全ゲーム好きへ捧ぐ、映画『ビデオゲーム THE MOVIE』感想、映画を含めた映像と体験への愛に溢れた101分![ネタバレなし] - Cinema A La Carte

全ゲーム好きへ捧ぐ、映画『ビデオゲーム THE MOVIE』感想、映画を含めた映像と体験への愛に溢れた101分![ネタバレなし]


5月16日から始まる新宿シネマカリテのイベント「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」で限定公開されるゲームのドキュメンタリー映画『ビデオゲーム THE MOVIE』を一足お先に鑑賞させて頂きました!少しでもゲームに触れていた方なら、いや日本人ならもう全員この映画には熱くならざるを得ません!



スコア

◯私的満足度
★★★☆☆(3.5/5)
=子供の頃熱狂したあれこれが出てきて、かつ愛に溢れたゲームドキュメンタリー!

◯ファミリーオススメ度
★★★★☆(4/5)
=子供はゲームをより好きになり、大人は懐かしくなる良バランス!

◯子供オススメ度
★★★★☆(4/5)
=ゲームの歴史を勉強できる!ドキュメンタリーなのでちょっと難しいとこあるけど。

◯友人オススメ度
★★★★★(5/5)
=終わった後ゲームトークに花を咲かせましょう!

◯デートオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=男女問わずゲーム好き同士なら楽しめます!

◯映画リピーターオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=ドキュメンタリー完成度云々ではなく、映画とも繋がるゲームドキュメンタリーなので是非とも。

◯WATCHAでレビューをチェック&書いてみる




感想、「日本を誇りに思う」

ざっくり言えばゲームのはじまりから今現在、そして未来への軌跡を描くドキュメンタリー映画です。ゲームの歴史映画。それが数々のインタビューとナレーションで展開されていきます。

ゲームマシンの歴史から、商業的な成功失敗の歴史、ゲームソフトの歴史、テクノロジーの歴史など、過去から現在が様々な切り口で快調なテンポで描かれていきます。そして最後は未来を展望します。

その数々の解説は全てゲームに関すること。各ゲーム会社やソフト会社の方のインタビューを多分に含みながら、俳優等映画方面で活躍される方やゲームファンの方のインタビューを交えて展開されていきます。

とにかくこの映画は「ゲーム愛」に溢れています。

インタビューを受ける人、皆がゲームが大好きなのがわかります。特に映画『クロニクル』の脚本家でもあるマックス・ランディスがドヤ顔でゲームを語る熱さは何か超好感wいいですこういうのw

そしてゲーム機だろうが、ゲームソフトだろうが、テクノロジーだろうが、何度も映画内で大きくピックアップされるのが任天堂とSONYに関すること。

家庭用ゲーム機の歴史で最初に大きくピックアップされるのはやはりファミコン(アメリカ的には任天堂ニンテンドーエンターテインメントシステム)であり、ファミコンがゲーム市場を大きく刺激したことが改めてわかりました。

続くのは当然スーパーファミコン(アメリカ的にはスーパーニンテンドー)であり、そこでマリオがクローズアップされ、堂々とマリオは「ゲーム界で最も有名なキャラクターである」と紹介されます。

そしてそのゲーム市場を次なるステップに引き上げたと紹介されるのがSONYのプレイステーション。プレイステーション2、プレイステーション3はグラフィック性能等テクノロジーを更に引き上げたと紹介されます。

X-BOXだったりも紹介はされますが、映画を通して任天堂とSONYが如何にゲーム業界の進化に貢献したかを痛感することができました。

いちいち「日本の」なんて紹介されません。普通に「任天堂」「SONY」「ニンテンドーエンターテインメントシステム」「プレイステーション」と解説される所にグローバル・スタンダードさを感じ、誇らしく思いました。

私は中学生まで相当のゲーマーでしたが、高校に入ってから徐々に映像芸術・映像娯楽は映画にシフトしました。嫌いでは無いのですが興味が今は沸かずにiPhoneやMacを日々仕様しつつもゲームは1ミリもやっていません。

しかし、この映画を通じてゲームも映画も映像芸術・映像娯楽・映像テクノロジーとしては同じカテゴリーであり、そこに「体験」が伴う共通性も改めて認識しました。

映画はストーリーは変わらない、ゲームは自分でストーリーを変えることができる。

映像が好きで、物語が好きで、体験することが好きなら、その好きを最大限人生で楽しむには「映画もゲームも日々楽しみつつ、映像以外も魅力あふれるこの世界を堪能すること」が正解なのかなと思いました。

ゲーム愛溢れる映画ですが、そこには映画を含めた映像コンテンツの総合的な愛が溢れていました。


今現在ゲームを一切やらない私で熱狂です。今現在、みなさんが少しでもゲームをやっているなら、もっと熱狂すること間違いありません。


もちろん私みたいに昔ゲームやってた方々も様々なことを思い出し、なおかつ任天堂やSONYといった日本企業の貢献を嬉しく、誇らしく思うことでしょう。

大規模公開する映画ではありませんが、少しでもゲームと人生を共にされた全ての方はこの映画の愛を是非体験してみてください。



どんな映画?

1973年にAtariのゲーム「Pong」が開発され、任天堂の登場、ソニーやマイクロソフトの業界参入など、ビデオゲーム業界は驚異的な発展を遂げてきた。その間にはインベーダーやパックマン、スーパーマリオ、リュウ、ソリッド・スネークといった数々の名作ソフトやキャラクターが話題になった。そんなビデオゲーム業界の40年について、古今東西のゲームクリエイターが語る。
参照:http://www.cinematoday.jp/movie/T0020110 

予告編

描かれていない部分含めてゲーム体験や思い出を語りたくなる

前述の通り、私は小学校中学校の時に最もゲームにハマっていました。具体的には初代ポケモン(赤・緑)、プレステだとファイナルファンタジーⅦ、ファイナルファンタジーⅧ、ゼノギアス、モンスターファーム、実況パワフルプロ野球など。

それ以前の小学生低学年時は言うまでも無くゲームボーイでスーパーマリオとかもやってます。

この映画ではこれらのラインナップ内で出てくるのはマリオだけ。ゲームソフトとしてはその他はスーパーソニックやメタルギアソリッドなどは出てきますが、ポケモンはノータッチでした。

しかし!このノータッチの記憶を刺激する映画なのです。ゲームボーイやファミコンからプレステ、そしてWii等直近のゲーム機まで様々な切り口で解説がされるので眠っていたゲーム体験の記憶が呼び起こされるんですよね。

年代問わず、それぞれのゲーム機の全盛期に遊んでいた方ならその時のヒット作品はそれなりに覚えているはず。そういった記憶、自らがやっていないゲームソフトも含めて記憶が呼び覚まされるのです。

一度呼び覚まされたらそりゃテンション上がるわけですね。そうなったらもうどうなるか。そう「語りたい!」「喋りたい!」となるわけですね。

いいんです、噛み合わなくても。

「私は昔こうだった!」

「オレは昔こうだった!」

「そうそう!あれ流行った!」

「あっはっは!!!!!」

なんてお酒飲みながら語りたくなる人続出なんじゃないですかね。見る人が多ければ私の主催イベントの「映画ファンの集い」で特設テーブル設けるのもありなんですけどね。5月のイベントで「人数いたらやりましょう」にしてみます。


カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015で上映されます!

この映画は「◯月◯日に全国公開です」的なのとはちょっと違います。

新宿にあるシネマカリテのイベント「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」の中で上映されます。その後は多分配信とソフト販売に移行と思われます。

カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015

こちらのイベント内で以下の上映スケジュールが決定しています。

上映日時
5/23(土) 13:00
5/25(月) 18:30
5/27(水) 15:30
5/28(木) 10:30
5/31(日) 21:00

チケット詳細はこちら


他の劇場での公開は今手元に無いのでおそらく無い感じかなあと・・・。


9月17日からの東京ゲームショーなどゲーム関連のイベントだったり、8月15日公開の映画『ピクセル』とのタイアップだったりは想定されているそうなので、この辺は楽しみですね。

とにかく新旧「全ゲーム好き」へ捧ぐ映画ですので、是非みなさんチェックしてみてくださいませ!

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