『ビル・カニンガム&ニューヨーク』感想、世界一カッコいいじいさんここにあり!![ネタバレなし] - Cinema A La Carte

『ビル・カニンガム&ニューヨーク』感想、世界一カッコいいじいさんここにあり!![ネタバレなし]



『ビル・カニンガム&ニューヨーク』基本情報

タイトル
=ビル・カニンガム&ニューヨーク

監督
=リチャード・プレス

出演
=ビル・カニンガム
=アナ・ウィンター
=カルメン・デロリフィチェ
=トム・ウルフ
=エディッタ・シャーマン

ストーリー
ニューヨーク・タイムズ紙で人気ファッションコラムと社交コラムを担当する名物フォトグラファー、ビル・カニンガムを追ったドキュメンタリー。50年以上にわたりニューヨークの街角で毎日ファッショントレンドを撮影し、ニューヨーカーたちに愛されているカニンガム。しかし、親しい業界人ですら、そのプライベートを知る者はほとんどいないといわれている。そんなカニンガムに2年間にわたり密着し、カニンガムの知られざる私生活や仕事ぶりを映し出す。

予告編
http://www.youtube.com/watch?v=x2HU-iaiPgo


感想「圧巻・・・!!」

海外旅行は多々行けど、なぜかニューヨークに上陸したことのない私。『フレンズ』『ゴシップガール』とニューヨークが舞台のドラマも大好きでニューヨークにニューヨークに行ってないのに地図を覚えてるほどの私(笑)今年は上陸したいと思います!

そんなニューヨーク、このビル・カニンガムというじいさんがいることもちろん知ってました。けれどファッション業界で働いてるわけでもないので詳しくは知らなかったわけです。そのじいさんの生き方に迫ったドキュメンタリー映画が本作です。

・じいさん自体が魅力的なので見どころは全て!

じいさんが魅力的過ぎて映画もドキュメンタリー映画を突き抜けて超傑作と言わざるを得ません!!ニューヨークを自転車で縦横無尽に疾走し気に入った人の社員を撮るじいさん。じいさん自体はお洒落でもなく食事もジャンクフードばっかり。住んでるのもボロいアパート。何なのこのじいさん!?

「彼の撮ったファッションは半年後にはブランドとなっている。」と言われるほど業界に絶大な力を持つじいさん。『VOGUE』の編集長のアナ・ウィンターも「私は彼の為に服を着てるのよ」と言うほど。じいさん、今まで詳しく知らなくて本当にごめんよ。

ファッションはその服単体ではなくその人自身を表すものだとじいさんは言ってます。それは難しいハードルではありますが、言ってしまえば自己表現ができれば誰でも社交界に出る権利があると言ってるようなものです。じいさんの評価基準何て素敵なんだ!

じいさんは本当に素晴らしいものを求めていてそこに柵はありません。なのでお金を貰わないし、企業のパーティーとかもほぼ行かない。じいさん凄えよ。そのブレなさ凄えよ。

しかしそんな凄えじいさん当然波瀾万丈もあったわけで…家族と共に通った教会に今も通うじいさん。きっと家庭を犠牲にしてきた部分もあるのだろう。じいさん…泣かさないでくれ…。

何事もブレない生き方とはこうもカッコよく美しいものなのか!と思いました。そうじいさんに熱狂してしまうドキュメンタリー映画であったわけなので、この映画は傑作以外の何物でもないわけであります!!


12月1日追記)じいさんのDVD

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