『複製された男』感想、何ですかこれは?w [ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『複製された男』感想、何ですかこれは?w [ネタバレなし]


ジェイク・ギレンホール主演の『複製された男』を鑑賞したのでレビューになります。

私的満足度

★★=星2=ん〜イマイチ乗れませんでした。

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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えっと、何がしたいんでしょうか?(笑)

日本では今年公開された『プリズナーズ』という秀作を監督したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の最新作です。『プリズナーズ』が良質サスペンス+問題提起でお見事な完成度だったわけですが、本作に関しては「は〜?w」と苦笑交じりの意味不明さでございました。

しかしですね、決して「許せない!」とか「駄作だ!」では無いんです。イラッとはしません。???に頭が包まれつつ、「あ〜これ監督好き勝手作ってるから監督は超満足してるパターンだw」となぜか微笑ましくなるくらいでしたw


[DVD発売済み]

話の構成は単純で、大学教授のジェイク・ギレンホールが映画を見てたら自分そっくりさんの脇役を発見して会いに行くお話です。これがですね、会ってみたらそっくりじゃなくて瓜二つでまるでクローンのような人だったんですよ。

で、「誰だお前は!?お前はオレか!?」となるわけです。構成はこんな感じで簡単です。問題はその経過の描き方やオチ等なわけです。

サスペンスフルに何かの陰謀に巻き込まれる事もなく、淡々と二人のジェイク・ギレンホールが対面して、周りの人間関係も淡々と浮かび上がるだけの物語の運び。演出は『プリズナーズ』と同じっちゃ同じなんですが、娘が誘拐されてるそれとジェイク・ギレンホール二人が向き合ってるそれじゃまあ緊張感に雲泥の差がありましたね。


解説いくつか読んで「ああ、なるほど!」とはなった

本作はホント意味不明なので配給会社さんも困っちゃったのかネタバレ解説&レビュー投稿ページなるものが公式に用意されています。

これ見て二人の男と二人の女の真意を把握し、母親の存在感を痛感し、蜘蛛に象徴される呪縛的な諸々を痛感しました。

ネタバレは書きませんが、物語の基本構造自体は実はとてもシンプルでございました。まあ浮気いくない!という話っちゃ話ですねw


他にプロット無かったのでしょうか?w

二人の男の対峙、二人の女性、母親、蜘蛛。これらが主要要素となるわけですが、これらを描いてメッセージ性や社会への問題提起をするのであれば、もっとわかりやすいプロットや面白いプロット用意できなかったんでしょうかね?

とも思うわけでありますが、冒頭に書いたように監督の満足度というかドヤ顔感が作品全体から伝わってくるので、これがやりたかったんだろうなとどこか微笑ましくもなったりしますw

ぶっ飛んでいて、わかりにくい作品ですが、物語の真意がわかると全く違った見方ができる作品ですので、色々細かいとこなど詰めてきたい方には楽しめる映画と思いました。

あとジェイク・ギレンホールが二人出てくるので当然ジェイク・ギレンホール好きにはたまらないでしょう。

おしまい。


『複製された男』基本情報

タイトル
=複製された男

英語タイトル
=Enemy

監督
=ドゥニ・ビルヌーブ

キャスト
=ジェイク・ギレンホール
=メラニー・ロラン
=サラ・ガドン
=イザベラ・ロッセリーニ
=ジョシュ・ピース

ストーリー
自分と瓜二つの人物の存在を知ってしまったことから、アイデンティティーが失われていく男の姿を描いたミステリー。大学の歴史講師アダムは、DVDでなにげなく鑑賞した映画の中に自分とそっくりの端役の俳優を発見する。驚いたアダムは、取り憑かれたようにその俳優アンソニーの居場所を突き止め、気づかれないよう監視するが、その後2人は対面し、顔、声、体格に加え生年月日も同じ、更には後天的にできた傷までもが同じ位置にあることを知る。やがて2人はそれぞれの恋人と妻を巻き込み、想像を絶する運命をたどる。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=PCBnoKpAXQU


written by shuhei