『ダークナイト・ライジング』、ベインの最後はなぜああもあっけなかったのか?【ダークナイト・シリーズ徹底解説コラム Vol.23】

2013/07/07

09:『ダークナイト』シリーズコラム

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さて今回も壮大にネタバレ記事であります。

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『ダークナイト・ライジング』をまだご覧になって無い方はここで引き返してください。











それでは










いきます!!



(1)ベインの最後は、なあっけなかったのか?

『ダークナイト・ライジング』のクライマックス、バットマンとベインは市庁舎前で壮絶なりファイトを繰り広げました。そしてベインの弱点であるマスクを破壊することでバットマンはベインを一度は倒すことができました。しかし信じていた、仲間だと思っていたミランダ・テイトが実は黒幕でミランダにナイフで刺されてバットマンは瀕死の重傷を負いました。

ミランダは最後の作戦へと繰り出し、ベインは「お前を殺す」と言ってバットマンを銃殺しようとしました。その時キャットウーマンことセリーナ・カイルがバットポッドで到着、バットポッドに備わっているバズーカでベインを銃殺しました。

ここでクリストファー・ノーラン版バットマンを詳しく把握している人は少しもやっとするわけです。そう、バットマンは銃を使わないですし人殺しをしないのです。それが例え敵であっても。実際映画の中盤、キャットウーマンに「銃は無し」って言うシーンありますもんね。

それなのに銃によってベインは倒されます。もちろん銃を撃ったのはバットマンではなくキャットウーマンなのでブルースが掟を破ったわけではありません。しかし銃なのであっけなさ過ぎと批判も出てますね。

(2)あっけなかったシーンの解釈の仕方

前置きが長くなりましたが、このシーン、どういう解釈がいいか説明します。

キャットウーマンは銃でベインを殺した
その後「私は銃無しでは無理みたい。」と言います。

アメリカという国は銃社会です。
しかし常に銃乱射事件が起きたりしており規制について常に議論がなされています。
このベイン銃殺の描写はアメリカの銃社会を皮肉に体現しているのです。

銃無しが理想なのです。
しかし銃を0にすることが難しいのです。
そして時として銃は凶器ではなく、人の命を守る盾にもなるのです。

ブルース・ウェインの両親は『バットマン・ビギンズ』で銃によって命を落としました。
それもあってブルース・ウェイン(バットマン)は銃を使わないのです。
しかし、バットマンはこの『ダークナイト・ライジング』において自らの命が危うい時、キャットウーマンの銃によって命を守られたわけです。

銃は凶器であり守る盾でもある。
無いほうがいいけれど人を守るためには銃も必要なのかもしれない。
もちろんその答えはすぐ出るものではないけれど・・・

そんな皮肉めいた描写がこのベイン銃殺のシーンなのです。
どうでしょうか?

確かにあっけなかったです。
しかしゴッサム・シティはアメリカの設定であります。
銃社会アメリカ、そのリアルな世界の一部を映画で観た気がしました。

そしてまた皮肉なことに『ダークナイト・ライジング』の公開初日、アメリカのコロラド州オーロラの映画館で銃乱射事件が起きました。

銃について答えは出ません。少なくてもすぐには。
その絶望感といいますか、もやもやをこのシーンにも感じました。
映画としては完璧な描き方です。しかし現実世界では答えは出ませんね。

難しや、難しや。


今回はこの辺にて終了としましょう。
次回はこのシリーズが体現する現実世界の政治思想について少し考えてみましょう。

(3)『ダークナイト』3部作を見る!

『ダークナイト』3部作は、Netflixをはじめとした動画配信サービスで閲覧できる時もあります。「時もある」というのは、動画配信サービスでは常に配信作品が入れ替わるためです。2020年1月27日現在は、Amazon Primeビデオでの有料レンタル等有償に限られているようです。変わったのを確認次第、案内文も書き換えます。

『バットマン・ビギンズ』


『ダークナイト』


『ダークナイト・ライジング』


(4)徹底解説コラムもくじ(全24記事)

























(5)付録:オススメの動画配信サービス

※この章は、映画紹介の各記事共通の項目です。2020年1月現在の情報になります。

時代は移りゆくもので、映画館での公開が終わった作品の視聴はBru-Ray/DVDと併せて、動画配信サービスで視聴される方が増えてきました。

私自身は、普段映画メディアの編集長をしている関係で映画に触れる機会が多めですが、その中において現在契約している動画配信サービスを「正直なお気に入り順で」紹介してまいります。

ただし、下位のものも契約している時点で支持をしているものです。それぞれに特性があり、私の好みやライフスタイルから以下の順番で重宝をしております。

オススメ1:Hulu



私は映画が大好きですが、普段民放テレビ局で最も視聴しているのは日本テレビです。テレビドラマに限らず、「Another SkyⅡ」も毎週楽しみにしており、ふと見返すことも多いです。よって、映画外の好みのコンテンツの側面からHuluを最も重宝しています。
日本テレビ系のドラマや各テレビ番組、「名探偵コナン」などを好きな方にはオススメのサービスです。映画のラインナップは日々変動しますが、他社に比べて劣ってると感じる事は少ないです。
金額:933円(税別) ※無料トライアル期間が2週間あり

オススメ2:Netflix



映画切り口でいくと、やはりNetFlixが現時点では王者の風格だなと個人的には思います。「さて、今日は何の映画を見ようか」と思ったら、とりあえずNetFlixを開きます。

併せて、日米それぞれオリジナル作品も多いです。「アイリッシュマン」「ROMA/ローマ」「全裸監督」などなど。今最も目の離せないサービスと言っても過言ではありません。なお、スタジオジブリの配信権獲得が発表されましたが、これには日米は含まれていません。日本で始まるとするならば、日本テレビ資本の入っているHuluの可能性が高いと勝手に思っています。

金額:3種類あり(ベーシック:800円/スタンダード:1200円/プレミアム:1800円 各々税別)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり

オススメ3:Disney Delexue



名前の通り、ディズニー作品を楽しむことができるサブスクリプション動画配信サービスです。時によって見れる作品は異なりますが、ディズニー作品のアニメ・実写。ピクサー作品、スター・ウォーズ、マーベル作品と、ディズニー系列の作品の多くを見ることができます。

常に誰もが知っている作品が配信されており、安心して一度見た映画を鑑賞したいときにはこれで間違いありません。なお、2020年1月現在、ディズニーによって買収された20世紀フォックスの作品はまだ配信されておりません。今後されるとは思いますが。

金額:770円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり

オススメ4:Amazon Primeビデオ


NetFlixと並んで知名度が高いのはこれでしょう。映画やドラマといった映像作品を鑑賞するためのサービスではなく、「Amazon Prime会員」向けサービスの中の一つとして、映画やドラマも見れるよという触れ込みなのが他と異なります。

年間契約での割引が用意されていますが、月額支払いでもたったの500円という破格の仕様。しかもAmazonの他のあらゆるサービスもそれで使えるわけです。普段Amazonを使う方なら「とりあえず入っとけ」サービスでもあります。

金額:500円(税込)
※年会費だと4900円
※無料トライアル期間が1ヶ月あり


オススメ5:Paravi



Huluと同様で、特定のテレビ番組をリピートしたい方向けなのはParaviです。こちらはTBS系列およびテレビ東京系列の番組を楽しむことができます。質の高いドラマの多いTBS系列ドラマを見たい方は入るべきサービスと言えるでしょう。

私自身もそのTBSドラマと、テレビ東京系列のビジネス番組の鑑賞目的、よって映画向けには使ってないです。テレビ東京のビジネス番組は質が高いので、教養目的と考えると日々の出費も投資考えることができて心に優しいです。

金額:925円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり

オススメ6:U-Next



U-Nextは異色です。定額料金で各作品を鑑賞できると同時に、新作を有料で販売、レンタルもしています。言うならば、サブスクリプション系サービスとiTunes等販売・レンタル系サービスのハイブリッドと言えるでしょう。

と聞くと、割が悪いようにも思ってしまいますが、ポイントも貯まっていくので、そのポイントで新作をいち早くレンタルして自宅で鑑賞することができます。どうしてもサブスクリプション系サービスでの配信は少し時差が出てしまうので、ここまで紹介してきた各サービスをうまくサポートする役割として利用をしています。

金額:1990円(税込)
※無料トライアル期間が1ヶ月あり


以上が、2020年1月現在私が契約しているサブスクリプション系サービスです。仕事柄多めです。これら全てを契約することはオススメしません。それぞれ特性があるので、何を目的にするか、頻度はどれくらいかをみなさん自身でお考えの上で選択してみてください。

また、ここにはないサービスもたくさんあります。その旨も理解の上で参考になれば幸いです。

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