『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)感想、1から100まで全部がオシャレ![ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)感想、1から100まで全部がオシャレ![ネタバレなし]

(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

11月14日公開の『コードネーム U.N.C.L.E.』を一足お先に鑑賞させて頂きました!全く噛み合わない米ソのスパイのバディが痛快で、1から100までオシャレな映画に大満足でありました!


スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4.5/5)
=憎いくらいオシャレ!悔しいくらいオシャレ!

◯ファミリーオススメ度
★★★★☆(4/5)
=軽いです、なので楽しめます!

◯子供オススメ度
★★★★☆(4/5)
=軽いスパイ映画なのでいけます!

◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=ザ・娯楽!オシャレ!見るしか無い!

◯デートオススメ度
★★★★★(5/5)
=上に同じ!

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=良くも悪くもガイ・リッチー!

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感想「全部が全部オシャレ!」

今から書くことは全て褒め言葉です。全てです。本当に全てです。

まず、この映画、本当にウザいです。

始まってすぐのワーナー・ブラザースのロゴが出るところから全てが全てオシャレ。鼻につくくらいオシャレ。ガイ・リッチー監督のドヤ顔が容易に想像できます。

そこから早速始まるベルリンを舞台にしたアメリカスパイVSソ連スパイのチェイス。アメリカスパイのヘンリー・カヴィル演じるナポレオン・ソロのクールな逃走っぷりがこれまた鼻につくオシャレさ。

その後、10分、30分、1時間、1時間半と経って全てがオシャレ、とにかくオシャレ。1から100まで全部オシャレ!それが面白い!そこが面白い!



さて、言いたいことをまず言わせて頂きましたので、整理整頓して書き進めてまいりましょう。



この映画の設定は難しく見えて実はとってもシンプル。1960年代、アメリカとソ連は仲が悪く「東西冷戦」の時代でしたが、共通で倒さなければいけない敵(ナチスの残党)が出来たので手を組んで対峙するというお話です。

手を組むのはアメリカナンバー1スパイとソ連ナンバー1スパイ。それぞれ仕事のプライドもあり相性は最悪。最悪な相性で衝突しながら共通の敵を倒そうと進んでいくのです。

この最悪な相性が映画的には面白さ抜群!チャラくてエレガンスなヘンリー・カヴィル演じるナポレオン・ソロと、寡黙で短気なアーミー・ハマー演じるイリヤ・クリヤキンが何度も笑いを誘ってくれます。

「どうだ!オシャレだろ!」と言わんばかりのガイ・リッチー監督の演出は隅々まで冴え渡り、オシャレ演出にオシャレ編集が重なった結果、何度も面白おかしいシーンが映画には訪れます。

映画でよくある少し話が進んでから「実際はこうでした〜」と回想シーン的に戻るシーンも何かオシャレ、何かスタイリッシュ。

軽いテイストであるので、軽い気持ちで見ていたわけですが、それゆえに何度かひっくり返るストーリーに「おお!」と純粋に驚いた次第。本当に面白くて、エンドロールに入る前のラストシーンも笑ってしまいました。

おそらく、どんなに涙もろい方でもこの映画では泣くことは無いでしょう。そういう映画ですので。しかしそれはもちろん褒め言葉、二人の相性最悪のバディ・ムービーを笑顔で楽しむことができるでしょう。


と、主役の二人の魅力はもちろんなのですが、二人のキーとなる女性、アリシア・ビカンダーとエリザベス・デビッキがまた抜群の存在感。

その二人のセクシーさにも目を奪われますが、それにも増して、これら4人を凌ぐ「おいしいなあ笑」という役回りがヒュー・グラント。どんな役どころかとか言わないで良いでしょう。その方が楽しめる!

前半は全然出てこないのに後半おいしいシーンありまくり。ヒュー・グラントの正しい使い方がここにはありました。何かいちいち面白いんですよ。おいしいし。これももちろん面白おかしく笑いながら見てしまいました。


とにかく「いちいちオシャレ!」「いちいちおもしろい!」な映画がこの『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)です。

軽い映画なので、映画評論としてはおそらく槍玉に挙げやすい作品でしょうが一般的に娯楽として楽しむには持ってこいの映画です。

お友達とでも、恋人やご夫婦とでも、ご家族でも、一人でも、娯楽として楽しめるオシャレ映画が『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)、公開は11月14日からです!


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どんな映画?

大ヒットシリーズ『シャーロック・ホームズ』でお馴染みのガイ・リッチー監督が、1960年代の超人気TVシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」を、今まで観た事のない最高にイキでゴージャスなスパイ・サスペンスとして蘇らせた!舞台は東西冷戦真っただ中の1960年代前半。まさに敵同士のCIAエージェントとKGB工作員が、世界を巻き込む一大テロ事件を止めるために手を組んだ!やり方、考え方が真逆のコンビが世界を股にかけ、鍵となる失踪したドイツ人科学者の娘を守りながら科学者本人を探し出さなければならない。タイムリミットが迫る中、核爆弾大量生産技術流出の危機から世界を救えるのか!?


予告編


予習はいらないが、歴史背景(構図)は知っておくとより楽しめる

今回の『コードネーム U.N.C.L.E.』(アンクル)は、1960年代に放送されたイギリスのTVシリーズ『0011 ナポレオン・ソロ』の「新たなる映画化」という位置付けです。



「リメイク」でも間違いはないでしょう。私全てチェックしていないので詳細の説明までできないのですが、ストーリーは丸々同じという感じではないっぽいですね。

また「リメイク」的な作品=仕切り直しでもあるので特に過去作の予習をしないとわからないとかは全く無いです。

『コードネーム U.N.C.L.E.』単発で楽しめるようになっています。


ただし、「東西冷戦」「ベルリン分断」「ナチス残党」くらいは知っておくとストーリーは理解しやすいでしょう。

要するにアメリカ側とソ連側で戦争しないけど静かに喧嘩してて、それでベルリンは半分ずつに分かれて真ん中にベルリンの壁があったという時代背景です。

ナチス残党は、第2次世界大戦のヒトラー率いるナチスドイツの残り者たちで再び世界を手中に収めようと画策している者たちということですね。

これくらいわかっていればストーリーはすんなりわかると思います。

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まとめ

「誰もが安心して楽しめる娯楽スパイ映画」、それ以上でも以下でも無いですし、これこそ最高の褒め言葉。

2015年は様々なスパイ映画が公開されていますが、『キングスマン』同様に娯楽に振り切りつつ、『キングスマン』以上にオシャレでオシャレでオシャレに攻めている『コードネーム U.N.C.L.E.』。

是非11月はこの映画を見て、その後ウイスキーでも飲んでオシャレに自惚れしてみてはいかがでしょうか。

おしまい。


公式HP
= http://wwws.warnerbros.co.jp/codename-uncle/