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『キングスマン:ゴールデンサークル』の感想と“続編の宿命”のお話

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

今回の記事ではキングスマン続編が面白いよという話をしつつ続編の評価の取り方の難しさについて思っていることを書いていきたいと思いますあくまでも個人の見解なのでゆるーく読んでいただいて参考になる場合は参考にしていただければと思います。


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本日から映画『キングスマン』の続編である『キングスマン:ゴールデンサークル』が公開されています。

ちなみに、発売中の「GINGER」2月号に私の感想の方を掲載させていただいていて、映画を見終わった後「超面白い!」と思ったのでその熱意を冷静に文章に落とし込んだ紹介文になっています。


超面白い!けれど…?

今回の『キングスマン:ゴールデンサークル』は物語上は前作からの続きでありつつマシュー・ボーン監督が「ただの続編にはしたくなかった」と発言している通りアメリカのスパイ機関のステイツマンが登場したり、悪役のポピーが東南アジアの山の中にアジトを作っていたりと、より広い世界で物語が展開。前作とは違った物語構成や演出で私たちを楽しませてくれます。

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

個人的には前作と違った楽しみ方が出来つつ、前作から続く愛すべきキャラクター達の奮闘や相変わらずセンスある音楽の選曲、そしてキレキレのアクションを楽しめたので大満足!

しかしどうも先行でご覧になられた方や、 既に公開されている海外のレビューを拝見すると評価が二分しているなという感じです。

「超つまらない!」であるとか「駄作!」とかの酷評はあまり見受けられませんが「前作の方が楽しかった」という意見が結構多いなと思います。

100点満点で80点ぐらいの満足度を得つつ、100点には行いかないモヤモヤ感を感じたレビューが多く見受けられるなあと思いました。

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation


続編ゆえの宿命…?

ちょこっと“続編”についてのお話を。(※本作に限らずです)

作品によってはヒットしたから続編を作ろうという後付は正直あり、その場合は脚本が詰め切れていなかったり、時間の無さからプロデューサーや監督らの意見の整合が取れなかったりで、100点満点で80点どころか30点ぐらいの満足度になることもたまにあります。

ただ、しっかりと誠意を込めて続編を送り出してくれたにも関わらずモヤモヤするということも。

その要因の一つに“既視感”あるのではないかと思います。

これは同じ内容の焼き直しという意味ではありません。

『トランスフォーマー』シリーズを例にとると分かりやすいかなと思います。

『トランスフォーマー』シリーズは回を重ねても大ヒットを続ける人気シリーズですが、 一作目を見たときは高精細なトランスフォーマーたちの動き、 つまるところ革新的なCG 描写に衝撃を受けました。

わかりやすい感想で言うと、

「なんだこの映像は!?」

という感じですね。



 これは、R15指定の熊映画『テッド』でも言えます。

『テッド』の一作目は、あんなかわいい熊が下品なセリフを吐きまくると言う、その設定に衝撃を受けた方が多いと思います。

『テッド2』は、全力でふざけながらも差別を扱い、メッセージ性のある内容から私自身非常に満足しましたが、 当然熊の設定が分かった上で見ているので、その部分は楽しみでありながらも衝撃にはならないわけです。

これが“既視感”ですね。

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今回のキングスマンもその面は確かにあるなあと私自身思います。

1作目の『キングスマン』を最初見た時はキレキレのアクションだったり、センスのある音楽の使い方だったり、クライマックスの「威風堂々」だったり、とにかく様々なものに衝撃を受けました。

その衝撃は快感であって、映画が終わった後、自然と笑みがこぼれてしまうほどでした。

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『キングスマン:ゴールデンサークル』は、全力で楽しみつつもこの側面から見ると確かに衝撃を受けることはなかったなぁと思います。

これはマシュー・ボーン監督が悪いとかではなく、続編ゆえの宿命であるのかなとも思うわけです。

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

その意味ではシリーズの立ち位置的に異なりつつもクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』トリロジーは2作目の『ダークナイト』が一番好きという方が多いのですごいなと思います。

ただし『ダークナイト』トリロジーの場合は『ダークナイト』が凄すぎたため、最終作の『ダークナイト・ライジング』に過度な期待がかかり消化不良に落ちた方は多いのかなと。その意味では今回の『キングスマン:ゴールデンサークル』に似た境遇に『ダークナイト・ライジング』が位置しているのかなと思います。

[]

どんなに駄作な映画でも、造り手たちは一生懸命に観客を楽しませようと思って制作をしていることがほとんどであると思います。それを私たちが見た時に100%正面から受け入れることができれば“両者幸せ”ということになるのかなと思います。

ただそういう経験は常にできるものではないので、映画のチョイスというのは難しいなと常々思います。だからこそ今務めている「シネマズby松竹」の編集長という、映画作品を扱う仕事をしている立場から、その人その人に合った映画をマッチングさせていく手助けを頑張りたいなと思います。
( どんな映画でも、それを面白いと思う人はいるわけなのでこのマッチングという部分が常々大事だなと今改めて文章を書きながら思っています)

(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

ということで『キングスマン:ゴールデンサークル』。「つまらない」という人はそんなにないんじゃないかなと思います。

私自身2018年このまま年間ベストにいくんじゃないかなと思うくらい個人的には楽しめましたし。

でも今回文章にさせていただいた通り、初見のような衝撃はありませんし、良くも悪くも一作目の『キングスマン』初見で感じた衝撃は今回は既視感として存在していますのでそれはそれとして是非楽しんでみてください。

ただエルトンジョンがエルトンジョン役で出演しているのでその衝撃は半端ないです!この衝撃は是非皆さん味わってほしいです。

ということで本日この記事はおしまいです。
長くなりましたが読んでいただいてありがとうございました。

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お正月にオススメの映画 “本音と建前”

Ron Hermanにて。本記事に特に関係はない(笑)

「お正月にオススメの映画ある?」と結構聞かれたので、その“本音と建前”を書いてみたいと思います。まあゆるい内容ではあります(笑)


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お正月にオススメの映画「模範解答」(建前)

選ぶ作品のあれこれではなく、“どういう理由で選ぶか”がポイントになると思います。

お正月=新年ですので、「模範解答」としては、

■新たな年、お正月休みの後のお仕事や学校生活へ新たな心構えで迎えるようにやる気出る映画

この切り口でオススメするのが模範解答と言えるでしょう。

それに沿うとパッと浮かんだ作品は以下の3つ。

・『マイ・インターン』
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・『スティーブ・ジョブズ』
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・『英国王のスピーチ』
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近年の作品がパッと出てくるのは浅い知識と好み故なのでご容赦ください。

この辺りですねえ。

『マイ・インターン』は、ファッション会社の女性CEOが老年のインターンシップ生との交流を通じて、本当に大切なものは何かに気付いていく物語です。アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロの共演が本当に心地よく、お正月に限らず、元気がほしい時や落ち込んだ時などにオススメの映画です。私もなにかあるとすぐ見る映画で、そのうち今までで最も再生した映画になる可能性すらあります。それくらい素敵な映画です。


続いて『スティーブ・ジョブズ』。スティーブ・ジョブズを描いた映画はいくつかありますが、今回ピックアップしているのはダニー・ボイル監督×マイケル・ファスベンダー主演のもの。「1984年のMacintosh発表会40分前の舞台裏」「1988年のNeXT Cube発表会40分前の舞台裏」「1998年のiMac発表会40分前の舞台裏」の3つの凝縮された物語が描かれ、スティーブ・ジョブズとはどんな人間だったのかに迫っていきます。スティーブ・ジョブズの映画ですのでとにかく刺激的。モチベーションアップすること間違い無しの映画です。


最後に『英国王のスピーチ』。アカデミー賞作品賞も受賞したこの作品は、現在のイギリス女王であるエリザベス2世の父、ジョージ6世を描いた伝記作品です。きつ音障害を抱えスピーチすることが困難な国王が、国民のためにその症状を克服していく物語です。まるでスポ根映画の様相すらあり、国王を全力で応援したくなる作品。仕事や学校始めのモチベーションアップにもってこいの映画と言えるでしょう。


模範解答に沿ってますが、映画3本は本当にオススメです。



お正月にオススメの映画「実際のところ」(本音)

で、“どういう理由で選ぶか”の本音なのですが、

■正月くらいパーッと面白い映画見ようぜ!

となります。何か、正直なところ、せっかくの休みなんですから仕事や学校の準備ではなく現実逃避で楽しみゃいいじゃん!的な感じです。

本音ですが、全く模範解答ではありません。

それに沿うとパッと浮かんだ作品は以下の3つ。

・『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』
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・『トランスフォーマー』
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・『オーシャンズ11』
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まずは『ワールズ・エンド』。ワールズ・エンドとか言うと世界の終わりのようですが、パブの名前。昔の悪仲間5人が中年になってから再会して、宇宙人が侵略しようとする街で12軒ほどビールのはしご酒する話です。多分何言ってるかわからないと思うのですが、本当にはしご酒をひたすらしながら宇宙人を倒していく話なのです。つまるところ、意味不明でくだらないということです。でもこれがもうとにかくおもしろい!ビールがやたら美味しそうに見える映画でもあるので、ビールが好きな方だったら是非見てほしいですね。


続いて『トランスフォーマー』。シリーズ化されてるので認知度も上がってきたロボット映画。人間VSロボットではなく、ロボットVSロボットの戦いに人間が巻き込まれたり、味方になったりしていく映画です。とにかく大迫力のシリーズなのですが、ストーリーがなかなかカオス。戦いの発端は確かにシリアスなのですが、ギャグ要素が満載だったり、ロボットの実質リーダーのオプティマスプライムが毎回一番大切なところで何かしら役に立たなかったり…。でもそこがいいんです。深く考えないで大迫力の映像を楽しめるので、おもしろんです。今回は1作目をピックアップしていますが、個人的には3作目の「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』が一番オススメです。


最後に『オーシャンズ11』は、これは結構有名でご覧になられたことある方も多いかもしれません。ジョージ・クルーニー演じるオーシャンと仲間たちがラスベガスのカジノからお金を盗み出すクライムエンターテイメントです。この映画はクールでオシャレ。ストーリーは難しすぎず、簡単すぎずでそれも心地良いんです。豪華キャストにきらびやかなラスベガス、ちょっとしたトリックなど、ザ・エンターテイメントな作品です。適度に頭を使いながら見るのにちょうど良い作品でもあります。ちなみに続編の『オーシャンズ12』はあまり評判が良くないですが、『オーシャンズ13』はかなり面白いです。『オーシャンズ11』楽しかったら一先ず12、13と楽しんでみてください。ちなみに、この夏に『オーシャンズ8』が公開されます。これはオーシャンの妹の話らしい…。こちらも期待!

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まとめ

こんな感じですかねえ。

本音はモチベーションが上がる素敵映画をオススメしたく、実際これは何も間違いではない感じです。でもやっぱ何か楽しくて後先考えず見れるエンターテイメント映画を正月は見たいなという本音です。

ちなみに、2018年1月1日、今年の映画始めは…

Huluで『オーシャンズ13』でした!!
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上記の本音に沿った行動を自ら致しました。軽やかで楽しかったー。


という感じでそろそろ締めましょう。

ここに書いてある映画に「ん?」と思っても、2つの切り口は“アリ”だと思うので、そのどちらかで気になる映画を探してみてください。


2018年はこんな感じで、あるキーワード(ブログのタイトル)から、掘り下げていく感じの記事も色々書いていければと思います。


今年もどうぞよろしくお願い致します!


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魔女宅のニシンのパイも再現します!「映画の食事会」のご案内


2016年に開催しており、2017年はお休みさせて頂いていた「映画の食事会」。こちら限定的に再開をさせて頂く運びとなりました。


「映画の食事会」はその名の通り、“映画に出てくる食事を再現して、撮影を楽しんだ後に食べて楽しむ”イベントです。

様々な料理でチャレンジをさせて頂きましたが、やはりジブリ料理が人気でした。

“インスタ映え”全盛期にイベントをお休みさせて頂いておりましたが、数多くのお問い合わせを頂いたため2018年に限定的に復活をさせることになりました。

「映画の食事会」内容・スケジュール

※参加方法はスケジュールの後で説明書き入れております。

開催場所:ゼロカフェ青山(0cafe Aoyama)
東京都渋谷区渋谷2-9-13 AiiA ANNEX Bid. B1F
(渋谷駅、表参道駅からアクセスできます)


□2018年1月27日12:00〜14:00(定員25名)
『魔女の宅急便』『天空の城ラピュタ』『カリオストロの城』
(ニシンのパイ、キキのケーキ、肉団子スープ、ビーフシチュー、目玉焼きトースト、肉団子スパゲッティ予定 )

 過去の類似回の参考:https://goo.gl/tVWawT


□2018年1月27日14:30〜16:30(定員25名)
『魔女の宅急便』『天空の城ラピュタ』『カリオストロの城』
(ニシンのパイ、キキのケーキ、肉団子スープ、ビーフシチュー、目玉焼きトースト、肉団子スパゲッティ予定)

過去の類似回の参考:https://goo.gl/tVWawT


□2018年2月3日12:00〜14:00(定員25名)
映画の食事会(和食スペシャル)
(鍋焼きうどん、まっくろくろすけ(おはぎ)、トトロのお弁当、雑炊、塩おにぎり、苦団子 、ラーメン、クレソン、シベリア、キキのケーキ 予定)

過去の類似回の参考:https://goo.gl/SyUfVe


□2018年2月3日14:30〜16:30(定員25名)
映画の食事会(和食スペシャル)
(鍋焼きうどん、まっくろくろすけ(おはぎ)、トトロのお弁当、雑炊、塩おにぎり、苦団子 、ラーメン、クレソン、シベリア、キキのケーキ 予定)

過去の類似回の参考:https://goo.gl/SyUfVe


□2018年2月17日12:00〜14:00(定員25名)
『魔女の宅急便』『紅の豚』『ハウルの動く城』『風立ちぬ』
(ニシンのパイ、キキのケーキ、賄いパスタ、トマトパスタ、ベーコンエッグ、クレソン、シベリア 予定)

過去の類似回の参考:https://goo.gl/1LnY41


□2018年2月17日14:30〜16:30(定員25名)
『魔女の宅急便』『紅の豚』『ハウルの動く城』『風立ちぬ』
(ニシンのパイ、キキのケーキ、賄いパスタ、トマトパスタ、ベーコンエッグ、クレソン、シベリア 予定)

過去の類似回の参考:https://goo.gl/1LnY41


現時点で上記6回の募集を開始しております。

※1月27日の回は既に参加希望者が多数おられますので、お早めにお申し込みください。

イベントの申込方法・料金等について

1:お申し込み方法について
イベントサイトPeatixを介してのお申込み
1/27 12時の回
https://peatix.com/event/338831/

1/28 14時半の回
https://peatix.com/event/338842/


※2月5日22時45分に、申し込みページをPeatixへ一元化しました。それ以前の直接のフォーム入力は、ブックマークされてる方は承ることも可能です。

※2月のイベントの申し込みページは2月6日に開設致します。


2:イベント料金・お支払い方法について
■イベント参加料金
=4300円
※小さなお子さんのご参加は直接お問い合わせください。

■キャンセルによる返金にについて
=開催7日前(前週の土曜日)までキャンセル・返金を承ります。
=返金に関してはお振込みで対応を致しますが、極力は別日への振り替え案内で返金手続きにならないようご調整をお願い致します。

3:イベントに関する問い合わせに関して
ご質問やご要望に関しましては、以下のメールアドレスへお送りください。
メール:shuhei0919@gmail.com


4:イベントに関する情報発信について
イベントの締切や新たなスケジュール発表などはメールにて一斉送信をさせて頂きます。配信希望の方は以下のフォームにメールアドレスをご入力ください。
https://goo.gl/forms/uQepgoZXxdab1EHt2



みなさまのご参加をお待ちしております!

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2017年、個人的映画満足度ベスト10!!

今年も年の瀬。

今年も映画の仕事に携わらせて頂き、たくさんの映画を拝見させて頂きました。優れた映画は今年も非常に多く、その世界にたくさん触れることが出来たことはとてもうれしく思います。

その中でも「これ、好き!」と心から思った10作品をピックアップして、ランキングにさせて頂きました。

※ここの入ってない作品でも優れた作品は本当に数多くあります。クオリティで言ったら『ムーンライト』とか本当に凄かったですし。個人的な好みのランキングですので、ゆるい気持ちでご覧頂けますと幸いです。


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第1位:『ドリーム』
地球周回軌道飛行を成功させたジョン・グレンの功績を影で支えたNASAの黒人系女性3人の知られざる物語。

軽やかだけど重厚で、心底勇気を貰える本当に素晴らしい映画でした。

文句無しで今年最も「好き!」と思える映画で、これからの人生で何度も何度も見ていきたいと思う映画でした。


第2位:『あさひなぐ』
乃木坂46のメンバーを中心になぎなたに青春をかける少女たちを描いた本作。

アイドル映画ではなく、目の前の目標に向かって全力を捧げる熱き青春映画であり、エナジー映画。

「笑いあり、涙あり」とはこのこと。

勇気と感動をたくさん貰えた本当に素敵な作品でした。


第3位:『パトリオット・デイ』
2013年に実際に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件の犯人逮捕までの裏側に迫った作品。

ナショナリズム感はありつつも、爆弾テロの悲惨さを容赦なく見せ、サスペンスとしての緊迫感も有した素晴らしい作品でした。

褒め言葉として、終わった後一気に疲れがきます。


第4位:『ダンケルク』
ノーラン大先生、初の実話映画。

第二次世界大戦の「ダイナモ作戦」を想定外のシナリオ構成と規格外の大スケールの映像で映画化。

「早く帰りたい」とまるで兵士の如く思い、「今年最も衝撃を受けた映画」で、この「映画体験」を超えることは今後あるのだろうかと思うほど。


第5位:『ベイビー・ドライバー』
音楽をかけながら驚異の運転テクニックを発揮する若きドライバーを描く作品。

クライム映画、恋愛映画、そしてアクション映画としても

と に か く お も し ろ い ! !

最 高 に お も し ろ い ! !

何 な ん だ こ れ は ! ?
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第6位:『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』
「たくさん映画を見ててコナンをベスト10に入れるか!?」

ああ入れますとも!だって今年のコナン(まるでボジョレーな言い方)は、久々のラブコメだし、京都だし、平次だし、倉木麻衣だし!

平次の最後の台詞、何度見てもカッコ良い!!

来年も楽しみです!!



第7位:『ワイルド・スピード ICE BREAK』
7作目が超傑作で不安が先行した今年の8作目。

まさかの史上最大スケールで最初から最後までとにかく唖然。

某赤ん坊の名前を含めたファミリーの絆に涙!

愛すべきキャラクターが多すぎて隅々まで語りたいですが、一言。

「ステイサム、あんた強すぎ。」



第8位:『ノクターナル・アニマルズ』
アートディーラーの女性が元夫から送られた小説を読んで精神の均衡を崩していくミステリー(多分)。

とにかく圧倒的で衝撃的。

映画は見終わった後も脳内に住み続け、思考を奪われ、まるで何かに感染してしまっかのよう。その感覚がたまらない作品でした。



第9位:『美女と野獣』
言わずもがな今年最もヒットした作品。

あの傑作アニメをより美しくロマンティックに。

この世界に一度浸ってしまったら戻ってこれないほど素敵な映画の世界。

アレンジも程よく、それが感動を増長させ、「なんて素敵な映画だ!」とエンドロールに入った瞬間思いました。


第10位:『ラ・ラ・ランド』
夢を追う男女の恋愛をどこまでもロマンティックに描く、と思いきや超ビターな展開で感情を揺れ動かされた今年を代表するミュージカル映画。

音楽とダンスの素敵さは何度もリピートしたくなり、自分の感情とも照らし合わされる深い深い映画。

アカデミー賞作品賞は惜しくも逃しましたが、多くの人の心を掴んだ今年を代表する一作で間違いは無いでしょう。



以上10本!


好きを10本ピックアップした後でランキングを付けたのですが、1位『ドリーム』、2位『あさひなぐ』、3位『パトリオット・デイ』と、どれも集団で目標に向かって進んでいく映画なのです。

今年はこの切り口の映画に非常に勇気を頂いて、仕事も邁進することが出来ました。

というように、その時の境遇や心境で好きな映画は変わってきます。私自身過去に「この映画は苦手」と思ったものが、数年後に感動して涙するほど印象が変わったこともあります。

なので、「何であの映画入れてないんだ!?」など思わず、ゆるい気持ちで今後の映画鑑賞の参考にでもして頂けたらうれしいです。

2017年はラスト記事になると思います。

2018年はシネマズの編集長3年目を頑張らせて頂きつつ、新しいチャレンジをたくさん控えております。楽しみにしていてください。

今後も、どうぞよろしくお願い致します。

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第75回ゴールデングローブ賞ノミネート発表!『シェイプ・オブ・ウォーター』最多で、ところどころにサプライズあり!!


第75回ゴールデングローブ賞のノミネート作品が発表されました!ギレルモ・デル・トロ監督の最新作『シェイプ・オブ・ウォーター』が最多7部門でノミネート。


(C)2017 Twentieth Century Fox


その他『ダンケルク』など有力作品が順当にノミネートされましたが、ところどころにサプライズも。

まずはノミネート一覧を見ていきましょう。

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第75回ゴールデングローブ賞ノミネート一覧

ドラマ部門
■作品賞
・『シェイプ・オブ・ウォーター』
・『スリー・ビルボード』
・『ダンケルク』
・『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
・『Call Me by Your Name』

■主演男優賞
・ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男)
・ダニエル・デイ=ルイス(Phantom Thread)
・ティモテ・シャラメ(Call Me by Your Name)
・デンゼル・ワシントン(Roman J. Israel, Esq)
・トム・ハンクス(ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書)

■主演女優賞
・サリー・ホーキンス(シェイプ・オブ・ウォーター)
・ジェシカ・チャステイン(Molly's Game)
・フランシス・マクドーマンド(スリー・ビルボード)
・ミシェル・ウィリアムス(All the Money in the World)
・メリル・ストリープ(ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書)

コメディ・ミュージカル部門
■作品賞
・『グレイテスト・ショーマン』
・『ゲット・アウト』
・『I, Tonya』
・『Lady Bird』
・『The Disaster Artist』

■主演男優賞
・アンセル・エルゴート(ベイビー・ドライバー)
・ジェームズ・フランコ(The Disaster Artist)
・スティーヴ・カレル(Battle of the Sexes)
・ダニエル・カルーヤ(ゲット・アウト)
・ヒュー・ジャックマン(グレイテスト・ショーマン)

■主演女優賞
・エマ・ストーン(Battle of the Sexes)
・シアーシャ・ローナン(Lady Bird)
・ジュディ・デンチ(Victoria and Abdul)
・ヘレン・ミレン(ロング,ロングバケーション)
・マーゴット・ロビー(I, Tonya)

共通部門
■監督賞
・ギレルモ・デル・トロ(シェイプ・オブ・ウォーター)
・クリストファー・ノーラン(ダンケルク)
・スティーヴン・スピルバーグ(ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書)
・リドリー・スコット(All the Money in the World)
・マーティン・マクドノー(スリー・ビルボード)

■助演男優賞
・アーミー・ハマー(Call Me by Your Name)
・ウィレム・デフォー(The Florida Project)
・クリストファー・プラマー(All the Money in the World)
・サム・ロックウェル(スリー・ビルボード)
・リチャード・ジェンキンス(シェイプ・オブ・ウォーター)

■助演女優賞
・アリソン・ジャニー(I, Tonya)
・オクタヴィア・スペンサー(シェイプ・オブ・ウォーター)
・ホン・チャウ(ダウンサイズ)
・メアリー・J・ブライジ(マッドバウンド 哀しき友情)
・ローリー・メトカーフ(Lady Bird)

■脚本賞
・『シェイプ・オブ・ウォーター』
・『スリー・ビルボード』
・『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
・『Lady Bird』
・『Molly's Game』

■作曲賞
・『シェイプ・オブ・ウォーター』
・『スリー・ビルボード』
・『ダンケルク』
・『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』
・『PhantomThread』

■主題歌賞
・『マッドバウンド 哀しき友情』
・『グレイテスト・ショーマン』
・『リメンバー・ミー』
・『Ferdinand』
・『The Star』

■アニメーション映画賞
・『ゴッホ 最期の手紙』
・『ボス・ベイビー』
・『リメンバー・ミー』
・『Ferdinand』
・『The Breadwinner』

■外国語映画賞
・『最初に父が殺された』(カンボジア)
・『ナチュラルウーマン』(チリ)
・『In the Fade』(ドイツ)
・『Loveless』(ロシア)
・『The Square』(スウェーデン)

個人的な雑感

有力作品の順当なノミネートはまあ良いとして、とにかく驚いたのがリドリー・スコット監督作品の『All the Money in the World』の俳優部門大健闘です。

実はこの作品、助演男優賞にノミネートされているクリストファー・プラマーは代役。一度完成したこの作品で、この役を演じていたのはセクハラ疑惑で大批判を浴びているケヴィン・スペイシー。

完成しているにも関わらずケヴィン・スペイシーを降板させ、クリストファー・プラマーで再撮影を行い年内公開に何とか漕ぎ着けたわけです。

つまるところ、大急ぎで再撮影・再編集されたわけなので、当然(普通に考えて)クオリティにも不安が残るわけです。

しかしピンチはチャンスなのでしょうか。どうやら相当出来が良いようで大健闘のノミネートとなりました。

まだ日本公開の情報が全く出ていないので早く見たいものです。

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あとは、観た者ほぼ全てを熱狂させた『ベイビー・ドライバー』の主演アンセル・エルゴートが主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)にノミネートされました。これはとても嬉しいですね。

欲を言えば『ベイビー・ドライバー』、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)にもノミネートされてほしかったなって…。まあ欲ですね(笑)


ゴールデングローブ賞はアカデミー賞よりもお祭り感が強いので、アカデミー賞とはまた違った感じで楽しめるのが魅力。

日本時間の2018年1月8日(月)が授賞式なので、年明け最初の映画ファンのお祭りでもあるので、今年も楽しみに待ちたいなと思います!


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スタジオジブリに掲げられていた「去ってほしい社員の条件」を振り返ってみる

夢と狂気の王国 [DVD]

2013年に公開されたスタジオジブリの舞台裏に迫ったドキュメンタリー映画『夢と狂気の王国』。先日久々にDVDで見た時に、記事タイトルのネタについてメモしたのでそちらの内容を今回は語っていきます。


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去ってほしい社員の条件

映画『夢と狂気の王国』の中にサラッと「去ってほしい社員の条件」という掲示が登場します。社訓的な感じですね。

一、知恵のでない社員

一、言わなければできない社員

一、すぐ他人の力に頼る社員

一、すぐ責任を転嫁する社員

一、やる気旺盛でない社員

一、すぐ不平不満を云う社員

一、よく休みよく遅れる社員

これに関しての正直な感想

自分の率直な感想は「言ってることは当たり前だけど、貼っちゃうのか…」でした。これはポジティブにでもネガティブにでもないかもです。

「去ってほしい」というネガティブな内容があの全盛期のジブリに貼ってあることに驚いた感じですね。

この内容はどうやら他の番組(『ゲド戦記』の舞台裏の特番?)などでも紹介されていたようで、意外と有名な内容。インターネット上での評判を見る感じだと、内容には理解を示している方が多いものの、これを張り出すことにブラック企業的な一面が見えるという意見も多いなと感じました。

ただ、これ、誰が書いたのかとか、誰がまとめたのかとか、がわからないので、論じるに論じにくいところもありますね。

「電通鬼十則」も私が20代前半の頃は年上の諸先輩方に理解して覚えるように勧められたり(全然別会社、別業種ですが)して、神格化されていましたが、某事件後は逆に仇ともなっているように語られていますからね。

ちなみに電通鬼十則は以下になります。

1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。

2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。

4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。

5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。

6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。

7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。

9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。

10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。


時代によって、そして個々人の境遇によってこの手のものは捉え方が変わりますね。

何事も程々に。冷静に参考になるなと思うところだけ取り入れていく柔軟さが必要なのかもしれませんね。

生きるって難しい。

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『ジャスティス・リーグ』は軽めに楽しめるからオススメしやすい!

※SmartNewsでご覧の方は、スマートモードでは表示が崩れてしまうため、Webモードでご覧ください。


今日は『ジャスティス・リーグ』についてゆるーくコメントしてみます。


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公式ホームページにコメント寄せてます!

11月23日から公開となる『ジャスティス・リーグ』。こちらの公式ホームページにコメントを寄稿させていただきました!


元々私は映画の感想を長々と語り倒すスタイルでブログを始めました。

下手すると1万字近い記事もあり、良く言えば隅々まで語っていますが、悪く言えばまとまってないそういうスタイルでやってきました。

幻冬舎の女性誌「GINGER」にて映画連載を始めさせていただいてからは400字以下で映画の感想をまとめると言う術を磨かせて頂いています。

[今月号こちら!]


まだまだ編集担当の方ににお手間を取らせてしまうこともありますが短い文章に情報を凝縮し魅力を伝えるという作業に楽しさも感じるようになってきました。

今回のジャスティスリーグのコメントも100文字を目安とご依頼いただいたので短い文章にて寄稿をさせていただきました。


シリアスだけど、コミカル!アクション満載だけど、感動ドラマも満載!
アメコミ初見でも、混乱せず手に汗握りながら楽しめる魅力が満載!
“面白い映画”を劇場で見る、この喜びの機会を逃してはいけない!


これはオススメしやすい作品!

『ジャスティス・リーグ』では世界の危機が訪れています。

ヒーロー達が必要とされる危機なのでその物語はシリアスにならざるを得ません。

しかし、同時に各キャラクターたちの個性であったり我々を楽しませようとする制作陣の演出によりコミカルさもしっかりと含まれている映画です。


世界の危機を前にヒーローたちが戦う映画なので バトルシーンがふんだんに含まれています。つまるところアクションシーンが満載ということになります。

しかし、それらアクションにはそれぞれ意味がありドラマ性も内包されています。

アクションと関係ない人間ドラマも様々あり心揺さぶられるシーンも一つや二つではなくたくさん存在します。

映画そのままの魅力は上記のオフィシャルへ寄せたコメントの言葉をより突き詰めていけば様々あるのですが、映画を一歩引いて見ると、“この映画最大の魅力というのは誰もが楽しめるということ”ではないかと思います。

言い換えればアメコミが大好きな方も、映画通の方も、そして映画を年に1本や2本しか見ない方も楽しめるということです。


この映画は『マン・オブ・スティール』や『バットマンvsスーパーマン:ジャスティスの誕生』、そして『ワンダーウーマン』といった作品と物語が繋がっています。

確かに繋がりがあるので、これら作品を見ていると楽しみや感動が増幅します。

しかしこれら作品を一つも見ていなくても、問題なく楽しめるのが『ジャスティス・リーグ』なのです。

そのバランスの良さこそがこの先に最大の見所であり、オススメすることができる最大の理由でもあるのです。

どうしても映画を皆さんにお勧めするにあたって、「自分は大好きだけれども、決して万人受けではなく…自分だからこそ楽しめたんではないかな…」と思うことも多々あります

でも今回は問題なしです!

逆にマイナスな点も言ってしまえばこの映画は超シリアスな映画ではありません。

 バットマンは登場しますがクリストファーノーラン監督が描いていた『ダークナイト』トリロジーのようなダークさはありません。

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世界中にたくさんいる『ダークナイト』トリロジーを信奉する方々には、物足りなさがあるかもしれません。

しかし、“これはこれ”、“それはそれ”、同じでないからこそ、それぞれに魅力があり、別物と捉えることができ、どちらも楽しめることができるのではないかな、とも思うわけです

なので、この冬の超大作の一つとして、是非周りのご友人巻き込んで『ジャスティス・リーグ』を楽しんでみてください。

おしまい。

*(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT, LLC


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幻冬舎の女性誌「GINGER」、2018年も連載継続します!!

幻冬舎が発刊する人気女性誌「GINGER」、2017年1月号より12ヶ月間映画の連載を担当させていただいておりましたが、ありがたいことに2018年も継続して連載を務めさせていただくことになりました!

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紙の雑誌での連載を持ったのはこれが初めてでして、 増していきなりの人気雑誌…!しかも女性がターゲットということで難しいチャレンジでもありました。編集者の皆様のご協力もあって徐々に執筆スタシルも安定してきて、ひとつのカラーを作れるようになってきました。

まだまだ文才に難はありますが、引き続き任されておりますのでしっかりと責務を果たしていきたいと思っています。

今月号は明日2017年11月22日月発売!!

2018年1月号は 明日2017年11月22日に発売です。



連載のフォーマットは今までと変わらずに4作品です。

今月のメインは『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』、その他に『探偵はBARにいる3』、『パーティーで女の子に話しかけるには』、そして『gifted/ギフテッド』です。

今月の表紙は桐谷美玲さん!
今月の特集は「今の投資が未来を変える。贅沢は素敵だ!」です

ファッションに限らず、旅行の贅沢だったり、食べ物の贅沢だったりと体験の贅沢も取り上げられており、なかなか刺激的な号になっているなと読んでみて思いました。

「GINGER」は一応女性ファッション誌というカテゴリー。ですが実際連載を持って、毎月献本を頂き読んでみると現在のトレンドなどもしっかりと捉えることができ男性としてはとても勉強になる一冊です。

是非男性の方も「GINGER」チェックしてほしいなと思います!

今後も「GINGER」をどうぞよろしくお願いいたします!!

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“アイオワ州”と聞くと『フィールド・オブ・ドリームス』が見たくなる

NHKのニュースを見ていて『フィールド・オブ・ドリームス』が久々に見たくなったので、今日はそんなお話。


フィールド・オブ・ドリームス (字幕版)
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昨日(2017年11月3日)、山梨県の県庁で「第1回山梨ベーコンフェスティバル」なるものが開催されたとNHKのニュースで報道されていました。

公式HPによると開催に至った経緯は以下の通り。

山梨県とアイオワ州の50年に渡る姉妹都市関係は、台風被害に苦しんでいた山梨県にアイオワ州が養豚用の豚を提供してくれたことに始まります。
この度双方の特産品である豚肉を通してさらなる国際交流を深めようと、アイオワ州で有志により10年前から開催しているベーコン祭をアジア初!日本の山梨で開催することになりました。
アイオワではとても人気のあるお祭りで、なかなかチケットが手に入らないことでも有名です。
http://japanbaconfestival.jp/
ベーコンフェスティバルなるものが来年も開催されるなら是非行ってみたいですね!(ベーコンとビールとか最高の組み合わせだろっていう)

で、こちら「アイオワ州」と聞いたら、映画脳が「ああ、『フィールド・オブ・ドリームス』久々にみたいなあ」となりました。

『フィールド・オブ・ドリームス』、本当に素敵な作品なので、サクッと紹介をしてみます。

『フィールド・オブ・ドリームス』は心揺さぶられる“ベースボールファンタジー”

映画『フィールド・オブ・ドリームス』は1989年に公開されました。主演はケヴィン・コスナーで、音楽は『タイタニック』などで有名な故・ジェームズ・ホーナーが務めています。

『フィールド・オブ・ドリームス』の直訳は「夢の野球場(フィールド)」的な感じだと物語に合うかなと思います。

ケヴィン・コスナー演じる主人公のレイはある日「それを作れば彼が来る」という“声”を聞きます。(この時点ではまるでホラー…)

その声は幾度となく聞こえ、それは自らが営むトウモロコシ畑を潰して野球場を造ることだと悟ります。

周囲の反対をよそに野球場造りを進めたレイ。その結果彼の周りではどんどん不思議な出来事が…。

クライマックスでは涙なしには見れない感動が待受け、89年の映画ながら未だに多くのファンを持つ“ベースボール・ファンタジー”の不朽の名作となっています。


舞台がアイオワ州で、クライマックス付近で、

ある人物:"Is this Heaven?!"

主人公のレイ: "No-it's Iowa."

という台詞が出てきます。これが記憶に刷り込まれているので、すぐに「アイオワ州=『フィールド・オブ・ドリームス』」となったみたいです。


心の映画だよなあ、これ

あらすじのまとめ(引用)を探していたところ、以下のような表現が。
信じる事の尊さ、愛する人を思う事の素晴らしさをファンタジーの姿を借りて語りかける感動作で、人を愛した事のある人全てのための映画と言える。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=19758

まさにその通りで、夫婦愛、親子愛、友情、信じる大切さなど“心”を描く映画なのです。

映画を見て社会問題を考えたりは一切しませんが、家族との思い出や愛すること、信じることなど自らの“心”について優しく考えるきっかけになる素敵映画だなと今改めて思ってます。

どうやらロケ地が存在している模様!

昨年(2016年)『君の名は。』の大ヒットなどでロケ地巡り=“聖地巡礼”がクローズアップされましたが、この『フィールド・オブ・ドリームス』も今でも“聖地巡礼”できるそうです。

「Field Of Dreams Movie Site」
https://fieldofdreamsmoviesite.com/

どうやらアイオワ州の中心地のアイオワシティなら約1時間半ほど、シカゴから3時間半ほどの距離の模様。これはアメリカで知り合いでもいないとなかなか行きにくい場所ですね…(行きたいけど…!)

誰か日本人で行ってないか調べてみたら旅行記発見!

https://welove.expedia.co.jp/destination/usa/11266/

『フィールド・オブ・ドリームス』が好きな人がこんなとこ行ったら涙出てしまいますね…。

死ぬまでに行きたい場所リスト(実は作ってる)に追加しておきます。

にしてもハードル高い…。

というわけで、最後はちょっと話が横に逸れましたが、『フィールド・オブ・ドリームス』のお話でした。

それでは!

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編集長を務める「シネマズby松竹」もよろしくお願い致します!
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シンガポール航空の新しいスイートクラスが、本気過ぎる!

シンガポール航空、やってくれたぞ…(最大の褒め言葉)

© Singapore Airlines

世界最大の旅客機であるA380型機。




2007年にシンガポール航空が初就航させ、気付けば10年が経過。エティハド航空やエミレーツ航空など中東の航空会社を中心に超豪華仕様のファーストクラス、もしくはそれ以上のクラスが導入されてもいます。
@etihadairwaysがシェアした投稿 -
↑エティハド航空のファーストクラス。レベルが違う・・・。

そんな中、、、

初めて商業飛行させたシンガポール航空の最上級クラス、スイートクラスが満を持して大幅アップグレードされることに!!

昨日(2018年11月2日)公式に発表されました!!(A380の全クラスがアップグレードされるとのこと)

© Singapore Airlines

© Singapore Airlines

© Singapore Airlines

特設サイト:https://a380.singaporeair.com/en_UK/#explore-the-new-A380

ベッドと椅子とが別にあり、完全な個室!!そしてシンガポール航空らしいシックで控えめなラグジュアリー感が良い感じです。(エミレーツ航空のザ・高級感も嫌いではないけど笑)

ちなみにベッドありの写真ばかりですが、ベッドは必要なければ収納されますのでそうするとかなり広く感じることでしょう。

映像の方ですが、昨日の発表会に行かれたプレスの方やYouTuberの方のものを2つほどご紹介。

まずは、1分程度でわかりやすいBloombergQuintのものを。

続いて詳細レポート。ラグジュアリーな搭乗記をたくさんYouTubeにアップされているSam Chuiさんのレポート!

とにかく豪華なのがわかりますね。

その他クラスへの直リンクとイメージ画像も貼っておきます。

ビジネスクラス
© Singapore Airlines


プレミアムエコノミークラス
© Singapore Airlines


エコノミークラス
© Singapore Airlines

シンガポール航空の場合、エコノミークラスやビジネスクラスを始めとしてこういった座席等装備に限らず、客室乗務員の行き届いたサービスや機内食・ドリンクメニュー等総合的に魅力があり、“体験してこそわかる良さ”があります。

今回の新しいスイートクラス等も、これら画像や映像ではわからない体験そのものもアップグレードされていること間違い無しでしょう。

その辺りの魅力も(さすがにスイートクラスは乗れませんが笑)、映画以外のジャンルを広げていくと宣言したので庶民レベルで搭乗記等扱えるものは扱っていければと思っております。

それでは!

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『ノクターナル・アニマルズ』は「圧倒された…なんじゃこりゃ…」となる映画だった

(C)Universal Pictures

2017年11月3日 (金・祝)より公開となる『ノクターナル・アニマルズ』。この作品、まあ凄まじい作品でして、ブログで久々に感想を書くには相応しい作品なので取り上げてみます。思ったことをつらつらと書きます。読みにくかったらすみませんです…。


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『ノクターナル・アニマルズ』はあのトム・フォードが監督!

トム・フォードは、ファッションデザイナーであり、その名のままのファッションブランドもありますね。『007 慰めの報酬』『007 スカイフォール』『007 スペクター』のジェームズ・ボンドが着ている素敵スーツもトム・フォードです。

トム・フォード自身は映画監督でもあり、デビュー作は『シングルマン』。ベネチア国際映画祭で主演のコリン・ファースが主演男優賞を受賞し、アカデミー賞にも主演男優賞ノミネートとなりました。

そんな彼の第2作が今回の『ノクターナル・アニマルズ』です。タイトルの直訳は「夜の獣たち」といったところでしょうか。見るとその直訳がしっくりきます。

物語はざっくり言うと、、、

“アートディーラーで大成功している主人公の女性が、別れた夫から送られてきた小説“Nocturnal Animals”を読んでいくうちに、過去を思い出し精神の均衡を崩していくお話”

です。


物語は3つのお話が混ざって構成。

1:現実のお話(色々)

2:過去のお話(主人公と別れた元夫)

3:小説のお話(別れた夫が実質主人公で色々起きる)


1と2は主人公を演じるエイミー・アダムスが登場。

2と3の別れた夫をジェイク・ギレンホールが演じます。

3の主人公は別れた夫本人ではないのかもしれませんが、主人公が小説を読んでそれが脳内再生されている映像のため元夫で結果的に描かれます。

混乱することはありませんが、このジェイク・ギレンホールの一人二役が映画的にかなり不思議な魅力を放っています。

「感想なんて簡単に言い表せない」が感想

上の小見出しが全てを物語ってしまうのですが、この映画、感想を簡単に言い表せないですよ…。

まず、映画のオープニングで完全に“やられます”。

“圧倒される”という表現が正しい日本語かもですが、“やられる”なんですよ。マジで「こんなオープニング見たこと無い!」と断言できるあまりにも衝撃的なオープニングなのです。

これは多分見ればわかりますよ。衝撃的過ぎて「すげえ!」ともならずただただ唖然としてしまいました。多分口開けてぽかんとしていたことでしょう(覚えてないけど)

で、そこから先も様々な衝撃が連続して待ち受けます。それらは「!!!!!」的な衝撃ではなくて、静かな衝撃の積み重ね。

その結果映画が終わった後は「いやあ・・・・・・・・・」という感じになります。もちろん褒め言葉です。

冷静に整理すれば、“Nocturnal Animals”の小説と映画全体を通して我々人間の価値観の本質を問いただす映画なのでしょう。

でも、それよりもとにかく「いやあ・・・・・・・・・」となったその衝撃が最大の感想です。映画のその先を考えることもできず、自分に置き換えてあれこれ考えることも考えることもできない。

こういう圧倒される映画体験、たまらないです。

(C)Universal Pictures

一応ちゃんと整理した紹介文はフォーマルな場所で掲載中(笑)

一応、現在発売中の幻冬舎女性誌「GINGER」にて言葉で整理した感想をまとめているのでこちらも合わせて是非ご覧ください。

『ノクターナル・アニマルズ』の公式Twitterでもご紹介して頂いております。


GINGER(ジンジャー) 2017年12月号

幻冬舎 (2017-10-23)



“死体が美しい”ってどういうことよ…?

この映画には様々な死体が出てくるのです。

オープニング後に死体オブジェ(もちろん偽物だと思うけど)の展示会が出てきてこの時点でだいぶ混乱状態に陥るのですが、中盤に出てくるある死体がとても美しいのです。

“死体が美しい”ってこれ倫理的にNGだと思います。でもそう思わせてしまう描写、演出。

先ほど「我々人間の価値観の本質を問いただす」と書いた通り、このシーンでもこれを試されてる感じがしました。

もう一度見て何を思うかですねえ…。様々なことを試される映画だなと書いていてより思ってきました。


どんな人が見たら楽しめるのだろう?

あまりに衝撃的な映画(※超暴力的とかではない)なので、誰もが想像を超える体験をできるでしょう。全てのシーンでなくても、必ず部分的に。

ただ、まあデートだったり、娯楽を求める方にはちょっと向かないかなあと思います。

この記事を読んで頂いている方で、「これは面白そうだ!」と思って頂けた方は是非映画館へ足を運んで頂きたいと思います。

2017年11月3日(金・祝)より公開ですっ!!

http://www.nocturnalanimals.jp/

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