『るろうに剣心 京都大火編』感想、驚愕するほど超面白い!![ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『るろうに剣心 京都大火編』感想、驚愕するほど超面白い!![ネタバレなし]

※後編である『るろうに剣心 伝説の最期編』の先取りレビューアップ済み!
http://www.cinemawith-alc.com/2014/09/Rurouni-Densetsu.html



普段あまり見ない邦画実写、なおかつ話題作を見てきちゃいました。『るろうに剣心 京都大火編』、いやはや超面白かったです!


私的満足度

★★★★=星4=素晴らしい作品でした!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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「面白い!」を素直に言える映画

映画評論家や映画ブロガー(私含)はあれこれ映画を偉そうに語りますが、大半の人が映画について事前に知りたい情報はたった1つなのではないでしょうか。

「この映画面白いの?面白くないの?」

細かいことはどうでも良くて面白いか面白くないかが最大のポイントでしょう。その意味で、『るろうに剣心 京都大火編』、超面白いっす!

9月13日に『るろうに剣心 伝説の最後編』がすぐ公開となるので、実質2作セットの前編で、とってもムカつくところで映画が終わって後編行きなわけですが、その終わり方すらニヤリとして、映画が終わった後「いや〜面白かったわ!」と言いたくなる作品でした。


[DVD発売済み]

ちなみに私ヤギシタは、るろ剣に限らずマンガというものをほとんど読んできておりません。よって今回の映画も原作未読状態での鑑賞でありました。前作の映画は鑑賞してますが。それ故に今回の映画、ストーリーを全く知らない真っ白な状態で鑑賞したんですね。

ましてや私は年間の映画鑑賞の95%が洋画なので邦画に疎い。言うならば知識や鑑賞スタンスがど素人で、下手なアクションでも繰り出されるもんなら「これだから日本映画のアクションはw」とかアホなことも言っちゃうことになるかなと思ったりもしたのですが・・・

「映画全編通して最高に面白いし!アクション凄いし!後編見ないと死ねないし!」とほぼ手放しで賛辞を送りたくなりました。それでも満点評価で無い理由は後ほどw

「るろ剣?超面白いよ!見た方がいいよ!」って誰にでも言える、この夏のオススメ映画の1本と言えるでしょう。事前に一切期待してなくてごめんなさい。深くお詫び申し上げます。(土下座)


過去に繰り返されたマンガ実写のショボさはここにはない!

『20世紀少年』だったり、『20世紀少年』だったり、『20世紀少年』だったり……マンガが実写化してショボくされた作品はたくさん存在します。『20世紀少年』はホントひどかったので例に上げましたが、みなさんあれこれ他にも思い出す作品があるでしょう。

結局「マンガを実写化すること」が目的になってしまい、「映画として観客を楽しませること」が疎かになっていたと思うのですよ、そういう失敗例は。

ただ、『るろうに剣心 京都大火編』にそれはありません。原作読んだ方からすると結構改変があり、それがお気に入りシーンの場合はアンチになってるようですが、こういう原作主眼での感想はどの映画でも基本無視です←

そういった声を除けば概ね好評な映画と言えますね。それはやはり映画としてのクオリティが1級品どころか、下手なハリウッド映画を軽々凌駕するハイスピードアクションすらこの映画は含んでいます。超面白いですマジで。

頻発されるアクションがもうあれこれ素晴らしいの何の。決して100点満点のアクションではありませんが(その辺は後ほどw)、剣術関係中心に目を見張るハイスピードアクションに文句を言うのはおかしいレベルです。これはもはやアニメの実写化レベルでは無く1級のアクション映画と言えると思います。

そして各キャラクターが魅力的。これは原作の設定×俳優の好演×監督の演出のかけ算がうまくいった証でしょう。

佐藤健のハマりっぷりは相変わらず見事ですねえ。健くんはリアルでスキャンダルが多いのでその辺ネタ的に意識してしまうのですが、映画を見てるときはそんなこと忘れるほどチャーミングで迫力があり魅力的でした。

そして今回の敵役・志々雄真実を演じる藤原竜也がまたハマってるの何の。相変わらず普通の役を演じられない藤原竜也に笑えもするんですが、今回は包帯マスク姿で不気味度満点。しゃべり方も良い感じに恨み節出てて良かったですね。

キャスト陣片っ端から褒めてたら日が暮れますのであと一人だけ。もうね、神木隆之介くん最高ですね。実は神木くんとは地元が一緒でして、それで昔から勝手に親近感を抱いていますw

神木くんの演じた瀬田宗次郎、喜怒哀楽で楽しかないという役柄、これ不気味ですねえ。というかですね、『桐島、部活やめるってよ』で運動できないモテない映画部の前田を演じていた彼が、こんなハイスピードアクションをしてる時点でもう感激ですよ。「前田成長したなあ・・・」とか思っちゃったりもしましたw

剣心と志々雄のメインの対決は後編なので、今回そこまでではない分、剣心と宗次郎の剣術バトルはとても見応えありましたねえ。大久保暗殺シーンの神木くんも最高にハマってて素晴らしかったです。同性の私でこの評価ですので、女性の神木くんファンの方は悶絶するのではないかとw


そんな感じでアクション最高×キャラクター最高、で「面白い!」が連発して気付いたら映画が終わっていた、と素晴らしい時間を過ごすことができました!


良くも悪くも「面白い!」の先は無く、アクションも一部難あり

「面白い!」があれば普通映画としての満足度はそれなりのものになるので、るろ剣にこれは求めては無いですが、

苦悩する登場人物たちに感情移入したり、物語にカタルシスを感じたり、そういった一歩先の「感動」に値するものは特にありませんでした。ここの判断基準は人それぞれで、クオリティ高い本作に感動を覚える方はそれなりにいらっしゃるでしょう。

私の場合は映画が終わった後「いや〜面白かった!」を連呼して、キャスト陣はアクションをピンポイントで「あれ良かった!」「これ良かった!」と褒めちぎる次第。

でしたが、ストーリー全体に思いを馳せたり、何か登場人物の行動や心情あれこれを思ったりしなかったのです。その意味では登場人物たちの感情面での掘り下げにまだ余地ありかなと思いました。

ただし、剣心が行動や決心する描写などは丁寧に積み重ねられていますし、描き損ねみたいな感じではありません。あくまでもその先の一歩まで踏み込まれていないということです。

ただしそこまでは求めてないので「超面白かった!」で良いとは思っていて、不満とまではいかなったりします。その程度です。


アクションに関しては剣術を中心に文句ないどころか賞賛に値するクオリティが連発されていますが、京都大火の部分の集団アクションだけ若干もたつきがあったなと思いました。剣術のスピード感が凄まじかったのでそれ故に余計もたつきが目立ったのかなと。

ただし、これも重箱の隅で敢えて苦言を呈するならレベルですので「超面白い!」の感想を言える本作ではまあ気にする必要が無いレベルかなと思った次第です。


そして『伝説の最後編』へ

8月1日に公開された本作ですが、後編に当たる『るろうに剣心 伝説の最後編』は9月13日に公開となります。続きが超気になるラストでしたが、1ヶ月半なら待てますねw『レッドクリフ』とか後編半年待たされましたからねw

それにしてもラストシーンの憎い終わり方・・・情報解禁されてるので言っちゃいますが、最後に福山雅治が出てきて終わります。この時シルエットでいくつかカット映してから福山雅治の顔を映す憎い演出w

「何で福山雅治出演OKしたの?」

なんて声も聞こえますが、これはNHK大河ドラマ福山雅治主演の『龍馬伝』を本作監督の大友啓史監督が手がけていたところからの繋がりでしょうね。後編での活躍に期待であります。

原作未読でしたが後編どうなるかは原作読んだ方に一通り聞きましたw 後編もなかなか凄いことになりそうですね。最終決戦となるわけなのでアクションシーンを中心に後編も楽しめればと思います。

そんな後編を楽しむためにまずはこの前編『るろうに剣心 京都大火編』、是非劇場でお楽しみください!

※後編である『るろうに剣心 伝説の最期編』の先取りレビューアップ済み!
http://www.cinemawith-alc.com/2014/09/Rurouni-Densetsu.html




『るろうに剣心 京都大火編』基本情報

タイトル
=るろうに剣心 京都大火編

監督
大友啓史

キャスト
佐藤健
=武井咲
=青木崇高
=蒼井優
=江口洋介
=伊勢谷友介
=藤原竜也
=神木隆之介
=滝藤賢一
=福山雅治

ストーリー
「るろうに剣心」(2012)の続編で、原作のクライマックスにあたり、人気の高いエピソード「京都編」を描いた2部作の前編。かつては「人斬り抜刀斎」と恐れられた緋村剣心は、新時代の訪れとともに穏やかな生活を送っていた。しかし、剣心の後継者として「影の人斬り役」を引き継いだ志々雄真実が、全身に大火傷を負わせた明治政府へ復讐を企てていると知った剣心は、逆羽刀を手にとり、単身で志々雄のいる京都へ向かう。


予告編
https://www.youtube.com/watch?v=D-vy1JGodjQ

※後編である『るろうに剣心 伝説の最期編』の先取りレビューアップ済み!
http://www.cinemawith-alc.com/2014/09/Rurouni-Densetsu.html



written by shuhei