映画『パーフェクト・プラン』感想、拾った19万ポンド(3500万円)を巡って緊迫感溢れる四つ巴の争い!からのぶっ飛んだ結末w [ネタバレなし] - Cinema A La Carte

映画『パーフェクト・プラン』感想、拾った19万ポンド(3500万円)を巡って緊迫感溢れる四つ巴の争い!からのぶっ飛んだ結末w [ネタバレなし]


2月28日公開のジェームズ・フランコ×ケイト・ハドソン主演の『パーフェクト・プラン』を一足お先に鑑賞してまいりました。全然完璧な計画(=パーフェクトプラン)じゃなくて楽しかったです!(褒めてます)


スコア

◯私的満足度
★★☆☆☆(2/5)
=緊張感抜群の中盤!からの突っ込みどころ満載の終盤!(褒めてます)

◯ファミリーオススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=お金絡んできますので「拾ったものは届けようね」という教育が可能w

◯子供オススメ度
★☆☆☆☆(1/5)
=釘を使ったバイオレンス描写が痛いのですよw

◯友人オススメ度
★★★★☆(4/5)
=緊張感も突っ込みどころも後でわいわい話せる!

◯デートオススメ度
★★☆☆☆(2/5)
=「こういう夫婦にはならないようにしようね♡」って…ならないなw

◯映画リピーターオススメ度
★★★☆☆(3/5)
=緊迫感あるサスペンスやアクションありつつクスっと笑えるので楽しめる!

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一言感想

19万ポンド(約3500万円)拾った夫婦がそれ隠してちょいちょい使っちゃったことで大変なことになる展開ですが、なかなか予想外な展開で楽しかったです。

その「予想外」がどう「予想外」って。「ちょwそれはいくらなんでもw」と突っ込みどころを伴ったものなのです。

一連のクライマックスとか、
「ちょwあなたそういう結末www」
「き、君はそんな結末www」
「お、お前らそれでいいのかよwww」

と突っ込まずにはいられません。

批判してるかって?違います!違います!このテンションから伝わってきませんか?

私 超 楽 し み ま し た よ こ の 映 画 !

「お金隠しちゃダメだよね」という一般的な倫理をルールに敷いて、思いの外緊張感が持続して、四つ巴の展開が物語を面白くする!

でも結末が適当過ぎwもう一度言いますけど褒め言葉として!あんな結末・・・w

心に余裕あるサスペンス好きな方はこの映画を見て「いやあw何か面白かった!」と笑みが溢れることでしょう。

いやあw何か面白かった!


どんな話?

出来心から麻薬密売取り引きに関わる大金に手を出してしまった平凡な夫婦が、闇社会の陰謀に巻き込まれていく姿を描いたクライムサスペンス。米シカゴからイギリスに移住したトムとアナの夫妻は、ロンドン郊外の安アパートに暮らしていたが、政府の金融引き締め政策と外国人労働者への取り締まりにより、経済的に困窮していく。そんなある日、階下の住人が持ち主不明の大金を残して突然死しているところを発見。誘惑に負けた2人は大金に手を出してしまうが……。
映画.comより




緊迫感と痛みが心地よい疲労に

一言感想でふざけつつも「でも面白い!」と書きました。これは脚本の方が若干甘いが故に生じる問題なんでしょうね。日本円にして約3500万円もの大金を巡る話なのにどうも「こういうことしちゃダメですよ。」がメッセージとして浮かび上がってこないのです。

勝手な解釈ですが原題である『GOOD PEOPLE』は「善人なんてまあいないよね」という揶揄な気がするんですよね。結局あいつもこいつもそいつもどいつも何かしら倫理的に問題あることをしてるので。

と真面目に少し検討してみましたが似合わないのでそういうのは他の方へお任せしましょうw


この映画かなりピリピリした空気が漂います。最初に書いた通り最後の方はぶっ飛んでますが、そこまでは1シーン1シーンがかなりの緊張感を持っています。ジェームズ・フランコがコメディエンヌ的な側面あるのをうまく隠せていて「ダメ亭主」側面だけをしっかり出せてるのもプラス。

ケイト・ハドソントム・ウィルキンソンもきっちりハマっています。んでオマール・シーが良いんですねこれがまた。『最強のふたり』の彼ですね。インテリマフィア的な感じが見事に漂ってきていました。

緊張感漂いながら、物語は人間関係の側面で複雑さを見せていきます。繰り返している通り要するに四つ巴の争い。最初???なところもありましたがだんだんとわかってきて、最後の屋敷での四つ巴の争いはとても面白かったです!
(もう1グループあったら五つ巴でホビットみたいになったのにね、残念)

この最後の屋敷のところが割と全力でバイオレンスシーン含まれてるのですが、改めて思いました。爆死とか首飛ぶより釘刺さる描写の方が痛く感じるって…。多分アレです、子供の頃間違えて少し釘打ちつけちゃったりしたそれを覚えているからなのでしょう。

うええ、痛かった痛かった…。この痛み、見ていてきついわけですがその痛みが画面見てるだけで伝わってくるので絶妙な演出だったなと結果的に思います。釘なんてこの世から無くなってしまえよバルス!


緊張感と痛み。これらは疲労を加速させますが、映画的にはそれは心地よいものなのかなと改めて思ったり。でも痛いもんは痛いですけどね(笑)



賛否どちらでも「語れる結末」で事後も楽しめる

一連のクライマックスからの結末は前述の通り、

「ちょwあなたそういう結末www」
「き、君はそんな結末www」
「お、お前らそれでいいのかよwww」

なわけですが、それでもあれこれ語れちゃうんですよね。だから見終わった後に「何か…ね…。」とはなりにくいかなと思いました。

「ちょっとあの結末ひどくね?www」とも喋れちゃいますし、
「あの結末は、倫理的にどういうメッセージなんだろうね?」と真面目にも語れます。

詳しくは言いませんが「クライマックスどんだけスカイフォールの展開なんだしwww」とか他の映画と比較しちゃえばもっと楽しめるわけで。いやこのスカイフォール話は私が他の人としたいレベルですホントにw

映画において一番厄介なので「微妙」な映画。本作はどう考えても完璧な映画ではありませんが「あれこれ話せる楽しい映画」なのは間違いありません。よって厄介でも何でもありません。

2月28日公開です。結末を目撃してあれこれ盛り上がってみてはいかがでしょうか?