映画の細かい演出とか意義とか考えるよりもっと大切なもの - Cinema A La Carte

映画の細かい演出とか意義とか考えるよりもっと大切なもの



昨日のコラムが結構評判でした。
映画に詳しくなんてならなくていいし、大半の人はなれない

コツコツ語ってきますね。

第2弾は「映画の細かい演出とか意義とか考えるよりもっと大切なもの」について語りたいと思います。


結論からいくと映画以外の娯楽や趣味を大切にすることです。


映画をたくさん見て監督の名前とか特性とか賞とかカメラマンとかわかってくると「詳しくなった気分」に陥ります。そして演出という深みにハマり、映画において「この映画の◯◯は映画においてどういう意味があるのだろう」とか言い始めちゃうわけですね。

ん?誹謗中傷に聞こえますか?これは誰でもなく大学生の時の私自身ですよ。高校生の時と比べて時間が出来て、私はもうどっぷり映画ライフの大学生活でしたので毎日何かしら見ていたわけです。「詳しくなった気分」に陥ってました。偉そうな口を叩いてました。恥ずかしいです、今思うと。

映画が好きな人同士で細かな演出を語るのは楽しいです。私なんかだとジョー・ライト監督が大好きなのであの繊細な指先の演出を好きな友人と語り合うこともあります。

しかし、映画が大好きで趣味と言える人以外、演出とかどうでもいいのです。面白ければ良いのです。もしくは泣ければ良いのです。



様々な統計データが出ていますが、映画館へ足を運ぶ回数は平均年1〜2回とか。年間で50億円を超えるようなヒット作を見れば何となくわかりますよね。ジブリ然り、ディズニー然り、ジャニーズ出演作然り、アニメ然りです。

大半の人にとって映画はあくまでも様々な娯楽の中の一つでしか無いのです。それで良いのです。仕事でもしてない限り「何で映画を見ないんだろう?」なんて考える必要ないのです。だって他に楽しいことあるんだからそれでいいじゃないですか。


私は映画ブログをやっていて俗に言う映画ブロガーというものだと大手ブログに部類されることもありますが、まあ映画全然見てませんねえ。もちろん一般人よりは見てますが、ディズニーだって行きたいし、旅行も好きだし、お酒も好きだし、写真撮る趣味もあるし、SKE48も好きだし、週末はデートしてるのが良いのです。

映画好きな人と「この演出いいよねえ!!」という会話も良いですが、映画を年に1〜2回しか見ない友人たちと、「風立ちぬ何か良かったわ〜!」とか「アナ雪泣いたわ〜!最高だわ〜!」とか薄くても感情全開で盛り上がったりシーンの再現したり歌ったりするのも凄く楽しいです。


そしてそういう時のふとした言葉に学びや気付きがあったりもするのです。同じ趣味の人同士の会話って楽しく見えて凄くニッチで内輪で生産性の無い会話になることがあります。映画以外でも当然。

それはそれで楽しいですが、その他世界の外の空気を感じ、声を聞き、気付きを得ることが、何よりも人生を豊かにする糧だと私は思います。


だから、私は映画が好きだけれども、たくさんの趣味があるけれども、もっとたくさんの世界を見て、その新鮮な思考で映画をより楽しむ、そんな人生をこれからも送っていきたいなって思ってます。

おしまい。