東京国際映画祭『サヨナラの代わりに』ヒラリー・スワンク記者会見。瞬間瞬間を生きることが大事! - Cinema A La Carte

東京国際映画祭『サヨナラの代わりに』ヒラリー・スワンク記者会見。瞬間瞬間を生きることが大事!

(C)2014 Daryl Prince Productions, Ltd. All Rights Reserved.


ヒラリー・スワンクは10月23日、六本木アカデミーヒルズで『サヨナラの代わりに』の記者会見を行いました。こちらに出席させていただいたので、どのようなことを話していたのかレポートいたします。


まずヒラリーは「こんにちわ、このステキな街に戻ってこられてとても嬉しいです。すばらしい人々や、美味しい食べ物など楽しみにしています」ととても嬉しそうにあいさつしました。


Q&A

Q
プリデューサーもしていますが、この映画の主演を自身でやろうと思ったきっかけについて

ヒラリー・スワンク
「本当にこの物語は友情と愛情の美しい物語で、そこに惹かれ、自分で演じたいと思いました。ALSという病気がでてきますが、治療法などもまだできていません。そこで出会う全然違う人生を送った2人。瞬間瞬間を大事にしたいと思う話でした」



Q
映画から得たものはなんでしょう?

ヒラリー・スワンク
「役者であることの素晴らしいことは、キャラクターを演じることで、その人の目を通して新しい体験ができることです。主人公・ケイトからは大切に生きることを学びました。人生において大切なのは、あるがままであることです。そしてそれを人から見てもらうことです。映画ではベックはケイトにいろいろな物を贈りましたが、ベックもケイトに贈り物を贈っています」



Q
時間が限られているときにやりたいことはなんですか?

ヒラリー・スワンク
「私はほんとに恵まれています。違う役を演じることで自分の世界が豊かになります。また仕事で世界中を旅することができるます。旅をすることで自分とは違うタイプの人と出会えます。日本に来たのもそういうことです。色々なものに触ることができました。数年前に自分の愛する家族と時間を過ごそうと思わせてくれたことがこの作品です」



Q
エミー・ロッサムを選んだ理由・感想

ヒラリー・スワンク
「エミーはすばらしい才能をもった役者です。今回はオーディションでした。エミーのオーディションのテープをみたとき彼女しかいないと思ったのです。自由奔放さなどを彼女から感じました。プロデューサーのいいところはキャストについても関われるところですね」



Q
日本の学生にひとこと

ヒラリー・スワンク
「ありきたりだけど、人というのは人生の生徒だと思います。みな生徒であることは変わりません。人生においては諦めないこと。逆境があっても乗り越えることが重要です。若い頃、自分を形成するとき、自分を定義するのは自分自身。自分が誰であるかをいうために自分を作るべきです。ほんとに自分のやりたいことを自分で見つけ夢に向かい選択を日々していく生き方が大事だと思います」



Q
時間があるとき何をされていますか?

ヒラリー・スワンク
「1日でも仕事をストップする時間を作っています。そして犬と遊んだり、本を読んだりすることも大事です。また誰かのことをふと思ったときは、何も形にせず終わらせるのではなく、電話したりメッセージを送ったりしています。他にも次のプロジェクトを探すこと、いろいろなものにアンテナを張ったりして、毎日やることがたくさんあります。本当は時間があるときなんてありません(笑)」




ヒラリー・スワンクは白いドレスでとてもエレガントな笑顔な方でした。会見後、本編を見たのですが、彼女の会見中の発言「瞬間瞬間を大切に生きる」という意味がとても良くわかる映画でした。


劇中では彼女の命が限られたものだからこそのセリフなのですが、寿命が長いと思っていても、いつ死ぬかわかりません。先を見据えて生活することも大事ですが、その瞬間をおざなりにしていいわけではないのです。そんなことを伝えてくれる映画でした。

『サヨナラの代わりに』は11月7日公開です。

どんな映画?

弁護士の夫や友人たちに囲まれながら順風満帆な人生を歩んでいた35歳のケイトは、難病ALSだと診断され、1年半後には車椅子生活を余儀なくされてしまう。友人たちの前で無理して明るく振る舞うことに疲れ果てたケイトは、夫の反対にも耳を貸さず女子大生ベックを介護人として雇うことに。しかし完璧主義のケイトは、気まぐれで料理すらまともにできないベックと衝突してしまう。そんなある日、夫の浮気を知ったケイトの家出をベックが手伝ったことから、2人の間に友情が芽生えはじめる。
参照:http://eiga.com/movie/81385/

予告編




written by Yukikaze

photographed by Daisuke