『アンフェア the end』感想、馬鹿かお前は!【黒幕や真犯人のネタバレ無し】 - Cinema A La Carte

『アンフェア the end』感想、馬鹿かお前は!【黒幕や真犯人のネタバレ無し】

(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

9月5日に公開となる『アンフェア the end』をお先に鑑賞させて頂きました。本当にthe endです。これでおしまい。裏切りの連鎖の中で真実に到達した雪平夏見、彼女のこれからの幸せを願いたくなる結末が待ち受けていました。

※こちらの記事は雪平父を殺した犯人や機密データの行く末などのネタバレは一切含みません。これからご覧になる方のために書きました。ご安心ください。


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スコア

◯私的満足度
★★★★☆(4/5)
=アンフェア追って10年。ちゃんと終わりました。感無量です。

◯ファミリーオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=the answerのような猟奇的シーンも無い上質のサスペンス。

◯子供オススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=裏切りの中に愛あり。ちょっと難しいかもだけど害なし。

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=今までのアンフェアを見てる友人と是非!

◯デートオススメ度
★★★★☆(4/5)
=裏切りと愛。アンフェア知ってる恋人同士で是非デートに。

◯映画リピーターオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=アンフェアを知ってる方は必見。色んな映画のオマージュも。

(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

「拝啓 雪平夏見さま」

拝啓 雪平夏見さま

『アンフェア the end』を鑑賞させて頂きました。

10年にも及ぶシリーズ。時に納得のいかないドラマや映画もありました。真相が明かされない。謎が謎を呼ぶ。そのやるせなさはまさに「アンフェア」でありましたが、きっと雪平さんはそれ以上の悲しみや怒りを持って真実を追い続けていたのでしょう。

雪平さんは、様々な人に裏切られ、裏切られ、裏切られ続けてきましたね。そんな中、元夫である佐藤和男さんや娘の美央ちゃんは、あなたの味方で居続けてくれましたね。

きっと雪平さんは家族以外の全ての警察関係者は裏切り者だと思っていたことでしょう。私もそう思っていました。だからこそ、真実に辿り着いた今、あなたを守ろうとした人たちがいたこと、嬉しく思っているのではないでしょうか。

雪平さんの持っていた機密データの行く末、雪平さんの思い通りになったかは私にはわかりませんが、最後の表情に私は希望を持つことができました。

そしてお父さんを殺した犯人。やっと、やっと辿り着きましたね。そういうことだったんですね。

きっとあなたは今この時も犯人を許すことは出来ないでしょう。犯人が映画の中であなたにした最後の行動、驚きました。雪平さん、あの時犯人をどう思いましたか。私は犯人への怒りよりも悲しみが溢れました。人間てわからないものですね。

今回の騒動で雪平さんは大きな心の傷を負ったことでしょう。大切な人を失う悲しみ、大きな犠牲を払った喪失感、きっと抱えていることでしょう。

しかし、全てが終わった今。これからの雪平さんが、戦い続きだった10年間と違って平穏に過ごすことができたら私は嬉しく思います。ゆっくり休んでください。本当にお疲れ様でした。

(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

どんな映画?

国家を裏で操る権力組織から機密データを手に入れることに成功した警視庁捜査一課刑事・雪平夏見は、ある人物の転落死亡現場で「アンフェアなのは誰か?」という一枚の栞を見つける。それは、10年前の「推理小説事件」から始まる一連の事件で使用されたものと同一の栞だった。さらに、事件の犯人たちを結びつけていた「×サイト」も復活していたことが判明。やがて雪平を巻き込む新たな事件が発生するが、雪平は亡き父が目指した警察内部の浄化を成し遂げるため奔走する。

参照:http://eiga.com/movie/81735/


予告編

しっかりと終わった、今この時代らしい終わり方、よく頑張った

ネタバレができず、ストーリーに全然言及出来ないのでかなり感想が書きにくいです。

私はアンフェアドラマ版から全てを見てきていて、今回の焦点はとにかく「全て終わるかどうか」でした。結果として「ちゃんと、全て、終わりました。」


焦点は大きく分けて2つで、

・雪平の父親を殺した犯人は誰なのか
・雪平の持つ機密データはどう活かされるのか

でした。

この2つにはしっかりと結末が用意されています。


ただ単に「犯人はこいつ」「機密データこうなりました」と片付けていないところも良いです。ちゃんと映画のストーリーの中で父親殺しの犯人が明らかになり、その犯人のその後の行動がなかなか意外で驚きました。というか悲しかったです。

機密データの扱いもオープンにしておしまいとなっていないところが良いです。ちゃんと映画のストーリーの中で落とし所へ到達します。映画の中で「ただ情報を暴露しても一時期ちやほやされて終わるだけ」とまるで普段のニュースを皮肉るような台詞が出てきます。その上で行動して落とし所へ到達しました。

この機密データの扱いの結末は5年前ではアイデア上出来なかったでしょう。今だからこそできる、この2015年だからできたと言いますか、ここ数年の国際マスメディアのある出来事を参考にできたからこその結末だったと思います。


2つの真相の結末に納得のいかない方もいることでしょう。しかし謎は残りません。これでアンフェアはおしまい。

the movieやthe answerのようなもやもやや謎が残らなくてホント良かったです。

10年間、全て見てきたアンフェアの終焉。映画的にお涙頂戴映画ではありませんが、エンドロールで感慨深くてほろりとしました。


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(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

前作のカオスの結末も旨味に

私は前作の映画『アンフェア the answer』を全然楽しめませんでした。どうしてこうも話しをぐちゃぐちゃにして最後は裏切り連鎖させまくってそのまま終わらせるのかと思いました。

しかし、あのカオスな結末が今回の映画にかなりうまく活かされています。前作のラストに出た裏切り3人組、1人は早々に殺され(予告編にも出てる人)残りの2人は今作で意外な展開が待ち受けていました。

「裏切りと愛」とでも言いましょうか。

とにかく見た人と語りたいです。想定してないthe answerとの繋がりで映画としてとても楽しめました。

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『アンフェア The End』公開直前の朗報!1ヶ月無料で使えるNETFLIXにはアンフェアのドラマも映画もあるぞ!

(C)2015 関西テレビ放送/フジテレビジョン/ジャパン・ミュージックエンターテインメント/東宝/共同テレビジョン

まとめ:アンフェアの中のフェア

今回も裏切りが多数描かれるので各キャスト陣の「◯◯さん良かった」とかは一切書かないでおきます。

アンフェアシリーズの最終章としてとても良かったのが「裏切りの連鎖と同時に人の優しさも描いていた」ことでした。

雪平の心の成長もそうですし、裏切らない者も出てきます。それが新鮮で良かったですし、いつも裏切り連発で良い意味で感情移入しないアンフェアでしたが久々に胸が熱くなりました。雪平は愛されてましたね。

兎にも角にも、これでアンフェアはおしまいです。ホントに結末がちゃんとしてた。その喜びを感じると同時に、一種の喪失感のような寂しさも感じる次第です。

時に文句も言いましたが、アンフェア無事におしまい。たくさん楽しませてくれてどうもありがとうございました。

公開されたまらまた見ます!


公式サイト:http://unfair-the-end.jp/

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