『魔法にかけられて』紹介、王道と自虐をコーティングしたおとぎ話の魅力 [オススメ映画紹介][ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『魔法にかけられて』紹介、王道と自虐をコーティングしたおとぎ話の魅力 [オススメ映画紹介][ネタバレなし]


旧作も好きな映画を書いていくことにしました。あえての『魔法にかけられて』から始めます。だって、これ面白んですもん!

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どんな話?

おとぎ話の世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子と出合ってその日のうちに婚約する。しかし、王子の継母である悪の魔女ナリッサは自分が女王の座を奪われることを危惧し、ジゼル姫を「永遠の幸せなど存在しない世界」現代都市のニューヨークに追放してしまう。
大都会で路頭に迷ったジゼル姫は仕事帰りの弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。ロバートとモーガンは浮世離れしたジゼル姫の言動に困惑するが、天真爛漫な彼女の人柄に触れ、次第に家族のように打ち解けてゆく。
一方、エドワード王子と勇敢なリスのピップはジゼル姫を救い出すため現実の世界へ駆けつけるが、女王の手先ナサニエルの妨害によってなかなかジゼル姫を見つけることができない。やがてジゼル姫は現実の世界での恋愛の仕方と魔法の国での”永遠の愛”との違いを知り、また次第にロバートに惹かれつつある自分に気づき、戸惑いを隠せなくなっていくのであった。
参照:http://goo.gl/OAe2


予告編


発売情報

Blu-ray

DVD

Hulu
2015年4月1日現在配信中

※Huluは取り扱い作品が入れ替わることがありますので上記の日程での情報になります。予めご了承下さい。

※Huluは月額1007円(税込み)で映画&ドラマ見放題のストリーミングサイトです。全てを取り扱っていなくとも、様々な映画やドラマと出会える場でありコスパは高く私も重宝しています。



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私がこの映画を好きな理由

この映画が劇場で公開された時私は大学生でした。今ほど映画を見てもいなく、映画知識もディズニー知識も大して無い状態で見たんですね。それでも「超面白かった!」と思えたんです。

今でこそ『アナと雪の女王』や『マレフィセント』など、少し切り口の変えたディズニー映画が出てきていますが、それ以前に製作されたこの『魔法にかけられて』はあまりにディズニー自虐が激しく驚き、そして爆笑しました。

CGや3Dアニメーションが発達している中であえての優しい手書きテイストで始まるこの映画のアニメーションシーン。王子と出会った瞬間に結婚、動物は仲間、魔女は嫌なやつ、魔女の子分は頼り無い。ディズニーの王道を詰め込んだオープニングに王道と同時に自虐を感じて面白いんです。

そんなオープニングの束の間、映画は実写シーンへ突入。実写で「動物は仲間」を描いたミュージカルシーン"Happy Working Song"の自虐っぷりと名曲っぷりはこの映画最初の盛り上げポイント。ゴキブリは実写だとやっぱきついものです。しかしその自虐が面白い!

王道であり自虐であるシーン、様々なディズニー映画を少ない知識で思い出しながら楽しんだものです。今になって見てみると、昔よりディズニー知識があるので昔以上に楽しめます。

しかしディズニー映画の知識が無くても楽しめる映画です。それが良い。あればもっと楽しめるというバランスが良い。

最後はお決まりの真実のキス?と思いきや!そうくるか!その展開もどこままたお伽話であり、実写でありつつも結局はお伽話でコーティングされてるお行儀の良さが素敵です。

私たちは大人になるにつれて遊び心を忘れてしまいます。ジゼルみたいな人が近くにいたらぶっ飛び過ぎててそりゃ大変でしょうが、ジゼルみたいな人が近くにいたら失われた遊び心を思い出せる気もります。だから見ていて心にすーっと入ってきました。

この世はハッピーエンドに満ち溢れる甘い世界ではありません。しかし、『魔法にかけられて』のようなハッピーエンドを望んで生きることは決して罪ではないでしょう。

大人も子供も、元気の無い人も、冷めてる人も、『魔法にかけられて』をオススメできます。

王道であり自虐であるディズニーがディズニーを直視した映画、笑って笑ってほんわかさせてくれまるので是非ともご覧くださいね。