『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』感想、人は変われる、そのためには条件がある[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』感想、人は変われる、そのためには条件がある[ネタバレなし]


(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

『DOCUMENTARY of AKB48』シリーズ、そして『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』に続く乃木坂46のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』を鑑賞しました。こんなに泣いたのは久々でした。AKBドキュメンタリーシリーズ最高傑作です。

(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

感想「人は変われる」

まずみなさんにお伝えしたいことがあります。

この映画は乃木坂46を知らなくても大丈夫だと言うことです。

人生に少しでも悩みがある全ての人へ、『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』をお勧めします。彼女たちを知らなくても、彼女たちに勇気を貰えます。

Yahoo!映画での評価は4を超えていて高評価になっています。中には当然酷評意見もありますが、驚くことに酷評してる方の大半は乃木坂のファンの方。

この映画は乃木坂46全体を描かず主要メンバーを中心に描かれます。それゆえに主要メンバーでないとチラッとしか出てこなかったり全く出てこなかったりするわけです。そりゃ評価するにできないですよね。

一方乃木坂46を知らない方は「友達に連れてかれて見たけど号泣」などの意見がとても多かったです。つまり誰でも見れる映画に仕上がっています。乃木坂46を一切知らなくてもわかるように構成されているので、その点ご安心ください。



私は乃木坂46や、公式ライバルであるAKB48などに好意的な人間です。しかし大ファンというわけではなく、握手会などに参加したことありません。

その私が今回の乃木坂46の映画を見た結果、乃木坂46が好きになったのはもちろんのこと、彼女たちの頑張りに脱帽し自らの今後の人生をもっと頑張っていこうと鼓舞されました。

映画の最後、あるメンバーの笑顔で終わりますが、そこから本作のテーマ曲が乃木坂の今までのダイジェスト映像と共に流れます。それまでもちょいちょい涙を流す感動があった映画でしたが、ここで涙腺が決壊。号泣で映画を終えることになりました

本当に素晴らしい映画でした。



「人は変われる。」

自己啓発でも軽々しく語らえるこの命題ですが、本作を見て確信しました。本当に「人は変われる。」と。

しかし「変わろう!」と思って変わるものでは無いのです。

・変わるには環境を変えること。
・変わる環境に飛び込む決意と覚悟をすること。
・そしてそこでひたむきに努力をすること。

これが絶対条件です。

それができたからこそ乃木坂46のメンバーたちは変われました。



乃木坂46のメンバーたちは学生時代、花型のモテ女子的では無かったメンバーが多数。人によってはイジメられていたり、不登校になっていた時期のあるメンバーも。そんな彼女たちが今はたくさんのファンの前でパフォーマンスをしているのです。


学校一と言えるほど目立たなかった生駒里奈。

目立たない性格で乃木坂46に入っても個性が出せずネガティブだった西野七瀬。

家が貧しくて自立して情緒不安定な中大学生活を送っていた橋本奈々未。

学校とピアノ教室を休まず通いながらもアイドルを両立させた生田絵梨花。

不登校になった時期があり、泣き虫ながらも成長をしていった白石麻衣。


彼女たちは変われました。そしてこれからも変わっていくことでしょう。


彼女たちに敬意を表し、勇気を貰った感謝を表し、自らの人生の糧としてこの映画を死ぬまで大切にしていきたいです。


(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

どんな映画?

人気アイドルグループ「乃木坂46」初のドキュメンタリー映画。2012年に「AKB48の公式ライバル」としてデビューし、3年間で着実に人気・知名度を獲得してきた乃木坂46。その立場ゆえに、すでに国民的人気を獲得していたAKB48と常に比較されながらも、夢に向かってひたむきに走り続けてきたメンバーたちの素顔を、密着インタビューやメンバーたちの家族への取材を通してひも解いていく。

参照:http://eiga.com/movie/81521/


予告編


描かれるのは中心メンバーたち

前述の通りこの映画は5人の中心メンバーをメインに描きつつ、リーダーの桜井玲香や、スキャンダルのあった松村沙友理、初期休業をした秋元真夏らを準主役で描いていきます。SKE48から一年間交換留学として加入していた松井玲奈のインタビューもあります。

2期生として加入して、シングル"バレッタ"でセンター大抜擢となった堀未央奈も短時間でしたがしっかりと、むしろ最重要として描かれていて個人的にはとても胸に響きました。


誰よりも乃木坂46を思い行動する生駒里奈。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


3度センターを経験し成長著しい西野七瀬。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


誰よりも家族思いの橋本奈々未。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


誰よりも勤勉で明るい生田絵梨花。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


内に秘めた魂が美しい白石麻衣。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


リーダーとして乃木坂46を束ねる桜井玲香。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


スキャンダル後の心の中を語った松村沙友理。
(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会


堀未央奈さんの映画でのエピソードを結構語りたいのですがネタバレにもなりそうなので割愛。最新シングル"太陽ノック"で選抜落ちをしてしまった堀未央奈さんですが、彼女の復活の日を私は期待し、応援します。

説明を追加(C)2015「DOCUMENTARY of 乃木坂46」製作委員会

「まだ未来が定まっていないから透明感がある」

この映画はとにかく努力するメンバーたちと内なる思いが語られます。母親たちへのインタビューを元にナレーションを構成したことで、私たちはどこか親目線で応援する気持ちになるのもとても良いです。

彼女たちは様々な試練をたくさんの覚悟で乗り越えてきました。きっとこれからもそうでしょう。乃木坂46の快進撃はまだまだこれからでしょう。とても期待をしています。

「まだ未来が定まっていないから透明感がある」

これはこの映画の中でSKE48の松井玲奈がそう語りました。これにはとても同意ですし、私たちの人生のヒントにもなります。

こうありたいという目標がありつつもまだまだ葛藤や迷い、するべき努力がたくさんある乃木坂46。それは欠点ではなく彼女たちの魅力です。

私たちもそうです。日々もがき苦しんでいても、それはきっと未来への階段に過ぎません。前を向いて進むことが大切なのです。


迷っているのは私だけじゃない。

良いことをひとつ見つけて、悲しみをひとつ忘れよう。

迷っている時は声を聞いてまた今までの道に戻ろう。

思い通りに何もいかなくても前を向こう。

この映画のタイトルにもなっている主題歌"悲しみの忘れ方"が彼女たちの今までとこれからを示していました。



人生に少しでも悩みがある全ての人へ、『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46』をお勧めします。


おしまい。