映画自体が "トリック" 『レッド・ライト』【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

映画自体が "トリック" 『レッド・ライト』【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]




基本情報
日本語タイトル
『レッド・ライト』

原題
"Red Lights"

監督
ロドリゴ・コルテス

出演
キリアン・マーフィ、シガニー・ウィーバー、ロバート・デ・ニーロ、エリザベス・オルセン

公式サイト
http://gacchi.jp/movies/red-light/

ストーリー
科学者のマーガレット(シガーニー・ウィーヴァー)とトム( キリアン・マーフィ)は、超常現象の科学的解明の研究に没頭していた。そんなある日、30年前に引退したはずの超能力者サイモン(ロバート・デ・ニーロ)が復帰するというニュースが世間を騒がせる。マーガレットはその昔、サイモンの超能力のうそを暴くため彼に挑んだ経験があり……。(シネマトゥデイより)

予告編







感想
超能力者サイモンに対して科学者二人がその真相を科学的に解明しようとする話。
つまりトリックを暴く映画です。
超能力者サイモンの超能力者とは?仕掛けとは?そして映画の結末は?

という感じで映画の紹介が成されている本作。
トリックを暴く過程を私たちは予想できるか、できないかという面白さがあります。
そしてこの手の映画は"ネタバレ"してはいけないのでレビューが書きにくですw

超能力者サイモンは本当に超能力者なのかどうか?
本物ならなぜ本物なのか?
偽物ならトリックはどういったものか?

↑この3行自体が実はトリックでもあります。
サイモンのトリック云々もそうですが、映画の"トリック"を見破れるか見破れないかが重要です。


この画像を宣伝で使う時点で"仕掛け"にもなってます。
もうホントネタバレしたくて仕方ないですw

私は本作を楽しめました。
正直言って途中で仕掛けに気付きました。
しかし、それでも楽しめましたよ!

仕掛けがわかると作品の見方が変わります。
ここで興ざめしてしまうとそれまで。
仕掛けを元に"ある人物の感情"を想定するとドラマ性が増して余韻を楽しめます。


主人公はキリアン・マーフィ
ロバート・デ・ニーロは全面に出た宣伝がされていますが、
主人公はあくまでもキリアン・マーフィ演じるトムです。
科学者としてデニーロ演じるサイモンへ挑戦していくのです。

その過程で様々な超能力者紛いの事件が起きます。
悲しみに支配され追い詰められていくトム…
最後彼がサイモンと対決するシーンはなかなかの見応えです。

シガニー・ウィーバー演じるマーガレットはサイモンと過去に因縁が。
それもあり、今回はトムと一緒に科学的解明を行なっていきます。
しかしサイモンは強い…本当に力があるのかどうか…



まとめ
トリック映画は今までも数多く作られました。
やはり傑作はクリストファー・ノーラン監督の『プレステージ』でしょう。
しかしトリック映画は"トリックが全て"という認識を持たれてしまい、それがわかると興ざめしてしまう方も多数。

よって『プレステージ』も賛否真っ二つとなっていますね。
あの映画はトリック映画の構造を持ちつつ、二人の男の苦悩やトラウマを描いたドラマなのです。
その視点で見れば何度も楽しめる重厚な映画として成り立つのです。

この『レッドライト』も同じです。
正直言って『プレステージ』に比べれば薄いと思いますし、俗にいう"オチ"が非現実的です。
しかし、"オチ"はあくまでも作品の印象を変える仕掛けなのです。
そこから"どう楽しむか"が大切なのです。

あ、問答無用で良かった点を1点!!
オープニングロール!
『セブン』ぽくてスタイリッシュで素敵でしたよ!

楽しむも楽しまないもあなた次第。
トリックを見破るか見破らないかもあなた次第。
さあこの挑戦、受けて立つか(見るか)、立たないか(見ないか)、これもあなた次第w