楽しみたかった…楽しめなかった…『オズ はじまりの戦い』orz【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし] - Cinema A La Carte

楽しみたかった…楽しめなかった…『オズ はじまりの戦い』orz【映画紹介/2013年公開作】[ネタバレなし]



基本情報
日本語タイトル
『オズ 始まりの戦い』

原題
"Oz: The Great and Powerful"

監督
サム・ライミ

出演
ジェームズ・フランコ、ミラ・クニス、ミシェル・ウィリアムズ、レイチェル・ワイズ

公式サイト
http://www.disney.co.jp/movies/oz-hajimari/home.html

ストーリー
傲慢ながらも、どこか憎めない奇術師のオズ(ジェームズ・フランコ)。ある日、気球に乗り込んだ彼は竜巻に遭遇し、カンザスから魔法の国オズへとたどり着く。そこは邪悪な魔女に支配されており、人々は予言書に記された魔法使いオズが国を救ってくれると信じていた。その魔法使いと同じ名前だったことから救世主だと思われたオズは、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)に引き合わされた東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)から、南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の退治を頼まれる。(シネマトゥデイより)

予告編




感想(一気に語り下ろし)
ネット見てる感じだと賛否真っ二つになっている本作w

単刀直入に言いますと、私は全く楽しめませんでした。
しかしそれは映画の出来云々によるものではなく完全に好みとスタンスの問題です。
よってこの映画、楽しめるに越したことはないです。
これから見る方は是非楽しんで観てください!w

私が楽しめなかった理由は『スパイダーマン』3部作嫌いからくるサム・ライミ監督アレルギーという気持ちの問題があるのですw
どうも好きになれないのです。ファンの方ごめんなさい。
食べ物の好き嫌いと同じで、嫌いだからと言って好きな人を否定してるわけではないので許してくださいw

さて、あれこれ楽しめなかった要素を書いてもつまらないので、
そんな中でも楽しめた要素をまとめたいと思います。


本作のオープニングから30分ほど、これは文句なしに面白かったです。
凝ったオープニングロールから気球で飛び立つシーン。
レトロな雰囲気が漂い、2013年の映画を見ている感じが全くしませんでした。
その画面から伝わってくる雰囲気が非常に心地よかったです。

そして気球で飛び立ち、そこからカラー映像へ。
この切替で一気にカラフルな世界へと観客を誘います。


そしてオズの王国へ着いてから出会う猿のフィンリーと陶器の少女がとても愛らしいです。

ちなみに陶器の少女の声を担当してるのはジョーイ・キングちゃん。
『ダークナイト・ライジング』で奈落から這い上がる"あの人"の子供時代を演じた彼女です。
『ラブ・アゲイン』などでも印象的な演技を見せている天才子役です。

この辺りの描写、当然CGてんこ盛りなわけですが、
陶器の少女は歩いたり跳ねたりする描写がいちいち可愛かったです。
そういったディテイルにこだわった感が出てるところ、非常に素敵でした。


と無難にまとめ始めましたがやっぱり全編楽しめなかったのでまとまりませんw

本作はファンタジー映画。
つまり作られた"世界観"に入り込めなければもうおしまいなわけです。
冒頭書いたように私、サム・ライミ監督アレルギーw

よって最初から楽しもうという姿勢で観てないのです。
よろしくないです、はいw
しかしディズニー好きですし楽しめるかなとも思ったのですよ。
でもやっぱりダメだったわけですよw


おそらくなんですが、この映画が序章の域を脱してないのが原因だと思うのです。
オズの序章的な部分である本作。続編製作も決定しています。
それ故に中途半端に映画が終わるのです。

数々製作されてきた序章映画には傑作から駄作まであります。
好き嫌いによるものもありますが、どちらへ転ぶかのポイントの1つが
"続きを観たい"と思えるかどうかだと思うのです。

「何か中途半端に終ったね」
だと印象よくないのです。言ってしまえば消化不良。

「この後どうなるんだろうね!」
だと好印象で続きが観たくなるわくわく感を抱けるのです。

『バットマン・ビギンズ』は1つのストーリーが完結して続きを期待させました。
『ホビット 思いがけない冒険』はストーリー終わらずとも続きを観たくて仕方なくさせました。
どちらもワクワク感を抱かせてくれたのです。

その点本作は中途半端感が私の中では先行してしまったのです。
それが映画を楽しめず、振り返っても特に何も感じなかった理由だと思います。

ただ、たくさん映画を観てきたのでこうも思います。
「思い入れがあるとどんな駄作でも楽しめる」と。
私はオズ関連の原作等一切読んだことがありません。

それら原作や過去作などを堪能してオズの世界に詳しくなった状態で観たらもしかしたら楽しめるかもしれません。
なので楽しめなかったと連呼してますが、楽しめなかっただけで最低の映画とは思ってません。

その点『ダイ・ハード ラスト・デイ』とは大違いなのですw
あれはダメなもんはダメですw



CGてんこ盛り感が溢れている映像は時に不愉快ながらも時に美しくうっとりできました。

ジェームズ・フランコは『猿の惑星』や『127時間』の方がやっぱ合ってます。
ミラ・クニスも『テッド』のコミカル演技の愛らしさが好きです。

とそこへは不満もありましたが、
レイチェル・ワイズとミシェル・ウィリアムズはとても良かったですね。
元から好きな女優さんだというのもありますがw

どうも楽しめず注意力散漫な状態で過ごしてしまった時間。
基本映画は何でも楽しむのですが今回はちょっと態度からしてよろしくなかったです。

反省も込めて原作を買ってこようと思いました。