これぞ映画レビューの基本であり理想! 『キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式』で感激した小学生の感想文… - Cinema A La Carte

これぞ映画レビューの基本であり理想! 『キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式』で感激した小学生の感想文…


『キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式』にご招待頂きまして参加してまいりました。その感想と行ってよかったとても感動した事を今回は書いていきます。




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「キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式」とは?

映画雑誌"キネマ旬報"が毎月選出している年間の映画ベストテン(邦画、洋画別)や各部門賞、その受賞と1位になった作品の上映をするイベントです。

今年の結果はこちら
http://www.kinenote.com/main/kinejun_best10/2014/award/japan.aspx


イベントの概要は以下になっております。
◯日時
=2015年2月7日土曜日

◯場所
=文京シビックホール

◯タイムスケジュール
=11:00 開場
=11:15 文化映画1位『鳥の道を超えて』上映(93分)
=13:03 外国映画1位『ジャージー・ボーイズ』上映(134分)
=15:32 日本映画1位『そこのみて光輝く』上映(120分)
=18:00 表彰式
=19:30 終了


今回はキネマ旬報さんとのお付き合いの関係で、私が主催する映画イベント「映画ファンの集い」向けに招待状を31枠頂きました。1月の「映画ファンの集い-2015新年会-」へ参加頂いた方の中から希望者の方へ招待状を配布しました。

映画上映も俳優登壇の表彰式も良かったけれど…

改めて『ジャージー・ボーイズ』を見て感激したり、表彰式の安藤サクラさんが安藤サクラさんだったり(←)で色々楽しめた半日でしたが何よりも良かったのはまさかの小学生の感想文の表彰式。

キネマ旬報では「映画感想文コンクール」というものを開催しております。ざっくり言えば読書感想文コンクールの映画版ですね。映画人口を増やしていこうというビジョンの一環として開催しているようです。

低学年、中学年、高学年と3名のグランプリ受賞者の子たちの表彰式がありましたが、合わせて感想文が朗読されたんです。その内容と言うか純粋でストレートな映画の感想にガツンとやられ感動して「自分のブログやコラムにもこういったハートをもっと入れていこう」と思うきっかけになりました。

少しだけ引用させて頂きます。


大分県豊後高田市
二宮誉彰くん 真玉小学校2年1組
「ぼたるのはか」

お兄ちゃんが、妹のお世話をしていました。一番、心に残っている場面は、病気になった妹に、栄養を付けようと、お兄ちゃんが畑から、サトウキビを盗んだ所です。警察に連れていかれました。妹を見て泣いていたお兄ちゃんは、とても可哀そうでした。戦争がなければ、お兄ちゃんは、泥棒をしなくても良かったのにと思いました。
引用:http://goo.gl/5D58Lb



柴田真聖くん 八木原小学校3年2組
「千と千ひろの神かくしを見て」

千尋とハク、お元気ですか。僕は、千が大きなお風呂を、一生懸命に掃除しているところが、すごいと思ったよ。疲れたでしょうね。でも、働かないと動物にされてしまうから怖かったよね。
〜中略〜
二人は、昔から仲良し。だから、二人はまた絶対会えるよ。だってハクは、ずっと千尋のそばで見守っていてくれたよ。会える日を僕も楽しみにしているからね。
引用:http://goo.gl/5D58Lb


愛知県北名古屋市
平松志織さん 西春小学校6年1組
「スタンドバイミー ドラえもん」

今年の五月にお兄ちゃんは天国へ行ってしまいました。お兄ちゃんと一緒に「スタンドバイミー ドラえもん」を観る日は来なくなってしまいました。
〜中略〜
ジャイアンに何度なぐられても立ち向かって行くのび太君の姿が、ガンと向き合い、一度も不満を言わず、苦しい治療を必死に耐え最後まであきらめずに生きる希望を捨てなかったお兄ちゃんと重なります。
私は一人っ子になってしまった自分が嫌でしたが、同じ一人っ子のしずかちゃんが最後には結婚して幸せになれた事が嬉しかったです。私も将来、お兄ちゃんやのび太君のように、やさしくて勇気のある人と結婚して幸せな家庭をつくる目標が出来ました。
引用:http://goo.gl/5D58Lb


あれこれ解説する必要は無いでしょう。純粋でストレートな気持ちが込められています。それに学びました。

様々な文章テクニックやブログノウハウが溢れる時代ですが、「大切なのは心よ。」と『魔女の宅急便』の1シーンが改めて頭をよぎります。

この作文を知れたこと。しかもしっかりと朗読を体験できたこと。

これが今回『キネマ旬報ベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式』に行って最も良かったことでした。

自分らしさを残しつつ、こういった心に残る映画の感想を書けるように成長していきたいです。それを教えてくれた小学生の3人の子たちへ、

「ありがとうございました。」