『LIFE!』感想、閉塞感打開には何よりも殻に籠らず行動すること!背中を押される素敵な作品[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『LIFE!』感想、閉塞感打開には何よりも殻に籠らず行動すること!背中を押される素敵な作品[ネタバレなし]



私的満足度

★★★=星3=普通に楽しめました。

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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『LIFE!』基本情報

タイトル
=LIFE!

原題
=The Secret Life of Walter Mitty

監督
=ベン・スティーラー

出演
=ベン・スティーラー
=クリステン・ウィグ
=アダム・スコット
=キャスリーン・ハーン
=シャーリー・マクレーン
=ショーン・ペン

ストーリー
1936年の創刊から2007年に休刊されるまで、世界で幅広く読まれたアメリカのグラフ誌「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生を変える波乱万丈の旅に出る姿を描く。LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。


予告編


こんな映画です

雑誌LIFEの写真編集を担当するウォルター・ミッティーがLIFE誌の最終号の表紙を飾る写真を求め一大決心をし一歩を踏み出す物語です。同時に平凡な日々を脱却しようと冒険に出る物語でもあります。


[DVD発売済み]

ベン・スティラーが監督&主演となると『トロピック・サンダー』のような悪ふざけ映画が有名ですが、本作はコメディ要素もうまいこと取り入れつつしんみり感動して勇気もくれる、ファンタジー・アドベンチャー・コメディといったところでしょう。

映画の画的にはあまりに飾り気のない日常から始まり退屈な映画を覚悟しましたが、すぐにその不安は払拭される演出が繰り出され楽しく鑑賞することができました。


感想を率直に申し上げますと、

満点を出すほど「凄い!」な映画ではないですが、欠点を羅列するような映画ではなく「心洗われる素敵な映画」でありました。良いです、これ。

現実世界のお話なのですが、ところどころ"わざと"CGまるわかりで空想してることを映像化してくれるのが非常に面白い映画です。エレベーター乗ってるといきなり空想に移って、目の前の人と戦闘が始まってチェイスになって空まで飛ぶとか(笑)こういうお遊びが面白いです。

またその空想からの脱却で現実での感動を得ようとする後半の大自然の映像の美しさもお見事。心の旅が映像のCG→大自然とリンクしてるので感情がとてもわかりやすく私達に伝わってくる映画です。

突拍子もなく後半行動的になってあちこち飛び回るので、この行動に困惑する方も多いようですが・・・これね、B型っぽくて私は好きです(笑)何か突如動きたくなる時ってあるんですよ(笑)

映像のCG→大自然とデジタル→アナログの過程、それと相反する雑誌LIFEの紙書籍→電子書籍の変遷、心は自然によって解放されていくのでこれは作り手としてはアナログの大切さを込めてるのかもしれませんね。「デジタルが悪いわけじゃないけど、最後は心だよ」的な批判までいかない主張を私は感じたりしました。説教臭くないですし素敵だと思います。

今まで気付かなかった自分の魅力や長所を描いてるのも、閉塞感の中で生きてる人には響くのではないでしょうか。私自身は結構好き勝手生きてますので閉塞感は感じてないのですが、「今まで気付かなかった長所」に関しては再考させられました。小さいころ苦手だったものが意外と得意になったり、興味なかったもののプロフェッショナルになったりって結構あるじゃないですか、それです。

私は小さいころから文章を書くのが大の苦手でした。表現力の無さだけでなく、書くという行為のレベルで自信がなかったり面倒だったりしてました。それが今ではレベルは置いておいてブログや寄稿で書き仕事多数ですからね。センスは無いかもですが、まあ読める文章をすらすら書けるようになったので、やっぱ食わず嫌いは良くないなと改めて思いました。

今の時点でまだ苦手と思ったり、手を出してない冒険、たくさんたくさんあります。「ちょっと、この辺でもう1回頑張ってみようかな!」なんて思えましたよ、この映画を見て。

本作はリメイク作品です。1939年発の『虹を掴む男』と1947年に一度リメイクされてます。私まだこの2作品鑑賞してないのですが、時代が違うので筋書きは違うようですね。込められてるメッセージの違いなど比較してみようかなと思います。

今閉塞感を感じてる方々はよりそれが強く感じられ、勇気を得ることができると思います。3月19日より公開です。気になる方は是非ご覧になってみてくださいね。

おしまい。


written by shuhei