最低最悪プレミアイベントも、映画は楽しめた『ウルヴァリン:SAMURAI』。日本を舞台にウルヴァリンが逃避行の妙味、とんでも日本もご愛嬌!【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

最低最悪プレミアイベントも、映画は楽しめた『ウルヴァリン:SAMURAI』。日本を舞台にウルヴァリンが逃避行の妙味、とんでも日本もご愛嬌!【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]

何から何まで残念だったジャパン・プレミアにがっかり

9月13日公開の『ウルヴァリン:SAMURAI』。
その前にサクッと8月にジャパン・プレミアのレッドカーペットイベント&特別試写会へ参加してきました。

映画の感想をお伝えする前に最低最悪もレッドカーペットイベントに関しても記録しておきましょう。映画が好きになって様々なイベントに参加したり、劇場で鑑賞してきて、こんな最低の日は今までありませんでしたし、きっとこれから先もないでしょう。

具体的にあれこれ書いたら怒りのあまり1万字超えそうなので割愛しますが、
要するに列作らせといて配布された整理券には各ブロックしか書かれてないものだったのです。つまり1番に並んでAブロック、100番に並んでAブロックの区別が付かない。

実際15時半に列を作った際、人が押し合い、転倒する方も出る始末。流血された方もいたようですが警察署へ報告したのでしょうか。私はDブロックの20番くらいでしたが、押し問答も嫌なので普通に並んだところ100番くらいの位置に追いやられてましたね。

というか17時まで列絶対作りませんと言っといて15時半に作るっていうね。朝早くに整理券もらって17時前に再び来られた方々はもっと後ろだったと思うと…何だかねえ。とにかく最低最悪のイベントでした。

全ては当日の運営の悪さに帰結するわけですが、その責任を負うのは映画の配給である20世紀FOXですよね。当日怪我人が出ないようにと思い改善を求め電話しても現場把握してないというまさかの回答で唖然。全くもう。

詳しくはTogetterまとまってましたのでそちらを参照頂ければ当日の最低の様子がおわかり頂けると思います。
http://togetter.com/li/555611

さて、そんな最低気分×疲労困憊からの映画鑑賞でしたが、映画は楽しめました!
普通のモチベーションで行ったらもっと楽しめるの必須なのでかなり良かったんじゃないかなと思います。


ヘンテコ日本もご愛嬌

さて、気を取り直してここからは映画の話を。
ここからは基本的にただ褒めますのでご安心を(笑)

[DVD/Blu-ray発売済み]
『ウルヴァリン:SAMURAI』、名前の通り日本が舞台。
日本に対して失礼な描写はありません。そこが素晴らしいです。
ただし、相変わらず矛盾はありまくり!(笑)でもいつものことなのでそこは楽しむポイントだと思ってますよ私は(笑)

今回は文化的矛盾は真田広之がアドバイザーをしたこともあり最小限。
楽しむべき矛盾は地理関係です。ざっとメモってたのは以下のような感じ。


ウルヴァリン 増上寺出たら 秋葉原

秋葉原 走って逃げたら 高田馬場

高田馬場 走って逃げたら 秋葉原

秋葉原 走って逃げたら 上野駅

新幹線 上野発でも 博多行き

新幹線 都心の中でも 300キロ走行

鞆の浦 なぜか劇中 長崎県


どうでしょうか(・∀・)

作り手の意図は明確でしょう。
実際東京で撮影した様々な映像の使いたい部分を合わせたってだけ。
なかなかのツッコミどころですがこれは楽しみましょう!
だってちゃんとロケしてるんだしいいじゃない(笑)


そんなツッコミどころがあったり、忍者が出てきたり、街中で警備員が銃構えてたりまだ色々あるのですが、外国から見た日本を楽しめる素敵なシーンだったと思います。



逃避行と生と死の物語

さて、物語の方ですがウルヴァリンがTAO演じるマリコと逃避行するだけの物語と言っても過言ではありません。いい感じに日本の観光PR映画としても機能します(笑)
ただちゃんと日本で撮影してるのと、アクションがあちこち入るのとで全然飽きません。

そしてウルヴァリンは不死身の治癒能力を失ってしまいます。それ故に銃で撃たれた傷が治らず大変なことに…

そんな物語。ストーリーの具体的な言及は避けますが今までのシリーズ作で負った心の傷等が悪夢として登場したりもするのでその辺り一本と映画であると同時にXメンシリーズの一本としても楽しめます。

ラストも素敵でした。

コミックの映画化であり、いい意味で内容薄いです。
他の方が褒め言葉としてこんな表現をされていました。

物語は心底どうでもいいけど楽しめた。

この表現がベストの映画だと思います。
もちろん褒め言葉として(笑)



TAO&福島リラの大活躍が素直に嬉しい

さて、本作はヒュー・ジャックマン主演で、敵役に真田広之なわけですが、二人の演技はホント素晴らしいです。真田広之の貫禄たるや…さすがの領域であります。

それ以上に本作で素晴らしかったのがTAOさんと福島リラさんのモデル出身コンビ!
TAOさんの美しさたるや…
福島リラさんの凛とした強さたるや…

二人共素晴らしい存在感で、見終わったとどっちが好きかで友達と論争できるほど。
もちろん二人共素晴らしいという前提で。

お恥ずかしながら私福島リラさん今まで存じ上げませんでした。
TAOさんもモデルやってるというくらいしか。
しかしモデル出身でスタイルが良いのも相まってその存在感たるやお見事でありました。

是非二人の大活躍をご覧ください。


ジェームズ・マンゴールド監督安定の演出

ジェームズ・マンゴールドという監督は本当に多才な監督です。
今までの映画を並べるとその統一の無さに驚きます。

『君に逢いたくて』
『コップランド』
『17歳のカルテ』
『ニューヨークの恋人』
『“アイデンティティー” 』
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』
『3時10分、決断のとき』
『ナイト&デイ』
『ウルヴァリン: SAMURAI』

統一感の無さ、何でも撮れるという才能の持ち主なのです。
この中だと、『17歳のカルテ』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『3時10分、決断のとき』辺りが好きですね。ホント多才な監督であります。



エンドロール後を見逃すな!

さて本作、『ウルヴァリン:SAMURAI』ってタイトルですが日本限定です、まさかの(笑)センス無さ過ぎ←

原題は『The Wolverine』なのでウルヴァリンのスピンオフはこれでおしまいということがタイトルからも見て取れます。寂しいと思ったりもするわけですが、結果として熱狂して劇場を後にしました!

そう、エンドロール後のおまけ映像、いやおまけにしては豪華で長めの映像で本シリーズ見事に繋がるのです!これ以上は何も言えません!

とにかくエンドロール始まった瞬間に席を立つなんてことはやめましょう!

Xメンシリーズ、今までのシリーズをご覧になられていた方がもちろん楽しめますが、これが初めてでも大丈夫でしょう。余力がある方はシリーズ様々あるのでチェックしてからご覧になってみてください。

そんなところでおしまい。


基本情報

タイトル
=『ウルヴァリン:SAMURAI』

原題
="The Wolverine"

監督
=ジェームズ・マンゴールド

出演
=ヒュー・ジャックマン
=真田広之
=TAO
=福島リラ

ストーリー
カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンは、ある因縁で結ばれた大物実業家・矢志田に請われて日本を訪れる。しかし、重病を患っていた矢志田はほどなくして死去。ウルヴァリンは矢志田の孫娘マリコと恋に落ちるが、何者かの陰謀により不死身の治癒能力を失うというかつてない状況に追い込まれる。

予告編



written by shuhei