何かのファンだからって全て肯定しなくていいんだよ - Cinema A La Carte

何かのファンだからって全て肯定しなくていいんだよ



自分の家族や恋人を愛ゆえに叱ることがあるように、映画の監督や俳優の作品で愛を持った批判をするのは悪いことではありません。ファンだから、好きだからって全てを肯定する必要なんで無いのです。


しかも所詮映画だし。



私の例ですとやはりクリストファー・ノーラン監督ですかねえ。『ダークナイト』3部作、『インセプション』『メメント』など傑作をたくさん送り込んでいます。ホント大好きなので基本的に褒めまくってますし、俗にいう"ノーラン信者"です。

今のところ私はノーラン映画を1本も駄作と思ったことありませんが、12月日本公開の新作『インターステラー』に関して期待をしつつも冷静にそれを楽しみたいなと思っています。そのファンだからといって全て肯定する思考停止には陥りたくないのです。と言っても『インターステラー』は最高傑作フラグ立ってますが(笑)



とノーランの話をしたところで大して参考にもなりませんでしたのでジョー・ライト監督の話をしましょう。

私の歴代ベスト映画『つぐない』を監督し、『プライドと偏見』『アンナ・カレーニナ』などキーラ・ナイトレイと3作コラボしている監督です。

ホント素晴らしい演出センスのジョー・ライト監督ですが、キーラ・ナイトレイのこの3作がセンス良すぎて、『路上のソリスト』と『ハンナ』は傑作とは思えなかったのが事実です。とは言っても2度目、3度目のDVD鑑賞ではしっかり演出を楽しんだわけですが、初見の期待はずれ感は正直ありました。



SNSの時代、映画の感想は外に向けて発信することもあり、何でも良い面を探したくなります。それ自体は良いことです。どんな映画にも何かしら魅力はあります。

しかし、ファンだからと無理にそれを肯定する必要はありません。良いものは良い、悪いものは悪い。悪いものはネガティブに聞こえることもある。だったらSNSでは口を噤めば良い。うまく調整すれば良いのです。



その他エンタメやアーティストでもそうです。ディズニーにおいてシーズンパレードやショーで正直期待はずれの時もあります。ディズニーランドの2013年のハロウィーン?好きじゃないです、はい。AKB48の楽曲、嫌いなものは多々あります。

それで良いのです。

好きと嫌い、その感情に嘘をつく必要はありません。愛を持って好きな監督や俳優作で駄目なものを駄目と思える心を持ちましょう。別にSNSで口になんて出さなくて良いですから。