第28回東京国際映画祭『パディントン』。ジャングル出身の英国紳士グマ、日本へ - Cinema A La Carte

第28回東京国際映画祭『パディントン』。ジャングル出身の英国紳士グマ、日本へ

(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited


第28回東京国際映画祭パノラマ部門上映作品『パディントン』を紹介します。ロンドンにやってきたジャングル出身のパディントン。偶然であったブラウン一家に居候しながら、自分が住める家を探すファミリームービー。紳士で礼儀正しいクマ・パディントンがとってもキュートな映画です。


どんな映画?

家を探しにジャングルの奥地からロンドンにやってきたクマのパディントン。親切なブラウン家に泊めてもらうことから始まった慣れない都会暮らしはドタバタの連続だが、純粋で礼儀正しい彼はやがて街の人気者になっていく。そんなある日、彼をつけ狙う謎の美女に誘拐されてしまい… 40か国語以上で翻訳され、全世界で3,500万部以上の売り上げを誇るベストセラー児童小説の実写映画化。
参照:http://2015.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=113

ドジっ子紳士グマ、ロンドンへ

島の森で暮らしていたパディントン。しかし火山が活性化し、森が燃えてしまったためパディントンは住処を求めロンドンへ。初めて見る大都会に人間たち。パディントンはそのまま駅で家を提供してくれる人を探しをはじめます。

とても礼儀正しくあいさつする姿が健気でとても可愛い。しかし都会で忙しく生きる人々にとっては小グマに構うどころではありません。パディトンはことごとく無視されます。彼に寄ってくるのは餌を求める鳩ばかり。こんな小グマに酷い仕打ち!

パディントンを助けてくれたのはブラウン一家。父親は物を売られると無視しようとするのですが、母親の方が不憫に思いパディントンを泊めてあげて、家探しを手伝ってあげることにします。

人間と生活したことがないパディントン。彼は家の道具をどれも扱うことができず、壊したり、トラブルを起こす原因となります。家についてまず、風呂を溢れさせ家中水浸しにしたりとても笑えます。

(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited


お留守番はもちろん、街にでても騒動に。ただし、どちらもパディントンのドジがきっかけで、スリの逮捕や家に忍び込んできた悪い人を追い払うことになったり。結果としてはかなり役に立っています。そのおかげで街の人気者になり、ブラウン一家からも受け入れられることになります。

面白いのは本人の意図とは無関係に役に立っていることと、ドジが怪我の功名となっているところ。パディントンは操作ミスで動き出した機械を止めようとしたり、落し物と思ったものを届けようとしているだけなんですよ。

悪役すら憎めない

悪役も悪い人ではなく、ちょっとやりすぎな感はあるものの憎めないキャラクターです。パディントンを捕まえるため、あの手この手といろいろちょっかいをかけてきますが、うまくいきません。しかも全てパディントンのドジのために失敗するところがまた笑いを誘います。

ラストも子供向けらしくいい落としどころで終わります。某ぬいぐるみのクマとは違い、小グマで礼儀正しく、紳士。可愛くてモフモフしたくなるパディントンを、ぜひとも劇場でお出迎えをしてあげましょう。

(C) 2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited

公開は16年1月15日からです。


written by Yukikaze