『ジュラシック・ワールド』感想、恐怖を感じる喜び[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『ジュラシック・ワールド』感想、恐怖を感じる喜び[ネタバレなし]

(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

アメリカで歴代記録のオープニング興収を記録した『ジュラシック・ワールド』、いよいよ日本オープン(公開)です。最強のアトラクションムービーですよ。


スコア

◯私的満足度
★★★☆☆(3.5/5)
=アトラクション映画として楽しんだ!1作目の深みは良くも悪くも感じなかった。

◯ファミリーオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=ジュラシック・ワールド系統ですのでまあ人は食われます。

◯子供オススメ度
★★★☆☆(3/5)
=上に同じですが、直接的グロ描写はなくR指定なし。

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=アトラクションムービーなので楽しめる!

◯デートオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=恐竜映画であることの了承は取ってから。

◯映画リピーターオススメ度
★★★★☆(4/5)
=割とエンタメエンタメしてるので「時間があればぜひ」。 

◯WATCHAでレビューをチェック&書いてみる


(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

感想「恐怖を感じる喜び

字幕3Dで鑑賞をさせて頂きましたが見終わって思ったことは「MX4D(4DX)で見たい!!」でした。ザ・エンタメの極限の1本ですし、アトラクションムービーであるからです。

とにかくもっと体感したい!そう思える作品でした。

超ざっくり言えば「面白かった!」で済みます(笑)


『ジュラシック・パーク』→『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』→『ジュラシック・パークIII』に続くシリーズ4作目で遂にテーマパークが「ジュラシック・ワールド」としてオープンするお話です。


※8月2日現在Huluでシリーズ3作とも鑑賞できます


あんだけトラブったんだからオープンさせるなや(笑)

遺伝子操作でティラノサウルス超えたの作るとかフラグ立ちまくりじゃん(笑)


というツッコミをニヤニヤしながらできるのが良いです。

だって映画の設定(宣伝で出てる情報)からもう映画で起きる大惨事が想定できちゃいますからね。それをそのまんま、いや期待以上に大迫力で描いてくれるわけですよ。そりゃ面白いわな。

テーマパークがオープンして、それでいい感じだったある日にインドミナス・レックスという超凶暴な遺伝子操作で誕生した恐竜が暴れだして大惨事。もう大惨事に次ぐ大惨事に次ぐ大惨事。罪のない人々が次から次へとまあ容赦なく・・・。

この2015年に誕生した映画だけあって迫力がとにかくすごい!私過去の3作は劇場で鑑賞していないので、より今回の『ジュラシック・ワールド』迫力に圧倒されました。で、前述の通り「MX4D(4DX)で見たい!」と思ったわけです。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクリス・プラットが主演を務めてますが、もう乗りに乗ってますねクリプラは。今回も肩に力が入ってないけどひたむきな演技が良い感じに存在感を発揮します。

ロン・ハワード監督の娘さんであるブライス・ダラス・ハワードがお得意の嫌味ある女性を好演してるのも良い感じです。まあこのクレアという女性がもう少しリスク想定できる人だったら惨事は起きなかったわけですが、そんなこと言っちゃあ映画が成立しないのでそこは置いておきましょう(笑)

子どもたちも好演ですし、アジア系の俳優陣も良い感じ。嫌み要員もいい感じにムカついて楽しいです。


という感じで、エンタメ映画としては今現在のテクノロジーを駆使しておりもう文句なしで「楽しい!」が詰まっている映画です。4D系統やIMAXで見たらそりゃあもう超楽しいこと間違いなしです。


が、どうも見終わって笑顔でいながら何かが足りないなと。それは最初の『ジュラシック・パーク』や原作の根底に存在した哲学的な要素。無いわけではありませんが、というか良い意味でテクノロジーも進化してエンタメ感が増したのでその弊害で哲学性が薄れてしまったように思いました。

生命倫理、生命の進化、生命の歴史といった深い命題がある意味過去3作である程度語り尽くされているのでまあ仕方ない部分ではあるかもしれませんね。

ただし全くそう言ったものが無いわけではなく、例えば遺伝子操作で誕生したインドミナス・レックスの暴走をそれを生み出した人間たちが止められない様。これは様々な映画で描かれる人工知能の暴走やロボットの暴走などを彷彿とさせます。

その辺から映画に寄りかからず自問自答をしていくと現在社会への問題と繋がる映画にはなっていますね。ただし、様々な映画ともその生み出した凶暴の結末がだいたい同じなので、その辺次のステップへと踏み込む切り口の映画を待望してたりもします。


という感じで深みという意味ではやはり1作目の『ジュラシック・パーク』の強さは際立ちますが、エンタメ性やアトラクション性ではシリーズ最高と言えます。

とにかくそれを体感できる「大スクリーン」や「大音響」や「IMAX」や「MX4D」や『4DX』で、このアトラクションを体感してみましょう。

「恐怖を感じる喜び」を感じれる稀な作品でございました。

(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment


どんな映画?

前作「ジュラシック・パークIII」以来14年ぶりの新作で、スピルバーグは製作総指揮を担当。新鋭コリン・トレボロウ監督がメガホンをとった。事故の起こった「ジュラシック・パーク」にかわり、新たにオープンした「ジュラシック・ワールド」では、ジャイロスフィアという球体の乗り物でめぐる恐竜見学や、モササウルスの水中ショーなどで人気を博していた。さらなる人気を獲得したい責任者のクレアは、飼育係オーウェンの警告も聞かず、遺伝子操作により、凶暴で高い知性をもった新種の恐竜インドミナス・レックスを作り出すが……。

参照:http://eiga.com/movie/79542/


予告編


予習は必要か?

今作は、『ジュラシック・パーク』→『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』→『ジュラシック・パークIII』に続くシリーズ4作目ですが、


予習は必ずしも必要とは思わない。


と申し上げておきます。というのもそもそも14年ぶりの新作でして、一部恐竜や一部研究員以外は入れ替わっているからです。

もちろんシリーズを見ていることで懐かしい部分だったり繋がっている部分も楽しむことはできます。しかし見ていないからと言ってストーリーの意味がわからないということはございません。

ですので、


気になったらまずは『ジュラシック・ワールド』を劇場で見て、気に入ったらシリーズ3作もチェックしてみると良いでしょう。

※8月2日現在Huluでシリーズ3作とも鑑賞できます


(C)Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment

「最後は鳥肌モン!」

今作のクライマックス付近の恐竜バトルシーンとラストカット、これは文句無しに最高に上がりました!

あのバトルシーンは反則レベルに大迫力!これはMX4D(4DX)で見るまで死ねません!


そしてもう1つ、それがラストカット!これが鳥肌モン!一番最後の最後のカット、これが良いんですよ。そこからのエンドロールが知ってる旋律の静かなるエンドロール。何たる余韻!

終わりよければ全て良し!であればこの映画は間違いなく「良し」でしょう。ってさっきからあれこれ褒めてるので良い作品でありますよ、はい(笑)


8月に突入し、いよいよ日本の映画市場も荒らしにかかる恐竜たち(ジュラシック・ワールド)。「体験する楽しさ」を是非味わってくださいね。

おしまい。


公式HP=http://www.jurassicworld.jp/

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