『8月の家族たち』感想、シリアスさとコミカルさが融合した不思議な感覚の映画、メリル・ストリープ&ジュリア・ロバーツさすが!カンバーバッチ歌声披露w [ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『8月の家族たち』感想、シリアスさとコミカルさが融合した不思議な感覚の映画、メリル・ストリープ&ジュリア・ロバーツさすが!カンバーバッチ歌声披露w [ネタバレなし]


私的満足度

★★★=星3=普通に楽しめました。

【評価の参考値】
★★★★★+・・・満点以上の個人的超傑作!
★★★★★・・・・お見事!これは傑作です!
★★★★・・・・・素晴らしい作品でした!
★★★・・・・・・普通に楽しめました。←平均評価
★★・・・・・・・ん〜イマイチ乗れませんでした。
★・・・・・・・・ダメなもんはダメ!クソ!
※通知表のような5段階評価で、個人的にツボった作品は例外で5+にしています。
ちなみに私は映画は楽しむ&褒めるスタンスなので評価相当甘いです。

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『8月の家族たち』基本情報

タイトル
=8月の家族たち

原題
=August:Osage County

日本公開日
=2014年4月18日

監督
=ジョン・ウェルズ

キャスト
=メリル・ストリープ
=ジュリア・ロバーツ
=ユアン・マクレガー
=クリス・クーパー
=アビゲイル・ブレスリン
=ベネディクト・カンバーバッチ
=ジュリエット・ルイス

ストーリー
オクラホマの片田舎。父親が突然失踪したことをきっかけに、病気のため毎日薬漬けの日々を送る毒舌家の母ヴァイオレットの下に、娘たちが久しぶりに集まる。長女バーバラは浮気した夫と別居中で、反抗期の娘にも手を焼いている。一方、次女カレンは婚約者を連れてきて、三女アイヴィーも恋に夢中。自分勝手な母親とそれぞれの人生を歩む娘たち、そして彼女らを取り巻く男たちの本音が次第に明らかとなり、家族の秘密が暴かれていく。

予告編


こんな映画です

ヤク中のメリル・ストリープ演じるお母ちゃんと娘たちが久々に集結したところ、色々と秘密が暴露されていってカオスになるお話です。ポスターがリリースされた時からコメディっぽさをイメージしていましたが、アメリカのレビューで上がってきたものが賛否どちらも割とシリアスめで「おや?」と思いました。

テイストはシリアスなお話をユーモア交えてというか時にドタバタ劇を交えて描いている感じですね。元々舞台劇のようですが私存じ上げませんでしたので、それ知ってるとまた変わった印象になってくることでしょう。

メリル・ストリープやジュリア・ロバーツ始め、名優集結ですのでその演技が最大の見どころと言えるでしょう。

主演はメリル・ストリープになってますが、最終的にはジュリア・ロバーツ演じるバーバラの心情というかそっちに焦点が定まっていく映画でした。主演女優賞、助演女優賞ノミネートは納得です。



感想を率直に申し上げますと

好き嫌いではあまり好きなテイストの映画では無かったですが、完成度や演技合戦は見事だと思いました。

好き嫌いでの"好きでない"に関してはとても単純で、アメリカ中部の何もない殺風景で乾いた味気ない感じが苦手なのです。近年だと『ルーパー』とかああいう感じの。その中に味がある『ネブラスカ 2つの心をつなぐ旅』等アレクサンダー・ペイン監督作なんかは好きなんですけどね。まあ好みでってやつです(笑)


[DVD発売済み]

さて、元々の趣味柄で最初にマイナスポイントを書きましたが、映画は非常に良くできたものであったなと思ってます。

ストーリーの方に関しては俗にいうドロドロな感じが漂い、街の雰囲気や演出もあって非常に陰鬱な感じです。良い意味で。ポイントは様々溢れてくる真相ではなく、その先の落とし所。最後の最後、全てがきっちりハマるわけではないその先をイメージさせるラストでしたが、非常に素晴らしいものでした。

しかしこのストーリー、本当にドロドロで描こうともできる題材。しかしコミカルさが良い意味で邪魔をしていてそうさせません。これは演出もあるのでしょうが、それ以上に役者の力によるものが強いと思いました。

メリル・ストリープがまずいつも通り期待通りの存在感!そしてそのメリル・ストリープに負けず劣らずで存在感を放つジュリア・ロバーツ。このベテラン女優二人の圧倒的パワーが映画を鮮やかにしていきます。

ユアン・マクレガークリス・クーパーも見事に映画をアシスト。ユアン・マクレガーはこういうのバランス取るの相変わらずうまいですねえ。クリス・クーパー言わずもがな。

そして『リトル・ミス・サンシャイン』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたアビゲイル・ブレスリンちゃんが大人な女性に成長して本作へ出演。意識しないとわからない(笑)


と一人ずつ駆け足で紹介してきましたが、ベネディクト・カンバーバッチについてしっかりと感想述べましょうか。需要ありそうだし(笑) ベネディクト・カンバーバッチと言えばやはりBBCドラマ『シャーロック』のシャーロック・ホームズ約が有名で頭脳明晰なイメージが強いです。『スター・トレック』でもそうでしたしね。

しかし本作ではその逆をいく役にチャレンジしています。本人これやりたかったんでしょうねえ。今までと違う自分を出せる役柄ですし。しかも・・・今回オルガンの弾き語りシーンがwww

良かったですよ。音痴では無かったです(笑)カンバービッチ(カンバーバッチファン)の方くらくらしちゃうかもしれませんねwww 出演時間は長からず短からずでしたが、その中で見事な存在感を放っていたと思います。



映画は家族のやり取りが軸なのでみなさんの家族構成や境遇で映画の印象も変わってくると思います。私は特段波瀾万丈なこともない平和な家庭出身ですので、客観的に楽しんだかんじです。家族でトラブル抱えてる方などは確実に印象変わることでしょう。

娯楽性は少なめですが、しっかりできた映画です。そして"家族"ということに関しては家族の有無関係なしに全ての方が意識したことあるでしょうからその意味で多種多様な感想が日本でも出たら面白いなと今から楽しみです。

日本公開は4月18日です。お楽しみに。




written by shuhei