​『クリード チャンプを継ぐ男』感想、人生の挑戦者へ捧ぐ魂が震えるカンフル剤!ロッキー』新たな境地へ - Cinema A La Carte

​『クリード チャンプを継ぐ男』感想、人生の挑戦者へ捧ぐ魂が震えるカンフル剤!ロッキー』新たな境地へ

(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

12月23日公開の『クリード チャンプを継ぐ男』をお先に鑑賞させて頂きました。『ロッキー』を知っていたらクリードに涙、『ロッキー』を知らなくてもロッキーに涙。魂が震える熱い、熱い、熱い映画でした!


スコア

◯私的満足度
★★★★★(5/5)
=ロッキー史上最高の熱量と感動がここに!単発作品でも初見でもいける!

◯ファミリーオススメ度
★★★★★(5/5)
=家族の物語、家族を大切に思う物語。

◯子供オススメ度
★★★★★(5/5)
=人生における「闘い」と「絆」を学べる!

◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=熱いぞ!楽しめるぞ!

◯デートオススメ度
★★★★★(5/5)
=純愛も描かれるしこういう映画のクリスマスデートもまた良いのではないだろうか!

◯映画リピーターオススメ度
★★★★★(5/5)
=ロッキーシリーズしっかり立て直しされました!

(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

前提条件:予習はしなくても楽しめる!

1977年に公開された『ロッキー』はアカデミー賞を獲りました。しかし5作目は最低映画の祭典"ゴールデンラズベリー賞"へノミネートされてしまいました。そして6作目でロッキーは終わったと誰もが思っていたことでしょう。


今回の『クリード チャンプを継ぐ男』は『ロッキー』を見ていなくても熱きドラマを堪能でき、ストーリーの混乱も起きない作品です。

今回はロッキーのライバルであり盟友であったアポロ・クリードの息子アドニス・ジョンソンが主人公です。このアドニスを描くのは今回が初めて。なので、『ロッキー』を知らなくてもアドニスの視点で過去にロッキーやアポロに何があったかを知っていくことができるのです。


ということで、予習をしなくても混乱することはありません。


もちろん予習して損はありません。ロッキーが愛するあの人の墓石が出てきたりもしますからね。また『クリード チャンプを継ぐ男』でロッキーは今まで以上の試練に立ち向かいます。

その意味で過去シリーズを知っていて損はなく、むしろ知っていたら全編通して涙腺が緩むレベルです。私は中盤から涙腺緩みまくりでした。

(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

感想:「魂が震えた・・・」

鑑賞前は正直、全く期待をしていませんでした。そもそも『ロッキー』世代ではなく、ボクシング映画最高傑作と言えば『シンデレラマン』と思っているくらいですので。

しかし・・・本作は本当に素晴らしかった。魂が震え、胸が熱くなり、涙しました。

主人公はあくまでもアポロの息子のアドニス。

アポロの愛人の子ということで施設で育ったアドニスを引き取ったのはアポロの実の妻。彼女の愛情を存分に受けながら、血の繋がっていない母の愛情を受けながら育っていったアドニス。

そんなアドニスはエリートに育ちましたが、彼はボクシングの道を選びロッキーにセコンドをお願いすることに。そして父の七光と言われないようにチャンピョンを目指していくのです。

アドニスの葛藤、育ての母の苦悩と愛情、愛する人との出会いと衝突、そしてロッキーの人生をかけたあらゆる闘い…これでもか、これでもか、やり過ぎとも思える熱い熱いドラマが映画では展開をされていきました。

難しいストーリー展開は無し、どんでん返しなど無し、駆け引きなどもちろん無し。だからこそこのストレートな熱きドラマは私たちの心を掴んで離しません。

2度ほど描かれるボクシングシーンはそれぞれ違う演出(片方は長回し!)で描かれ熱くならざるを得ません。

「クリード頑張れ!クリード!!頑張れ!!!」

闘いに勝つこと=親の七光りではないと証明すること。その闘いを叫びながら応援したくなりました。

一応『ロッキー』の続きではなく、"『ロッキー』のその先"の物語なので音楽等は新しく作られていますがこれがまた熱い。そして絶妙なタイミングで『ロッキー』の音楽も使われます。

サントラの公式視聴リンクを一応貼っておきましょう。




ただでさえ熱いドラマに涙腺緩みまくりの中でこの音楽です。こぼれ落ちる涙、感情のコントロールが利かなくなる熱量に圧倒されるクライマックスでした。

前述の通りストレートなドラマですが、結末は私の想像を超えた絶妙な着地を見せました。ネタバレになるので暗転させておきますが以下の台詞がとても印象に残りました。

「チャンピョンは試合に勝って、挑戦者は戦いに勝った。」

私たちは誰もが日々戦っています。

自らの心と戦う人、見えない敵と戦う人、テストなどと戦う人、病気と戦う人、様々な戦いの中で私たちは生きています。

私たち人間は誰もが挑戦者。そんな挑戦者である私たちを鼓舞する2015年最後に見るべき映画がこの『クリード チャンプを継ぐ男』なのです。

公開は12月23日ということで年末です。この映画を見て「来年の戦いに必ず勝つ!」というそんな熱い力を貰ってみてはいかがでしょうか。

おしまい。

(C)2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

どんな映画?

自分が生まれる前に死んでしまったため、父アポロ・クリードについて良く知らないまま育ったアドニスだったが、彼には父から受け継いだボクシングの才能があった。亡き父が伝説的な戦いを繰り広げたフィラデルフィアの地に降り立ったアドニスは、父と死闘を繰り広げた男、ロッキー・バルボアにトレーナーになってほしいと頼む。ボクシングから身を引いていたロッキーは、アドニスの中にアポロと同じ強さを見出し、トレーナー役を引き受ける。


公式HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/creed/index.html


予告編