□『横道世之介』基本情報
タイトル
=横道世之介
監督
=沖田修一
出演
=高良健吾
=吉高由里子
=池松壮亮
=伊藤歩
=綾野剛
ストーリー
「悪人」「パレード」の吉田修一による青春小説を、「南極料理人」の沖田修一監督が映画化。1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年・横道世之介や、その恋人で社長令嬢の与謝野祥子らが謳歌した青春時代を、心温まるユーモアを交えながら描く。主人公の世之介に高良健吾、ヒロイン・祥子に吉高由里子ほか、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛らが出演。
予告編
http://www.youtube.com/watch?v=FYhrbvDiw9E□感想「世之介という人間が好きになったら離れられない!そして吉高由里子最強伝説再び(笑)」
普段洋画9割の私ですが『桐島、部活やめるってよ』の時のように周りの映画好きさんが大騒ぎでしたので迷うこと無く劇場へ。行って正解でした。素晴らしかったです。この映画の魅力は大きく2つあります。
・主人公世之介の人柄の良さが心にまで沁みる
・吉高由里子が可愛い
この2点でしょう。横道世之介という主人公の人生というか学生時代にフォーカスして永遠とそのエピソードを我々は目撃していきます。上映時間何と2時間40分。この手の映画にしては超長尺であります。
しかしその長さを感じさせません。いや、この長さが必要だったと思います。じわじわと横道世之介の人柄というかダサさ含めて微笑ましくなってきます。それでいて結末はちょっとビターな感じ。映画の完成度どうこうではなく映画を観終わったあとも「世之介元気かな〜?」と懐かしむ気持ち。新しく友達ができた感覚になります。
女性だと世之介の魅力をもっと掴めるのではないでしょうか。異性だし。その意味私は同姓なので友達という感覚ではありましたが。しかし男性ですのでその意味吉高由里子演じる祥子の魅力にやられたわけでありまして。いや、吉高由里子好きなんですよ(笑)
世之介と祥子と愉快な登場人物たち、ダサくて痛い世之介の行動に苦笑しながらもそれすら魅力の世之介。「こいつ最高だわ〜!」と思いながら吉高由里子が可愛すぎてもう大満足ですよ。吉高由里子嫌いな男性っているんですか?結構いるかアンチ(笑)私はもう大好きすぎて…!
そんな感じで『横道世之介』は1人の人生を目撃する映画です。終わってすぐより数日経ってからの余韻に浸れる映画だと思いました。
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