"Skyfall"の歌詞を映画に即して和訳してみた!アデル(Adele)が唄う『007スカイフォール』のテーマ曲 - Cinema A La Carte

"Skyfall"の歌詞を映画に即して和訳してみた!アデル(Adele)が唄う『007スカイフォール』のテーマ曲


アデル(Adele)が唄う『007スカイフォール』のテーマ曲"Skyfall"の歌詞を映画に即して和訳してみました!


前のブログで最多アクセスを頂いたAdeleの"SKYFALL"の映画的翻訳歌詞。
新ブログへ移行したのでレイアウト修正して再掲します。



この曲で面白いのが、歌詞の解釈で様々な論議が起きていることです。

Skyfallは"Sky fall(空が落ちる)"ではありませんよー!!
Skyfall=スカイフォール=ジェームズ・ボンドの出生地です!!

なので歌詞中の"Skyfall"は"スカイフォール"と地名で訳します。
しかしそれを知っていても、映画を観てそれを知っていても解釈が割れるのです。

ということで私の解釈を書きます。
それでは「歌詞→訳文→解説」の括りでまとめていきます。

1番=敵役シルヴァの語り
歌詞
This is the end
Hold your breath and count to ten
Feel the earth move and then
Hear my heart burst again

訳文
もうこれでおしまいだ
だから覚悟して息を止めて10まで数えよう
地球が動いているのを感じる、そしてそこから耳を澄ます
心臓がまた激しく脈を打ち始めているのがわかる

解釈
MI6所属時代の拷問された際、カプセル自殺を図ろうとした時の記憶。
毒が身体を巡ったが死ぬことはできなかった。
映画内だと捕まってMI6に拘留されている時、
M相手に死のうとした時の苦しみを語っている。それがベースの話。



歌詞
For this is the end
I've drowned and dreamt this moment
So overdue I owe them
Swept away I'm stolen

訳文
もうこれで終わりだろうけれど、
こういう終わり方を今までずっとずっと夢に見てきた
遂にこの時が来た、早過ぎるってわけじゃない 運が尽きただけだ
だから波にのまれたように、姿を消すんだ

解釈
映画のクライマックス、スカイフォールの教会で遂にMを捕まえたシルヴァ。
Mと頭をくっつけて、一発の銃弾で二人で死のうとけしかけるシルヴァ。
その時の気持ちを表したもの。



サビ=サビは毎回同じだが1番のこのサビはシルヴァの語りと考える
歌詞
Let the skyfall
When it crumbles
We will stand tall  And face it all together
Let the skyfall,
When it crumbles
We will stand tall And face it all together
At skyfall
That's skyfall

訳文
スカイフォールは忘れていい
全てが崩れ落ちる時
胸を張って、一緒に受け止めよう
スカイフォールは忘れていい
全てが崩れ落ちる時
胸を張って、一緒に受け止めよう
スカイフォールで

解釈
シルヴァとM、罪を犯した二人がここで死ぬという決意がシルヴァにはある。
「スカイフォールは忘れていい」=死ぬ場所なんてどうでもいい、Mと死ねれば。
「スカイフォールで」=場所はどこでもいいから、今ここ、スカイフォールで死のうということ。



2番=ボンドの語り
ちなみに1番がボンド、2番がシルヴァではないか、という解釈もありますが、
「スカイフォールが出発点」なのはボンドだけなので私が2番がボンドという解釈です。

英語
Skyfall is where we start
A thousand miles and poles apart
Where worlds collide and days are dark
You may have my number, You can take my name
But you'll never have my heart

訳文
スカイフォールは私達の出発点
そこは遠く離れた場所
そこで対立が生まれ、失意の日々が始まった
世界がぶつかり合い 日々に暗闇が立ち込めたら
ナンバーや名前は譲ってやってもかまわない
しかし、魂だけは絶対に売らない

解釈
1000マイル=1600キロですが、スコットランドのスカイフォールから1600キロ離れるとフランスとかオランダに到達してしまい、映画のストーリーと絡みません。よって、1000マイル=遠く離れた場所という広義の意味で捉えました。

"ナンバー"の解釈が大論争で"電話番号"とか"住所"とか出てますが、これって”007”のナンバーではないのでしょうか。

007の意味はイギリスの秘密諜報機関MI6で殺しのライセンスを持つ者のナンバーです。つまり001、002、003〜といるわけです。その中の007ナンバーはジェームズ・ボンドに与えられています。

よって、007のナンバーだって、ボンドという名前だってどうでもいいという意味です。これは映画の後半、ボンドがMとスカイフォールへ逃避行をする決意でしょう。その行動は首相の許可無く行なっていること。この逃避行でMI6を首になっても構わない。ボンドはMへの忠誠を尽くし、守りぬくという決意で行動に出ているという解釈。



サビ=1番と同じですがボンドの語りと今回は考える
歌詞
Let the skyfall
When it crumbles
We will stand tall  And face it all together
Let the skyfall,
When it crumbles
We will stand tall And face it all together
At skyfall

訳文
スカイフォールは忘れていい
全てが崩れ落ちる時
胸を張って、一緒に受け止めよう
スカイフォールは忘れていい
全てが崩れ落ちる時
胸を張って、一緒に受け止めよう
スカイフォールで

解釈
シルヴァとの戦いの地がスカイフォール。
そのスカイフォールで最後の決着を付けよう。
ここで受け止めようという決意の表れ。


3番=Mの語り
歌詞
Where you go I go
What you see I see
I know I'd never be me without the security
Of your loving arms keeping me from harm
Put your hand in my hand and we'll stand

訳文
あなたの行くところへ私も行き、
あなたが見るものを私も見るけれど、
私はきっと自分自身になることはできないわ
あなたの愛にあふれた腕は、私を危険から守ってくれる?
手を握って一緒にこの時を耐えましょう

解釈
ボンドと共に逃避行を始めたMの気持ち。
不安を口にしたいけれど、ボンドは部下であるため
上司としての威厳は崩すわけにはいかない=不安を露わにする自分自身にはなれない。
シルヴァに追い詰められてもボンドが守ってくれる不安と期待。
でも今スカイフォールまで追い詰められたのだから、
ここで最後の戦いをするしかないという決意。


サビ=1番と同じですがMの語りと今回は考える
歌詞
Let the skyfall
When it crumbles
We will stand tall  And face it all together
Let the skyfall
When it crumbles
We will stand tall And face it all together
At skyfall

Let the skyfall
We will stand tall
At skyfall

訳文
スカイフォールは忘れていい
全てが崩れ落ちる時
胸を張って、一緒に受け止めよう
スカイフォールは忘れていい
全てが崩れ落ちる時
胸を張って、一緒に受け止めよう
スカイフォールで

スカイフォールは忘れていい
胸を張って受け止めよう
スカイフォールで

解釈
ここはボンドの時とほぼ同じ意味


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以上が私の解釈です。
細かい部分が正しくても、間違えていても、
何となく映画の内容、特にボンド、シルヴァ、Mの語りのように思えますよね。

1番がボンド、2番がシルヴァ説もなかなかありなんですよね。

ボンドはオープニングで一度死にかけてるので1番の歌詞が当てはまるのです。
2番がシルヴァの場合、冒頭の「スカイフォールが始まり」のところは謎ですが、
「スカイフォールから1600キロ」=シルヴァの本名Tiago=スペイン
という解釈が可能です。

そして00ナンバーなんていらない、でもMのへの復讐はする、
という解釈が成り立ちます。

こっちの方がしっくりくる気もするのですが、
やはり「スカイフォールが始まり」が引っかかるので私は2番=ボンド説を立ててます。
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以下のブログでも歌詞の和訳が行われておりました。
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2012/11/skyfall-adele.html
http://ameblo.jp/daruma-korokoro/entry-11374196776.html

特に1本目はコメント欄でかなり論議が繰り広げられており面白かったです。


とにかく映画のストーリーと照らしあわせて解釈していくと、
とんでもなく深い曲だとわかります。

これが映画『007スカイフォール』、そしてアデルの"Skyfall"の魅力なのでしょう。