『ダイバージェント』感想、ハンガー・ゲームのように作り上げられた世界で展開されるのは何と・・・[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『ダイバージェント』感想、ハンガー・ゲームのように作り上げられた世界で展開されるのは何と・・・[ネタバレなし]


アメリカで大ヒットを記録した『ダイバージェント』、やっと日本公開したので見て参りました。

私的満足度

★★★=星3=普通に楽しめました!

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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『ハンガー・ゲーム』好きとしてはこの作り上げられた世界観は好き!

大きな戦争があった100年後の世界で、平和均衡を保つため5つの派閥共同体が作られ、人々は16歳の時に受ける性格診断でその5つのどれかに振り分けられる。

という『ハンガー・ゲーム』顔負けのコテコテに作り上げられた世界観で展開されるのがこの『ダイバージェント』です。


[DVD発売済み]

設定ありきで運命に翻弄されながらも戦いぬく少女を描く点でも『ハンガー・ゲーム』と似ていますね。主演を演じるシャイリーン・ウッドリーは『ファミリー・ツリー』で主演のジョージ・クルーニーの娘役を演じ一気にブレイク。『アメイジング・スパイダーマン3』への出演も決まっている注目女優です。

そんなシャイリーン・ウッドリーが主演で『ハンガー・ゲーム』っぽいことするとなったら、私とっても期待してしまったわけであります。評価は平均の3つ星とさせて頂きましたが、コテコテ世界観での少女の苦悩や葛藤、そして戦い、こういうのやっぱ良いですね。

一応本作は4部作の1作目という立ち位置なので今回はルールをしっかりと描くことに徹していたのかなと思いました。丁寧にルールを描きつつ、少女の16歳というターニングポイントとその後を描くので間延びしません。あっという間の1時間20分でありました。

作り上げられた世界観で展開される作り上げられたお話はリアリティが無く、そのリアリティの無さが実写でしっかりとディテイルまで描かれる点、むしろたまらない部分がありました。


さながらベストキッド

主人公ベアトリスは異端とされてしまい、生命を追われることになってしまうのですが、一応選択した派閥は勇敢(ドーントレス)でした。

ここで1人の戦士となるがごとく訓練を重ねていくのですが、このトレーニングして鍛え上げられて成長させられる様、さながら『ベストキッド』ですね。また『バットマン・ビギンズ』でもあるでしょう。こういう訓練、鍛錬を重ねて成長してその後に繋がる様、高揚感があってたまりません。


アメリカのティーンにバカ受け

『トワイライト』シリーズ、『ハンガー・ゲーム』シリーズなど、日本では大ヒットせずともアメリカではアメコミ大作並にヒットしたシリーズ。この2つと『ダイバージェント』は共通しています。

そう、アメリカでの大ヒットの主要因がティーン層から圧倒的支持を受けたということです。

皆と同じではない異端の道に進まざるを得なくなり、そこで男と出会いつつも淫らな恋愛はせず愛を模索する。そして苦悩しながらも人生も模索していく様。その主人公がティーンの女の子。アメリカティーン層のヒット条件が『トワイライト』『ハンガー・ゲーム』と同じで揃ってるんですよね。作り上げられたお話も没頭するためのプラス要因として働きます。

単純に感覚の違いもあるのでしょうけれど、日本だとこういうの流行りませんね。私は『トワイライト』は好きじゃなくて『ハンガー・ゲーム』は好きという意味不明な好みですが、『ダイバージェント』も好みが分かれるなと思いました。そしてそれだけでなく、残念ながらほとんどの日本人はこの映画の存在すら知らずに過ごしていくのだろうと思いましたね。


この結末は続きにどう影響するのか?

1つの作品としての起承転結をしっかりと構築してるので「おい!残りは続きかよ!」にはならない作品になっています。ただ結末を迎えたその後の運命がやはり気になるところで、続編ありきの1作目ですので、次以降あのラストが影響していくのだろうと思うと楽しみにもなります。

アメリカでは大ヒットしましたが、超大ヒットはせず。ペイはできてると思いますが続編どうなることやら。

是非みなさんには『ダイバージェント』を見る見ないよりも、この映画の主人公を演じたシャイリーン・ウッドリーを覚えてほしいと思います。今後注目される女優の1人となるでしょうからね。

おしまい。




『ダイバージェント』基本情報

タイトル
=ダイバージェント

英語タイトル
=Divergent

監督
=ニール・バーガー

キャスト
=シャイリーン・ウッドリー
=テオ・ジェームズ
=ケイト・ウィンスレット
=マギー・Q
=ジェイ・コートニー

ストーリー
全人類が16歳になると強制的に5つの共同体(ファクション)に振り分けられ、その中で生涯を過ごすことで平和を築いた近未来世界。少女ベアトリスは、ファクションに振り分けられる「選択の儀式」において、「勇敢(ドーントレス)」「無欲(アブネゲーション)」「平和(アミティー)」「高潔(キャンダー)」「博学(エリュダイト)」のどのファクションにも該当しない「異端者(ダイバージェント)」であると判定される。異端者は、その存在自体が知られてはならず、政府の抹殺対象でもあることを知った彼女は、儀式の結果を偽って「勇敢」のファクションに所属し、名前もトリスに変えて身を隠す。軍事・警察の役割を担う「勇敢」での厳しい訓練で徐々に強さを身につけていくトリスだが、何者かによる異端者暗殺計画が動き出し、その身に危険が迫る。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=sROzAsJ1qds


written by shuhei