ジョン・ラセターが語るクールジャパン講演会のレポート、この人はガチな宮崎駿ヲタだw - Cinema A La Carte

ジョン・ラセターが語るクールジャパン講演会のレポート、この人はガチな宮崎駿ヲタだw

こちらの写真はプレス権限が付与されているA LA CARTEが承諾を得て撮影した写真となります。

10月24日に開催された東京国際映画祭のスペシャルトークイベント"ジョン・ラセターが語るクールジャパン"に参加してきましたのでそのレポートになります。


イベントの概要

日時
=2014年10月24日

場所
=EX THEATER ROPPONGI

ジョン・ラセターのプロフィール
=ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ、ピクサー・アニメーション・スタジオ、ディズニー・トゥーンスタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサー。ピクサー創立者の一人で『トイ・ストーリー』や『カーズ』の監督でもあります。


ジョン・ラセターが語ったこと

『ジョン・ラセターが語るクールジャパン』という事で、東京オリンピックも決まって1年という今の状況でどのような観光や文化話になるのかなと楽しみにしていましたが…

60分間ジョン・ラセターはひたすらジブリ愛を語り続けましたw

これ本当ですwひたすら宮崎駿監督作品を褒め称え、日本のアニメについて楽しそうに嬉しそうに語っておられました。とても楽しい講演でありました。

印象に残った内容

箇条書きでいきましょう。

・ジョン・ラセターの結婚話。「奥さんと結婚する前に一緒に宮崎さんのカリオストロの城を見たんだ。僕はこれが大好きだから"面白い!"と彼女が言ってくれたことに感動して結婚したんだよ」とのこと。まさかの宮崎駿監督、間接的にキューピットになっていたわけですw

・『カーズ』に登場するルイジの車種はフィアット500。これはカリオストロの城に登場するルパンが乗っていた車。つまりオマージュとのこと。

・ジョン・ラセターはとにかくカリオストロの城が大好き。ルパンと次元が初めてクラリスと会うカーチェイスシーンを講演中に再生。そして終わって一言"Awesome!!"。この躍動感溢れるカーチェイスシーンがその後のピクサーのあらゆるシーンへ影響を与えているとのことでした。

・またカリオストロの城は子供が見て楽しむアニメーションに留まらず大人が見ても楽しめるアニメーション。それに深く感動し、ピクサーや今のディズニーアニメーションへのそのフィロソフィーは受け継がれているようです。

・ ジョン・ラセターが最も好きなジブリ映画のシーンは別にあってそれは『となりのトトロ』の猫バス登場の直前のシーン。このシーンはとにかく静寂のシーン。バックミュージックもなく、雨の音に最小限の台詞、サツキとメイが別の事をしてバスを待ってるところにトトロ登場、そして猫バス登場。この不思議な静寂のシーン。その構成にアニメーターとしてジョン・ラセターは驚き、今のピクサーにも影響を与えたとのことでした。

・言葉では出てきませんでしたが講演中に複数回六本木の国立新美術館の写真が登場しました。これ『カーズ2』でも『ベイマックス』でも登場するのでジョン・ラセター個人的に大好きな建造物だとわかりました。

・そして最後に話題は東京国際映画祭のオープニング作品でもある『ベイマックス』へ。私は既に鑑賞させて頂きましたが(感想コチラ)日本愛に溢れる映画で、これはディズニーから日本へのラブレターであると同時にジョン・ラセター個人(製作総指揮なので)の日本愛の意向も働いているのだなと感じました。日本人としてとても嬉しく思いました。

・あとは全体を通してとにかく「もう僕、超ジブリ好きなんですよ!」に溢れていました。ただのジブリヲタクと言っても過言ではないかとw


という感じでした!

難しい話は無くとにかく日本が好きだ、アニメが好きだということが伝わってきた講演会。教養ではなくハートを学ぶことができました。

ジョン・ラセターさん、ありがとうございました。