『エージェント・ライアン』感想、設定古しも見事なスピード感で魅せる心地よい仕切り直し!続きも見たいぞ![ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『エージェント・ライアン』感想、設定古しも見事なスピード感で魅せる心地よい仕切り直し!続きも見たいぞ![ネタバレなし]



私的満足度

★★★=星3=普通に楽しめました。

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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『エージェント・ライアン』基本情報

タイトル
=エージェントライアン

原題
=Jack Ryan: Shadow Recruit

監督
=ケネス・ブラナー

キャスト
=クリス・パイン
=ケヴィン・コスナー
=キーラ・ナイトレイ
=ケネス・ブラナー

ストーリー
ウォール街にある投資銀行のコンプライアンスと経済テロ阻止を目的としたCIA情報分析班のアナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン(クリス・パイン)。ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチし、上官ハーパー(ケヴィン・コスナー)にエージェントの現地派遣を要請する。しかし、彼から返ってきたのはライアン自身による調査命令だった。チェレヴィン・グループへの監査を装ってモスクワへと飛んだライアンだが、そんな彼に同グループの警護員が襲い掛かってくる。


予告編


こんな映画です

一応本作は仕切り直しの単発映画ですが、原作あり&過去に何度も映画化されている、CIAエージェントのジャック・ライアンを描くお話です。


[DVD発売済み]

トム・クランシーのベストセラー小説を原作に、映画化は『レッド・オクトーバーを追え!』、『パトリオット・ゲーム』、『今そこにある危機』、『トータル・フィアーズ』が製作され、本作は5作目になります。

映画の位置づけとしては007シリースで言う『007カジノ・ロワイヤル』に当たるでしょう。要するにジャック・ライアンがCIAエージェントとして一人前になるまでのお話です。

よって映画として面白かったと評しますが、やはり続きを見たいというのが非常に強いです。作品としては大きな謎など残さず完結になってるのでもやもやなど無く、ポジティブな意味で「続きが見たい!」な一本になります。


感想を率直に申し上げますと

駄作評はそこまで出てませんでしたが、アメリカで一足先に公開された評を見る感じだと「今一歩」感が漂ってたのでほとんど期待せずに鑑賞しました。過去に何度もやってしまってますが、「映画を見る前に映画を決めつけてはいけない」ですね。とっても面白かったです!

料理で言うと、レシピは古臭いんだけど、料理の素材や腕は一流!といったところでしょう。米露対立はもういいです(笑)冷戦終わったんだし(笑)

という大枠の突っ込みを先にしておきますよ。いくら金融絡みでも結局テロ関連なのでロシアの内務大臣が後ろにいてアメリカにテロ計画とかちょっとそれは・・・っていう(笑)料理で言うレシピ、大枠の設定のそこに難ありな本作。まあ原作の延長線で仕方ないのでしょうけども。

というネガティブなことはここまで!逆にこれしか不満はありません。マジで。

その設定はもう大枠なので割り切るとしまして、あとはもう超面白い娯楽性の高いスパイアクション映画に仕上がっていました。スピード感もあって、ダレるシーン一切無し、主役ジャック・ライアンを演じたクリス・パインも最高に魅力的で(スタトレよりいいと思う)、ケヴィン・コスナーやケネス・ブラナー監督自ら演じた悪役っぷりも渋くて素敵でした。

そしてキーラ・ナイトレイが意外と普通の女性を演じてるのも新鮮でよし。大人な女性の魅力がいつも抜群のキーラ・ナイトレイですが、今回は旦那のCIA活動を浮気と勘違いして取り乱しちゃう結構可愛い乙女で、それが素敵でした(笑)

いらないシーンをいくつもいくつもすっ飛ばして必要な情報だけを描いたことが映画のスピード感に繋がっていたと思います。9.11の衝撃から軍隊を志すというジャック・ライアンの動機を描きつつ、そこからいきなり軍隊に入れたシーンに飛ぶなど。ちょっとしたことですが、群の入隊シーンなど省くことでスピード感が生まれます。

本作にもしスピード感がなければ映画の面白みが半減していたとも思います。なぜならアクションシーンが少ないからです。情報戦なのでスピード感を持って畳み掛けていくことで面白みが増してるのです。それでいてわかりやすいんだからもう最高じゃないの。

非常にアトラクション性の高いシナリオ構成。ケネス・ブラナー監督の手腕もあるけど、どうしてここまで見事なのかと思いきや脚本にデヴィッド・コープですか、こりゃ納得です。

最後も「続きまーす」的な感じじゃなくスッキリ終わって良かったです。でもクリス・パイン版のジャック・ライアンはここから始まるんです。興行的に何とも言えませんが、続き、見たいです!

是非!!


こんな人にオススメ

今までのジャック・ライアンシリーズが好きな方。

諜報戦やスパイ映画が好きな方。

クリス・パインが好きな方。

乙女なキーラ・ナイトレイが見たい方。

など。娯楽性高いのでデートでもいけます。


written by shuhei