映画でも痛々しく描かれるわけですが、それを少しずつ緩和というか無くしていく様が描かれています。

今でこそ"スポーツマンシップ"とか言いますが その当たり前が当たり前で無かった時代があったわけです。

ジャッキー・ロビンソンと彼を支持する人々は差別を無くすことの運動をしているわけでなく、平等にプレーできる環境が目的で動きます。
だからこそ、差別とその戦いの描写がそこまで強くないのも映画としてよかったなと思いました。

主演のチャドウィック・ボーズマンとハリソン・フォードの友情が素晴らしかったです。特にハリソン・フォード、助演でこういう渋みが出る俳優さんになっていて、さすがでありました。

差別にも諦めないで困難に立ち向かう勇気と希望を与えてくれる本作。今でも世界は人種差別に溢れています。過去のことばかりに固執して未来を見れないどこかの国もあります。
そういう時代にこういう映画を見ることで、文明がある程度発達しきった今の時代でも、私たちはまだまだ変わっていかなければいけないなというメッセージを受け取ったような気がしました。

感動と余韻に浸ることのできる映画です。
オススメであります。



written by shuhei


映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれない今のfacebookを統括するシェリル・サンドバーグという女史の最強エピソード

※『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説7連載のその7です。連載目次は記事の最下部に設置してあります。


さて7連載最後は『ソーシャル・ネットワーク』のその後の今について少しばかり書いてみたいと思います。

もし『ソーシャル・ネットワーク』の映画製作が2010年ではなくて2013年なら同じ作り手でも映画の結末は変わっていたのではないかと思うのです。映画のラストは現在facebookのCOO(最高執行責任者)であるシェリル・サンドバーグをfacebookへ向えマーク・ザッカーバーグが未来を見据える姿になっていたことでしょう。

もちろんこれは予想と言いますか妄想ですがそれくらいシェリル・サンドバーグという人物は今のfacebookにとって重要な人物であり、マーク・ザッカーバーグの支えになっている人物だということです。



Googleでグローバルオンラインセールス&オペレーション担当副社長という経歴のシェリル・サンドバーグはGoogleアドワーズやアドセンスの開拓などの功績があります。そう言うと彼女がfacebookに入ってからfacebookの広告収入が増えてるのに納得もいくのではないでしょうか。

彼女の何が魅力的かってその仕事ぶりだけでなくワークライフバランスが取れてるところだったり、人柄だったり、可愛いところだったり(←)なんですよ。17時には退社するシェリルは当然仕事を効率化してるわけです。マーク・ザッカーバーグにもがんがん提案や要求をするようです。イエスマン・イエスウーマンでないその能力こそ仕事する人の鏡だなと思うのです。

彼女の著作"Lean In"も翻訳本が出版されましたので是非読んで欲しい一冊であります。



この著作で語られてる5つのマインドチェンジを紹介します。

その1:キャリアははしごではなくジャングルジム

その2:笑っていれば気分が明るくなる

その3:ロケットの座席をオファーされたらまずは乗る

その4:正直なリーダーになる

その5:完璧を目指すよりもとにかくやり遂げること

著作を読むとこれがすーっと理解できます。
素敵な一冊です、ホント。

女性であり、母であるシェリル・サンドバーグ。
女性の社会進出に関しても様々な活動をされていています。
今の社会への提言だけでなく、女性が社会進出できないのは女性にも原因があるというそのダイレクトな物言いも逆に好感が持てます。


マーク・ザッカーバーグは映画で描かれている通りプログラマー、ハッカーとしての天才です。映画ではショーン・パーカーによってfacebookがどんどんと広まっていく様が描かれていました。今会社の方向性を決めてるのはシェリル・サンドバーグです。

そんな今のfacebookを知る上でシェリル・サンドバーグと言う人、みなさんも著作等読んでもっと理解してみてはいかがでしょうか。

フェイスブック 若き天才の野望 でシェリル・サンドバーグを引き抜いたエピソードが書かれてます。マーク・ザッカーバーグはホントシェリル・サンドバーグ好きなんだなとほっこりしました。彼女がいる限りfacebookは安泰でしょう。喧嘩しないでね(笑)


以上!7連載でお送りしてきた『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説。
まだまだ語りたいことは山ほどありましがビシっとここで閉じたいと思います。
お読み頂きありがとうございました。


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予告編


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【連載もくじ】
1:映画『ソーシャル・ネットワーク』が傑作すぎて震えた2011年【鑑賞日記】

2:映画『ソーシャル・ネットワーク』、膨大な情報の中で核となるメッセージは何か?

3:映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪とは何か?それはな、これ完璧にフィクションだってみんなわかってないことだ!

4:映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性

5:映画『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス双子の片方の身体だけ演じた俳優が『ダークナイト・ライジング』に出てる!?

6:映画『ソーシャル・ネットワーク』が牽引した日本のfacebookブーム、流行らないと言われた謎の風潮とmixiの今から当時を懐かしむ

7:映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれない今のfacebookを統括するシェリル・サンドバーグという女史の最強エピソード

映画『ソーシャル・ネットワーク』が牽引した日本のfacebookブーム、流行らないと言われた謎の風潮とmixiの今から当時を懐かしむ

※『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説7連載のその6です。連載目次は記事の最下部に設置してあります。


映画の中身の解説はほぼ終わりましたのであと2本、facebook論を書いて『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説を終えたいと思います。

映画は何度も繰り返している通りフィクションなんです。ただ実在するマーク・ザッカーバーグと実在する人物たちとfacebookを題材にはしているわけでその1つのイメージとして存在するのは事実です。

2011年1月にこの映画は公開されました。
当時facebookは日本では全然普及していませんでした。
しかし映画の公開をうまく利用して、様々なビジネス雑誌とのタイアップを持って日本での普及大作戦が開始されたと言っても過言ではありません。

当時のSNS情勢をグラフで振り返ってみましょう。


In the looopのブログより参照

どうでしょうか。
Twitterに抜かれながらもmixiがまだ伸びていた時代です。
しかし2011年1月、facebookが今までにない伸びを記録してるのがおわかり頂けるかと。

映画が公開され、週刊ダイヤモンドでも特集が組まれ、やり過ぎレベルでビジネス誌がこぞってfacebookを特集したのです。ここからfacebookの快進撃が続き今や下のグラフのようになりました。2013年3月と少し古めですがお許しを。

同じくin the looopブログより参照

PC訪問者数なのでモバイル時代として正確なわけではないです。実際はTwitterがもっとfacebookと拮抗してるのが昨今でしょう。そこは今回は置いといて、mixiとfacebookを比較してほしいのです。

単純に数値化すると以下になります。

2011年1月の訪問者
mixi=約1122万人
facebook=459万人

2013年3月の訪問者
mixi=446万人
facebook=1751万人

ひっくり返ったどころじゃないのがおわかり頂けるでしょう。
時代の流れでネットにおける実名展開も当たり前となりこのように推移してきました。

当時からSNSのビジネスしてたので『ソーシャル・ネットワーク』の乗じたfacebook展開は2010年年末からある程度察知して私もどんどんfacebookを勧めていきました。しかしまあ叩かれた、叩かれた(笑)

「流行るわけない」ともう袋叩きに遭い以下の様なエントリーも多数出ましたね。
注:下記のリンクの方々に叩かれたわけではありませんのでその辺は誤解なさらずに。

Facebookが日本で流行らない3つの理由
facebookが流行らないと思っている理由
Facebookが日本で流行らない理由
FACEBOOKが日本で流行らない理由

どれも2010年末〜2011年始めの記事です。どれも感情論ではなくちゃんと分析して整理してまとまってはいるのですが、結果としては流行ったんですよね。流行を読むのって簡単ではないですよね。

こういうこと書くと「今もうfacebook衰退中」とか反論されそうですが、
成長と衰退の"プロダクト ライフサイクル"というものがこの世には存在しまして、
導入期→成長期→成熟期→衰退期と物事は動いていく理論があります。



facebookはユーザー爆増に頭打ちとなっていますが、この後最終章の別記事で書くやり手のシェリル・サンドバーグ氏がfacebookに入ったおかげもあり収益は改善し利益は伸びていってるのが現状です。

言ってしまえば衰退期ではなく転換期に今facebookはいるのです。

今回の記事は当時を懐かしみながら未来を見る目的で書いてますが、
ホント改めて思うのは、流行る流行らない予想ってその時の価値観に基づくので中長期で見ると役立たないなってことです。

ある意味その予想を超えて流行ってくるパワーこそイノベーションなわけですし、流行らないとドヤ顔決めてログの汚点作るより何かを生み出す側になっていきたいものです。と自分に喝入れてまた生きてこうと決める次第であります。

facebookは楽しむ楽しまないを超えてビジネスやコミュニケーションのインフラとして使用してる方も多いです。私もその1人。なくてはならないツールとなったので今後も改善しながら次なるイノベーションを起こしてくれたら嬉しいなと一ネットユーザーとして思う次第であります。

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【連載もくじ】
1:映画『ソーシャル・ネットワーク』が傑作すぎて震えた2011年【鑑賞日記】

2:映画『ソーシャル・ネットワーク』、膨大な情報の中で核となるメッセージは何か?

3:映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪とは何か?それはな、これ完璧にフィクションだってみんなわかってないことだ!

4:映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性

5:映画『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス双子の片方の身体だけ演じた俳優が『ダークナイト・ライジング』に出てる!?

6:映画『ソーシャル・ネットワーク』が牽引した日本のfacebookブーム、流行らないと言われた謎の風潮とmixiの今から当時を懐かしむ

7:映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれない今のfacebookを統括するシェリル・サンドバーグという女史の最強エピソード

映画『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス双子の片方の身体だけ演じた俳優が『ダークナイト・ライジング』に出てる!?

※『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説7連載のその5です。連載目次は記事の最下部に設置してあります。



『ソーシャル・ネットワーク』の主要人物の2人であったウィンクルボス兄弟。
この人達ね。




これ実はアーミー・ハマーが一人二役で顔をCGでくっつけて演じてるんです!
下のように片方の身体は別の俳優さんが演じてます!!


しかもこれスタントさんではなく列記とした俳優が演じてます。
その俳優とはジョシュ・ペンス!!


普通にイケメン俳優なんですけどね…
身体だけの出演でありました…


かわいそうだな〜と思ったりもしてたんですが、
『ダークナイト・ライジング』出たんですよ!!
わかりましたかね?ラーズ・アル・グールの回想シーンです!!

大作で顔出て良かった良かった!
『ソーシャル・ネットワーク』を見る時はウィンクルボス兄弟のシーンで彼のことも思い出してあげてください(´・_・`)

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【連載もくじ】
1:映画『ソーシャル・ネットワーク』が傑作すぎて震えた2011年【鑑賞日記】

2:映画『ソーシャル・ネットワーク』、膨大な情報の中で核となるメッセージは何か?

3:映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪とは何か?それはな、これ完璧にフィクションだってみんなわかってないことだ!

4:映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性

5:映画『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス双子の片方の身体だけ演じた俳優が『ダークナイト・ライジング』に出てる!?

6:映画『ソーシャル・ネットワーク』が牽引した日本のfacebookブーム、流行らないと言われた謎の風潮とmixiの今から当時を懐かしむ

7:映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれない今のfacebookを統括するシェリル・サンドバーグという女史の最強エピソード




映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性

※『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説7連載のその4です。連載目次は記事の最下部に設置してあります。


今回の記事では映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性についてです。

3つの映画のストーリーを並べてみましょう。ギャツビーは今年公開された方にします。


『ソーシャル・ネットワーク』ストーリー
2003年、ハーバード大学の学生マーク・ザッカーバーグは、学内で友人を増やすためのサイトを親友のエドゥアルド・サヴェリンと共に立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほど巨大に成長していくが……。
=要するに成功した男の苦い話


『市民ケーン』ストーリー
新聞王ケーンが、“バラのつぼみ”という謎の言葉を残して死んだ。新聞記者のトンプソンは、その言葉の意味を求めて、生前のケーンを知る人物にあたるが……。様々な人物の証言から、新聞界に君臨した男の実像が浮かび上がる。
=要するに成功した男の苦い話


『華麗なるギャツビー』ストーリー
ニックが暮らす家の隣に建つ、ぜいを凝らした宮殿のような豪邸。ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビー(と言葉を交わす仲になる。どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。
=要するに成功した男の苦い話


そういうことです、はい。
時代やストーリー違えど主人公の境遇は同じなんです。
『華麗なるギャツビー』をここに持ってきたのは完全に持論なんですが、『市民ケーン』は映画評論家の町山智浩さんが映画公開時に比較で解説されてましたね。

デヴィッド・フィンチャーはfacebookの史実を描くのではなく、この脚本を使って21世紀の『市民ケーン』を作りたかったと仰っているようです。そう考えると史実として信じてはいけない『ソーシャル・ネットワーク』ですが1人の男の詠歌盛衰と考えるとやはり傑作だなと思う次第です。

ギャツビーもそうですもんね。全てを手にしたと思いきや肝心の愛するデイジーだけは最後まで手に入らなかったわけですから。ビジネスの"成功"の定義を完遂したところで人生の成功ではないと教えられてる気もして面白いですよね。

今回はこんな感じでおしまい。



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【連載もくじ】
1:映画『ソーシャル・ネットワーク』が傑作すぎて震えた2011年【鑑賞日記】

2:映画『ソーシャル・ネットワーク』、膨大な情報の中で核となるメッセージは何か?

3:映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪とは何か?それはな、これ完璧にフィクションだってみんなわかってないことだ!

4:映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性

5:映画『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス双子の片方の身体だけ演じた俳優が『ダークナイト・ライジング』に出てる!?

6:映画『ソーシャル・ネットワーク』が牽引した日本のfacebookブーム、流行らないと言われた謎の風潮とmixiの今から当時を懐かしむ

7:映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれない今のfacebookを統括するシェリル・サンドバーグという女史の最強エピソード

映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪とは何か?それはな、これ完璧にフィクションだってみんなわかってないことだ!

※『ソーシャル・ネットワーク』徹底解説7連載のその3です。連載目次は記事の最下部に設置してあります。


今回の記事では映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪について書きます。
周りくどい言い方もあれなので単刀直入に言うと、この映画のマーク・ザッカーバーグと実際のマーク・ザッカーバーグ違いすぎますし、映画のエピソードにはフィクションが多数含まれています。

映画は実話でも脚色されることは普通ですが、完成度が半端無かったため本作のマーク・ザッカーバーグのイメージをそのままにfacebookのイメージとしてしまう方が続出しました。

「こんなクソ野郎の作ったfacebookなんて使うか!」
なんて言ってる方も結構いらっしゃいましたね。
あの・・・これ・・・映画なんですけど・・・(汗

アスペルガー的な描写も多く自己中以外の何者でもないですからね映画だと。
完成度の高さが人々を映画にのめり込ませ、そして信じてしまうそのイメージのままにfacebookを考えてしまうという事態が多発。うへ〜皮肉だな…。映画自体が人ぞれぞれ別の感想を抱くスタンスなのも悪く働くとこうなるんですよね。傑作なのに辛いですね。

しかもこの映画マーク・ザッカーバーグに取材しないで製作されました。は?って感じしますよね。どういうことかと言うと途中で追放食らってたエドゥアルドの取材を元に製作されたのです。

2つの本をここでご紹介します。
1:映画の原作ともなったエドゥアルド側からのエピソード
facebook 世界最大SNSでビル・ゲイツに迫る男
-ベン・メゼリック著



2:マーク・ザッカーバーグを密着取材したエピソード
-デビット・カークパトリック著


映画『ソーシャル・ネットワーク』は負け犬エドゥアルド側からのエピソードであって、かつフィクションエピソード多数。これ必ず頭入れといてください。

ちなみに厳密には原作を映画化したのではなく、原作のエピソードの取材メモを元にアーロン・ソーキンが脚本化したようなので原作と異なる部分はそれ故です。

普通ならここまで書かないんですけどね。映画が傑作過ぎて信じる方多発故にこういう記事は書いていかなければなりません。


あともう一点!

女性周りのエピソードを書かずには終われません。2つ上げれば良いかな。
事実と異なるエピその1:エリカは実在しない。
事実と異なるエピその2:途中ナンパしてトイレでヤってたアジア系の女の子と結婚した(ただしヤってたのもおそらくフィクション)


どうでしょうか?
エリカ存在しないんですよ!?あれフィクションですよ!?
そう考えるとこれを事実として捉えると諸々崩れ落ちるのわかりますかね?

オープニングはフィクションなんです。
誹謗中傷したのもフィクションなんです。
途中で闘争心持ってfacebook拡大してやる!って意気込んだあれもフィクションなんでうs。
最後の友達リクエストもフィクションなんです。

そういうことなんです。
フィクションとして傑作ですがフィクションなんです。


また、途中でナンパしてトイレでヤってたあの女の子。
一瞬しか出てきませんがアジア系でしたので今のマーク・ザッカーバーグの奥さんのプリシラ・チャンをモチーフにしてると思います。別れたのかどうかもわからず映画では終わってます。これも計算してなんだろうなあ。

デヴィッド・フィンチャー監督×アーロン・ソーキン脚本・・・恐るべし・・・。


そんな感じでこの映画だけを見てfacebook自体やマーク・ザッカーバーグを語るのはとっても危険です。2011年初頭のfacebookブーム前なんでこの映画のマーク・ザッカーバーグが気に食わないからfacebookやらないって真顔で言われたりしましたからね。

物事は広い視野で認識しないと人生選択も狭くなるということも教えてくれるとんでもない映画ですねこれは(褒めてますw)

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【連載もくじ】
1:映画『ソーシャル・ネットワーク』が傑作すぎて震えた2011年【鑑賞日記】

2:映画『ソーシャル・ネットワーク』、膨大な情報の中で核となるメッセージは何か?

3:映画『ソーシャル・ネットワーク』の功罪とは何か?それはな、これ完璧にフィクションだってみんなわかってないことだ!

4:映画『ソーシャル・ネットワーク』、『市民ケーン』、『華麗なるギャツビー』 の関連性

5:映画『ソーシャル・ネットワーク』のウィンクルボス双子の片方の身体だけ演じた俳優が『ダークナイト・ライジング』に出てる!?

6:映画『ソーシャル・ネットワーク』が牽引した日本のfacebookブーム、流行らないと言われた謎の風潮とmixiの今から当時を懐かしむ

7:映画『ソーシャル・ネットワーク』で描かれない今のfacebookを統括するシェリル・サンドバーグという女史の最強エピソード