dTV作品『裏切りの街』感想、リアル過ぎる不倫事情にひたすら「うわーーーーーーーーーーーー」 - Cinema A La Carte

dTV作品『裏切りの街』感想、リアル過ぎる不倫事情にひたすら「うわーーーーーーーーーーーー」

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dTVオリジナルドラマで、dTV史上初のR15指定作品『裏切りの街』。こちら鑑賞したので、厳密には映画ではありませんがレビューします。いやあ・・・この不倫、きっついすよ?

スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4/5)
=映像作品としてとても印象に残る。不倫はきっついけど。

◯ファミリーオススメ度
★☆☆☆☆(1/5)
=厳しいかと・・・

◯子供オススメ度
☆☆☆☆☆(0/5)
=R15指定なので良い子は見ちゃダメ!

◯友人オススメ度
★★★☆☆(5/5)
=色々語れる作品だとは思う

◯デートオススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=こういう映画を見て感想が言い合えるのが理想だと思うけど…

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=池松壮亮&寺島しのぶの演技が見事なので是非とも!

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感想:リアル不倫とはこういうことか・・・

世の中謎の不倫騒動連発ですが、どれもこれも良くも悪くも「劇場型」で大騒ぎな様相。そんな不倫「騒動」と真逆をいくリアルな不倫を描いた作品が本作。

どこをどう切り取っても不倫の話なんですが、「リアルな不倫」とはこういうことかと非常にもどかしさを感じる作品に仕上がっていました。

あ、言うまでもなくもどかしさを感じさせられたわけですので、作品としてそれだけ協力ということでございます。

監督は『愛の渦』を撮った三浦大輔監督であります。人が直視しにくい題材をリアルに描かせたら敵いませんんね。

ちなみに本作の主役池松壮亮さんへ、編集長を務めるシネマズby松竹の方でインタビューもしてきたので合わせてお読み頂ければと!

dTV初のR15指定作品「裏切りの街」池松壮亮さんインタビュー「ここも裏切りの街だと思っている」

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本作で描く不倫は若い男と人妻の不倫。お互い何か特段の理由があるわけでもないが、何となく刺激を求めて不倫するために出会い系サイトを利用。

そして出会うわけですが、すぐに身体の関係とかならないでちょっとぎこちなく普通に会うだけの関係でスタート。ここでドラマティックにいきなり激しいラブシーンとかならないわけです。これが何か今までに無かったようで、こういうのがリアルなんだろうなと思う恐ろしさを醸し出します。

で、結果的に身体の関係にもなっていくのですが、そこも言葉では表しにくい何とも胸糞悪い(映画的に褒めてる)感覚が私たちを襲います。

これ、映画ではなくdTVなので逃げようと思えば逃げれる(映像を止めれる)んですが、何かそれをするのも恐ろしい感じの力強さが作品から溢れだしています。


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で、普通の不倫映画だと、ここから段々と破滅していくんですね。

不倫なのに二人でいることが至福になっちゃって、逃避行しちゃったり心中しちゃったり、離婚しちゃったり、あれこれめちゃくちゃにしちゃったりと・・・。


しない。


この作品はそれをしない。


肝心な部分は隠しますが。世間体というものを気にしすぎる日本人を皮肉るかのような、そして結婚してる側の二人も「そうきますか!!ああでもそうなりますよねリアルだと・・・」というなかなかえげつない方向へ話が着地していくのです。

不倫という行為は昨今のワイドショーでも語り尽くされてる通り、決して良いものではありません。しかし、テレビで有名人のそれらを大々的に見せられたり、破滅していく行く末を見せられるよりも、本作を見たほうが絶対不倫したくないと思えます。

同時に、この映画は不倫映画でありつつ「裏切りの街」というタイトルであり、「みんな何かを隠して、嘘をついて生きているんだ」を描いている作品なのです。

不倫と関係ないあなたでも、「言っても、良い顔して生きてんでしょあなた。思っても無いこと言ってみたり、心の中で人の悪口いったり呪ったりしながら。」なんていうことを突きつけられる作品であります。


色々と人間の本質や自分自身が表に出さない感情だったりを考えるときつくなる作品ですが、リアルさというのを痛感できる作品ですので是非鑑賞して頂きたい作品でございます。

映画ではなくストリーミングサービスdTVの作品です。

作品は以下からチェックしてみてください。
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どんな映画?

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written by shuhei